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第16話 家族の食卓
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今宵の夕食は、屋敷の南側にある居間に用意されていた。
歓迎の宴が開かれた広間よりも小じんまりとした部屋である。ここも座卓で、俺はヴァイゼンの向かいの席に座った。外履きと室内履きを使い分ける生活に最初は戸惑ったけれども、慣れてくれば衛生的だなと思う。
座卓の上には汁物とおかずが三品、そしてほかほかのごはんが準備されている。
今日のメインは魚だった。俺が食べやすいように身がほぐしてある。お箸を使えない俺のためにスプーンとフォークが置かれている。小さな気遣いがとてもありがたい。
「ではいただこうか」
「はい」
「母なる海の神よ。日々の糧を授けてくださりありがとうございます」
「海の神様、ありがとうございます」
俺はヴァイゼンに倣って、海の神に祈りを捧げた。
ヴァイゼンはまず、薬酒に手をつけた。
「いつも薬酒を飲まれるのですか?」
「ああ。これはラットの抑制剤だからな」
「俺も抑制剤を飲まねば」
薬湯に口をつける。
アンナ先生が調合してくれた抑制剤は想像以上に飲みやすかった。抑制剤はしかし、ヒートを完全に無くしてはくれない。体が疼いて仕方がない状態を多少緩和させてくれるだけだ。
「……俺のヒートは、おそらく夏頃になるかと思います」
「そうか」
「その頃には俺たちの関係って、どうなってるのかな」
俺は顔を赤くした。
もしかしたら、今度のヒートの際に契ることになるかもしれない。俺の気持ちはどんどんヴァイゼンに傾いている。
「焦らず自然にいこう」
「はい……」
俺の旦那様はまたしても包容力を見せてくれた。
俺って、もしかしてすごく愛されてる?
自分のことが嫌いだから、自分への好意を素直に受け取れないけど、俺の心にできたいくつもの棘がヴァイゼンといると消えていく感じがする。
「ごはん、とても美味しいです」
「それはよかった。米を食べていれば人間、なんとかなる」
「弟のネルヴァスにも食べさせてやりたいな」
「ネルヴァス殿はどんな少年なのだ?」
水を向けられたので、俺は弟の素晴らしさについて熱弁した。
「ともかく音楽の才能が豊かなんです! 特に鍵盤楽器の腕前ときたら、アーデル領では右に出る者がいません。ネルヴァスは今度、国王陛下の前で演奏を披露する予定なんですよ」
「それはすごいな」
「ネルヴァス、元気にしてるかな……」
「手紙を書くといい。早便ならば10日もあれば届くぞ」
「じゃあ、何か南域らしい贈り物と一緒に送ろうっと」
「海岸で貝を拾うというのはどうだ。白くて綺麗な貝がきっと見つかるぞ」
「行ってみます」
俺が期待に胸を弾ませていると、ヴァイゼンが「ただし、単独行動はダメだ」と釘をさした。
「きみのように美しいオメガが海辺をうろついていたら、よからぬ輩が出てきてしまう。俺か、ザンダーをはじめとする家の者を連れて行くこと」
「分かりました」
「いい返事だ。きみは元は素直な心根なのだな」
「……お会いしたての頃は、意地悪やワガママをたくさん言ってすみませんでした」
「ははっ。これからも大歓迎だぞ。きみに尽くすために俺は生まれてきたのだからな」
ヴァイゼンは魚を綺麗に食べている。
いいなあ、お箸を使えて。
食後のお茶の時間になった。俺はヴァイゼンの席に近づいて、隣に腰を落とした。
「お箸はどうやって持つのです?」
「ん? これを、こうやってだな」
言われたとおりに構えてみたが、俺の技術は拙くて煮豆をつまむことができなかった。ぽろりとこぼれてしまう。
「慣れだよ、慣れ。毎日少しずつ練習するといい」
「南域の文化は奥が深いです……」
「俺は北域の洗練された文化に憧れるよ。俺たちがこうやって互いの郷について語らうことが、この国の平和に繋がるだろう」
「ヴァイゼン様……。あなたのお優しい心が、俺は……好きです」
言ってしまった。
俺は恥ずかしさのあまり、ローブの袖口で顔を覆った。
ヴァイゼンは静かな微笑みをたたえている。
「俺たちはきっといい夫婦になれる」
「……俺、悪妻ですよ? 情緒不安定だし」
「きみが抱えてきた辛い記憶が癒やされるよう努力する。俺を信じてついてきてほしい」
「ヴァイゼン様」
俺は旦那様にお茶のおかわりを注いだ。南域の急須は鉄瓶であった。
