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第15話 もしかして、恋?
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夕風が吹きつけてくる。
俺は髪が乱れることも厭わず、庭を駆け出した。
「ヴァイゼン様!」
広い背中を追いかける。
ヴァイゼンは俺に気づいてくれたらしく、歩みを止めて振り返った。
緑と青が美しく溶け合った瞳には、驚きの色が浮かんでいる。
そうだよな。
昨日、あんなにひどいことを言って自分を拒んだ嫁が、いきなり近づいてきたんだからびっくりするよな。
ヴァイゼンは俺に向き直った。
彼の目が嬉しそうに細められる。
「迎えに来てくれたのか? レムート」
「お仕事お疲れ様でした。あのっ。昨日は本当にごめんなさい!!」
俺は頭を下げた。
腰を折ったまま、反省の言葉を伝える。
「俺、……いっつもどっしり構えているあなたが羨ましくて、ついお酒を奪ってしまったんです」
「……そうだったのか」
「そのあとは、あなたに絡んでしまいましたね。あなたはみずから望んでアルファに生まれた訳ではないのに……。自分がオメガだという恨み言をあなたにぶつけてしまいました。俺の行いは最低でした」
「顔を上げてくれ、レムート」
「……いいえ。俺はワガママだから、ちゃんと反省しないとダメなんです」
俺の両肩にヴァイゼンの温かな手が置かれた。
ヴァイゼンは俺の肩を撫でると、スッと手を離した。遠慮がちに触れてくるヴァイゼンはやっぱり優しい人だな。そう思うと俺はますます申し訳なさが募り、顔を上げられなくなった。
「そんなに下を向いていたら、頭に血が昇ってしまう。可愛い顔を見せてくれ」
「……ヴァイゼン様」
ようやく顔を上げると、ヴァイゼンの穏やかな微笑が俺を包み込んだ。
「どうしてそんなに優しいんですか。俺、殴られてもおかしくないほど、失礼なことを言ったのに」
「俺がきみを殴る? そんなことは起こり得ない。昨夜は俺も悪かった。きみは生まれ育った北域を離れ、こんな遠いところに連れて来られた。いろいろと心労があったのだろう? オメガとして生まれた苦しみについても、察することができずにすまなかった」
「またそうやって甘やかす……」
「きみは俺の愛する妻だ。夫が妻を慈しんで何が悪い?」
ヴァイゼンは俺が懐に抱いていた小さな花瓶に目をとめた。
「それは? もしやレムートが作ってくれたのか」
「俺、生け花や裁縫は結構得意ですよ。実家で仕込まれたので。ヴァイゼン様は菫の花がお好きだと聞いたので、生けてみました」
「すごく綺麗だ……」
「お部屋に飾ってください」
「では、これから一緒に俺の執務室に行こう」
「俺が入っていいのですか?」
「レムート。ここはきみの家だぞ。入ってダメな場所などない」
俺はヴァイゼンのあとをくっついて、廊下を歩き出した。
ヴァイゼンの執務室は、綺麗に整頓されていた。意外と几帳面な性格なのかもしれない。
机上にある書類はヴァイゼンの署名入りのものと、そうでないものに分けられている。いくつも付箋が貼られている書類があって、領地経営の複雑さを物語っている。
「たくさん本があるんですね」
「ああ。好きに見てくれて構わないぞ」
壁にしつらえられた書架には難しそうな本がたくさん並んでいる。ヴァイゼンは領主として、これらの書物をひもときながら執務にあたっているのだろう。
「ヴァイゼン様って、勉強も得意なのですか?」
「嫌いではない。休みの日は海洋生物の生態について調べている。本職の学者には負けるがな」
「巨鯨狩りもなさるのに、頭脳労働もお手のものなんですね」
俺の旦那様って、もしかしてすごい人?
