96 / 181
2018年上半期
体育の時間2
しおりを挟む
現在体育の時間。
体育の先生のインフルエンザやおたふく風邪、肩の亜脱臼も治り、久々に体育の授業が行われている。
体育は男女別々で行われる唯一の授業。この日の体育は、男子が手押し相撲で女子が尻相撲だ。やることは違うが、男女共に体育館で行うのだ。
「準備体操はじめぇ~」
先生の掛け声で皆一斉に準備体操を始めた。しっかり準備体操をしておかないと、ヒジ電気や膝カックンなどの思わぬ怪我につながったりする。
体育の授業での準備体操は、ラジオ体操やストレッチなどを取り入れている学校もあるが、ヒロサダの学校では“ようかい体操第一”を採用している。
「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルようかいでるけんでられんけん」
準備体操委員の幅尻君のアカペラに合わせ皆が体をほぐすのだ。
準備体操も終わり、待ちに待った手押し相撲の時間だ。体育の先生の欠席や防災避難訓練により久々の体育なので、ヒロサダはやる気に満ち溢れている。
「やっとできるじゃ~!!!。さあ!みんな手押し相撲やるじゃ~!!!」
ヒロサダを筆頭に男子は手押し相撲を、女子は尻相撲を始めた。
「うおりゃ~!!!」
「よいしょぉ~!!!」
「ぐふっ、グフフフ」
久々の体育にみんな大盛り上がり。
ヒロサダが42戦目の手押し相撲を始めた時、何やら視線を感じた。そう、眞名井ちゃんだ。
眞名井ちゃんも久々の体育で最初は尻相撲に夢中だったが、少ししたら通常運転に戻り、尻相撲からヒロサダへ興味が移ったのだ。
「ふっ、ふっ、、、、よしっっ!勝ったじゃ~」
記念すべき42戦目で勝ち星をあげることができたヒロサダ。
「ヒロサダ君すご~い!!!。とっても強いのね!。これで3勝39敗よ!」
「ま、眞名井ちゅわ~ん!!!。見てたんじゃか~???」
「当たり前でしょ!。ねぇヒロサダ君、今度は私と勝負しましょ!」
「眞名井ちゅわ~んと???いいんかのぉ~…………」
「いいのいいの!!!」
そう言って眞名井ちゃんは半ば強引にヒロサダと手押し相撲を始めた。が、
「コラー!!!眞名井!!!!お前ら女子は尻相撲だろ!!!手押し相撲は男子だ!!!」
やはり怒られた。女子は尻相撲、男子は手押し相撲と決まっているのだ。
「ほ、ほら眞名井ちゅわ~ん、、、、やっぱりダメじゃよ」
「そうね、女子は尻相撲だものね………」
そう言って眞名井ちゃんはヒロサダに尻を向けた。
「ま、眞名井ちゅわ~ん、一体何を???」
「ヒロサダ君先生の話聞いてた???男子は手押し相撲、女子は尻相撲。そう、尻相撲ならいいのよ!!!。ヒロサダ君はもちろん手押しね!」
「そんなのダメに決まってるじゃよ~!!!。いくらズボンの上からといっても眞名井ちゅわ~んのお尻を手で触るなんて、そんなことできないじゃよ~。また先生に怒られるじゃよ~……」
女子の尻を触ることに抵抗のあるヒロサダのことはお構いなしに、眞名井ちゃんはヒロサダの手に尻を押し付ける。
「ま、眞名井ちゅわ~ん!また怒られるじゃよ~!」
「………………………………」
しかし先生は何も言わない。目が合っているが全く何も言わない。
「ふふっ、ほらね!ヒロサダ君、大丈夫でしょ。グフ、グフフフ」
ヒロサダの手に尻を押し付けて上機嫌な眞名井ちゃん。
学校一美人のブルペン女子眞名井ちゃんの尻を触ったヒロサダに対して、この光景を目にした全男子が怒り心頭なのは言うまでもない。
体育の先生のインフルエンザやおたふく風邪、肩の亜脱臼も治り、久々に体育の授業が行われている。
体育は男女別々で行われる唯一の授業。この日の体育は、男子が手押し相撲で女子が尻相撲だ。やることは違うが、男女共に体育館で行うのだ。
「準備体操はじめぇ~」
先生の掛け声で皆一斉に準備体操を始めた。しっかり準備体操をしておかないと、ヒジ電気や膝カックンなどの思わぬ怪我につながったりする。
体育の授業での準備体操は、ラジオ体操やストレッチなどを取り入れている学校もあるが、ヒロサダの学校では“ようかい体操第一”を採用している。
「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルようかいでるけんでられんけん」
準備体操委員の幅尻君のアカペラに合わせ皆が体をほぐすのだ。
準備体操も終わり、待ちに待った手押し相撲の時間だ。体育の先生の欠席や防災避難訓練により久々の体育なので、ヒロサダはやる気に満ち溢れている。
「やっとできるじゃ~!!!。さあ!みんな手押し相撲やるじゃ~!!!」
ヒロサダを筆頭に男子は手押し相撲を、女子は尻相撲を始めた。
「うおりゃ~!!!」
「よいしょぉ~!!!」
「ぐふっ、グフフフ」
久々の体育にみんな大盛り上がり。
ヒロサダが42戦目の手押し相撲を始めた時、何やら視線を感じた。そう、眞名井ちゃんだ。
眞名井ちゃんも久々の体育で最初は尻相撲に夢中だったが、少ししたら通常運転に戻り、尻相撲からヒロサダへ興味が移ったのだ。
「ふっ、ふっ、、、、よしっっ!勝ったじゃ~」
記念すべき42戦目で勝ち星をあげることができたヒロサダ。
「ヒロサダ君すご~い!!!。とっても強いのね!。これで3勝39敗よ!」
「ま、眞名井ちゅわ~ん!!!。見てたんじゃか~???」
「当たり前でしょ!。ねぇヒロサダ君、今度は私と勝負しましょ!」
「眞名井ちゅわ~んと???いいんかのぉ~…………」
「いいのいいの!!!」
そう言って眞名井ちゃんは半ば強引にヒロサダと手押し相撲を始めた。が、
「コラー!!!眞名井!!!!お前ら女子は尻相撲だろ!!!手押し相撲は男子だ!!!」
やはり怒られた。女子は尻相撲、男子は手押し相撲と決まっているのだ。
「ほ、ほら眞名井ちゅわ~ん、、、、やっぱりダメじゃよ」
「そうね、女子は尻相撲だものね………」
そう言って眞名井ちゃんはヒロサダに尻を向けた。
「ま、眞名井ちゅわ~ん、一体何を???」
「ヒロサダ君先生の話聞いてた???男子は手押し相撲、女子は尻相撲。そう、尻相撲ならいいのよ!!!。ヒロサダ君はもちろん手押しね!」
「そんなのダメに決まってるじゃよ~!!!。いくらズボンの上からといっても眞名井ちゅわ~んのお尻を手で触るなんて、そんなことできないじゃよ~。また先生に怒られるじゃよ~……」
女子の尻を触ることに抵抗のあるヒロサダのことはお構いなしに、眞名井ちゃんはヒロサダの手に尻を押し付ける。
「ま、眞名井ちゅわ~ん!また怒られるじゃよ~!」
「………………………………」
しかし先生は何も言わない。目が合っているが全く何も言わない。
「ふふっ、ほらね!ヒロサダ君、大丈夫でしょ。グフ、グフフフ」
ヒロサダの手に尻を押し付けて上機嫌な眞名井ちゃん。
学校一美人のブルペン女子眞名井ちゃんの尻を触ったヒロサダに対して、この光景を目にした全男子が怒り心頭なのは言うまでもない。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
妹の仇 兄の復讐
MisakiNonagase
青春
神奈川県の海に近い住宅街。夏の終わりが、夕焼けに溶けていく季節だった。
僕、孝之は高校三年生、十七歳。妹の茜は十五歳、高校一年生。父と母との四人暮らし。ごく普通の家庭で、僕と茜は、ブラコンやシスコンと騒がれるほどではないが、それなりに仲の良い兄妹だった。茜は少し内気で、真面目な顔をしているが、家族の前ではよく笑う。特に、幼馴染で僕の交際相手でもある佑香が来ると、姉のように慕って明るくなる。
その平穏が、ほんの些細な噂によって、静かに、しかし深く切り裂かれようとは、その時はまだ知らなかった。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる