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天仕事屋(てしごとや)

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note 1 営業マン りひと 38歳

第四話 家族にとって

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面と向かって言い合いしてた訳じゃ無かったけど、ずっと嫁との間の空気が冷たくてしんどかったんだと思う。

他にも思う事は色々ある。
嫁に対しての不満は山ほど、、。

、、でも、、、あいつらの事は、、
これから3人で大丈夫かな、、
俺いなくて、、
金は、、生命保険入ってたよな、、
親もまだ元気だし、家族が暮らす分はなんとか心配ないかな、、

あとは毎日の生活には俺居なくても支障はないのかな、
俺、家事もしなかったし、子育ても風呂以外は嫁に任せっきりだったからなぁ。
行事には参加してたけど、子供達にはけむたがられてたし、、
俺が居なくなって少しは寂しく思ってくれるのかな。

、、、ていうより、
俺って家族にどう思われてたのかな?
ただお金を運んでくれるだけのマシンみたいに思ってたのかな?
案外、俺が死のうが生きようがどっちでも良かったか?

、、じゃあ、、俺にとっては
嫁さんと子供って、何だったのかな、、、。




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