俺に7人の伴侶が出来るまで

太郎月

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再会編

大神殿にて2

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「お散歩ですか?」と女性が尋ね、教皇は頷いた。

「風が気持ち良かったもので」

「ああ、嬉しいです。お身体の調子が良いのですね」

心から嬉しそうに女性は微笑む。

「それにしてもこんなに遠くまで…お付きの方はいらっしゃらないのですか?」

男性が心配そうに言う。
2人は教皇の権威に怯んだり畏まったりしない。尊敬する恩師にでも接するような態度だ。

「こんなヨボヨボのおじいさんでも1人になりたい時があるんですよ」

胸に置かれた手は随分と骨が目立つ。教皇はもう太れないのだ。そもそも食もかなり細いらしい。
そんな人の自虐ネタを笑える人間が果たしているのか。

「そうですね。魔塔主の方がよっぽどヨボヨボですが、しょっちゅう1人になってますし」

ジンの発言に2人が目を見開いた。教皇と魔塔主、国の二大トップをヨボヨボ発言したのだ。

「…魔塔主殿は相変わらずのようですね」

教皇は静かに広がる波紋のような笑い声を漏らす。その笑顔に2人は安堵し、ジンも微笑んだ。

「…お久しぶりですね、ジン殿。あの日以来ですか。今日はシヴァ司祭に会いに?」

あの日。神殿と狩猟ギルドの和解の日。
記者を呼び、ヘリオスを含む数人の枢機卿や神官達、そしてガラン、ルイス、西部と南部、北部からは副ギルド長や代理ギルド員が参加した小さな式典を行ったのだ。
全員が慌ただしく、短い式典はすぐに終わった。
だから大した話はしていない。ただ、初対面の時から随分と友好的な態度で、教皇はジンに接してくる。

「ご無沙汰しております。ええ、残念ながらまだ仕事中のようですが」

「ああ…シヴァ司祭のこの時間は、聖書の朗読会ですね。もう少しで終わりますよ。…良ければ、終わるまで私に付き合ってはくれませんか。暇潰しにでも」

深い青い瞳が見詰めてくる。ジンは歩み寄り、「お供します」と片手を差し出した。その手を見て、教皇は申し訳なさそうに微笑み、細過ぎる手を置いた。

「お知り合いなのですね」

「ジン様がご一緒なら安心です」

教皇を見守っていた男女はそう言って、別れの挨拶をすると離れて行く。

「大丈夫ですか?」

2人の姿が消えてすぐに、ジンは教皇の顔を覗き込んだ。支える手は震えているし、顔は陽の下にいて尚も青白い。

ジンが手を差し出したのは、自立しているのも辛そうだったからだ。

「……ええ、大丈夫です。お手数を掛けて申し訳ない」

「どこか座る場所でも」

と言っても、ここは建物から随分と遠い。地べたに座るしかない。

「いえ、少しだけなので。ここで大丈夫ですよ」

教皇は微笑むまま、2人が祈っていた墓石へと目を向けた。ジンは首肯し、教皇の見ている方へと顔を向ける。

ポピーの花が風に揺れた。

フィルとドラゴはまだクッキーを食べている。バスケットを片腕に引っ掛け、ドラゴがクッキーについて演説をしているので、いつもより食べ終わるのが遅いようだ。フィルはお座りして、大人しくドラゴの話を聞いていた。

「……貴方はどうしてここに?」

独り言のような教皇の呟き。ドラゴ達へ向けていた目線を隣の教皇へ向け直す。

「うちの食いしん坊の鼻が、クッキーの匂いに釣られてしまったからです」

「ミシェルのクッキーですね」

教皇は囁くように笑って、片手にクッキーを掲げるドラゴを見た。

「…ミシェル…あの子は不器用でね、でも何事にも一生懸命で手を抜かない子です。一生懸命過ぎて、少々暴走する時もありますが、夫のミゲルが上手にサポートしてあげてます。あの2人は、とても良い夫婦です」