憧れのまなざしを向ければ、ヴァイゼンは照れたように目を細めた。
重厚な造りをした執務机は、先代様から受け継いだものなのかな。きれいに木目が揃った上質な逸品である。
「ここに花を置いてくれ」
「はい」
執務机に生け花を飾ると、部屋がパッと明るくなった。
俺はヴァイゼンに笑いかけた。
「気に入っていただけましたか?」
「ああ、とても綺麗だ。そして、きみの笑顔はもっと美しい」
「またそうやって口説いてくるんだから」
「俺は1年間ものあいだ白い結婚を通すつもりはないよ」
ヴァイゼンは微笑みながら、菫の花にそっと触れた。
「俺の武骨な指では、花を引きちぎってしまうな。これからはレムート。きみに花を生けてもらうことにしよう」
「他にも仕事をお申し付けください! 俺、ヴァイゼン様のお役に立ちたいです」
「……修道士になりたいという願いはどうするんだ?」
「それは……」
「迷っているのかな?」
「……そうですね。俺、分からなくて。南域の人たちはみんないい人だから、つい甘えたくなる。でも、俺みたいな気難しくて情緒不安定なオメガじゃなく、ヴァイゼン様にはもっといいオメガがいるんじゃないかって思うんです」
「俺の運命の相手は、きみだ」
「……それは」
俺が言葉に詰まると、ヴァイゼンが優しく微笑んだ。
「今後の身の振り方については、この場で答えを出さなくてもいい。きみにとって一番いい選択をじっくりと考えればいいさ」
「俺、ヴァイゼン様のことを何にも知りません。だから教えてください。小さい頃の話とか、手がけていらっしゃるお仕事のこととか」
「嬉しいことを言う。可愛い妻がいて、俺は幸せ者だなあ」
「俺は可愛くなんか……。ワガママばかり言う悪妻です」
ヴァイゼンと俺は、執務室にある長椅子に隣り合って座った。ヴァイゼンが一冊の本を見せてくれる。
ページを開けば、南域で見られる珍しい植物の絵が描かれていた。
「綺麗ですね……」
「今度、実物を見に、植物園へ行こう」
「よろしいのですか? お忙しいのでは」
「そうだな、決して暇ではない。領民からさまざまな要望を受け取っているからな。でも、なんとか仕事を片付けて、きみとの時間を作り出すよ」
「ヴァイゼン様……。嫌だったら逃げてください!」
「ん?」
俺はヴァイゼンの腕に、ことんと頭を預けた。真っ赤になった顔をたくましい体に押しつける。
「どうした。急に甘えたくなったのか?」
「あなたがあまりにも優しすぎるから、俺の心はまたグチャグチャになっちゃいました。ヴァイゼン様のように泰然自若とはいきません」
「はははっ! 俺も今、心が大いに乱れているよ。なんと言っても、愛する妻が俺にぴたりとくっついてくれたんだ。かなり動揺している」
「全然そうは見えません。そこが領主をやってる人と、俺の違いかな……」
「レムート。手を繋いでもいいか?」
「……少しだけなら」
ヴァイゼンの指先が俺を求めてくる。
俺はぎゅっと目をつむった。恥ずかしくてどんな顔をしたらいいか分からない。ヴァイゼンの体温は予想よりも高くて、ずっと触れていると手のひらが溶けてしまいそうだった。
「そういえば、どうして菫の花がお好きなのですか」
「きみの瞳の色だからだ」
「それが理由なのですか?」
「ああ。俺はな、きみに心底参ってるんだ。2年前の王都での音楽祭できみを見て以来、ずっとずっときみを愛している」
「アルファの執着心、怖っ」
「そうだな。俺はアルファという性が持っている、独占欲の強さや傲慢さを厭わしく思っている。でも、きみが関わると俺は理性など吹き飛んでしまう。好きなんだ。レムートのことが大好きなんだ」
本当はキスしたいんだろうけど、ヴァイゼンは顔を寄せてこなかった。アルファなんて威張ってて嫌な奴らだと思ってたけど、彼らにも悩みがあるらしい。俺は少しだけヴァイゼンのことが分かったような気がした。そして、そのことがとても嬉しかった。
俺たちは手を繋いだまま見つめ合った。
「ヴァイゼン様の瞳……すごく綺麗ですね」
「きみの方こそ」
「……ずっとこうしていると、あなたのことを好きになってしまいそうだ」
俺がつぶやくと、ヴァイゼンの顔がほんのりと赤くなった。
「ふふっ。照れてるのですか?」
「きみが突然、可愛らしいことを言うから!」
「ヴァイゼン様もうろたえたりするんですね」
「俺はたかだか25歳の若造だぞ。それにきみと暮らし始めて、日が浅い。美しいきみがそばにいることに、まだ慣れていない」
「ヴァイゼン様って結構、可愛いですね」
「……この俺を可愛いと言うのはきみぐらいだぞ、レムート」
その後も、俺たちは他愛のない言葉を交わしては、手を繋いでじゃれ合った。
俺にとって、修道士になるのが本当に最善の選択なのかな?
