男子高校生ヒロサダの毎日極楽

ITO法人

文字の大きさ
128 / 181
2018年下半期〜2019年

お正月 2019

しおりを挟む
 「あけましておめでとうございますじゃ~」
 今日は1月1日。そう、お正月だ。
 大晦日に皆で年越し煮麺にゅうめんを食べた後、そのままヒロサダ宅に泊まったのだ。単身赴任で家にいない父ちゃんの部屋や、中国に刀削麺とうしょうめんの修行に行っている姐御の部屋などが空いているので、フミタケ、プロテイ、珈琲麻呂とヒロサダの男子組と、眞名井ちゃんと松野さんの女子組で部屋を分かれて泊まったのだ。

 「HIROちゃん、みんなおはよう! 朝はお雑煮食べましょ!!!」
 皆が起きてくると、母ちゃんが雑煮を作ってくれていた。
 「あけましておめでとうございますお母様!!! 今年もヒロサダ君は私にお任せください!!!」
 「あら~、眞名井ちゃんって言ったかしら? HIROちゃんも喜ぶわ~。これからも仲良くしてちょうだいね~」
 「グフフっ、はい! グフっ、末長くよろしくお願いします! グフフ」
 眞名井ちゃんと母ちゃんの話が弾む中、松野さんと男子はテーブルを囲み、雑煮を食べ始めた。

 「松野、お雑煮大好き。いただきますかなぁ~」
 「松野さん。それくらいコーヒーのことを想ってくれてもいいのではないですか? おっと、お雑煮が冷えてしまいますね。それではお母さん、いただきますよ」
 「ホー、オラもいただきますホー!!!」
 皆が美味しそうにお雑煮を食べている中、ヒロサダとプロテイがコソコソと話をしている。

 「おぃ~、ヒロサダぁ~。お前昨夜どこに行ってたんだぁ~。おぃ~、寝る前は男子皆部屋にいたのに、俺が夜中目が覚めたときお前だけいなかったぞおぃ~」
 男子4人はヒロサダの部屋で雑魚寝していたのだ。
 「そ、それがワシも覚えてないんじゃよ………………。確かにプロテイの隣に布団を敷いて寝たはずなんじゃが…………」
 「おぃ~、それで一体どこに居たんだ?おぃ~」
 「そ、それはじゃな………………」
 プロテイの問いかけに口をつぐんだヒロサダ。一体昨夜、何が起こったのか???
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

処理中です...