男子高校生ヒロサダの毎日極楽

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2020年

結成秘話!!!ヒロサダ君大好き乙女3人組

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 これは、自粛生活が始まる前。まだ通常通り学校生活が行われていた時のお話。 

 「え~、ここで使われているのは先行詞を含んだ関係代名詞です。By the way,ところで眞名井さん。この授業が終わったらちょっと私のところに来てくれるかしら?」
 現在英語の授業中。ヒロサダ達のクラスは皐月さつき先生が授業を担当している。
 「皐月先生、分かりました!」


 ~授業後~
 「皐月先生、何ですか???」
 「眞名井さん、今携帯持っているわよね?」
 「はい、スマホ持ってますけど」
 「じゃあ、ちょっと一緒に職員室まで来てもらえるかしら???」
 皐月先生は、萩ノ宮奴紗幸はぎのみやどしゃこう先生と同じく、第8職員室にデスクがあるため、そこまで2人で駆け足で向かった。



 教室を出て走ること7分。ようやく第8職員室の皐月先生のデスクに着いた。

 「皐月先生、一体どうしたんですか???」
 リュージュで鍛えている眞名井ちゃんは、7分間走り続けても息ひとつ上がっていない。
 「ハーッ!ハーッ!ハーッ!………ンちょっとごめんなさいね」
 一方で、アスリートと同じペースで走った皐月先生は、ダウン寸前だった。

 ~4分後~
 「よし、だいぶ落ち着いた!!!唐突だけど眞名井さん。連絡先、交換しないかしら???」
 「えっ、………どうしてですか???」
 「眞名井さんってヒロサダ君とすごく仲良さげじゃない???これは絶対に内緒にしててほしいんだけど………………、私ヒロサダ君のことちょっと気になってて………。だから眞名井さんと交流したいなって思って」
 皐月先生のヒロサダに対する恋心は、ほぼすべての生徒が感付いているのだが、幸せなことに皐月先生は誰にもばれていないと思っているようだ。
 「なんだ~!!!そんなことでしたか!!!それなら喜んで!!!LINEでいいですか???」
 「いいわよ!!!ありがとう、眞名井さん!!!」
 「グフフッ、ヒロサダ君のこと、渡しませんから!!!」
 「ふふっ、私だって負けないわよ~!!!」
 こうして2人は、先生と生徒の垣根を越えて、LINEを交換したのであった。

 「あ、そうだ。皐月先生!!!私たちのクラスで私の他にもう1人、ヒロサダ君のことが大好きな女子がいるんですけど、もしよかったらその子も入れて3人でグループ作りませんか!?」
 「眞名井さんの他にも!?………………うん!それいいじゃない~!!!いったい誰?誰なの~???雛罌粟ひなげしちゃん?それとも女子生徒Aちゃん???誰だれだれ~っ!!!」
 「グフフッ、グループに入ってからのお楽しみです!!!」
 6~7歳、年は離れているが、恋の話となると女子高生のような無邪気さを見せる皐月先生。
 
 「じゃあ私、彼女にその旨を伝えるので、皐月先生はLINEグループ作ってください!!!」
 「分かったわ~!!!まっかせなさい!!!たくさんヒロサダ君について語りましょ!!!」
 「はいっ!」
 
 こうして、LINEグループが作られ、ヒロサダへの恋心を抱く3人の乙女は、立場関係なしに友好を深めていった。
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