寺院に入ってしまったら、もうヴァイゼンには会えない。ノノネ様をはじめとする南域のみんなともお別れだ。
「レムート。どうした、悲しそうな顔をして」
「いえ。先のことを考えていたら、つい」
「きみの未来は俺とともにある。何も思い悩むことはない」
力強く言い切ると、ヴァイゼンは俺から手を離した。去っていくぬくもりに名残り惜しさを感じてしまう。
これじゃあまるで俺、ヴァイゼンに恋してるみたいじゃないか。
いや、もう実際、惚れてるのかも……。
この優しくて、とてつもなく心が広い男に。
「失礼致します。夕食の準備が整いましたぞ」
家令のザンダーが呼びに来たので、俺とヴァイゼンは廊下に出た。
俺は髪が乱れることも厭わず、庭を駆け出した。
「ヴァイゼン様!」
広い背中を追いかける。
ヴァイゼンは俺に気づいてくれたらしく、歩みを止めて振り返った。
緑と青が美しく溶け合った瞳には、驚きの色が浮かんでいる。
そうだよな。
昨日、あんなにひどいことを言って自分を拒んだ嫁が、いきなり近づいてきたんだからびっくりするよな。
ヴァイゼンは俺に向き直った。
彼の目が嬉しそうに細められる。
「迎えに来てくれたのか? レムート」
「お仕事お疲れ様でした。あのっ。昨日は本当にごめんなさい!!」
俺は頭を下げた。
腰を折ったまま、反省の言葉を伝える。
「俺、……いっつもどっしり構えているあなたが羨ましくて、ついお酒を奪ってしまったんです」
「……そうだったのか」
「そのあとは、あなたに絡んでしまいましたね。あなたはみずから望んでアルファに生まれた訳ではないのに……。自分がオメガだという恨み言をあなたにぶつけてしまいました。俺の行いは最低でした」
「顔を上げてくれ、レムート」
「……いいえ。俺はワガママだから、ちゃんと反省しないとダメなんです」
俺の両肩にヴァイゼンの温かな手が置かれた。
ヴァイゼンは俺の肩を撫でると、スッと手を離した。遠慮がちに触れてくるヴァイゼンはやっぱり優しい人だな。そう思うと俺はますます申し訳なさが募り、顔を上げられなくなった。
「そんなに下を向いていたら、頭に血が昇ってしまう。可愛い顔を見せてくれ」
「……ヴァイゼン様」
ようやく顔を上げると、ヴァイゼンの穏やかな微笑が俺を包み込んだ。
「どうしてそんなに優しいんですか。俺、殴られてもおかしくないほど、失礼なことを言ったのに」
「俺がきみを殴る? そんなことは起こり得ない。昨夜は俺も悪かった。きみは生まれ育った北域を離れ、こんな遠いところに連れて来られた。いろいろと心労があったのだろう? オメガとして生まれた苦しみについても、察することができずにすまなかった」
「またそうやって甘やかす……」
「きみは俺の愛する妻だ。夫が妻を慈しんで何が悪い?」
ヴァイゼンは俺が懐に抱いていた小さな花瓶に目をとめた。
「それは? もしやレムートが作ってくれたのか」
「俺、生け花や裁縫は結構得意ですよ。実家で仕込まれたので。ヴァイゼン様は菫の花がお好きだと聞いたので、生けてみました」
「すごく綺麗だ……」
「お部屋に飾ってください」
「では、これから一緒に俺の執務室に行こう」
「俺が入っていいのですか?」
「レムート。ここはきみの家だぞ。入ってダメな場所などない」
俺はヴァイゼンのあとをくっついて、廊下を歩き出した。
ヴァイゼンの執務室は、綺麗に整頓されていた。意外と几帳面な性格なのかもしれない。
机上にある書類はヴァイゼンの署名入りのものと、そうでないものに分けられている。いくつも付箋が貼られている書類があって、領地経営の複雑さを物語っている。
「たくさん本があるんですね」
「ああ。好きに見てくれて構わないぞ」
壁にしつらえられた書架には難しそうな本がたくさん並んでいる。ヴァイゼンは領主として、これらの書物をひもときながら執務にあたっているのだろう。
「ヴァイゼン様って、勉強も得意なのですか?」
「嫌いではない。休みの日は海洋生物の生態について調べている。本職の学者には負けるがな」
「巨鯨狩りもなさるのに、頭脳労働もお手のものなんですね」
俺の旦那様って、もしかしてすごい人?
憧れのまなざしを向ければ、ヴァイゼンは照れたように目を細めた。
重厚な造りをした執務机は、先代様から受け継いだものなのかな。きれいに木目が揃った上質な逸品である。
「ここに花を置いてくれ」
「はい」
執務机に生け花を飾ると、部屋がパッと明るくなった。
俺はヴァイゼンに笑いかけた。
「気に入っていただけましたか?」
「ああ、とても綺麗だ。そして、きみの笑顔はもっと美しい」
「またそうやって口説いてくるんだから」
「俺は1年間ものあいだ白い結婚を通すつもりはないよ」
ヴァイゼンは微笑みながら、菫の花にそっと触れた。
「俺の武骨な指では、花を引きちぎってしまうな。これからはレムート。きみに花を生けてもらうことにしよう」
「他にも仕事をお申し付けください! 俺、ヴァイゼン様のお役に立ちたいです」
「……修道士になりたいという願いはどうするんだ?」
「それは……」
「迷っているのかな?」
「……そうですね。俺、分からなくて。南域の人たちはみんないい人だから、つい甘えたくなる。でも、俺みたいな気難しくて情緒不安定なオメガじゃなく、ヴァイゼン様にはもっといいオメガがいるんじゃないかって思うんです」
「俺の運命の相手は、きみだ」
「……それは」
俺が言葉に詰まると、ヴァイゼンが優しく微笑んだ。
「今後の身の振り方については、この場で答えを出さなくてもいい。きみにとって一番いい選択をじっくりと考えればいいさ」
「俺、ヴァイゼン様のことを何にも知りません。だから教えてください。小さい頃の話とか、手がけていらっしゃるお仕事のこととか」
「嬉しいことを言う。可愛い妻がいて、俺は幸せ者だなあ」
「俺は可愛くなんか……。ワガママばかり言う悪妻です」
ヴァイゼンと俺は、執務室にある長椅子に隣り合って座った。ヴァイゼンが一冊の本を見せてくれる。
ページを開けば、南域で見られる珍しい植物の絵が描かれていた。
「綺麗ですね……」
「今度、実物を見に、植物園へ行こう」
「よろしいのですか? お忙しいのでは」
「そうだな、決して暇ではない。領民からさまざまな要望を受け取っているからな。でも、なんとか仕事を片付けて、きみとの時間を作り出すよ」
「ヴァイゼン様……。嫌だったら逃げてください!」
「ん?」
俺はヴァイゼンの腕に、ことんと頭を預けた。真っ赤になった顔をたくましい体に押しつける。
「どうした。急に甘えたくなったのか?」
「あなたがあまりにも優しすぎるから、俺の心はまたグチャグチャになっちゃいました。ヴァイゼン様のように泰然自若とはいきません」
「はははっ! 俺も今、心が大いに乱れているよ。なんと言っても、愛する妻が俺にぴたりとくっついてくれたんだ。かなり動揺している」
「全然そうは見えません。そこが領主をやってる人と、俺の違いかな……」
「レムート。手を繋いでもいいか?」
「……少しだけなら」
ヴァイゼンの指先が俺を求めてくる。
俺はぎゅっと目をつむった。恥ずかしくてどんな顔をしたらいいか分からない。ヴァイゼンの体温は予想よりも高くて、ずっと触れていると手のひらが溶けてしまいそうだった。
「そういえば、どうして菫の花がお好きなのですか」
「きみの瞳の色だからだ」
「それが理由なのですか?」
「ああ。俺はな、きみに心底参ってるんだ。2年前の王都での音楽祭できみを見て以来、ずっとずっときみを愛している」
「アルファの執着心、怖っ」
「そうだな。俺はアルファという性が持っている、独占欲の強さや傲慢さを厭わしく思っている。でも、きみが関わると俺は理性など吹き飛んでしまう。好きなんだ。レムートのことが大好きなんだ」
本当はキスしたいんだろうけど、ヴァイゼンは顔を寄せてこなかった。アルファなんて威張ってて嫌な奴らだと思ってたけど、彼らにも悩みがあるらしい。俺は少しだけヴァイゼンのことが分かったような気がした。そして、そのことがとても嬉しかった。
俺たちは手を繋いだまま見つめ合った。
「ヴァイゼン様の瞳……すごく綺麗ですね」
「きみの方こそ」
「……ずっとこうしていると、あなたのことを好きになってしまいそうだ」
俺がつぶやくと、ヴァイゼンの顔がほんのりと赤くなった。
「ふふっ。照れてるのですか?」
「きみが突然、可愛らしいことを言うから!」
「ヴァイゼン様もうろたえたりするんですね」
「俺はたかだか25歳の若造だぞ。それにきみと暮らし始めて、日が浅い。美しいきみがそばにいることに、まだ慣れていない」
「ヴァイゼン様って結構、可愛いですね」
「……この俺を可愛いと言うのはきみぐらいだぞ、レムート」
その後も、俺たちは他愛のない言葉を交わしては、手を繋いでじゃれ合った。
俺にとって、修道士になるのが本当に最善の選択なのかな?
寺院に入ってしまったら、もうヴァイゼンには会えない。ノノネ様をはじめとする南域のみんなともお別れだ。
「レムート。どうした、悲しそうな顔をして」
「いえ。先のことを考えていたら、つい」
「きみの未来は俺とともにある。何も思い悩むことはない」
力強く言い切ると、ヴァイゼンは俺から手を離した。去っていくぬくもりに名残り惜しさを感じてしまう。
これじゃあまるで俺、ヴァイゼンに恋してるみたいじゃないか。
いや、もう実際、惚れてるのかも……。
この優しくて、とてつもなく心が広い男に。
「失礼致します。夕食の準備が整いましたぞ」
家令のザンダーが呼びに来たので、俺とヴァイゼンは廊下に出た。
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