超能力組織ブラート

第四章 魔界

高月黄河と優人

時間軸を元の異界帰りに戻る

「これからどうしますか、魔神の情報集めは？」
と、ブラートの皆は話をしていた。
「まずは魔界行くための方法が先じゃな。」
と、マスターは言った。
「そういえば、魔界に行く方法の手掛かりを持ってる組織、アルゼットさん知らない？」
と、七海が言った。
「知ってると言えば知ってる。魔界の研究はアルフバが行っていたわ。」
と、アルゼットが言った。
「アルフバって人工超能力組織の？」
と、マスターが言った。
「優人が、アルフバを破壊した事実は残ってる。だから実際、魔神に行く方法はわからないに等しい。」
と、アルゼットが言った。
「だがアルゼットさん、アルフバの書物は残ってるはずだが？」
と、マスターが言った。
「それが、アルフバの基地は全て世界政府に任された。世界政府超能力組織部、通称
ライトセブン。あなたたちも十分にその脅威を知っているはずよ。」
と、アルゼットは言った。
「まさか俺たちの上司の上司が仕切ってるのか。さすがに無理だね話し合いは。超能力組織委員会より上だしな。」
と、近藤が言った。
そうこう話していてる途中ブラートに向かう一人の男が居た。
「いるか？ブラート」
と、ドアをどんどんとバンバンと蹴る男が現れた。
「なんだ貴様？」
と、西城が出た。するとその男は
「ふん、受けとれ。優人に渡せ。」
と、感じ悪い形で西城に優人当ての手紙を受け取った。
「優人、手紙だ。」
と、西城は優人に手紙を渡した。

手紙の中身
「ライテルア・ルートランス？」
と、優人が手紙の中を呼んだ瞬間優人はワープした。
「わー優人！」
と、西城は驚いた。優人は謎の空島に飛ばされた

謎の空島
「ここは、どこだ？」
と、優人が言った。そこは辺り一面何もない草原が広がっていて、中央に巨大な心臓らしき物が動いていた。優人は心臓に近づいた。
「来たか、久しぶりだね優人君。」
と、一人の男が優人に話しかけた。
「覚えてないかね？私は高月黄河、君の叔父だ。」
と、男は言った。
「叔父？叔父は僕が６歳の頃行方不明で死んだって聞いたけど。」
と、優人が言った。
「さすがにまだ信じられないか？まぁ今は信じなくてもいい時期が来たらわかる。優人君を呼んだ理由はね、今さっき面白い話を耳にしたからね。」
と、黄河は言った。
「盗聴ですか？」
と、優人は聞いた。
「そうだ、私は魔神の話をした人々の話が勝手に頭に入る。私は今神から直々に魔神の監視を頼まれている。そこで魔神の封印を解くものを抹殺する任務が与えられている。つまりここは封印石の中だ。」
と、黄河は言った。
「盗聴はまあ許せないけど、僕たちの手助けをしてくれるんですね。」
と、優人は言った。
「まぁなぜブラートが魔神を探しているかわからんが、デルタリカを倒すなら魔神の契約を消さないといけない。魔界にいきたいなら、酒井ひなという女をさがしな。」
と、黄河は言った。そして酒井の写真を渡した。
「わかりました。」
と、優人は言った。
「それと、優人もう一つ話が、このバッチに見覚えないか？」
と、黄河はポケットにしまってあったバッチを見せた。
「これは、確か、、アルフバのものでは、まさか人工超能力を知ってるのか。」
と、優人は言った。
「まぁ知ってる、バッチを優人にやろう。これがあればアルフバ基地内に入れるだろう。」
と、黄河は言った。
「話は以上だ。武運を祈る」
と、黄河は言って、優人をブラートの元にワープさせた。
「最近魔神の心臓が激しい。私も、もう時間がないか、、、ゴホ。」

ブラート基地
「優人が帰ってきたぞ。」
と、大騒ぎしていた。
「優人が拐われたと思って全力で探したんだぞ。」
と、西城が言った。
「西城さん魔神の手掛かりがわかりました。」
と、優人が言った。

ブラート会議。
「なんだと、デルタリカはやはり魔神と契約していたか。そしてその、酒井ひなっていう女を探せば魔界に行けると、（それにしても酒井ひな、めっちゃ美しい女だ。)、そしてまさかアルフバ基地にも行けるようになるとはな。何かヤバいことが起きるかのように事が進んだな。」
と、近藤が言った。
「よしブラート全員、酒井ひなを探すことと、アルフバにいき資料を手に入れることを最大目標としデルタリカから魔神契約を破壊する。」
と、マスターは言った。

一方魔界では

「おい貴様何をしている」
魔物たちが一人の男を警戒していた。
「お前たちは今からオイラの味方してもらうぜ。」
と、男は言ったそして
『フレンズ』
と、言った。そして、その男はありとあらゆるものに烙印をつけた。
「さあ、お前らは堕天使戦争の国王軍の味方をしてもらうぜ。」
と、言って魔界の者二千体以上と一緒にきえた。魔界は今混乱状態にある。

一方デルタリカ
「ブラートがなにやら動き出したぜマスター」
と、男が。
「そうか、まだ作戦は決まってない。様子を見よう。それよりライダス諸島の組織の件はどうなってる。」
と、デルタリカが言った。
「奴らの狙いは」
「そうか、遠くない未来に三界戦争がまた始まるのか。」
と、怪しい話をしていた。