君がいない

天仕事屋(てしごとや)

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君がいない

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目が覚めたら

君がどこにもいなくて

探しても探しても探しても

いない


わかっていたよ

本当は

でも知りたくなかったし

いなくなって欲しくもなかった

ただ君と少しでも

一緒にいたかったから

だから

気付かないふりをしていた

少しでもここが

君の逃げ場になればいい

一時の温もりが

誰のものでも

君にとってはどうでもいいことかもしれない

でも 一時

君がここにいることが

僕にとっては

一番嬉しいことなんだ

ここへ帰ってきて

もうここは僕一人の場所じゃない



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