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朝
しおりを挟む人は、
顔を上げる高さで
見える景色が違ってくる
下を向いて歩くと
小川の水の中に
泳いでいる魚が見える
真っ直ぐに前を見て歩くと
草木が群れている所や
川が繋がっていることや
そこに集まる鳥達が見える
上を見上げると
高い所に浮かぶ白い月や
広い空に薄っすら漂う雲を感じる
どの高さで
何を感じながら
生きるかは
ここに生まれた本人が
自由に選べる事なんだ
そういう事は
ただの好みであって
良いか悪いかは
存在しない
他の人の好みを
勝手に批評する事は
全く意味のないことで
何をどこから見ているかは
人によって違う
だから 言う事も
やる事も
みんな違うのが当たり前なんだと
つくづくそう 思うんだ
応援ありがとうございます!
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