「これを使うと、鉄分なるものが摂れるとアンナ先生が言っていた」
「アンナ先生って素敵な方ですね。ノノネ様もそうだけど、みんなお優しいです」
「青海衆はどうだ」
「彼らはちょっと怖いです。俺がいた貴族社会では見かけないタイプの方たちなので」
「そうだなあ。力自慢の荒っぽい者が多い。だが、純粋な奴らだ。俺とこの南域を守るために働いている」
「……南域はさまざまな面で中央政府に監視されていると聞きました。領地経営はかなり大変なのでは」
「そうだな。俺たちは元は違う民族だった。同化政策に反対している者たちも一定数いる」
ヴァイゼンは茶を飲むと、ほうっと息を吐いた。
「俺の名の由来について、アンナ先生から聞いたのか?」
「……はい。名前って大切なものなのに、中央政府は先代様に命令を下したのですね」
「俺は結構気に入っているよ。神話の英雄ヴァイゼンのようになれたら最高じゃないか」
「ヴァイゼン様のお心が広いのは、たくさんの傷を受けてきたからなんですね」
俺はヴァイゼンの腕に、みずからの腕を絡めた。
言葉だけじゃ足りない想いが迸って、俺を大胆にさせた。ヴァイゼンは俺の頭を優しく撫でてくれた。
「レムート。こうやっていくつもの会話を重ね、互いを理解していこう」
「はい……。俺、ヴァイゼン様のことをもっと知りたいです」
「白い結婚について誰かに何か言われても気にするな。きみのペースで進んでいけばいい」
「明日はどちらへ?」
「田んぼの様子を見に行く。新型の治水装置を学者が考案したのでな。導入できるかどうか現場の意見を聞く」
「俺はどうしようかな」
「屋敷でただ俺の帰りを待っていても暇だろう。姉上の経営する作業所に行ってみてはどうだ」
「はい。そうしてみます」
他のオメガに会えるのか。
嬉しいけど、ちょっと緊張するな。
ヴァイゼンは「しばし席を外す」と言って、居間から姿を消した。
何事かと思うと、ヴァイゼンは真珠の首飾りを持って居間に戻ってきた。銀色の鎖に白い真珠が一粒ついている、簡素なデザインの首飾りだった。
「これはわが家に代々伝わる首飾りだ。よかったら身につけてほしい」
「俺なんかがつけていいのですか?」
「きみは俺の妻だ。この家の宝飾品はすべてきみのものだぞ」
「では、ありがたく……」
俺が首飾りをつけると、ヴァイゼンが目尻を下げて満面の笑みを浮かべた。
「綺麗だ。とても似合っているよ、レムート」
「真珠は汗に弱いんですよね。ちゃんとお手入れをして大切にします」
それから俺たちは手を繋いで食休みをした。
居間の窓から身を乗り出せば、満天の星空が見えた。
「綺麗だ……」
「レムート。この南域がきみの居場所になるよう、努力する」
「もう充分ですよ」
俺が笑うと、ヴァイゼンにそっと抱き寄せられた。
ヴァイゼンの懐はあったかくて、柑橘系のいい匂いがして、とても落ち着く。俺の目は自然にとろんとなった。
「許せ。きみがあまりにも可愛らしい笑顔を見せるから、つい」
「……俺、人を好きになったことがありませんでした。でも、今は……あなたのことが……」
「胸がいっぱいだよ、レムート。愛してる」
アルファの本能がオメガを抱けとけしかけるだろうに、ヴァイゼンはそれ以上のことをしてこなかった。優しく髪を撫でたり、俺の頬に触れたり。遠慮がちな手つきに好感を覚える。
俺、誰かにこんな風に大切にされたの、初めてかも。
嬉しいと同時に、不安が湧き起こる。俺なんかが幸せになっていいのかな。
「俺はずっと父の人形として生きてきました。社交界に連れ回されて、スケベな奴らの好奇の視線に晒されてきました」
「貴族社会で生き抜くため、父君は必死だったのであろう」
「でも俺、もう自分の好きなように生きていいんですよね? 自分のことも……ちゃんと好きになりたい」
「レムート。きみを縛るものはもう何もない。俺がついている。安心して暮らせ」
「ありがとうございます。ヴァイゼン様」
ヴァイゼンはぎゅっと俺を抱きしめると、体を離した。
「あまり遅くなるといけないな。湯浴みをしてくるといい」
「はい」
そして俺は露天風呂に浸かりながら、星空を見上げた。
幸せになること。愛されること。このふたつに慣れていけたらいいな。
悪妻じゃなくて、よき妻になりたい。ヴァイゼンのために……。
俺は人生初めての恋心を自覚した。
恋なんて、自分には一生無理だと思っていた。でも、俺はもう父の人形ではなくなった。ヴァイゼンを筆頭に、南域の人と接するうちに人間としての感情が芽生えたのだろう。
ヴァイゼン。俺は明日も、あなたと温かな時間を過ごしたい。
居室に戻った俺は、枕を抱きしめながら眠った。
歓迎の宴が開かれた広間よりも小じんまりとした部屋である。ここも座卓で、俺はヴァイゼンの向かいの席に座った。外履きと室内履きを使い分ける生活に最初は戸惑ったけれども、慣れてくれば衛生的だなと思う。
座卓の上には汁物とおかずが三品、そしてほかほかのごはんが準備されている。
今日のメインは魚だった。俺が食べやすいように身がほぐしてある。お箸を使えない俺のためにスプーンとフォークが置かれている。小さな気遣いがとてもありがたい。
「ではいただこうか」
「はい」
「母なる海の神よ。日々の糧を授けてくださりありがとうございます」
「海の神様、ありがとうございます」
俺はヴァイゼンに倣って、海の神に祈りを捧げた。
ヴァイゼンはまず、薬酒に手をつけた。
「いつも薬酒を飲まれるのですか?」
「ああ。これはラットの抑制剤だからな」
「俺も抑制剤を飲まねば」
薬湯に口をつける。
アンナ先生が調合してくれた抑制剤は想像以上に飲みやすかった。抑制剤はしかし、ヒートを完全に無くしてはくれない。体が疼いて仕方がない状態を多少緩和させてくれるだけだ。
「……俺のヒートは、おそらく夏頃になるかと思います」
「そうか」
「その頃には俺たちの関係って、どうなってるのかな」
俺は顔を赤くした。
もしかしたら、今度のヒートの際に契ることになるかもしれない。俺の気持ちはどんどんヴァイゼンに傾いている。
「焦らず自然にいこう」
「はい……」
俺の旦那様はまたしても包容力を見せてくれた。
俺って、もしかしてすごく愛されてる?
自分のことが嫌いだから、自分への好意を素直に受け取れないけど、俺の心にできたいくつもの棘がヴァイゼンといると消えていく感じがする。
「ごはん、とても美味しいです」
「それはよかった。米を食べていれば人間、なんとかなる」
「弟のネルヴァスにも食べさせてやりたいな」
「ネルヴァス殿はどんな少年なのだ?」
水を向けられたので、俺は弟の素晴らしさについて熱弁した。
「ともかく音楽の才能が豊かなんです! 特に鍵盤楽器の腕前ときたら、アーデル領では右に出る者がいません。ネルヴァスは今度、国王陛下の前で演奏を披露する予定なんですよ」
「それはすごいな」
「ネルヴァス、元気にしてるかな……」
「手紙を書くといい。早便ならば10日もあれば届くぞ」
「じゃあ、何か南域らしい贈り物と一緒に送ろうっと」
「海岸で貝を拾うというのはどうだ。白くて綺麗な貝がきっと見つかるぞ」
「行ってみます」
俺が期待に胸を弾ませていると、ヴァイゼンが「ただし、単独行動はダメだ」と釘をさした。
「きみのように美しいオメガが海辺をうろついていたら、よからぬ輩が出てきてしまう。俺か、ザンダーをはじめとする家の者を連れて行くこと」
「分かりました」
「いい返事だ。きみは元は素直な心根なのだな」
「……お会いしたての頃は、意地悪やワガママをたくさん言ってすみませんでした」
「ははっ。これからも大歓迎だぞ。きみに尽くすために俺は生まれてきたのだからな」
ヴァイゼンは魚を綺麗に食べている。
いいなあ、お箸を使えて。
食後のお茶の時間になった。俺はヴァイゼンの席に近づいて、隣に腰を落とした。
「お箸はどうやって持つのです?」
「ん? これを、こうやってだな」
言われたとおりに構えてみたが、俺の技術は拙くて煮豆をつまむことができなかった。ぽろりとこぼれてしまう。
「慣れだよ、慣れ。毎日少しずつ練習するといい」
「南域の文化は奥が深いです……」
「俺は北域の洗練された文化に憧れるよ。俺たちがこうやって互いの郷について語らうことが、この国の平和に繋がるだろう」
「ヴァイゼン様……。あなたのお優しい心が、俺は……好きです」
言ってしまった。
俺は恥ずかしさのあまり、ローブの袖口で顔を覆った。
ヴァイゼンは静かな微笑みをたたえている。
「俺たちはきっといい夫婦になれる」
「……俺、悪妻ですよ? 情緒不安定だし」
「きみが抱えてきた辛い記憶が癒やされるよう努力する。俺を信じてついてきてほしい」
「ヴァイゼン様」
俺は旦那様にお茶のおかわりを注いだ。南域の急須は鉄瓶であった。
「これを使うと、鉄分なるものが摂れるとアンナ先生が言っていた」
「アンナ先生って素敵な方ですね。ノノネ様もそうだけど、みんなお優しいです」
「青海衆はどうだ」
「彼らはちょっと怖いです。俺がいた貴族社会では見かけないタイプの方たちなので」
「そうだなあ。力自慢の荒っぽい者が多い。だが、純粋な奴らだ。俺とこの南域を守るために働いている」
「……南域はさまざまな面で中央政府に監視されていると聞きました。領地経営はかなり大変なのでは」
「そうだな。俺たちは元は違う民族だった。同化政策に反対している者たちも一定数いる」
ヴァイゼンは茶を飲むと、ほうっと息を吐いた。
「俺の名の由来について、アンナ先生から聞いたのか?」
「……はい。名前って大切なものなのに、中央政府は先代様に命令を下したのですね」
「俺は結構気に入っているよ。神話の英雄ヴァイゼンのようになれたら最高じゃないか」
「ヴァイゼン様のお心が広いのは、たくさんの傷を受けてきたからなんですね」
俺はヴァイゼンの腕に、みずからの腕を絡めた。
言葉だけじゃ足りない想いが迸って、俺を大胆にさせた。ヴァイゼンは俺の頭を優しく撫でてくれた。
「レムート。こうやっていくつもの会話を重ね、互いを理解していこう」
「はい……。俺、ヴァイゼン様のことをもっと知りたいです」
「白い結婚について誰かに何か言われても気にするな。きみのペースで進んでいけばいい」
「明日はどちらへ?」
「田んぼの様子を見に行く。新型の治水装置を学者が考案したのでな。導入できるかどうか現場の意見を聞く」
「俺はどうしようかな」
「屋敷でただ俺の帰りを待っていても暇だろう。姉上の経営する作業所に行ってみてはどうだ」
「はい。そうしてみます」
他のオメガに会えるのか。
嬉しいけど、ちょっと緊張するな。
ヴァイゼンは「しばし席を外す」と言って、居間から姿を消した。
何事かと思うと、ヴァイゼンは真珠の首飾りを持って居間に戻ってきた。銀色の鎖に白い真珠が一粒ついている、簡素なデザインの首飾りだった。
「これはわが家に代々伝わる首飾りだ。よかったら身につけてほしい」
「俺なんかがつけていいのですか?」
「きみは俺の妻だ。この家の宝飾品はすべてきみのものだぞ」
「では、ありがたく……」
俺が首飾りをつけると、ヴァイゼンが目尻を下げて満面の笑みを浮かべた。
「綺麗だ。とても似合っているよ、レムート」
「真珠は汗に弱いんですよね。ちゃんとお手入れをして大切にします」
それから俺たちは手を繋いで食休みをした。
居間の窓から身を乗り出せば、満天の星空が見えた。
「綺麗だ……」
「レムート。この南域がきみの居場所になるよう、努力する」
「もう充分ですよ」
俺が笑うと、ヴァイゼンにそっと抱き寄せられた。
ヴァイゼンの懐はあったかくて、柑橘系のいい匂いがして、とても落ち着く。俺の目は自然にとろんとなった。
「許せ。きみがあまりにも可愛らしい笑顔を見せるから、つい」
「……俺、人を好きになったことがありませんでした。でも、今は……あなたのことが……」
「胸がいっぱいだよ、レムート。愛してる」
アルファの本能がオメガを抱けとけしかけるだろうに、ヴァイゼンはそれ以上のことをしてこなかった。優しく髪を撫でたり、俺の頬に触れたり。遠慮がちな手つきに好感を覚える。
俺、誰かにこんな風に大切にされたの、初めてかも。
嬉しいと同時に、不安が湧き起こる。俺なんかが幸せになっていいのかな。
「俺はずっと父の人形として生きてきました。社交界に連れ回されて、スケベな奴らの好奇の視線に晒されてきました」
「貴族社会で生き抜くため、父君は必死だったのであろう」
「でも俺、もう自分の好きなように生きていいんですよね? 自分のことも……ちゃんと好きになりたい」
「レムート。きみを縛るものはもう何もない。俺がついている。安心して暮らせ」
「ありがとうございます。ヴァイゼン様」
ヴァイゼンはぎゅっと俺を抱きしめると、体を離した。
「あまり遅くなるといけないな。湯浴みをしてくるといい」
「はい」
そして俺は露天風呂に浸かりながら、星空を見上げた。
幸せになること。愛されること。このふたつに慣れていけたらいいな。
悪妻じゃなくて、よき妻になりたい。ヴァイゼンのために……。
俺は人生初めての恋心を自覚した。
恋なんて、自分には一生無理だと思っていた。でも、俺はもう父の人形ではなくなった。ヴァイゼンを筆頭に、南域の人と接するうちに人間としての感情が芽生えたのだろう。
ヴァイゼン。俺は明日も、あなたと温かな時間を過ごしたい。
居室に戻った俺は、枕を抱きしめながら眠った。
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