119 / 181
2018年下半期〜2019年
両手に花 その後
しおりを挟む
「それでは週番前を~、今日の授業は週番前を~、ここまでにします週番前を~」
「えー!?もう終わり!?」
「嘘だろ!まだ5分も経ってないだろ!!」
大人気な先生の授業の終わりを生徒達が嘆く中、50分の現代文の授業が終わりを迎えた。
萩ノ宮奴紗幸先生のさすがの授業構成力もあってか、この日は176の慣用句と69のことわざを扱うことができた。
「起立週番前を~、着席週番前おはぎ~。礼を忘れたが週番前を~、気にしません週番前おはぎ~」
萩ノ宮奴紗幸先生の授業終わりの号令と同時に、教室内に皐月先生が入ってきて、一直線にヒロサダの元へ向かった。
「さ、皐月先生!?次は英語の授業じゃないですじゃよ~???」
「そんなことはどうでもいいの!!さっきの授業聞いてたわよ~。【両手に花】って言葉、私がいないのによく使えたものね!!!」
皐月先生は少し怒っているようだ。
「あら皐月先生。ヒロサダ君の両手は坂本花織選手と池江璃花子選手で埋まっているのよ。そして口には、グフフ、私が……グフ」
「な、なんですって~!!!」
皐月先生の怒りの火に油を注いだ眞名井ちゃん。眞名井ちゃんと皐月先生の、ヒロサダをめぐる恋敵対決は今後も続くようだ。
「わ、わしは眞名井ちゅわ~んを口に咥えると言った記憶はないんじゃが……」
「ヒロサダ君って皐月先生にも好かれているのかなぁ~。眞名井ちゃんも皐月先生と奪い合ってまでヒロサダ君を好きだなんて、松野には考えられないかなぁ~。眞名井ちゃんあんなにモテるのになんでかなぁ~」
二人の言い争いに戸惑うヒロサダと、眞名井ちゃんの恋愛にさらなる疑問を抱く松野さんなのであった。
「えー!?もう終わり!?」
「嘘だろ!まだ5分も経ってないだろ!!」
大人気な先生の授業の終わりを生徒達が嘆く中、50分の現代文の授業が終わりを迎えた。
萩ノ宮奴紗幸先生のさすがの授業構成力もあってか、この日は176の慣用句と69のことわざを扱うことができた。
「起立週番前を~、着席週番前おはぎ~。礼を忘れたが週番前を~、気にしません週番前おはぎ~」
萩ノ宮奴紗幸先生の授業終わりの号令と同時に、教室内に皐月先生が入ってきて、一直線にヒロサダの元へ向かった。
「さ、皐月先生!?次は英語の授業じゃないですじゃよ~???」
「そんなことはどうでもいいの!!さっきの授業聞いてたわよ~。【両手に花】って言葉、私がいないのによく使えたものね!!!」
皐月先生は少し怒っているようだ。
「あら皐月先生。ヒロサダ君の両手は坂本花織選手と池江璃花子選手で埋まっているのよ。そして口には、グフフ、私が……グフ」
「な、なんですって~!!!」
皐月先生の怒りの火に油を注いだ眞名井ちゃん。眞名井ちゃんと皐月先生の、ヒロサダをめぐる恋敵対決は今後も続くようだ。
「わ、わしは眞名井ちゅわ~んを口に咥えると言った記憶はないんじゃが……」
「ヒロサダ君って皐月先生にも好かれているのかなぁ~。眞名井ちゃんも皐月先生と奪い合ってまでヒロサダ君を好きだなんて、松野には考えられないかなぁ~。眞名井ちゃんあんなにモテるのになんでかなぁ~」
二人の言い争いに戸惑うヒロサダと、眞名井ちゃんの恋愛にさらなる疑問を抱く松野さんなのであった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる