15 / 18
15. 勝敗
しおりを挟む
そうか、あの人がジェラルドの大事な先輩か……。
レインは母親に名前を呼ばれても反応しなかった。それどころか、腐肉をぼたぼたとこぼしながら、ジェラルドに斬りかかっていく。ジェラルドの残像が一体、また一体と消されていった。
「レイン先輩……?」
「……おまえが代わりに死ねばよかったんだ、ジェラルド!」
ジェラルドの本体を掴むと、レインは口を大きく開けた。まさか、レインはジェラルドに噛み付くつもりか?
カイトゥスが高らかに笑う。
「その者は、他のアンデッドを食わせた上位互換種、リビングデッドです。名前を呼んだぐらいでは転生の門は開きませんよ」
「じゃあ、ジェラルドの負けだな」
俺はそう言うと、大司教にしなだれかかった。
大司教の口元がだらしなく開いたあと、好色そうな微笑みを形づくる。
「そうです。ついていく相手は選んだ方がいい」
「俺が馬鹿だったよ」
手錠をかけられていても、左胸を狙うことはできる。俺は大司教の左胸に指を這わせると、スキルファイアを抜き取った。
「もっと早くこうすればよかった」
「なっ、何をするっ!」
大司教のスキルファイアは濁った紫色をしていた。炎の勢いは強く、俺の服をちりちりと焦がしていく。
「あんたの固有スキルは<暗黒魔法>か。アンデッドを操るのがヴェリテアード教の得意技だとしたら、このスキルファイアを吹き消せばどうなるかな?」
「下賎なハディク人の分際でっ!」
俺はありったけの力をもってスキルファイアを吹き消した。大司教が呆然となる。俺を戒めていた手錠がただの金属片へと変わった。大司教がかけた魔法が解けたらしい。
大司教のスキルファイアが完全に消えた時、レインの動きが止まった。そして、地面に倒れ込んだ。レインはそのまま動かなくなった。
カイトゥスが叫ぶ。
「な、なぜです!? リビングデッドの育成は完璧に行われていたはずっ」
「あなたも聖騎士ならば、この俺と正々堂々と勝負したらどうです?」
「ふん。<残像生成>で敵を惑わすソードマスターに言われたくはありませんね」
ジェラルドとカイトゥスが再び剣を交えた。
容赦のない連撃を叩き込まれて、カイトゥスが劣勢になる。しかし、奴の口元から余裕の笑みが消えることはなかった。
「リビングデッドがまさか、レイン一体だったとでも?」
「……カイトゥス様? もしかして」
「私もまた被験体だったのですよ!」
腐った肉片を撒き散らしながら、カイトゥスがジェラルドに襲いかかる。ジェラルドはカイトゥスの大きく開けた口に剣を突き刺そうとした。
勝負あったか。
そう思った瞬間、ぞわりと嫌な予感がした。カイトゥスの口から、白いブレスが噴き出す。死者が味わった地獄の冷たさを具現化した攻撃だ。まともにくらえば、命はない。
だが、ジェラルドが膝を突くことはなかった。
「あいにく、俺の鎧にはアイスドラゴンの鱗が嵌め込まれている。氷系統の魔法はすべて無力化されるという効能、聞いたことがあるだろう?」
「なんだとっ!?」
「アリーズとのクエストで入手した。俺には彼がついている!」
ジェラルドはカイトゥスの喉元に剣の切っ先を突きつけた。
「終わりだ。あなたを祓いはしない。死者を愚弄した罪を大司教とともに償ってもらう」
「勝者、ジェラルド!」
審判が苦々しい声で告げる。冒険者ギルドの旗が高く掲げられた。
国王は大司教に掴みかかると、早口でまくし立てた。その表情は正気を失っている。
「ヴェリテアード教を信ずれば、最強の国を作れると言ったのは貴様ではないか! どういうことだ?」
「父上。お見苦しいですよ」
ミハエル様が短剣を引き抜き、切っ先を国王に向けた。
「命の理を愚弄した罪、残りの人生を賭けて償っていただきます」
「おい、ハディク人よ! 息子を誘惑しろ! メイリーンの血の系譜に連なるおまえにならできるだろう?」
「俺はハディク人である前に、冒険者ギルドのシーフ、アリーズだ。俺のスキルは<奪取>。あんたの妄想を捨て去ってやるよ」
俺は国王の左胸を狙った。抜き取ったスキルファイアは灰色の炎だった。ロウソクの灯りのように小さい。
「あんたの固有スキルは<読心術>か。人の心の裏側を知って、厭世的になったのか」
「そうだ! 私は被害者だ! ミハエルよ、剣を引っ込めろ!」
「誰も信じられないあんただからこそ、ヴェリテアード教につけ込まれたんだな」
「私は間違っていない! リビングデッドを増やせば最強の軍隊が作れる! さすれば他国から攻め込まれることもない!」
「父上。どうかこれ以上醜態を晒さないでください」
国王はミハエル様の従者によって縄をかけられた。カイトゥスもまた冒険者たちによって捕らえられた。
すべてが終わった。
俺は闘技場にいるジェラルドに向かって走り出した。冒険者ギルドのみんなもジェラルドの周りに集まる。
ジェラルドが剣を高く掲げた。
「約束どおり、シーニュの自治権をいただく! これよりシーニュは自由都市となる!」
「ジェラルド様! 一生ついてきます」
「俺も!」
冒険者たちに揉みくちゃにされたジェラルドは心底嬉しそうだった。よかったな、ジェラルド。夢が一つ叶ったんだ。
俺と目が合うと、ジェラルドが真っ直ぐに近づいてきた。
少し緊張した面持ちのジェラルドが俺の手をとる。
「アリーズ、愛してる。俺と家族になってほしい」
「家族? 義兄弟の契りを交わすということか?」
「いや、きみには俺の伴侶になってもらいたい」
「俺はあんたの子を産めないぞ」
突然の申し出に戸惑う俺を、ジェラルドが抱きしめた。
「実子をもうけることだけが、人生のすべてじゃない」
「それはそうかもしれないが……後悔しないのか?」
「ああ。将来は銀刃衆に入って、後進を育てよう」
「銀刃衆とな。まだまだ先の話ではないですか」
そばにいたフェッテさんがカラカラと笑う。
「ジェラルド様を支えてあげてください」
「アリーズ、頼みがある。俺が暴政に走った時は、きみの手で俺を始末してくれ」
「大役だな」
「俺のプロポーズ、受けてくれるか?」
周囲から拍手が湧き起こる。まったく、ジェラルドめ。この状況で断ったら、俺は鬼じゃないか。
「あんたって外堀を埋めてくるタイプだったんだな」
「どうしてもきみが欲しい」
「……約束してくれ。毎日元気な姿で家に帰って来るって」
「ああ」
俺はジェラルドの広い胸に包まれた。
心臓の音は、常人とは逆側から聞こえる。珍しい体を持った、俺の伴侶。この人の力になりたい。
「好きだ」
あふれる想いを伝えて、そっと口づけを交わす。ジェラルドが俺の腰を抱いた。俺のことを誰にも渡さないという気迫を感じる。
「あんたってもしかして、独占欲が強いのか?」
「俺にもよく分からん。アリーズを前にすると、これまでの恋愛経験など吹き飛んでしまう」
「お熱いですなあ」
仲間たちに冷やかされて、俺とジェラルドは真っ赤になった。
「帰ろうか、アリーズ。俺たちの家に」
「……うん」
俺たちの家か。悪くない響きだ。
ジェラルドと手をつないで、俺は闘技場をあとにした。
レインは母親に名前を呼ばれても反応しなかった。それどころか、腐肉をぼたぼたとこぼしながら、ジェラルドに斬りかかっていく。ジェラルドの残像が一体、また一体と消されていった。
「レイン先輩……?」
「……おまえが代わりに死ねばよかったんだ、ジェラルド!」
ジェラルドの本体を掴むと、レインは口を大きく開けた。まさか、レインはジェラルドに噛み付くつもりか?
カイトゥスが高らかに笑う。
「その者は、他のアンデッドを食わせた上位互換種、リビングデッドです。名前を呼んだぐらいでは転生の門は開きませんよ」
「じゃあ、ジェラルドの負けだな」
俺はそう言うと、大司教にしなだれかかった。
大司教の口元がだらしなく開いたあと、好色そうな微笑みを形づくる。
「そうです。ついていく相手は選んだ方がいい」
「俺が馬鹿だったよ」
手錠をかけられていても、左胸を狙うことはできる。俺は大司教の左胸に指を這わせると、スキルファイアを抜き取った。
「もっと早くこうすればよかった」
「なっ、何をするっ!」
大司教のスキルファイアは濁った紫色をしていた。炎の勢いは強く、俺の服をちりちりと焦がしていく。
「あんたの固有スキルは<暗黒魔法>か。アンデッドを操るのがヴェリテアード教の得意技だとしたら、このスキルファイアを吹き消せばどうなるかな?」
「下賎なハディク人の分際でっ!」
俺はありったけの力をもってスキルファイアを吹き消した。大司教が呆然となる。俺を戒めていた手錠がただの金属片へと変わった。大司教がかけた魔法が解けたらしい。
大司教のスキルファイアが完全に消えた時、レインの動きが止まった。そして、地面に倒れ込んだ。レインはそのまま動かなくなった。
カイトゥスが叫ぶ。
「な、なぜです!? リビングデッドの育成は完璧に行われていたはずっ」
「あなたも聖騎士ならば、この俺と正々堂々と勝負したらどうです?」
「ふん。<残像生成>で敵を惑わすソードマスターに言われたくはありませんね」
ジェラルドとカイトゥスが再び剣を交えた。
容赦のない連撃を叩き込まれて、カイトゥスが劣勢になる。しかし、奴の口元から余裕の笑みが消えることはなかった。
「リビングデッドがまさか、レイン一体だったとでも?」
「……カイトゥス様? もしかして」
「私もまた被験体だったのですよ!」
腐った肉片を撒き散らしながら、カイトゥスがジェラルドに襲いかかる。ジェラルドはカイトゥスの大きく開けた口に剣を突き刺そうとした。
勝負あったか。
そう思った瞬間、ぞわりと嫌な予感がした。カイトゥスの口から、白いブレスが噴き出す。死者が味わった地獄の冷たさを具現化した攻撃だ。まともにくらえば、命はない。
だが、ジェラルドが膝を突くことはなかった。
「あいにく、俺の鎧にはアイスドラゴンの鱗が嵌め込まれている。氷系統の魔法はすべて無力化されるという効能、聞いたことがあるだろう?」
「なんだとっ!?」
「アリーズとのクエストで入手した。俺には彼がついている!」
ジェラルドはカイトゥスの喉元に剣の切っ先を突きつけた。
「終わりだ。あなたを祓いはしない。死者を愚弄した罪を大司教とともに償ってもらう」
「勝者、ジェラルド!」
審判が苦々しい声で告げる。冒険者ギルドの旗が高く掲げられた。
国王は大司教に掴みかかると、早口でまくし立てた。その表情は正気を失っている。
「ヴェリテアード教を信ずれば、最強の国を作れると言ったのは貴様ではないか! どういうことだ?」
「父上。お見苦しいですよ」
ミハエル様が短剣を引き抜き、切っ先を国王に向けた。
「命の理を愚弄した罪、残りの人生を賭けて償っていただきます」
「おい、ハディク人よ! 息子を誘惑しろ! メイリーンの血の系譜に連なるおまえにならできるだろう?」
「俺はハディク人である前に、冒険者ギルドのシーフ、アリーズだ。俺のスキルは<奪取>。あんたの妄想を捨て去ってやるよ」
俺は国王の左胸を狙った。抜き取ったスキルファイアは灰色の炎だった。ロウソクの灯りのように小さい。
「あんたの固有スキルは<読心術>か。人の心の裏側を知って、厭世的になったのか」
「そうだ! 私は被害者だ! ミハエルよ、剣を引っ込めろ!」