「ああ、仲睦まじいなと思いました。…使用人の名前も、全員覚えてらっしゃるんですか?」

「…………いいえ、全員ではありません。覚えている名前もあれば、忘れてしまった名前もあります。私もう、おじいちゃんなので」

「おじいちゃんじゃなくても忘れる事はありますよ、覚えられない事も」

「そうですね、何も特別な事ではありません。……ただひとつ言えるのは、2人の名前は最期の瞬間まで忘れない、忘れてはならない、特別な名前です」

教皇の手が、弱々しくも微かに握り締めるような動きをしてきた。

「私は、罪人です」

絞り出した声には、罪悪感が満ち満ちている。
真っ直ぐと見詰めるのは、2人の息子ラエルの墓。青い花とかすみ草のブーケ。

「………教皇、もしかして」

ジンはふっと疑問が湧いた。問いかけようと顔を向けた時だ。数人が慌てたように、こちらへ向かって来ていると気配を察した。
途切れたジンの意識に入り込む、教皇の声。

「私は、あの家族の幸福を心より祈ります。その為に、私はこれからも罪を重ねるつもりです。裁きに甘えてはならない。この身が灰に変わる時、共に朽ちてしまわなければ」

聖句を読み上げるような、柔らかくも強い声だ。

「私の罪は『審判の時』に裁かれる事でしょう。……そうでなければ、ならないのです」

決意と信念の込められた横顔に、光が降りてくる。

浄化カタルシス

年老いても尚、その光の強さはシヴァと同等だ。




「教皇様!!」




複数の足音、先頭に立つ神官が教皇を呼ぶ。「お庭にいらっしゃらないので心配しましたよ!」と駆け寄ってくる。その神官も若くはないので、老体に鞭を打って探し回っていたのだろう。ゼェゼェと呼吸荒く、汗だくだ。

教皇は振り返り、神官に両手を伸ばし、労わるように肩を掴んだ。

「ああ、申し訳ない事を。気分が良かったもので、久々に天使達に会いたくなったのです」

「せ、せめて、誰かに一言……ひっ!あ、あなたは…!」

汗を拭った神官が、横にいる気配に気付いて顔を上げた。ジンと目が合うと、聳え立つ壁のような威圧を勝手に感じて慄いている。

「ジン君!」

更に後ろから駆け寄ってくるのは、待ち望んでいたシヴァだ。無言、無表情で神官を見下ろしていたジンだったが、目線がシヴァを捉えると無意識に微笑んだ。
急激に柔らかくなった空気と表情に、神官達までドキッとする。

嬉しそうに駆けてくるシヴァへと、ジンからも歩み寄る。ぶつかるんじゃないかと言うほど近付く2人に、神官達は顔を赤くして釘付けになっていた。

そのままキスでもしそうな空気だからだ。

教皇も「おやおや」と見守っていたが、流石にキスはしなかった。シヴァが胸の中に収まるように立つと、どちらともなく手を握っただけだ。

「いつお帰りになられたんですか?」

『お帰り』の響きにジンの目尻が下がる。

「ついさっき」

「本当ですか?お待たせしませんでした?」

「待つ時間もそう悪くない」

「………どっちですか?あんまり待ってない?それとも長く待ったんですか?」

「どっちにしてもお前に会えたら全部吹っ飛ぶ」

「答えになってませんよ!」

のらりくらりとした返答にシヴァが怒る。待たせたなら謝りたいらしい。しかし謝罪などいらないし、怒るシヴァが可愛いので、つい揶揄ってしまう。
愉快そうに笑うジンに、シヴァはムッとしながらも頬を赤らめる。

「んな事より、仕事はひと段落した?もし、まだ忙しいなら 「ひと段落しました!だからジン君もここに居て下さい!」 …部屋で待つよ」

「えっ…!!?」

最後まで聞かず、「日を改める」とでも言われると思ったのか、言葉の途中で声を張ったシヴァ。百面相のようにころころ変わる顔に、ジンはついに吹き出した。

カア~ッと音が出そうな程にシヴァの顔が赤くなる。

「お前は何を1人で…」

「うっ…だ、だって…いつも顔を見たら行ってしまうので……だから、その……うう…」

「そうだったな。タイミング合わなかったから。大丈夫、今日はこれからゆっくりするつもりだから。お前が仕事残ってても待ってるよ」

腕の中へと抱き込む。胸の間でチャリッとシヴァの十字架の音がする。シヴァの手も背中に周り、強く抱き返してくる。

すりすりと首元に頬擦りし、幸せそうに頬を緩めるシヴァ。ふと、肩越しに教皇と、教皇を取り囲む神官達に気付いて、目を見開いた。

「きょっ………っ!!?」

思わず全力でジンを押し返そうとしたシヴァだったが、当たり前にビクともしなかった。
胸を押す力に気付いたジンが、腕を緩めて自ら離れた。

「え、なに、ごめん」

「い、いえ…私が非力なだけですし…人様を押そうとした天罰です…」

手首を痛めたようだ。摩る手首をジンも覗き込み、一緒になって摩ってやった。

「…契約上の関係と」

もだもだしていた2人に、教皇が口を開いた。神官達の顔色は様々だ。恐れ、警戒、侮蔑、嫌悪、羨望。その視線はジンに注がれていたのだが、教皇の言葉で逸れた。

きっと苦言を呈してくれると、神官達は期待したのだ。

「心配しておりましたが、杞憂でしたね。仲の良い姿を見れて安心しました」

「きょ、教皇様…!あ、あのような不埒な行為を見過ごすのは…」

「そうですね、微笑ましいですが、少々はしたないのも事実。シヴァ司祭、ジン殿、身体の過度な接触は人目のない所でお願いいたします」

「も…申し訳ありません…お恥ずかしい限りです。以後気を付けます」

真っ赤な顔をすぐに下げたシヴァを見て、ジンも頭を下げた。微笑む教皇を前に神官達は何も言えない。

「ええ、お2人を信じます。……久々の再会のようですし、お邪魔虫は撤退しましょう。私は部屋に戻ります。付き合って頂けますか」

周りにいる神官達を見回し、差し出された手を取り、教皇達は去って行く。
白い集団が遠去かり、霊園内は静かになった。
そっとシヴァがジンを見上げる。

「………ジン君、教皇様と一緒だったんですか?」

「うん?ああ、少しだけな」

「そうなんですね。…どうして『ポピーの揺籠』に?ここは幼い子供達の霊園ですよ」

「シバ!クッキーがあるぞ!食え!」

にゅっと横からドラゴが姿を現した。人が増えた時、しっかりと『隠密』を使い隠れていてくれた。フィルは飽きたのか、通路の端に寝そべっている。

「ドラゴ君、お久しぶりですね。クッキーを下さるんですか?ふふ、ありがとうございます」

「ジンも欲しいか?欲しいだろ!」

「くれんの?」

「オレ様は天才だから、数がわかる」

バスケットの中を見るドラゴ。確かにちゃんと2個残しているようだ。しかし少し無言で中を見詰めた後、大きめのクッキーを手に取ると、半分に割って突き出して来た。

「にこだ!!!」

「確かに2個だな…」

笑いを噛み殺しつつ、半欠けのクッキーをジンは受け取る。シヴァも嬉しそうに「いただきます」と指に摘んだ。口に放り込む。素朴な甘みに、ザクザクとした硬めの食感。

成程、手作りの旨みがある。うまい。

ドラゴはフィルの元へと飛んで行き、最後のクッキーを割って半分こしていた。

「………これ」

隣でクッキーを一口食べたシヴァがポツリと溢す。何かを思い出したような声だ。

「どうした?」

「……このクッキー、手作りですよね?どなたが作られたんですか?」

「ああ、ここの使用人だよ。ミシェル、と呼ばれてた。旦那はミゲル、だったか」

「………お会いしたんですか」

「うん?ああ、ドラゴがクッキーの匂いに誘われて来たら、墓参り中の2人が居たんだ。お供物だと言うのに、ドラゴがねだったもんだから…子供から取り上げた形になんのかな」

無意識に2人が手を合わせていた墓を見た。

「……大丈夫です、ちゃんと届いております。何より、あそこには誰も眠っておりませんから」

シヴァの声に顔を向けた。どう言う意味だ、と思う気持ちと、もしかして、の気持ちが混ざり合う。
クッキーの残りを口に含み、シヴァは「美味しいですね」と呟いて、ジンに微笑みかける。

「私の部屋で話しましょう。……これもきっと、神々のお導きでしょうから」

手をそっと握ってくるシヴァ。
つまり外では話したくない事なのだろう。ジンは頷き、ドラゴとフィルを呼んだ。
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