34 / 37
第34話:友情の連帯
しおりを挟む
三人は警戒を怠らず、洞窟の奥へと進み始めた。水晶の通路を進む彼らの前に、最初の敵が姿を現す。
ゴゴゴゴ……。
地響きと共に、通路脇の巨大な水晶塊がその形を変え始めた。それは、人型のシルエットを形成し、やがて二つの光る眼窩を持つ「クリスタルゴーレム」となって立ち上がった。身長は3メートルを超え、その全身は極めて硬質な水晶で構成されている。
「俺が前に出る!」
悠真がダマスカス鋼の剣を構え、突進する。ゴーレムが振り下ろした水晶の腕を、剣で受け流した。ガキン、という甲高い金属音と共に火花が散る。以前の剣であれば、受け止めることすら困難だったであろう一撃だ。しかし、悠真はびくともしない。
「紗夜!」
「はい!」
悠真がゴーレムの注意を引きつけている隙に、紗夜が風のような速さでその背後に回り込む。シルフィードレザーアーマーの加護を受けた彼女の動きは、もはや目で追うことすら困難な領域に達していた。ミスリル製の剣が、ゴーレムの関節部、水晶の継ぎ目を的確に捉える。硬い装甲が、バターのように切り裂かれていった。
「ファイアボール!」
とどめは、美琴の魔法だった。古代樹の杖から放たれた巨大な火球が、ゴーレムの胸部を正確に直撃する。ゴーレムは断末魔の叫びを上げる間もなく、内側から眩い光を放ち、木っ端微塵に砕け散った。
その後も、三人の快進撃は続いた。影から影へと高速で飛び移り、鋭い爪で奇襲をかけてくる「シャドウパンサー」の群れも、彼らの敵ではなかった。
紗夜が持ち前のスピードでパンサーたちを翻弄し、その攻撃を一切寄せ付けない。彼女の剣閃が描く銀色の軌跡の中で、影の獣たちは次々とその姿を霧散させていく。
「サンダーストーム!」
美琴が放つ広範囲の雷撃魔法が、残敵を一掃する。洞窟内に轟音が響き渡り、稲妻が水晶の壁に複雑な影を落とした。
三人は、自分たちの成長をはっきりと実感していた。以前であれば一体一体に苦戦を強いられたであろう上級モンスターを、今や連携一つで、呼吸をするように屠っていく。確かな手応えが、彼らの自信をさらに強固なものにしていた。
やがて、洞窟の最深部、ひときわ巨大な水晶でできた両開きの扉の前にたどり着いた。扉の表面には古代のルーン文字のような紋様が刻まれ、内部から放たれる強大な魔力の波動で、扉全体が脈打つように明滅している。この先に、この階層の主がいる。三人の誰もが、それを直感で理解した。
悠真は二人の様子を見て、かすかに眉をひそめた。美琴の額には汗が滲み、紗夜の呼吸も普段より荒い。種シリーズで強化されているとはいえ、上級階層の連戦は確実に二人の体力を削っていた。
「ここまでよく頑張ったな、二人とも」
悠真が優しい声で言った。
「ちょっと中の様子を偵察してくる。二人はここで少し休んでいてくれ」
「でも、悠真さん一人では……」
美琴が心配そうに声を上げたが、悠真は軽く手を振った。
「偵察だけだ。ボスの配置と部屋の構造を確認したら、すぐ戻る。それに、二人が万全の状態じゃないと、ボス戦は厳しい。少しでも体力を回復させておいてくれ」
その言葉には、リーダーとしての冷静な判断と、仲間への思いやりが込められていた。美琴と紗夜は、悠真の配慮に気づき、素直に頷いた。悠真が一人、音もなく扉の隙間から内部へと侵入していくのを見送った。
◇ ◇ ◇
悠真の姿が扉の向こうに消え、洞窟には再び静寂が戻ってきた。水晶が放つ幻想的な光だけが、残された二人の少女を照らしている。
「少し、休みましょうか」
美琴が壁に背を預けながら言うと、紗夜も隣に腰を下ろした。マジックバッグから水筒を取り出し、喉を潤す。激しい戦闘の連続で、知らず知らずのうちに体力を消耗していた。
「本当に、ありがとうございます。美琴さん」
短い沈黙の後、紗夜がぽつりと呟いた。その声は、普段の快活さとは違う、静かで真摯な響きを持っていた。
「悠真さんはもちろんですが、美琴さんがいなかったら、私はとっくに心が折れていたと思います。妹のこと、パーティーに入れてくれたこと……感謝してもしきれません」
「そんなことないわ。紗夜ちゃんが頑張っているから、私たちも頑張れるのよ」
美琴は優しく微笑んだ。彼女の言葉は、いつも紗夜の心を温かく包んでくれる。
紗夜は、悠真が消えた扉を心配そうに見つめる美琴の横顔に、妹を想う自分と同じ種類の熱を見出した。だからこそ、確信に近い気持ちで、悪戯っぽく、しかし真剣な光を目に宿して尋ねた。
「美琴さんって、悠真さんのこと、好きなんですか?」
その問いは、あまりにも唐突で、直球だった。
「え……!?」
美琴の肩が、びくりと跳ねた。顔が、見る見るうちに熟れた林檎のように赤く染まっていく。彼女は慌てて視線を逸らし、言葉を探した。しかし、どんな言い訳も、紗夜の真っ直ぐな瞳の前では意味をなさないように思えた。
紗夜は、そんな美琴の動揺を咎めるでもなく、ただじっと、その答えを待っていた。やがて、観念したように美琴は顔を上げた。その頬はまだ赤いままだったが、彼女は紗夜の瞳をしっかりと見つめ返すと、隠さずに小さく、しかしはっきりと頷いた。
その肯定の仕草を見て、紗夜は「やっぱり!」と納得したように微笑んだ。その笑顔には、からかいの色など微塵もなく、ただただ純粋な納得と喜びが満ちていた。
「私、気づいてました。悠真さんを見る時の美琴さんの目、すっごく優しいんです」
そして、紗夜は自分の胸を力強く叩いた。
「私も美琴さんの恋を全力で応援します! 任せてください!」
その力強い宣言に、美琴は驚きと、そして込み上げてくる温かい感情で胸がいっぱいになった。この真っ直ぐで、太陽のような少女。彼女と出会えたことは、悠真と出会えたことと同じくらい、自分にとって幸運なことだったのかもしれない。
この短い会話を通して、二人の間には、単なる仲間以上の、女性同士の固い友情と連帯感が芽生えていた。それは、これから待ち受ける過酷な戦いを共に乗り越えていく上で、何よりも強い力となるはずだった。
ゴゴゴゴ……。
地響きと共に、通路脇の巨大な水晶塊がその形を変え始めた。それは、人型のシルエットを形成し、やがて二つの光る眼窩を持つ「クリスタルゴーレム」となって立ち上がった。身長は3メートルを超え、その全身は極めて硬質な水晶で構成されている。
「俺が前に出る!」
悠真がダマスカス鋼の剣を構え、突進する。ゴーレムが振り下ろした水晶の腕を、剣で受け流した。ガキン、という甲高い金属音と共に火花が散る。以前の剣であれば、受け止めることすら困難だったであろう一撃だ。しかし、悠真はびくともしない。
「紗夜!」
「はい!」
悠真がゴーレムの注意を引きつけている隙に、紗夜が風のような速さでその背後に回り込む。シルフィードレザーアーマーの加護を受けた彼女の動きは、もはや目で追うことすら困難な領域に達していた。ミスリル製の剣が、ゴーレムの関節部、水晶の継ぎ目を的確に捉える。硬い装甲が、バターのように切り裂かれていった。
「ファイアボール!」
とどめは、美琴の魔法だった。古代樹の杖から放たれた巨大な火球が、ゴーレムの胸部を正確に直撃する。ゴーレムは断末魔の叫びを上げる間もなく、内側から眩い光を放ち、木っ端微塵に砕け散った。
その後も、三人の快進撃は続いた。影から影へと高速で飛び移り、鋭い爪で奇襲をかけてくる「シャドウパンサー」の群れも、彼らの敵ではなかった。
紗夜が持ち前のスピードでパンサーたちを翻弄し、その攻撃を一切寄せ付けない。彼女の剣閃が描く銀色の軌跡の中で、影の獣たちは次々とその姿を霧散させていく。
「サンダーストーム!」
美琴が放つ広範囲の雷撃魔法が、残敵を一掃する。洞窟内に轟音が響き渡り、稲妻が水晶の壁に複雑な影を落とした。
三人は、自分たちの成長をはっきりと実感していた。以前であれば一体一体に苦戦を強いられたであろう上級モンスターを、今や連携一つで、呼吸をするように屠っていく。確かな手応えが、彼らの自信をさらに強固なものにしていた。
やがて、洞窟の最深部、ひときわ巨大な水晶でできた両開きの扉の前にたどり着いた。扉の表面には古代のルーン文字のような紋様が刻まれ、内部から放たれる強大な魔力の波動で、扉全体が脈打つように明滅している。この先に、この階層の主がいる。三人の誰もが、それを直感で理解した。
悠真は二人の様子を見て、かすかに眉をひそめた。美琴の額には汗が滲み、紗夜の呼吸も普段より荒い。種シリーズで強化されているとはいえ、上級階層の連戦は確実に二人の体力を削っていた。
「ここまでよく頑張ったな、二人とも」
悠真が優しい声で言った。
「ちょっと中の様子を偵察してくる。二人はここで少し休んでいてくれ」
「でも、悠真さん一人では……」
美琴が心配そうに声を上げたが、悠真は軽く手を振った。
「偵察だけだ。ボスの配置と部屋の構造を確認したら、すぐ戻る。それに、二人が万全の状態じゃないと、ボス戦は厳しい。少しでも体力を回復させておいてくれ」
その言葉には、リーダーとしての冷静な判断と、仲間への思いやりが込められていた。美琴と紗夜は、悠真の配慮に気づき、素直に頷いた。悠真が一人、音もなく扉の隙間から内部へと侵入していくのを見送った。
◇ ◇ ◇
悠真の姿が扉の向こうに消え、洞窟には再び静寂が戻ってきた。水晶が放つ幻想的な光だけが、残された二人の少女を照らしている。
「少し、休みましょうか」
美琴が壁に背を預けながら言うと、紗夜も隣に腰を下ろした。マジックバッグから水筒を取り出し、喉を潤す。激しい戦闘の連続で、知らず知らずのうちに体力を消耗していた。
「本当に、ありがとうございます。美琴さん」
短い沈黙の後、紗夜がぽつりと呟いた。その声は、普段の快活さとは違う、静かで真摯な響きを持っていた。
「悠真さんはもちろんですが、美琴さんがいなかったら、私はとっくに心が折れていたと思います。妹のこと、パーティーに入れてくれたこと……感謝してもしきれません」
「そんなことないわ。紗夜ちゃんが頑張っているから、私たちも頑張れるのよ」
美琴は優しく微笑んだ。彼女の言葉は、いつも紗夜の心を温かく包んでくれる。
紗夜は、悠真が消えた扉を心配そうに見つめる美琴の横顔に、妹を想う自分と同じ種類の熱を見出した。だからこそ、確信に近い気持ちで、悪戯っぽく、しかし真剣な光を目に宿して尋ねた。
「美琴さんって、悠真さんのこと、好きなんですか?」
その問いは、あまりにも唐突で、直球だった。
「え……!?」
美琴の肩が、びくりと跳ねた。顔が、見る見るうちに熟れた林檎のように赤く染まっていく。彼女は慌てて視線を逸らし、言葉を探した。しかし、どんな言い訳も、紗夜の真っ直ぐな瞳の前では意味をなさないように思えた。
紗夜は、そんな美琴の動揺を咎めるでもなく、ただじっと、その答えを待っていた。やがて、観念したように美琴は顔を上げた。その頬はまだ赤いままだったが、彼女は紗夜の瞳をしっかりと見つめ返すと、隠さずに小さく、しかしはっきりと頷いた。
その肯定の仕草を見て、紗夜は「やっぱり!」と納得したように微笑んだ。その笑顔には、からかいの色など微塵もなく、ただただ純粋な納得と喜びが満ちていた。
「私、気づいてました。悠真さんを見る時の美琴さんの目、すっごく優しいんです」
そして、紗夜は自分の胸を力強く叩いた。
「私も美琴さんの恋を全力で応援します! 任せてください!」
その力強い宣言に、美琴は驚きと、そして込み上げてくる温かい感情で胸がいっぱいになった。この真っ直ぐで、太陽のような少女。彼女と出会えたことは、悠真と出会えたことと同じくらい、自分にとって幸運なことだったのかもしれない。
この短い会話を通して、二人の間には、単なる仲間以上の、女性同士の固い友情と連帯感が芽生えていた。それは、これから待ち受ける過酷な戦いを共に乗り越えていく上で、何よりも強い力となるはずだった。
20
あなたにおすすめの小説
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる