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コンラッドの青い瞳に、絡み合った白い肢体が写っている。
淡く薄暗いオレンジ色の室内は、より性の高揚を高め、蘭武の切なげな吐息がコンラッドに欲情を齎した。
コンラッドの瞳は、蘭武だけを見つめていた。
紅砂と座位の形で交わり、瞼を震わす姿は、意外にもコンラッドが相手したどんな女性よりも、淑やかな美しさを兼ね備えていた。この時ばかりは、浜辺で見せた男性的な部分が、微塵も感じられず、その滑らかで肌理細やかな白い肌と細く引き締まったウエストラインから尻にかけての女らしい曲線が、慎ましげに、揺れていた。
喘ぎ声を必死にかみ殺す蘭武の悩ましげな表情と、動くリズムに合わせて、聞こえてくる結合部分の濡れた音が、彼女の官能の度合いを物語っていた。
時折、潤んだ瞳で紅砂を見つめるその表情に、何故だかコンラッドの胸はきりきりと痛んだ。
浜辺で出会った男性的な第一印象との落差に、コンラッドは戸惑っていた。
もしも自分に、この潤んだ瞳が向けられたなら……そんな想いが一瞬脳裏を過ぎり、莫迦莫迦しさに思わず辟易したのだ。
彼は俯いて、真紅の髪を掻き毟った。二人を見ないに越したことはない。しかし、先ほどから絶えず聞こえてくる濡れた淫靡な音に、つい気が散れてしまう。彼はその音を振り払うように首を振った。
彼を覆う透明な膜には、未だ硫化水素が充満し、彼の動きを封じていた。そんなさ中、頭を振ってしまい、急激な眩暈を起こさせた。
(駄目だ……このまま横たわって寝てしまおう……)
そう思った矢先、蘭武の口から零れる熱い喘ぎ声に、彼の体はビクリと小刻みに反応した。寝るどころか、思わず顔を上げて見てしまう。そして、また飛び込んできた白い肢体に目が離せなくなった。
二人は体位を変え、小刻みに揺れる蘭武の白く女らしい胸の膨らみをコンラッドは見つめていた。濡れた瞳で官能的な表情を示す彼女に、今ではすっかり魅入られてしまっていた。
紅砂の唇から牙がせり出し、蘭武に覆いかぶさる。もはや、彼女は快楽を押し殺す事無く開放した。唇から熱い喘ぎ声を漏らし、紅砂の頭を抱え込む。
コンラッドの目が薄く閉じられると同時に、紅砂が首筋に牙を立てる。
ぷっつりと張りのある肌が破れ、紅い血があふれ出した。
コンラッドは蘭武の血の香りに堪えられず、自身の手の甲に牙を立てた。
部屋一面に血の香りが充満し始めた。
真紅に染まった熱い視線で、血に染まった白く細い首筋を物ほしそうに見つめた。
蘭武から身を離した紅砂は、傍らにあった襦袢を纏い、白閻を覆う膜を鬼面に吸収させ彼女を開放すると、そっと抱き上げ蘭武の首筋へと導いた。
白閻はちらりと紅砂を見つめ、紅砂は無言で頷いた。
蘭武の血を吸えということだろう。蘭武は失神したまま動かない。
白閻はゆっくりと蘭武に覆いかぶさり、まだ首筋から血が溢れ出ている箇所に唇を重ねた。
再度、蘭武の体が反応し始めるが、彼女に意識はない。
白閻が血を啜る度に、女体姿の白閻が、しなやかで強靭な男性の肉体へと変わる。
完全な男性化を果たした白閻は、蘭武の足の間に腰を入れ、彼女の中心部を貫いた。
白閻は蘭武の首筋から血を啜ったまま、自らの生命を彼女の中に注いだ。白閻が全ての生命を蘭武に注ぎ込む頃、白閻の姿はすっかり霧のようになって、蘭武の体内へと収まっていった。
紅砂は先ほどから様子を伺っているコンラッドに初めて視線を向けた。そして、意味ありげに微笑む。
「さっきから、じっと見てましたよね……。ご感想は?」
「うるさい。 早く俺をここから出せ!」
「いいですよ、別に……」
あっさりと了承する紅砂の答えに、コンラッドは片眉を上げた。
「冗談だろ?」
「いいえ、冗談ではありません。いつまでもあなたを捕らえていても仕方がないでしょう? あなたは僕の血を吸っっている事ですし、硫化水素に順応するのも時間の問題ですからね、そしたら結果的に今の状況に意味はない。僕は、白閻が彼女の体内に宿れば、それでいい」
「ここから出た瞬間、お前を吸収し、その女を殺すかもしれんぞ……。そしたら元の木阿弥じゃないのか?」
「僕を吸収する云々はさて置き、あなたにこの娘を殺すことが出来ますかね?」
紅砂の口元が笑いの形に綻ぶ。ゆっくりとコンラッドを覆う薄い皮膜に近づき、視線が交差する。
「……僕も、蘭武も……欲しければ、お好きなように」
紅砂の申し出にコンラッドの頬が引きつる。
「ちょっと待て、その女はお前を慕っているぞ! 結鬼であるという事を含みつつだ!そのような存在をお前は蔑ろにするのか?」
「全ては彼女次第でしょう。……彼女のこと、気に入りました?」
紅砂が意味ありげに微笑する。コンラッドは一瞬怒りを覚えたが、何とか押さえて話を変えた。
「それにしても、何故この女は、こうもあっさり結鬼であるお前を受け入れられるのだ?」
「それは長年培ってきたものの差でしょう。元々、この土地の人々は、人外の者を受け入れやすい思想感を持っている。海に隔てられ、閉鎖された環境にありながら、この土地の自然は広大だ。父島に至っては、熱帯から冷帯の動植物が多様に混じり合い、火山帯という条件が気体にも変化を齎す。島の多様な自然は、人の五感で感じられないモノも多い……。そして、人々の暮らしに何かしらの影響を与えている。島の人々は、そういった『モノ』に時折、人格を与え、『神』として、理解できない自然現象と折り合いをつけながら生活する術を昔から身に付けているのだ。僕ら『結鬼』という存在も彼らにとっては、島の自然の一つに過ぎない。島に住まうモノは何であろうと、隣人に過ぎないのだ。僕は人が島に入り込む以前から、ここで暮らしている。よって、受け入れると言うより、昔から在ったモノという認識のほうが強いのかも知れない。
この島は未だにそういうモノが信じられている特殊な場所なんです。
……だが、君の場合は少し勝手が違う。結鬼であるとかどうとかというより、外から入ってきたモノに過ぎない。だから、警戒する。君がただの人間だとしても、異国から来た者として、僕とはやはり扱いが違うと思うよ」
「人も結鬼も何もかも、元から在るモノとそうで無いモノの違いか……」
「それが、その土地の自然ですからね、場の自然に変化を齎すとしたら、外部からの刺激や進入があるからこそだ。だから、生命とは、新しいモノに警戒と喜び、その二つを内在する」
「滅びの時か、進化の時か……」
「それは、起こってみないと分からない……」
紅砂が壁に掛けられていた鬼面を持ってコンラッドに近づいた。彼を覆っていた透明の皮膜に鬼面の口を近づけると、内部の硫化水素と共に瞬時に消滅した。
酸素がコンラッドの体を一気に再生の方向へと進ませた。大きく息を吸い、当たり前のように吸っていた酸素の有難みを彼は初めて感じた。
「空気ってのは、美味いものだな……」
思わず呟くと、紅砂が艶やかに微笑んだ。
「さあ、自由になりました。あなたはこれからどうしますか? 僕を吸収してみる?」
「いや、お前はまずいからいらない」
コンラッドが顔を顰めながら言った。よっぽど口に合わなかったらしい。
「あれは、硫化水素のせいであなたの味覚に異常をきたしていただけに過ぎないんですよ。それでも嫌ですか?」
コンラッドは嫌そうに、コクコクと頷いた。
「二度とごめんだ……」
「良かった。それは、僕にとっても幸いです」
「そうでもないだろ、俺がごめんだ、と言っているだけで、アドリエンが何て言うかは分からない」
「つまり、あなたはまだ僕をフランスに連れ帰るおつもりですか?」
「ああ……」
「あなたにとっては、どうでもいい事でしょう?」
「まあな」
「じゃあ、放っておきましょう。それとも、あなたはアドリエンを慕っているから、彼の願いを叶えたい?」
コンラッドは肩を竦めた。
「いや……、正直、それもどうでもいい」
思い起こせば、何故、アドリエンに従っているのか、自分でも滑稽に感じられた。
「なら、どうでもいいんじゃないですか? あなたは、もう『自由』です」
「……『自由』か? ……そもそも自由ってのは、何だ?」
コンラッドの奇妙な質問に紅砂は眉を寄せた。
「……そうですね、まずは、深く考えず好きなように行動してみる事です」
「元から考えずに行動してるがな……」
「それは根っからの自由人ですね……」
「ふーん、それは知らなかった。でも、何だか窮屈に感じられたがな……」
「じゃあ、あなたは根っから窮屈な場所が好きなんでしょう。これから、どうしますか?」
紅砂はもう一度訊いた。
「そうだな……、まずは此処で寝る。何だか居心地がいい」
紅砂は微かに吹き出した。
暗い社の地下室が気に入ったとは、圧迫感があったほうが彼にはやはり心地がいいらしい。
そう言って、自由になったにもかかわらずコンラッドは、また横になった。
大地をくり貫いただけと思われる薄暗い空間。
表で鳴る潮騒と風の音。
母なる大地の胎教が余計に彼の心を和ませた。
淡く薄暗いオレンジ色の室内は、より性の高揚を高め、蘭武の切なげな吐息がコンラッドに欲情を齎した。
コンラッドの瞳は、蘭武だけを見つめていた。
紅砂と座位の形で交わり、瞼を震わす姿は、意外にもコンラッドが相手したどんな女性よりも、淑やかな美しさを兼ね備えていた。この時ばかりは、浜辺で見せた男性的な部分が、微塵も感じられず、その滑らかで肌理細やかな白い肌と細く引き締まったウエストラインから尻にかけての女らしい曲線が、慎ましげに、揺れていた。
喘ぎ声を必死にかみ殺す蘭武の悩ましげな表情と、動くリズムに合わせて、聞こえてくる結合部分の濡れた音が、彼女の官能の度合いを物語っていた。
時折、潤んだ瞳で紅砂を見つめるその表情に、何故だかコンラッドの胸はきりきりと痛んだ。
浜辺で出会った男性的な第一印象との落差に、コンラッドは戸惑っていた。
もしも自分に、この潤んだ瞳が向けられたなら……そんな想いが一瞬脳裏を過ぎり、莫迦莫迦しさに思わず辟易したのだ。
彼は俯いて、真紅の髪を掻き毟った。二人を見ないに越したことはない。しかし、先ほどから絶えず聞こえてくる濡れた淫靡な音に、つい気が散れてしまう。彼はその音を振り払うように首を振った。
彼を覆う透明な膜には、未だ硫化水素が充満し、彼の動きを封じていた。そんなさ中、頭を振ってしまい、急激な眩暈を起こさせた。
(駄目だ……このまま横たわって寝てしまおう……)
そう思った矢先、蘭武の口から零れる熱い喘ぎ声に、彼の体はビクリと小刻みに反応した。寝るどころか、思わず顔を上げて見てしまう。そして、また飛び込んできた白い肢体に目が離せなくなった。
二人は体位を変え、小刻みに揺れる蘭武の白く女らしい胸の膨らみをコンラッドは見つめていた。濡れた瞳で官能的な表情を示す彼女に、今ではすっかり魅入られてしまっていた。
紅砂の唇から牙がせり出し、蘭武に覆いかぶさる。もはや、彼女は快楽を押し殺す事無く開放した。唇から熱い喘ぎ声を漏らし、紅砂の頭を抱え込む。
コンラッドの目が薄く閉じられると同時に、紅砂が首筋に牙を立てる。
ぷっつりと張りのある肌が破れ、紅い血があふれ出した。
コンラッドは蘭武の血の香りに堪えられず、自身の手の甲に牙を立てた。
部屋一面に血の香りが充満し始めた。
真紅に染まった熱い視線で、血に染まった白く細い首筋を物ほしそうに見つめた。
蘭武から身を離した紅砂は、傍らにあった襦袢を纏い、白閻を覆う膜を鬼面に吸収させ彼女を開放すると、そっと抱き上げ蘭武の首筋へと導いた。
白閻はちらりと紅砂を見つめ、紅砂は無言で頷いた。
蘭武の血を吸えということだろう。蘭武は失神したまま動かない。
白閻はゆっくりと蘭武に覆いかぶさり、まだ首筋から血が溢れ出ている箇所に唇を重ねた。
再度、蘭武の体が反応し始めるが、彼女に意識はない。
白閻が血を啜る度に、女体姿の白閻が、しなやかで強靭な男性の肉体へと変わる。
完全な男性化を果たした白閻は、蘭武の足の間に腰を入れ、彼女の中心部を貫いた。
白閻は蘭武の首筋から血を啜ったまま、自らの生命を彼女の中に注いだ。白閻が全ての生命を蘭武に注ぎ込む頃、白閻の姿はすっかり霧のようになって、蘭武の体内へと収まっていった。
紅砂は先ほどから様子を伺っているコンラッドに初めて視線を向けた。そして、意味ありげに微笑む。
「さっきから、じっと見てましたよね……。ご感想は?」
「うるさい。 早く俺をここから出せ!」
「いいですよ、別に……」
あっさりと了承する紅砂の答えに、コンラッドは片眉を上げた。
「冗談だろ?」
「いいえ、冗談ではありません。いつまでもあなたを捕らえていても仕方がないでしょう? あなたは僕の血を吸っっている事ですし、硫化水素に順応するのも時間の問題ですからね、そしたら結果的に今の状況に意味はない。僕は、白閻が彼女の体内に宿れば、それでいい」
「ここから出た瞬間、お前を吸収し、その女を殺すかもしれんぞ……。そしたら元の木阿弥じゃないのか?」
「僕を吸収する云々はさて置き、あなたにこの娘を殺すことが出来ますかね?」
紅砂の口元が笑いの形に綻ぶ。ゆっくりとコンラッドを覆う薄い皮膜に近づき、視線が交差する。
「……僕も、蘭武も……欲しければ、お好きなように」
紅砂の申し出にコンラッドの頬が引きつる。
「ちょっと待て、その女はお前を慕っているぞ! 結鬼であるという事を含みつつだ!そのような存在をお前は蔑ろにするのか?」
「全ては彼女次第でしょう。……彼女のこと、気に入りました?」
紅砂が意味ありげに微笑する。コンラッドは一瞬怒りを覚えたが、何とか押さえて話を変えた。
「それにしても、何故この女は、こうもあっさり結鬼であるお前を受け入れられるのだ?」
「それは長年培ってきたものの差でしょう。元々、この土地の人々は、人外の者を受け入れやすい思想感を持っている。海に隔てられ、閉鎖された環境にありながら、この土地の自然は広大だ。父島に至っては、熱帯から冷帯の動植物が多様に混じり合い、火山帯という条件が気体にも変化を齎す。島の多様な自然は、人の五感で感じられないモノも多い……。そして、人々の暮らしに何かしらの影響を与えている。島の人々は、そういった『モノ』に時折、人格を与え、『神』として、理解できない自然現象と折り合いをつけながら生活する術を昔から身に付けているのだ。僕ら『結鬼』という存在も彼らにとっては、島の自然の一つに過ぎない。島に住まうモノは何であろうと、隣人に過ぎないのだ。僕は人が島に入り込む以前から、ここで暮らしている。よって、受け入れると言うより、昔から在ったモノという認識のほうが強いのかも知れない。
この島は未だにそういうモノが信じられている特殊な場所なんです。
……だが、君の場合は少し勝手が違う。結鬼であるとかどうとかというより、外から入ってきたモノに過ぎない。だから、警戒する。君がただの人間だとしても、異国から来た者として、僕とはやはり扱いが違うと思うよ」
「人も結鬼も何もかも、元から在るモノとそうで無いモノの違いか……」
「それが、その土地の自然ですからね、場の自然に変化を齎すとしたら、外部からの刺激や進入があるからこそだ。だから、生命とは、新しいモノに警戒と喜び、その二つを内在する」
「滅びの時か、進化の時か……」
「それは、起こってみないと分からない……」
紅砂が壁に掛けられていた鬼面を持ってコンラッドに近づいた。彼を覆っていた透明の皮膜に鬼面の口を近づけると、内部の硫化水素と共に瞬時に消滅した。
酸素がコンラッドの体を一気に再生の方向へと進ませた。大きく息を吸い、当たり前のように吸っていた酸素の有難みを彼は初めて感じた。
「空気ってのは、美味いものだな……」
思わず呟くと、紅砂が艶やかに微笑んだ。
「さあ、自由になりました。あなたはこれからどうしますか? 僕を吸収してみる?」
「いや、お前はまずいからいらない」
コンラッドが顔を顰めながら言った。よっぽど口に合わなかったらしい。
「あれは、硫化水素のせいであなたの味覚に異常をきたしていただけに過ぎないんですよ。それでも嫌ですか?」
コンラッドは嫌そうに、コクコクと頷いた。
「二度とごめんだ……」
「良かった。それは、僕にとっても幸いです」
「そうでもないだろ、俺がごめんだ、と言っているだけで、アドリエンが何て言うかは分からない」
「つまり、あなたはまだ僕をフランスに連れ帰るおつもりですか?」
「ああ……」
「あなたにとっては、どうでもいい事でしょう?」
「まあな」
「じゃあ、放っておきましょう。それとも、あなたはアドリエンを慕っているから、彼の願いを叶えたい?」
コンラッドは肩を竦めた。
「いや……、正直、それもどうでもいい」
思い起こせば、何故、アドリエンに従っているのか、自分でも滑稽に感じられた。
「なら、どうでもいいんじゃないですか? あなたは、もう『自由』です」
「……『自由』か? ……そもそも自由ってのは、何だ?」
コンラッドの奇妙な質問に紅砂は眉を寄せた。
「……そうですね、まずは、深く考えず好きなように行動してみる事です」
「元から考えずに行動してるがな……」
「それは根っからの自由人ですね……」
「ふーん、それは知らなかった。でも、何だか窮屈に感じられたがな……」
「じゃあ、あなたは根っから窮屈な場所が好きなんでしょう。これから、どうしますか?」
紅砂はもう一度訊いた。
「そうだな……、まずは此処で寝る。何だか居心地がいい」
紅砂は微かに吹き出した。
暗い社の地下室が気に入ったとは、圧迫感があったほうが彼にはやはり心地がいいらしい。
そう言って、自由になったにもかかわらずコンラッドは、また横になった。
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