俺に7人の伴侶が出来るまで

太郎月

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魔王編

歯車の軋み11

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王国東部の海上を飛ぶ、8つの人影が浮島に次々と上陸した。

「リィン、ありがとう。結構飛んだけど、魔力は大丈夫?」

最初に着地したヤマトが後ろを振り返り、最後に着地したリィンへ声をかけた。
白いフードマント姿のリィンは、こくりと頷いて見せる。ヤマトも頷き返し、正面へと顔を戻した。

大きな城がある。魔王の為に誂えたような黒い城だ。老朽化による影響か、ヒビ割れはあるし、所々崩れ落ちてもいるが、それでも城の形は成している。

「………これが、魔王城」

「とても強い保護魔術の気配を感じます……」

ヤマトの呟きに、聖女フローラが胸の十字架を握り締め、身を震わせながら周囲を見渡した。
朽ちているし枯れてはいるが、草木も残ったままだ。だが至る所に海の生き物達が横たわっていた。

「……海から上がって来たって、マジっぽいな。その割に濡れてる感じはねぇけど」

浮島の出現について噂されていた話を思い出し、バンダナ頭のアイザックも辺りを見渡す。

「この辺りの地面まで保護魔術が掛けられていると言うことですの?」

ローズが令嬢らしく扇子で口元を押さえながら、ぞわぞわとする禍々しい気配に眉を顰める。

「この状態で海から上がって来たってことなら、そうだろうね。範囲もだけど、こんなに長い年月を保護するって、とんでもない規模の魔術だよ。こんな古臭い城を後生大事にするなんて、無駄な労力にしか思えないけど」

被っていたフードを脱ぎ、ヴァレリオはせせら笑う。

「じゅ、術者が居なくても保護魔術は残ってるんだね…」

小さな従魔を連れたテイマーのノアも震えている。従魔の何匹かも同じく震え、毛を逆立てたり、唸り声を上げたりと警戒心を見せていた。

「魔王にとってここは唯一の安息の地。我が家のようなもの。……逆に、ここにしか居場所がない。だから執着してる」

抑揚のないリィンの声。ギャアギャアと鳴いて旋回する空の魔物達を見上げる。
ここはまだ城門前だ。頑丈そうな大きな扉の隙間から、城内を彷徨く魔物の姿も見える。

「……魔物、集めていたのはこの為?」

城の周りは断崖絶壁。陸続きでもない浮いてきたばかりの島に、魔物がいる訳がない。

「そう簡単には突破させないぞって事かな」

騎士のオーウェンが愉快そうに笑った。余裕のあるオーウェンに呆れたり、頼もしく思ったりと、仲間の反応は様々だ。

「リィン、カケラはもう残ってないんだよね?」

オーウェンがリィンを振り返る。リィンは頷いた。

「て事は、道案内もなしか。自力で魔王の居場所を見つけ出さないとね」

「……本当に良かったんですの?魔王の跡を追う為とは言え、カケラを壊すなんて」

不安げにローズが扇子の下で口を動かす。フードを被ったままのリィンを見詰める目に、ほんの少し猜疑心が浮かんでいた。

「ローズ、それについてはちゃんと話し合っただろ。……王国が魔王のカケラを放置し過ぎていて、俺達が集め始めた時にはもう遅かったんだって」

ヤマトがフォローに回る。ローズはバツが悪そうに勝気な目を逸らした。

「でも、魔王のカケラを壊したら、魔王は力を取り戻すんじゃありませんの?そういう物だから、カケラ集めは復活を阻止出来るのだと理解してましたわ。それなのに道案内の為だけに、魔王に力を戻すなんて…」

「仕方ねぇじゃん。魔王の居場所を探す方法が他になかったんだからよ」

ぶつぶつと呟くローズにアイザックが肩を竦めた。

「それともお前は代替案を出せたのかよ?」

「それは……」

「ほら見ろ。これだから口だけのヤツはいけ好かねぇ。魔王が復活しちまったんだ。最短で居場所見つけられるなら、それに越した事ねぇだろ」

アイザックは指先で何かを潰す仕草をした。

魔王のカケラは壊すと黒い煙になり、風に乗るように消えていった。他の者には見えなくなったが、リィンは跡を追えた。
だから魔王の居場所を特定出来たのだ。

「カケラは『力』じゃない。『意識』」

呟かれた言葉は小さく、誰も聞き取れなかった。首を傾げるローズの前へとリィンは歩み寄る。

「ここまで来たら何だろうともう同じ。怖気付いても行くしかない。キミを誘拐から救ってくれたヤマトに恩返しすると言ったよね、アレも口だけ?」

「ち、違いますわよ!!行かないとは言ってませんわ!!!」

ローズは顔をカッと赤らめ、リィンに怒鳴った。「そ」と肩を竦めたリィン。「ケンカは駄目だよ」と駆け寄ってくるヤマトへと向き合う。そっとその頬へと片手を添えた。

「ヤマト、大丈夫。キミが来た意味がここで報われる。もう少し頑張ろう」

単調な声の割に、優しげな言葉。ヤマトは拳を強く握り締めて頷いた。

「……うん。────行くぞ!」

勢いよく振り返り、ヤマトは踏み出した。各々威勢よく声を上げ、武器を手に持つと駆け出す。
城門は軋む音を響かせて、開いた。

「…歓迎されているね」

ヴァレリオが呟く。音に気付いた魔物達が集まり出す。

「雑魚に用はねぇんだよ!!」

アイザックがヤマトよりも前へと颯爽と飛び出し、握ったダガーを振るい、魔物の一頭を斬り付けた。怯んだ魔物をヤマトが切り裂き、横から飛び込んでくる魔物をローズの氷の茨が止める。
フローラはリィンの魔法で浮いた状態で、自らを守る結界を張り、オーウェンがランスでまとめて魔物を薙ぎ払う。ヴァレリオは自らの魔術で出した蔓の上に乗って地面を滑り、周囲を炎で燃やす。
透明なイヌガミに跨ったノアの従魔達も次々と『体積変化』で体のサイズを変えながら、魔物と取っ組み合う。ルパは目にも見えない速さで飛び掛かり、魔物を噛み殺していく。

魔物は上空からも襲い掛かってくる。それでもヤマト達は城の扉に無事辿り着いた。開いている隙間から中へと滑り込み、オーウェンが扉を閉めた。激しく扉を打ち付ける音は聞こえたが、無理やり入ってこようとする魔物はいなかった。

「……静かです、不気味なほどに」

フローラの小さな呟きさえ木霊しそうな静けさに包まれている城内。絨毯や調度品は風化しており、辛うじて何があったか分かる程度で温かみなどはまるでない。無人の廃墟。ひび割れた壁に割れた窓ガラス。辛うじてぶら下がっているシャンデリアに、落ちて粉々になったシャンデリアもある。足元にはそれ以外にも何かが割れたのだろう瓦礫もたくさんあった。

空気は重く、暗く、冷えている。

「お化け屋敷みたいだ」

ヤマトは呟き、一歩踏み出した。その瞬間、地面が大きく揺れた。フローラの悲鳴、ヤマトはすぐに引き返して転びかけていた彼女を抱き締め、近くに居たローズの手も握った。三人でしゃがみ込み、辺りを見る。
ヴァレリオとノアは白い熊の魔物の下に四つん這いになっていて、アイザックは壁を掴んで窓の外を見ている。扉に寄り掛かっていたオーウェンが叫んだ。

「扉が開かない!!!」

崩れ落ちるようなら外に出ようと、扉を開けようとしたがビクともしない。
城は唸り声のような音を立て、天井や壁からバラバラと細かな塵を落とす。

「……島が」

窓の外を覗いていたアイザックが目を見開いて呟いた。

「島が浮いてる」

先程出発した東部海岸の砂浜が下へと消えていく。その言葉にヤマトとオーウェンも揺れる中、窓へと走った。見えていた景色が様変わりしている。数日世話になった港町などもう見えない。王国の豊かな緑が遠くに下方に見えるだけだ。
上空で揺れが止まった。虹色の薄い膜が島全体を包み込む。島に結界が張られたのだと、感知に優れたメンバーは分かった。

「閉じ込められたんだ、島ごと。………こんなエピソードもなかった。俺の知識ってほんと役に立たないな…」

自分の無力さを悔いるようにヤマトは眉を顰める。

「援軍は望めないって事か」とオーウェンが笑う。

「そんなもの王国が出してくれる訳ねーべ。最初から期待もしてねぇ」とアイザックも笑う。

「ボク達だけで余裕でしょ。魔王もバカだね、自分から逃げ道を潰したようなものだよ」とヴァレリオが裾を叩きながら言う。

「で、でも、島が落ちたら…」と自分より大きな白熊を撫でながらノアが不安げに言う。

「リィンがいる。その時は、頼むぜリィン」とヤマトはリィンを振り返った。

「……大丈夫、そんなことにはならないよ」とリィンは緩やかに首を振った。

まだしゃがみ込んでいたローザとフローラの元へヤマトは引き返し、2人を立たせる。

「怖いかもしんないけど、もう少し俺に付き合ってくれる?」

「…今のは、少々驚いただけですわ。ご心配なさらずとも最後までお付き合い致します。男連中だけでは少々頼りないですもの」

「わたくしもです。これも神の試練に他なりません。行きましょう、ヤマト様。神の御遺志を示す時です」

2人も目から怯えが消えた。ヤマトは嬉しそうに頷いた。

「みんなが居るなら、俺は何も怖くない。行こう、魔王の元へ。ついて来てくれるみんなの為にも、俺が絶対、平和な世界を守ってみせる」

再び踏み出す一歩。静かな城内に響く複数の足音。反応するのは城内に潜んでいた魔物達だ。上階に向かうにつれ、破損も激しく潰れた通路や部屋も多くなる。当然のように仕掛けられたトラップを回避しつつ、突然襲い来る魔物の相手もし、ヤマト達は進行した。

城の最上階、元は玉座の間だったフロアは、柱が等間隔に並んだだけのだだっ広い広間になっている。部屋の奥、唯一残されている石造りの玉座に深く座り込むロキがいた。
高い位置に連なる大きな窓。覗く空を眺めて、唇が僅かに開いた。

「また勝手なことを」

呟きは静寂の中に溶け込み、ほんのりと口端を吊り上げる。

「まあ良い、邪魔が入らないのは此方も都合が良いからな」

真っ黒い瞳が、潰されずに残る扉を見詰めた。勇者が入って来るならあそこから。

.
.
.

数時間後、最上階の扉の前にヤマト達は到達した。
背後でガラガラと瓦礫の崩れる音がする。登って来た階段が落ちたのだ。それも左右の壁に潰されるように。

「絶対に逃がさない気だな」

瓦礫に塞がれた階段だった場所を見て呟く。塞がれたのはここだけではない。
通る道、通る道、全て潰されて来たのだ。

「逃げる気なんて、さらさらないのに」

ヤマトは前方の扉を見た。周囲を調べにいってくれたアイザックが戻って来て、「ここ以外の扉は開かないようにされてる」と首を振る。「罠の匂いしかしないですわ」とローザが言う。誰もがそう思ってる。

「でも、行くしかない」

「では皆さん、ここに集まって下さい。一度回復しましょう」

「ありがとうフローラ」

フローラを中心に円形の白い光が全員を包み込む。失った魔力は戻ってこないが、怪我が治っただけでも十分だ。

ヤマトは扉の前に立った。大きな扉だ。本来ならば開ける役が数人必要だろう。だがヤマトは両手をついて1人で両開きに開けた。錆びた蝶番が金切声を上げる。重い扉だ。しかし、唐突にふっと軽くなり、扉が勝手に開き始めた。

太陽光が窓から注ぎ込んでいるが、広すぎる部屋の中心部は暗い。その暗い部分はまるで真っすぐと引かれた絨毯のように、部屋の中央奥へと続いている。壇上に玉座があり、黒い人影が足を組んで座っていた。

「待ち草臥れたぞ勇者。城の中を散策でもしていたのか?」

「あれだけ魔物を配置しておいてよく言うぜ。本当は辿り着いて欲しくなかったんだろ!」

ヤマトは剣を構えた。魔王が立ち上がる。毛先まで真っ黒な長く豊かな髪を靡かせ、黒より黒い目を細めて、数歩前へと出る。ヤマトの背後に居たメンバーもそれぞれの配置へと走り、構える。
魔王が指を鳴らす。扉は大きな音を立てて閉まった。

「そんな事はない。待ち遠しく思っていた。───”勇者”を縊り殺す、この機会をな」

右手を見せる魔王。

「まずは余興だ。さあ、掌で踊れ」

床の至る所にブウンと円形の影が広がった。影から魔物が現れ、様々な鳴き声や威嚇音に室内は包まれる。

「みんな無茶はしないで。確実に仕留めていこう」

リィンの言葉を合図に、全員が威勢の良い返事をした。ヤマト、オーウェン、アイザックが魔物の群れへと駆け出す。彼らの脇を抜けて襲い来る魔物達を迎撃するのは、ノアの従魔達。そしてヴァレリオとローザの魔術だ。
フローラは後方支援のノアとリィン、自分を守る結界を張る。

魔王は壇上から愉快そうに微笑んで見下ろしていたが、誰かが使った魔術の風圧か、どこからともなく入り込む隙間風か、頬を擽る髪の毛に気付き、目を逸らす。髪を掴み、持ち上げて眺めた。白い指に真っ黒い毛。
視界の端で、ヤマトが稲妻のように魔物の間を縫って接近している姿が見え、ぱっと手を離す。

ヤマトは力強い跳躍で壇上まで飛び込んだ。

「『オートアクショ────」

魔王の真横に着地。立ち上がりながらスキルを切り替えようとして思わず声が出た。別に口にする必要はなかった。気合が声に出ただけだ。だが、その声は続かなかった。

「──……ジンさんのことは、もう良いんですか」

ジンの顔が過ったからだ。本当に自分を殺すつもりなのだろうかと思うほどに殺気立っていた。魔王ロキが消えた事に切羽詰まっているのだと、余裕なんてないのだと、ひしひしと伝わってくる怒りだった。

それほど大事にされていたのに、どうして。

魔王は眉ひとつ動かさず、何なら何を言ってるのかも理解出来ないような顔をしていた。そして笑った。冷笑だった。
次の瞬間、ヤマトは淡い光により引っ張られた。足元から黒い影が蔓のように伸びてきて、ヤマトの足を掴もうとする。届かず、ヤマトはリィンの前へと着地した。

「ヤマト、惑わされないで。魔王は元々『人間の形』をしただけの魔物。倒してきた奴らと何ら変わらない。でももっと邪悪なもの」

遠目から見ていた筈のリィンに見透かされていた。ヤマトは「ごめん」と呟いて、深く息を繰り返す。
雑念を捨てる。
あれは人じゃない。
誰かの大切な人じゃない。
倒されて、世界が平和になれば、ジンさんだって分かってくれる。倒すべき存在だったんだって。あれは、殺さなければならない存在なんだ、て。

「オーウェン、アイザック。俺に合わせて」

「あいよリーダー」

「仰せのままに」

3人は凄まじいスピードで魔物を切り捨てながら駆け抜ける。ほぼ同時に地を蹴る3人。それぞれが強い魔術を身に纏い、壇上に立つ魔王の眼前に飛び込んだ。

「うおおおおお!!」

今度は迷いなく振り上げた剣。
ヤマトの剣も、オーウェンのランスも、アイザックのダガーも剣気術で光っている。
魔王は3人を目の前にしても驚きもしない。躊躇いもなく魔術を放とうとしたのだが、ふと鼻先を過った匂いに気を引かれた。

(…まただ、木の匂い。いや、森か?どこから)

そして気付いた。身体が動かない。
刹那の時間だった。
だが魔王にはゆっくりと感じる時間だった。

急激に身体が後ろへと押されるような感覚。そう、感覚だ。『魔王』は、『ロキ』の魔力に押し負け、肉体のコントールを奪われた。ただの影になりロキの背から洩れ出てしまう。黒かった毛先が白んで灰色に変わり、目の端から紫の光が虹彩の色を塗り替えていく。

「貴様!何をッ……───何って、終わらせるだけだ。此奴らの物語をな」

影が空気を震わせ声を上げた。同じ口で同じ声で、違う抑揚。紫の目に戻った『ロキ』が笑う。
身を守る為の防御魔術も強化魔術も解除し、腕を広げた。奴らの剣を胸に受け止める為に。
風圧で少し浮いた襟の隙間から、赤い愛属紋が覗く。




────お前の為なら、この身が朽ちても良い




切っ先が届くまで、後少し。 




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