「誰も信じられないあんただからこそ、ヴェリテアード教につけ込まれたんだな」
「私は間違っていない! リビングデッドを増やせば最強の軍隊が作れる! さすれば他国から攻め込まれることもない!」
「父上。どうかこれ以上醜態を晒さないでください」
国王はミハエル様の従者によって縄をかけられた。カイトゥスもまた冒険者たちによって捕らえられた。
すべてが終わった。
俺は闘技場にいるジェラルドに向かって走り出した。冒険者ギルドのみんなもジェラルドの周りに集まる。
ジェラルドが剣を高く掲げた。
「約束どおり、シーニュの自治権をいただく! これよりシーニュは自由都市となる!」
「ジェラルド様! 一生ついてきます」
「俺も!」
冒険者たちに揉みくちゃにされたジェラルドは心底嬉しそうだった。よかったな、ジェラルド。夢が一つ叶ったんだ。
俺と目が合うと、ジェラルドが真っ直ぐに近づいてきた。
少し緊張した面持ちのジェラルドが俺の手をとる。
「アリーズ、愛してる。俺と家族になってほしい」
「家族? 義兄弟の契りを交わすということか?」
「いや、きみには俺の伴侶になってもらいたい」
「俺はあんたの子を産めないぞ」
突然の申し出に戸惑う俺を、ジェラルドが抱きしめた。
「実子をもうけることだけが、人生のすべてじゃない」
「それはそうかもしれないが……後悔しないのか?」
「ああ。将来は銀刃衆に入って、後進を育てよう」
「銀刃衆とな。まだまだ先の話ではないですか」
そばにいたフェッテさんがカラカラと笑う。
「ジェラルド様を支えてあげてください」
「アリーズ、頼みがある。俺が暴政に走った時は、きみの手で俺を始末してくれ」
「大役だな」
「俺のプロポーズ、受けてくれるか?」
周囲から拍手が湧き起こる。まったく、ジェラルドめ。この状況で断ったら、俺は鬼じゃないか。
「あんたって外堀を埋めてくるタイプだったんだな」
「どうしてもきみが欲しい」
「……約束してくれ。毎日元気な姿で家に帰って来るって」
「ああ」
俺はジェラルドの広い胸に包まれた。
心臓の音は、常人とは逆側から聞こえる。珍しい体を持った、俺の伴侶。この人の力になりたい。
「好きだ」
あふれる想いを伝えて、そっと口づけを交わす。ジェラルドが俺の腰を抱いた。俺のことを誰にも渡さないという気迫を感じる。
「あんたってもしかして、独占欲が強いのか?」
「俺にもよく分からん。アリーズを前にすると、これまでの恋愛経験など吹き飛んでしまう」
「お熱いですなあ」
仲間たちに冷やかされて、俺とジェラルドは真っ赤になった。
「帰ろうか、アリーズ。俺たちの家に」
「……うん」
俺たちの家か。悪くない響きだ。
ジェラルドと手をつないで、俺は闘技場をあとにした。
248
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【8話完結】魔王討伐より、不機嫌なキミを宥める方が難易度「SSS」なんだが。
キノア9g
BL
世界を救った英雄の帰還先は、不機嫌な伴侶の待つ「絶対零度」の我が家でした。
あらすじ
「……帰りたい。今すぐ、愛する彼のもとへ!」
魔王軍の幹部を討伐し、王都の凱旋パレードで主役を務める聖騎士カイル。
民衆が英雄に熱狂する中、当の本人は生きた心地がしていなかった。
なぜなら、遠征の延長を愛する伴侶・エルヴィンに「事後報告」で済ませてしまったから……。
意を決して帰宅したカイルを迎えたのは、神々しいほどに美しいエルヴィンの、氷のように冷たい微笑。
機嫌を取ろうと必死に奔走するカイルだったが、良かれと思った行動はすべて裏目に出てしまい、家庭内での評価は下がる一方。
「人類最強の男に、家の中まで支配させてあげるもんですか」
毒舌、几帳面、そして誰よりも不器用な愛情。
