3 / 30
第2話 悪夢のはじまり *
しおりを挟む
夕星館には窓がなかった。
今、何時なのか分からない。先ほど、シュテッレに小腹を満たしておくように言われたから、いよいよ客が来るのだろう。
僕は二階にある小さな部屋をあてがわれた。
部屋の大部分を占拠しているベッドの上で、カルマン合金でできたアクセサリーを外せないか試してみる。
しかし、首輪も腕輪もまるで僕の体と同化したかのように、ぴたりと嵌まっている。
僕は疲労を覚え、ベッドに身を投げ出した。
うとうとしかけた時、シュテッレの声が聞こえた。
「ウィルレイン王子。大広間においで」
「……嫌だと言ったら?」
「無理に連れていくまでさ」
シュテッレの桃色の瞳が輝いた。
僕の体はマリオネットのように操られた。自分の意志に反して、足が勝手に動いて階段を下りていく。
「さあさあ、みなさま。ご覧ください。今は亡きナシェル王国の王太子、ウィルレイン・ガーランドですよ」
「……ナシェル王国は終わっていない」
大広間には、仮面をつけた男女が集まっていた。
顔を隠しているものの、身につけているアクセサリーによって大金持ちであることが分かる。紫色の口紅を塗った女が、僕を指差して軽やかに笑った。
「わたくしは遠慮しておくわ。矜持ばかりが高い坊やが、ベッドの上で使いものになるとは思いませんもの」
「マダム・ヴァイオラ、そうおっしゃらず」
「シュテッレ。私が買おう」
手を挙げたのは、白い顎髭を伸ばした老人だった。
こんな年寄りに何ができるというのだ。
僕が挑発的なまなざしを返すと、老人は皺っぽい口元に笑みを浮かべた。
「ユーディットとの二頭立てでいいかな?」
「はい。今宵はユーディットも空いております」
「では早速楽しもうじゃないか、亡国の王子様」
シュテッレの魔法によって、僕は一階の部屋へ連れて行かれた。
同時に指名されたユーディットという名の青年は、すでに半裸だった。
「私がいますから。大丈夫ですよ」
ユーディットは優しく微笑むと、老人にかしずいた。
そして、老人の下履きを取り、へその下に顔をうずめた。ちゅぱり、ちゅぱりという粘っこい音が僕の耳を犯す。
初めて見る男同士の情交は生々しく、獣じみていて、僕には到底受け入れられそうになかった。
顔を背けようにも、カルマン合金のアクセサリーに邪魔をされて動けない。僕の体は壁に固定されていた。
老人がユーディットの衣類を剥ぎ取り、ベッドへと連れ込む。老人の下生えは真っ白なのに陰茎は黒々としており、幹が太い。おそらく回春剤を使っているのだろう。
「あ、あぁ……」
乳首を舐め回され、ユーディットが艶かしい声を上げる。
老人は大きく反り返った肉棒で、ユーディットの美しい顔を張った。
「ユーディット。王子様に男同士のやり方を教えて差し上げなさい」
「はい……」
ユーディットが腰を浮かせた。
隠された蕾が丸わかりになる。紅い蕾は縦に割れていた。
ユーディットは老人から小瓶を受け取ると、指先に中身を垂らした。濡れた音を立てながら、ユーディットが秘所に指を突き入れる。
「んっ、ふ……っ。あぁっ」
艶かしく蠢く細い腰を見ているうちに、僕の体がじんと熱くなっていった。
これはいかなる事態であろうか。
ユーディットと絡み合いたいということか? それとも、ユーディットのように辱められたいということだろうか。
僕が唇を震わせていると、老人がニタリと笑った。
「王子様も男の子だねぇ。きみだって気持ちよくなりたいだろう?」
「下賤な輩め。誰が僕への直言を許可した?」
「そうやって矜持ばかり高く保っていたら、きみの体はいつまで経っても寂しいままだよ?」
老人がユーディットに後ろからのしかかった。
不気味なほどに太い男根が、すべらかな裸体を貫く。
「あぁんっ! やぁんっ」
「ふふふっ。可愛いユーディット。今日もおしゃぶりが上手だねぇ」
「……旦那様。そこ、……そこぉっ! もっと、こすってぇ……っ!」
「どうだね、王子様。混ざりたくなったかな」
僕は目を閉じて拒絶しようとした。
すると、老人が中空に手をかざし、光でできた玉を呼び出した。
輝く球体には、ナシェル王国の宮殿が映っていた。
宮殿に押し寄せた者たちは、侍女を犯し、文官をなぶり殺にしていた。武官が抵抗しているものの相手の数に圧倒されている。
僕の家臣たちは儚く散っていった。
玉座の下には、男女の亡骸が転がっている。どちらも首がない。
それが父と母の遺体であると気づいた時、僕は絶叫した。
「こんなのは……嘘だ!!」
「そうさ。これは幻影だよ。だから私と、楽しい遊びに耽ろう」
「……来るなっ。僕に触れるな!」
「ああ。そうするさ」
老人はベッドの上でユーディットの体を穿ち続けた。
美しい黒髪を揺らしながら悩ましい声を上げるユーディットを見つめているうちに、僕の下腹部は兆していった。
老人がニイッと唇のはしを吊り上げる。
「今夜はそのまま過ごしたまえ」
「……下衆がっ!」
「ユーディット。さあ、隣の部屋に行こうか」
男根を引き抜くと、老人は部屋を仕切っていたカーテンを開けて、隣室へと移動した。
ユーディットは僕の方を見ると、申し訳なさそうに頭を下げた。細い体がカーテンの向こうへと消えていく。
手足が動かない。
カルマン合金のアクセサリーによって、僕の体は戒められていた。
ペニスの興奮を一刻も早く鎮めたいのに、どうすることもできない。じゅわりと先端からこぼれた淫液が、僕の腰布にシミを作った。
今、何時なのか分からない。先ほど、シュテッレに小腹を満たしておくように言われたから、いよいよ客が来るのだろう。
僕は二階にある小さな部屋をあてがわれた。
部屋の大部分を占拠しているベッドの上で、カルマン合金でできたアクセサリーを外せないか試してみる。
しかし、首輪も腕輪もまるで僕の体と同化したかのように、ぴたりと嵌まっている。
僕は疲労を覚え、ベッドに身を投げ出した。
うとうとしかけた時、シュテッレの声が聞こえた。
「ウィルレイン王子。大広間においで」
「……嫌だと言ったら?」
「無理に連れていくまでさ」
シュテッレの桃色の瞳が輝いた。
僕の体はマリオネットのように操られた。自分の意志に反して、足が勝手に動いて階段を下りていく。
「さあさあ、みなさま。ご覧ください。今は亡きナシェル王国の王太子、ウィルレイン・ガーランドですよ」
「……ナシェル王国は終わっていない」
大広間には、仮面をつけた男女が集まっていた。
顔を隠しているものの、身につけているアクセサリーによって大金持ちであることが分かる。紫色の口紅を塗った女が、僕を指差して軽やかに笑った。
「わたくしは遠慮しておくわ。矜持ばかりが高い坊やが、ベッドの上で使いものになるとは思いませんもの」
「マダム・ヴァイオラ、そうおっしゃらず」
「シュテッレ。私が買おう」
手を挙げたのは、白い顎髭を伸ばした老人だった。
こんな年寄りに何ができるというのだ。
僕が挑発的なまなざしを返すと、老人は皺っぽい口元に笑みを浮かべた。
「ユーディットとの二頭立てでいいかな?」
「はい。今宵はユーディットも空いております」
「では早速楽しもうじゃないか、亡国の王子様」
シュテッレの魔法によって、僕は一階の部屋へ連れて行かれた。
同時に指名されたユーディットという名の青年は、すでに半裸だった。
「私がいますから。大丈夫ですよ」
ユーディットは優しく微笑むと、老人にかしずいた。
そして、老人の下履きを取り、へその下に顔をうずめた。ちゅぱり、ちゅぱりという粘っこい音が僕の耳を犯す。
初めて見る男同士の情交は生々しく、獣じみていて、僕には到底受け入れられそうになかった。
顔を背けようにも、カルマン合金のアクセサリーに邪魔をされて動けない。僕の体は壁に固定されていた。
老人がユーディットの衣類を剥ぎ取り、ベッドへと連れ込む。老人の下生えは真っ白なのに陰茎は黒々としており、幹が太い。おそらく回春剤を使っているのだろう。
「あ、あぁ……」
乳首を舐め回され、ユーディットが艶かしい声を上げる。
老人は大きく反り返った肉棒で、ユーディットの美しい顔を張った。
「ユーディット。王子様に男同士のやり方を教えて差し上げなさい」
「はい……」
ユーディットが腰を浮かせた。
隠された蕾が丸わかりになる。紅い蕾は縦に割れていた。
ユーディットは老人から小瓶を受け取ると、指先に中身を垂らした。濡れた音を立てながら、ユーディットが秘所に指を突き入れる。
「んっ、ふ……っ。あぁっ」
艶かしく蠢く細い腰を見ているうちに、僕の体がじんと熱くなっていった。
これはいかなる事態であろうか。
ユーディットと絡み合いたいということか? それとも、ユーディットのように辱められたいということだろうか。
僕が唇を震わせていると、老人がニタリと笑った。
「王子様も男の子だねぇ。きみだって気持ちよくなりたいだろう?」
「下賤な輩め。誰が僕への直言を許可した?」
「そうやって矜持ばかり高く保っていたら、きみの体はいつまで経っても寂しいままだよ?」
老人がユーディットに後ろからのしかかった。
不気味なほどに太い男根が、すべらかな裸体を貫く。
「あぁんっ! やぁんっ」
「ふふふっ。可愛いユーディット。今日もおしゃぶりが上手だねぇ」
「……旦那様。そこ、……そこぉっ! もっと、こすってぇ……っ!」
「どうだね、王子様。混ざりたくなったかな」
僕は目を閉じて拒絶しようとした。
すると、老人が中空に手をかざし、光でできた玉を呼び出した。
輝く球体には、ナシェル王国の宮殿が映っていた。
宮殿に押し寄せた者たちは、侍女を犯し、文官をなぶり殺にしていた。武官が抵抗しているものの相手の数に圧倒されている。
僕の家臣たちは儚く散っていった。
玉座の下には、男女の亡骸が転がっている。どちらも首がない。
それが父と母の遺体であると気づいた時、僕は絶叫した。
「こんなのは……嘘だ!!」
「そうさ。これは幻影だよ。だから私と、楽しい遊びに耽ろう」
「……来るなっ。僕に触れるな!」
「ああ。そうするさ」
老人はベッドの上でユーディットの体を穿ち続けた。
美しい黒髪を揺らしながら悩ましい声を上げるユーディットを見つめているうちに、僕の下腹部は兆していった。
老人がニイッと唇のはしを吊り上げる。
「今夜はそのまま過ごしたまえ」
「……下衆がっ!」
「ユーディット。さあ、隣の部屋に行こうか」
男根を引き抜くと、老人は部屋を仕切っていたカーテンを開けて、隣室へと移動した。
ユーディットは僕の方を見ると、申し訳なさそうに頭を下げた。細い体がカーテンの向こうへと消えていく。
手足が動かない。
カルマン合金のアクセサリーによって、僕の体は戒められていた。
ペニスの興奮を一刻も早く鎮めたいのに、どうすることもできない。じゅわりと先端からこぼれた淫液が、僕の腰布にシミを作った。
23
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる