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第7章 イクメンパパ
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【王宮の食堂】
〈朝食を食べるハピネス国王、レイ姫、ノホ王子。料理が運ばれて来る〉
「バケットのシナモンフレンチトーストでございます」
「ありがとう」
「レイ、ノホを手伝っているそうだな」
「はい、お父様。とっても楽しいです。あ、戦争なのにこんな事を言っては不謹慎ですわね」
「いやいや、ノホの思いつきのおかげで世界の戦争がゲームになったのじゃ。もう誰も血を流す事は無い。少しぐらい楽しんでも良いではないか」
「でも、真剣に戦わないと、現実世界に反映されるからね。皆んな頑張っています」
「今度のゲームは何じゃ?」
「ワールドレーシングと言うカーレースです、父上」
「カーレースか。余も若い頃は車のおもちゃを集めたものだが」
「ゲームの中で色々な車を集められるのですよ」
「ほう、それは面白そうじゃのう」
さて、食事が終わった。
秘密基地に行くぞ。
「お姉様、行こう」
「ええ」
〈レイ姫とノホが食堂を出て行く〉
「行ってしまった(寂しいのお)」
【サロン】
〈お茶をお持ち致しました。本日はアッサムでございます〉
「うむ。ありがとう」
〈広いサロンで一人寂しく紅茶を飲むハピネス国王〉
「陛下。何だかお寂しそうですね」
「ガミか。うむ、レイもノホも離宮に行ってしまった」
「今日はお勉強はお休みですので」
「余もゲームをしてみたいのじゃが、どうすれば良いのかわからんのじゃ」
「わたくしもゲームの事はわかりませんけれど、ジェリーならわかるかも知れませんわ」
「おお、そうか。では、シェリーを呼んでくれぬか?」
「はい、陛下。少々お待ちくださいませ」
【秘密基地】
さて、まずは良い車を手に入れないとね。
最初に与えられるのはMINI Cooper。
レースに出て勝つとキャッシュとキーが貰えるから、キーを集めてガチャで車を入手するんだ。
そして、キャッシュを使ってパーツをアップグレードして行く。
キャッシュでも車を買えるけど、やっぱり良いのはガチャだね。
「やった!ポルシェ911が出たぞ!」
「ダン君良いなあ、僕はまだ良い車ゲット出来てないよ」
ショップ見てみるかな?
うーん…やっぱり買うのやめとこ。
以外と高いし。
キャッシュは、アップグレードに取っておいた方が良いね。
【サロン】
「陛下がゲームをなさるんですか?フフフ」
「おかしいか?」
「笑ったリして申し訳ありません」
「いやいや、良いのじゃ。おかしいかも知れぬが、子供たちが頑張っておるのじゃ、余も手伝ってやりたい」
「そうでしたか」
「イカリ君はあれで子育てを手伝う良き父親だそうじゃな」
「はい。彼のイクメン振りは有名です」
「余も彼のようなイクメンパパになりたい」
「陛下がイクメンパパですか?素敵ですね」
「協力してはくれぬかの?シェリー」
「勿論です陛下。ではまずこのアプリをインストールして…」
「ふむふむ」
「チュートリアルをやってみましょう」
「ふむふむ、これは中々楽しいものじゃな」
「では、そこにニックネームを登録してください」
「ニックネーム?何にするかのう?そうじゃな…」
【秘密基地】
はぁ…
僕はカーレース好きだけど、不器用だからあんまり得意じゃないんだよな。
カッコいい車欲しくて良くやるんだけどね。
勝てないと中々キーがたまらないな。
「ああん、難しい。すぐにコースアウトしてしまうの」
「ステアリングは軽く。コーナー入る前にブレーキ」
「ノホはどうして出来るの?」
「ライセンスはまだ良いけど、レースになると他の車たくさん居るから、僕もあんまり上手く出来ないよ」
「わたくしには無理だわ。ライセンスが取れないもの」
「でもまあ、お姉様は居てくれるだけで良いんだ」
〈???のレイ姫〉
だって、姉上が居るとダン君燃えるし、僕だって頑張れる。
「(居るだけで良いですって?ノホったら、見てらっしゃい)」
【サロン】
「ライセンスが取れたわい」
「これで一つ上のランクのレースに出場出来ます。賞金も増えますから、車をアップグレードしましょう」
「うむ、頑張るぞ」
「パーツがいくらぐらいするのか?ショップを覗いてみましょう」
「うーむ、まだこのショップだけしか行けんようじゃ」
「MINIですね」
「ガチャをアンロックすると、良い車が貰えるのかしら?」
「ガチャとは何じゃ?」
「キーを集めるとガチャが引けるようになるんです。車やパーツが貰えるのだと思いますよ」
「なるほど」
【秘密基地】
「ダン君ライセンスどこまで?」
「レベル4です」
「僕はまだレベル2だよ」
「頑張りましょう」
「二人とも頑張って」
〈微笑むレイ姫〉
「は、はいっ!」
ダン君が燃えている。
アニメだったら、瞳の中が炎だね。
「もっと可愛い車無いのかな?」
「可愛い?」
「はい。でも可愛いのは速くないかしらね?」
可愛いねぇ…?
ハンナさんどんな車が好きなんだろう?
僕はやっぱりカッコいいのが良いな。
よっしゃ!
レベル3のライセンス取れたぞ。
あ、クルーか。
ダン君にやってもらえれば良いんだけど…
クルーとかギルドとかクランとかって、僕の仕事なんだよな。
そのジャンルのゲームが得意な人がマスターやれたら良いのにね。
まあ、とにかく、いつも通りレ・シルフィードで作りますか。
何だか今回はイカリ将軍が大人しいけど…
はぁ、相変わらず汗汗でマウス握ってるな。
「うーむ、どうも上手くいかん。実際に車を運転する方が簡単だぞ」(汗汗)
あんまり得意じゃないみたいね。
あ、皆んな入って来た。
爆走オヤジって…
「ダン君またオヤジ?」
「はい。今度は爆弾じゃなくて爆走です」
ハンナさんは多分これだな。
「パンナコッタさ~ん」
「は~い」
やっぱりか。
姉上は、いつも通り麗さんだね。
って!
クルー入れてる!
「お姉様、ライセンス」
「レベル3まで取れたわ」
〈口あんぐりのノホ王子〉
「どうしたの?そんな顔して。フフフ」
慣れて来たのかな?
ひょっとして僕より上手いかも?
お姉様は器用だからね。
良ーし、僕も頑張るぞ
僕は地道にやって上手くなるタイプなんだ。
【サロン】
「クルーに入れるようになりましたね。クルーを探して入りましょう」
「これが大事なのじゃ。このクルーで戦争をするのじゃからな。確かノホのクルーの名前は…」
「レ・シルフィードではないでしょうか、他のゲームでもいつもその名前を使っていらっしゃいますから」
「おう、そうじゃった!確かそんな事をレイと話しておったわい」
「有りましたね、陛下。マスターの名前を確かめてください」
「のほほ~ん王子となっておる。全く、自分がのほほ~ん王子と認めておるのか」
「では申請してください」
「良し、クルーに入れたぞ」
【秘密基地】
クルーのガレージに行くと、皆んなの車が見れるんだよな。
ダン君のポルシェ911turboSカッコいいな。
ハンナさんのはAlfa-Romeo4cだ。
これ、カッコいいと思うんだけど、女の子の感覚だと可愛いのかな?
あ、車が増えた。
SKYLINEだ。
これは、誰の車だろう?
怒り将軍だって、皆んなにそう思われてるのちゃんと知ってるね、イカリ将軍。
こっちのBMは…
イクメンパパさんて人の車だ。
僕のはmustang GT。
お姉様のは…
え?
Ferrari Californiaなんて手に入れてるの?!
「はーい、皆さ~ん。採血しますのでこちらに並んでくださいね~」
「あ、麗華さん。今日は検査の日だったわ」
「麗華さん?」
綺麗な人だな。
「軍の医療チームの看護師です」
あれ?
ダン君の顔が真っ青だぞ。
「ダン君大丈夫?」
「だ、大丈夫です」
「ダン君注射嫌いだもんねー」
なんだ、そういう事か。
「ほらほら将軍も、採血ですよ」
「うむ、少し待て。このレースが終わったら行く」
「あは、夫婦で会話してる」
「夫婦?」
「麗華さんイカリ将軍の奥さんなんです」
「ふーん、そうなんだぁ、って、えーーーっ?!」
「王子驚き過ぎです」
「「将軍」って、言ってた」
「職場ではそう呼んでます。普段はパパ、ママって、呼び合ってるんですよ」
「イカリ将軍にあんな綺麗な奥さんが居たのか…美女と野獣の法則?」
「あ、それ有りますよね。でも、イカリ将軍も素敵な野獣ですね」
あれで結構部下に慕われてるんだよな。
「はーい、ダン君。採血しますよ~…あら?居ない」
「ダン君どこ行ったんだろう?」
「きっとトイレね」
男子トイレ、ハンナさんは行けないもんな。
僕が見て来よう。
【男子トイレ】
「ダン君居る?」
「お、王子」
「麗華さんが探してるよ」
「俺、小さい頃から注射だけは苦手なんです」
〈個室の中でブルブルっとするダン〉
【秘密基地のリビング】
「連れて来たよ」
「あ、ノホ王子。ありがとうございます」
〈そーっと逃げようとするダン〉
「ダン君「メ」しますよ」
「わかったよ…」
ハハハ、ダン君観念して採血を受けてる。
「ここは夢の国みたいですね、子供が喜びそうだわ」
「麗華さんは、お子さんいらっしゃるの?」
「はい、姫様。小さな女の子が居ます」
「まあ素敵。今度連れていらっしゃいな」
「いえいえ、そんな…皆さんの邪魔になります」
「ここなら構わないでしょう。ね、ノホ?」
「うん。平気平気」
「こらこら、終わったならさっさと帰れ。お前達はゲームに戻るのだ」
「怒られちゃった。ふふふ」
何だか良いなあ、イカリ将軍と麗華さん。
あ、チャットだ。
クルー茶
/爆走オヤジ/クルー戦の練習しませんか?
/イクメンパパ/私も参加したい
/爆走オヤジ/どうぞ!
/麗/わたくしも大丈夫でしょうか?
/のほほ~ん王子/練習だから良いんじゃない?
/爆走オヤジ/大丈夫です\( ˆoˆ )/
/怒り将軍/私も参加するぞ(`▽´)
「ははは、イカリ将軍が顔文字使ってる」
「チャットと言う物に慣れて来たので使ってみたのだが…」
「良いよ、良いよ。どんどん使って」
「そ、そうですか?」
「将軍、僕に敬語禁止」
「そうで有った」
/爆走オヤジ/始めますよ
/のほほ~ん王子/桶
/パンナコッタ/オッケー(^▽^)o
【サロン】
「桶とは、オッケーの事か?」
「そのようですね。陛下もOK出してください」
「うむ…」
〈慣れない手つきでキーボードを打つハピネス国王〉
/イクメンパパ/OKじゃ
【秘密基地】
「「じゃ」だって」
「イクメンパパさん、以外とお年を召していらっしゃるのかしら?」
「お姉様も準備出来たらOK出して」
/麗/わたくしもOKです(*^^)v
このレースは、6人でチームを組んで交代で走るんだ。
一人10周するんだけど、ガソリンの量が決められているから、無くならないうちにピットインして補給する。
ピットからコースに出るまでロスするから、どこで補給するか良く考えないとね。
一度補給するだけで大丈夫だと思うけどね。
最初はパンナコッタさんから、次が怒り将軍で、麗さん、僕、イクメンパパさんで、ラストが爆走オヤジ。
練習は、コンピューター相手だね。
〈スタート!〉
「ハンナさん頑張れー」
「はーい」
僕も頑張らないとね。
パンナコッタさんが3位で回って来て怒り将軍に交代だ。
イカリ将軍は3位をキープして麗さんに交代した。
麗さんも3位をキープして僕に交代!
姉上中々やるな。
僕も頑張らないと。
って!
後ろ迫って来てる!
やっぱりこの車じゃキツいか?
今ピットインすると完全に抜かれる。
あー、でもガス欠だ。
仕方ないピットインするぞ。
10周してイクメンパパさんに交代した。
僕のせいで4位になっちゃった
クルー茶
/のほほ~ん王子/ごめんなさい(><)
/爆走オヤジ/(・ω・ノノ"ドンマイ☆(・ω・ノノ"チャチャチャ☆
イクメンパパさん4位でピットインしたけど後ろ来てるな。
ダン君に交代した。
5位スタートだ。
「ダン君頑張れ!」
「頑張って~」
「おりゃ!」
凄い追い上げてる。
4位に上がって突き放して補給だ。
余裕で出て行ったぞ。
もう少しだ!
よっしゃ!
3位まで上がった。
あ、ファイナルラップだ。
爆走オヤジ頑張ってくれたたけど、僕達のクルーは3位。
決戦の日までに車何とかしないとな。
〈朝食を食べるハピネス国王、レイ姫、ノホ王子。料理が運ばれて来る〉
「バケットのシナモンフレンチトーストでございます」
「ありがとう」
「レイ、ノホを手伝っているそうだな」
「はい、お父様。とっても楽しいです。あ、戦争なのにこんな事を言っては不謹慎ですわね」
「いやいや、ノホの思いつきのおかげで世界の戦争がゲームになったのじゃ。もう誰も血を流す事は無い。少しぐらい楽しんでも良いではないか」
「でも、真剣に戦わないと、現実世界に反映されるからね。皆んな頑張っています」
「今度のゲームは何じゃ?」
「ワールドレーシングと言うカーレースです、父上」
「カーレースか。余も若い頃は車のおもちゃを集めたものだが」
「ゲームの中で色々な車を集められるのですよ」
「ほう、それは面白そうじゃのう」
さて、食事が終わった。
秘密基地に行くぞ。
「お姉様、行こう」
「ええ」
〈レイ姫とノホが食堂を出て行く〉
「行ってしまった(寂しいのお)」
【サロン】
〈お茶をお持ち致しました。本日はアッサムでございます〉
「うむ。ありがとう」
〈広いサロンで一人寂しく紅茶を飲むハピネス国王〉
「陛下。何だかお寂しそうですね」
「ガミか。うむ、レイもノホも離宮に行ってしまった」
「今日はお勉強はお休みですので」
「余もゲームをしてみたいのじゃが、どうすれば良いのかわからんのじゃ」
「わたくしもゲームの事はわかりませんけれど、ジェリーならわかるかも知れませんわ」
「おお、そうか。では、シェリーを呼んでくれぬか?」
「はい、陛下。少々お待ちくださいませ」
【秘密基地】
さて、まずは良い車を手に入れないとね。
最初に与えられるのはMINI Cooper。
レースに出て勝つとキャッシュとキーが貰えるから、キーを集めてガチャで車を入手するんだ。
そして、キャッシュを使ってパーツをアップグレードして行く。
キャッシュでも車を買えるけど、やっぱり良いのはガチャだね。
「やった!ポルシェ911が出たぞ!」
「ダン君良いなあ、僕はまだ良い車ゲット出来てないよ」
ショップ見てみるかな?
うーん…やっぱり買うのやめとこ。
以外と高いし。
キャッシュは、アップグレードに取っておいた方が良いね。
【サロン】
「陛下がゲームをなさるんですか?フフフ」
「おかしいか?」
「笑ったリして申し訳ありません」
「いやいや、良いのじゃ。おかしいかも知れぬが、子供たちが頑張っておるのじゃ、余も手伝ってやりたい」
「そうでしたか」
「イカリ君はあれで子育てを手伝う良き父親だそうじゃな」
「はい。彼のイクメン振りは有名です」
「余も彼のようなイクメンパパになりたい」
「陛下がイクメンパパですか?素敵ですね」
「協力してはくれぬかの?シェリー」
「勿論です陛下。ではまずこのアプリをインストールして…」
「ふむふむ」
「チュートリアルをやってみましょう」
「ふむふむ、これは中々楽しいものじゃな」
「では、そこにニックネームを登録してください」
「ニックネーム?何にするかのう?そうじゃな…」
【秘密基地】
はぁ…
僕はカーレース好きだけど、不器用だからあんまり得意じゃないんだよな。
カッコいい車欲しくて良くやるんだけどね。
勝てないと中々キーがたまらないな。
「ああん、難しい。すぐにコースアウトしてしまうの」
「ステアリングは軽く。コーナー入る前にブレーキ」
「ノホはどうして出来るの?」
「ライセンスはまだ良いけど、レースになると他の車たくさん居るから、僕もあんまり上手く出来ないよ」
「わたくしには無理だわ。ライセンスが取れないもの」
「でもまあ、お姉様は居てくれるだけで良いんだ」
〈???のレイ姫〉
だって、姉上が居るとダン君燃えるし、僕だって頑張れる。
「(居るだけで良いですって?ノホったら、見てらっしゃい)」
【サロン】
「ライセンスが取れたわい」
「これで一つ上のランクのレースに出場出来ます。賞金も増えますから、車をアップグレードしましょう」
「うむ、頑張るぞ」
「パーツがいくらぐらいするのか?ショップを覗いてみましょう」
「うーむ、まだこのショップだけしか行けんようじゃ」
「MINIですね」
「ガチャをアンロックすると、良い車が貰えるのかしら?」
「ガチャとは何じゃ?」
「キーを集めるとガチャが引けるようになるんです。車やパーツが貰えるのだと思いますよ」
「なるほど」
【秘密基地】
「ダン君ライセンスどこまで?」
「レベル4です」
「僕はまだレベル2だよ」
「頑張りましょう」
「二人とも頑張って」
〈微笑むレイ姫〉
「は、はいっ!」
ダン君が燃えている。
アニメだったら、瞳の中が炎だね。
「もっと可愛い車無いのかな?」
「可愛い?」
「はい。でも可愛いのは速くないかしらね?」
可愛いねぇ…?
ハンナさんどんな車が好きなんだろう?
僕はやっぱりカッコいいのが良いな。
よっしゃ!
レベル3のライセンス取れたぞ。
あ、クルーか。
ダン君にやってもらえれば良いんだけど…
クルーとかギルドとかクランとかって、僕の仕事なんだよな。
そのジャンルのゲームが得意な人がマスターやれたら良いのにね。
まあ、とにかく、いつも通りレ・シルフィードで作りますか。
何だか今回はイカリ将軍が大人しいけど…
はぁ、相変わらず汗汗でマウス握ってるな。
「うーむ、どうも上手くいかん。実際に車を運転する方が簡単だぞ」(汗汗)
あんまり得意じゃないみたいね。
あ、皆んな入って来た。
爆走オヤジって…
「ダン君またオヤジ?」
「はい。今度は爆弾じゃなくて爆走です」
ハンナさんは多分これだな。
「パンナコッタさ~ん」
「は~い」
やっぱりか。
姉上は、いつも通り麗さんだね。
って!
クルー入れてる!
「お姉様、ライセンス」
「レベル3まで取れたわ」
〈口あんぐりのノホ王子〉
「どうしたの?そんな顔して。フフフ」
慣れて来たのかな?
ひょっとして僕より上手いかも?
お姉様は器用だからね。
良ーし、僕も頑張るぞ
僕は地道にやって上手くなるタイプなんだ。
【サロン】
「クルーに入れるようになりましたね。クルーを探して入りましょう」
「これが大事なのじゃ。このクルーで戦争をするのじゃからな。確かノホのクルーの名前は…」
「レ・シルフィードではないでしょうか、他のゲームでもいつもその名前を使っていらっしゃいますから」
「おう、そうじゃった!確かそんな事をレイと話しておったわい」
「有りましたね、陛下。マスターの名前を確かめてください」
「のほほ~ん王子となっておる。全く、自分がのほほ~ん王子と認めておるのか」
「では申請してください」
「良し、クルーに入れたぞ」
【秘密基地】
クルーのガレージに行くと、皆んなの車が見れるんだよな。
ダン君のポルシェ911turboSカッコいいな。
ハンナさんのはAlfa-Romeo4cだ。
これ、カッコいいと思うんだけど、女の子の感覚だと可愛いのかな?
あ、車が増えた。
SKYLINEだ。
これは、誰の車だろう?
怒り将軍だって、皆んなにそう思われてるのちゃんと知ってるね、イカリ将軍。
こっちのBMは…
イクメンパパさんて人の車だ。
僕のはmustang GT。
お姉様のは…
え?
Ferrari Californiaなんて手に入れてるの?!
「はーい、皆さ~ん。採血しますのでこちらに並んでくださいね~」
「あ、麗華さん。今日は検査の日だったわ」
「麗華さん?」
綺麗な人だな。
「軍の医療チームの看護師です」
あれ?
ダン君の顔が真っ青だぞ。
「ダン君大丈夫?」
「だ、大丈夫です」
「ダン君注射嫌いだもんねー」
なんだ、そういう事か。
「ほらほら将軍も、採血ですよ」
「うむ、少し待て。このレースが終わったら行く」
「あは、夫婦で会話してる」
「夫婦?」
「麗華さんイカリ将軍の奥さんなんです」
「ふーん、そうなんだぁ、って、えーーーっ?!」
「王子驚き過ぎです」
「「将軍」って、言ってた」
「職場ではそう呼んでます。普段はパパ、ママって、呼び合ってるんですよ」
「イカリ将軍にあんな綺麗な奥さんが居たのか…美女と野獣の法則?」
「あ、それ有りますよね。でも、イカリ将軍も素敵な野獣ですね」
あれで結構部下に慕われてるんだよな。
「はーい、ダン君。採血しますよ~…あら?居ない」
「ダン君どこ行ったんだろう?」
「きっとトイレね」
男子トイレ、ハンナさんは行けないもんな。
僕が見て来よう。
【男子トイレ】
「ダン君居る?」
「お、王子」
「麗華さんが探してるよ」
「俺、小さい頃から注射だけは苦手なんです」
〈個室の中でブルブルっとするダン〉
【秘密基地のリビング】
「連れて来たよ」
「あ、ノホ王子。ありがとうございます」
〈そーっと逃げようとするダン〉
「ダン君「メ」しますよ」
「わかったよ…」
ハハハ、ダン君観念して採血を受けてる。
「ここは夢の国みたいですね、子供が喜びそうだわ」
「麗華さんは、お子さんいらっしゃるの?」
「はい、姫様。小さな女の子が居ます」
「まあ素敵。今度連れていらっしゃいな」
「いえいえ、そんな…皆さんの邪魔になります」
「ここなら構わないでしょう。ね、ノホ?」
「うん。平気平気」
「こらこら、終わったならさっさと帰れ。お前達はゲームに戻るのだ」
「怒られちゃった。ふふふ」
何だか良いなあ、イカリ将軍と麗華さん。
あ、チャットだ。
クルー茶
/爆走オヤジ/クルー戦の練習しませんか?
/イクメンパパ/私も参加したい
/爆走オヤジ/どうぞ!
/麗/わたくしも大丈夫でしょうか?
/のほほ~ん王子/練習だから良いんじゃない?
/爆走オヤジ/大丈夫です\( ˆoˆ )/
/怒り将軍/私も参加するぞ(`▽´)
「ははは、イカリ将軍が顔文字使ってる」
「チャットと言う物に慣れて来たので使ってみたのだが…」
「良いよ、良いよ。どんどん使って」
「そ、そうですか?」
「将軍、僕に敬語禁止」
「そうで有った」
/爆走オヤジ/始めますよ
/のほほ~ん王子/桶
/パンナコッタ/オッケー(^▽^)o
【サロン】
「桶とは、オッケーの事か?」
「そのようですね。陛下もOK出してください」
「うむ…」
〈慣れない手つきでキーボードを打つハピネス国王〉
/イクメンパパ/OKじゃ
【秘密基地】
「「じゃ」だって」
「イクメンパパさん、以外とお年を召していらっしゃるのかしら?」
「お姉様も準備出来たらOK出して」
/麗/わたくしもOKです(*^^)v
このレースは、6人でチームを組んで交代で走るんだ。
一人10周するんだけど、ガソリンの量が決められているから、無くならないうちにピットインして補給する。
ピットからコースに出るまでロスするから、どこで補給するか良く考えないとね。
一度補給するだけで大丈夫だと思うけどね。
最初はパンナコッタさんから、次が怒り将軍で、麗さん、僕、イクメンパパさんで、ラストが爆走オヤジ。
練習は、コンピューター相手だね。
〈スタート!〉
「ハンナさん頑張れー」
「はーい」
僕も頑張らないとね。
パンナコッタさんが3位で回って来て怒り将軍に交代だ。
イカリ将軍は3位をキープして麗さんに交代した。
麗さんも3位をキープして僕に交代!
姉上中々やるな。
僕も頑張らないと。
って!
後ろ迫って来てる!
やっぱりこの車じゃキツいか?
今ピットインすると完全に抜かれる。
あー、でもガス欠だ。
仕方ないピットインするぞ。
10周してイクメンパパさんに交代した。
僕のせいで4位になっちゃった
クルー茶
/のほほ~ん王子/ごめんなさい(><)
/爆走オヤジ/(・ω・ノノ"ドンマイ☆(・ω・ノノ"チャチャチャ☆
イクメンパパさん4位でピットインしたけど後ろ来てるな。
ダン君に交代した。
5位スタートだ。
「ダン君頑張れ!」
「頑張って~」
「おりゃ!」
凄い追い上げてる。
4位に上がって突き放して補給だ。
余裕で出て行ったぞ。
もう少しだ!
よっしゃ!
3位まで上がった。
あ、ファイナルラップだ。
爆走オヤジ頑張ってくれたたけど、僕達のクルーは3位。
決戦の日までに車何とかしないとな。
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地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
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