最強の聖騎士といえど、愛する人の心の機微という名の迷宮には、聖剣一本では太刀打ちできない。
これは、魔王討伐より遥かに困難な「伴侶の機嫌取り」という最高難易度クエストに挑む、一途な騎士の愛と受難の記録。
全8話。
【8話完結】恋愛を諦めたおじさんは、異世界で運命と出会う。
キノア9g
BL
恋愛を諦め、ただ淡々と日々を過ごしていた笠原透(32)。
しかし、ある日突然異世界へ召喚され、「王の番」だと告げられる。
迎えたのは、美しく気高い王・エルヴェル。
手厚いもてなしと優しさに戸惑いながらも、次第に心を揺さぶられていく透。
これは、愛を遠ざけてきた男が、本当のぬくもりに触れる物語。
──運命なんて、信じていなかった。
けれど、彼の言葉が、ぬくもりが、俺の世界を変えていく。
全8話。
【完結】可愛い女の子との甘い結婚生活を夢見ていたのに嫁に来たのはクールな男だった
cyan
BL
戦争から帰って華々しく凱旋を果たしたアルマ。これからは妻を迎え穏やかに過ごしたいと思っていたが、外見が厳ついアルマの嫁に来てくれる女性はなかなか現れない。
一生独身かと絶望しているところに、隣国から嫁になりたいと手紙が届き、即決で嫁に迎えることを決意したが、嫁いできたのは綺麗といえば綺麗だが男だった。
戸惑いながら嫁(男)との生活が始まる。
【8+2話完結】氷の貴公子の前世は平社員〜不器用な恋の行方〜
キノア9g
BL
氷の貴公子と称えられるユリウスには、人に言えない秘めた想いがある――それは幼馴染であり、忠実な近衛騎士ゼノンへの片想い。そしてその誇り高さゆえに、自分からその気持ちを打ち明けることもできない。
そんなある日、落馬をきっかけに前世の記憶を思い出したユリウスは、ゼノンへの気持ちに改めて戸惑い、自分が男に恋していた事実に動揺する。プライドから思いを隠し、ゼノンに嫌われていると思い込むユリウスは、あえて冷たい態度を取ってしまう。一方ゼノンも、急に避けられる理由がわからず戸惑いを募らせていく。
近づきたいのに近づけない。
すれ違いと誤解ばかりが積み重なり、視線だけが行き場を失っていく。
秘めた感情と誇りに縛られたまま、ユリウスはこのもどかしい距離にどんな答えを見つけるのか――。
プロローグ+全8話+エピローグ
おしまいのそのあとは
makase
BL
悪役令息として転生してしまった神楽坂龍一郎は、心を入れ替え、主人公のよき友人になるよう努力していた。ところがこの選択肢が、神楽坂の大切な人を傷つける可能性が浮上する。困った神楽坂は、自分を犠牲にする道を歩みかけるが……
花街だからといって身体は売ってません…って話聞いてます?
銀花月
BL
魔導師マルスは秘密裏に王命を受けて、花街で花を売る(フリ)をしていた。フッと視線を感じ、目線をむけると騎士団の第ニ副団長とバッチリ目が合ってしまう。
王命を知られる訳にもいかず…
王宮内で見た事はあるが接点もない。自分の事は分からないだろうとマルスはシラをきろうとするが、副団長は「お前の花を買ってやろう、マルス=トルマトン」と声をかけてきたーーーえ?俺だってバレてる?
※[小説家になろう]様にも掲載しています。
あと一度だけでもいいから君に会いたい
藤雪たすく
BL
異世界に転生し、冒険者ギルドの雑用係として働き始めてかれこれ10年ほど経つけれど……この世界のご飯は素材を生かしすぎている。
いまだ食事に馴染めず米が恋しすぎてしまった為、とある冒険者さんの事が気になって仕方がなくなってしまった。
もう一度あの人に会いたい。あと一度でもあの人と会いたい。
※他サイト投稿済み作品を改題、修正したものになります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる