男子高校生ヒロサダの毎日極楽

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2018年下半期〜2019年

両手に花 その後

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 「それでは週番前を~、今日の授業は週番前を~、ここまでにします週番前を~」
 「えー!?もう終わり!?」
 「嘘だろ!まだ5分も経ってないだろ!!」
 大人気な先生の授業の終わりを生徒達が嘆く中、50分の現代文の授業が終わりを迎えた。
 萩ノ宮奴紗幸はぎのみやどしゃこう先生のさすがの授業構成力もあってか、この日は176の慣用句と69のことわざを扱うことができた。
 
 「起立週番前を~、着席週番前おはぎ~。礼を忘れたが週番前を~、気にしません週番前おはぎ~」
 萩ノ宮奴紗幸先生の授業終わりの号令と同時に、教室内に皐月さつき先生が入ってきて、一直線にヒロサダの元へ向かった。
 「さ、皐月先生!?次は英語の授業じゃないですじゃよ~???」
 「そんなことはどうでもいいの!!さっきの授業聞いてたわよ~。【両手に花】って言葉、私がいないのによく使えたものね!!!」
 皐月先生は少し怒っているようだ。
 「あら皐月先生。ヒロサダ君の両手は坂本花織選手と池江璃花子選手で埋まっているのよ。そして口には、グフフ、私が……グフ」
 「な、なんですって~!!!」 
 皐月先生の怒りの火に油を注いだ眞名井ちゃん。眞名井ちゃんと皐月先生の、ヒロサダをめぐる恋敵対決は今後も続くようだ。
 
 「わ、わしは眞名井ちゅわ~んを口に咥えると言った記憶はないんじゃが……」
 
「ヒロサダ君って皐月先生にも好かれているのかなぁ~。眞名井ちゃんも皐月先生と奪い合ってまでヒロサダ君を好きだなんて、松野には考えられないかなぁ~。眞名井ちゃんあんなにモテるのになんでかなぁ~」
 二人の言い争いに戸惑うヒロサダと、眞名井ちゃんの恋愛にさらなる疑問を抱く松野さんなのであった。
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