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夏の思い出〜弾丸香川県〜その2

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 「♪」

 朝6時。私はいつものよく分からないアラームの音楽で目を覚ましました。

 「眠・・・準備するかぁ・・・」

 布団から起きた私は、とりあえず一緒に行く友達に連絡し、その辺に転がってたパンとコーヒーを朝食とし、友達からの返信を待ちました。


 しかし、待てど暮らせど返信は来ないのです。45分には家を出ないと間に合わないというのにも関わらず・・・遅い、遅すぎる・・・

 そう、察しのいい諸君らは分かるだろうが、この時友達はベットで気持ちよく夢の中だったのです。

 さすがに時間が無くなってきた。私は友の携帯に電話をかけまくり、起きてくれるまでイライラしながら待ちました。

 「やめてくれ!さすがに起きないのはマズい!!」

 その時である。「おはよ今何時?」と寝ぼけた声が電話越しに聞こえてきました。私はすかさず「時間やばいで!5分着替えて降りてこいや!!」と言いました。


 「マ?そんな時間ない・・・?あっ、もうやばいやん・・・ガチやん・・・急ぐわ」

 そう言って電話を切られました。私は出る準備万端だったので、財布と筆箱しか入ってないリュックを背負い、家を出ました。

 夏とはいえさすがに朝6時となるとそこまでめちゃくちゃ暑いという訳ではなく、とても過ごしやすい気候でした。
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