パパは息子のセフレをNTRたい

mochizuki_akio

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14.父の愛人

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 15時12分。天外は腕に嵌めたカルバン・クラインの腕時計を確かめた。

「あと、何分ぐらいで着きますか」
「そうですね、羽田まで……ニ十分くらいですかね」

 愛想の良いタクシー運転手と、バックミラー越しに目が合う。天外は微笑んだ。笑うと異性のみならず、同性も良くしてくれることを熟知していた。笑顔は幼少期から周囲をコントロールするための、必需品。
 スーツのポケットから、プライベートのスマホを取り出す。5分前に姉から着信。面倒くさかったが、かけ直すことにした。

 普段はタクシーの中でもPCを開いて、メールの返信をするのに。今は会社支給のスマホさえ、起動する気が起きなかった。

 シンガポールに出張。それも今日から一週間。会長である父親からの指示だと、部署のトップですら口一つ挟めなくなる。
 別に天外が無理矢理、行く必要もない現地視察。「お父さんは君に期待しているから」――口当たりがいいだけの言葉。周囲はこの傍若無人な出張に文句一つ言えず、作り笑いをするだけだった。

「……天外?」
「なに?俺、忙しいんだけど」

 最初に釘を刺すと、電話口の姉――上から二番目、長女にあたる薫子(かおるこ)は「それは私も」と負けずに言い返してきた。外資系の銀行に勤めて、カンマネ(カントリーマネージャー)になった人だ。旦那も同じく外資勤め。子供は名門の幼稚舎に入れて、華々しいキャリアに、子育ても家事も完璧にこなす――政府の輝く女性キャリアとかで、持ち上げられていた。

 上品な笑みを浮かべて、冷静な語り口がセミナーでは評判だ。だが知的な女性も、弟の前では仮面を脱ぐ。「信じられないんだけど」と、電話口で舌打ちが聞こえた。

「お父さん、愛人がいるみたいなの。信じられない!今年58よ?!」

 くだらない――電話を切ろうかと思ったが、切れば後で鬼電される。姉の金切り声を幼少期から聞いていた天外は、ぐっと奥歯を噛み締めた。

「頭おかしいわ!!愛人よっ、愛人!孫もいるのに!いい年して何考えてんだか!!」
「……いい年してるから、囲うんだろ」

 心の底からどうでもいい話題だったが、意外だなという気持ちが、一応はあった。あのサイボーグのような男が、愛人を作るなんて――天外は物心ついた頃から、父親の章太郎から愛情を感じたことがない。

 愛情というか、感情全般か。父親と、そして母親からも、どうやら世間ではあって当たり前の、親の愛を感じたことがない。
 仕事、仕事、仕事。
 幼少期、異国の寄宿舎に放り込まれた天外は、家の様子を兄弟の電話から聞いていた。
 父親はほとんど家にいなかったらしい。たまに家にいても、一言も喋らないそうだ。学校は、宿題は、友達は?――親という存在はどうやら、子どもが普段、何をしているのか気になるらしいのだが、天外は電話とか手紙で、両親から聞かれたこともなかった。

 家から学校へ、学校から会社へ。目にする「社会」が広がってやっと、天外は「家族」というコミュニティを学んだ。

 あの父親が、愛人を――人に興味があったのかと、純粋な驚きだった。異国に一人放り出された天外は孤独を募らせ、幼少期、何度も両親に縋りついた。父親は冷たく、軟弱者だと、あの見下した目だけは、記憶としてこびり付いている。

 母親は父の目を気にするばかりの人で、手を差し伸べられた記憶がない。兄弟に聞くと、子どもを4人産んだ後、役目を果たしたとばかりに、家を空けることが多くなったのだと。若いツバメがいると、屋敷中の噂になっていたそうだ。

 愛情を感じたことはない。父親から感じたものは支配と、重圧、そして跡取りとしての期待――愛のない期待ほど、子どもを蝕むものはない。決定打は見合い話。家の利益のため子どもを利用しようと、それが当たり前だと言わんばかりの態度。
 章太郎の無慈悲な手段は、凍てついた刃となって、天外の心を切り刻んできた。

「……きっと大学生くらいよ。若いんでしょうね、女子大生」

 電話口からデカい溜息が聞こえる。天外が見てきた権力者というのは、姉の言う通り、美しくて賢い女子大生が大好きだ。あくまで、権力者の気分を害さない程度の「賢さ」だが。

「あの人が?30代ぐらいかもよ。父さんは首振り人形には興味ないよ」

 あの呼吸はしているだけの屍みたいな男に、女子大生?感情が見えなければ、パパ活をやるような俗っぽさがないため、想像ができない。

 ちらっと時間を確認した。タクシーは渋滞につかまっておらず、この調子なら時間通り、空港に到着するだろう。
 天外は姉と通話状態にしながら、メッセージアカウントを開いた。

「もっと最悪。チワワ連れてる方がまだマシだわ」

 この時間帯、文彰はあの追い出し部屋で、評価もされない仕事を延々とやっているはず。絶対レスポンスがあるとうきうきしながら、文字を打ち込んだ。

 15:20 文彰さん、仕事お疲れ様♡
 15:20 俺いまタクシー乗ってる
 15:21 文彰さん、お仕事中? 
 15:21 会いたいなぁ
 15:22 声聞きたい♡♡♡

「知らないの」
「何が」

 電話口の探る声は暗かった。姉は、感情的に荒げるタイプではない。人に揺さぶりをかけるために、ここぞとばかりに甲高い声を出す。

「あなたなら相手ぐらい、知ってると思ってた」
「俺が?知るわけないだろ……あの人だよ?」

 15:23 十分後、電話かけるね
 15:23 文彰さん、大好き♡

「どうせすぐ飽きるよ。なんでそんな気になんの?」
「……多分だけど、もう半年以上続いてる」

 15:25 出張帰ったら、マンション引っ越そうね
 15:25 これだけで俺、仕事頑張れるから♡

「へぇ、かなり続いてるね」

 おかしい。通知が一向に、既読にならない。最近はよく暴れたおかげか、一コール目に電話を取る文彰が、天外のメッセージに気が付かない?おかしい。

「……妊娠でもされたら面倒よ」
「へぇ、五人兄弟になるのかぁ」

 15:27 スタンプを送信しました。
 15:27 スタンプを送信しました。
 15:27 スタンプを送信しました。
 15:27 スタンプを送信しました。
 15:27 スタンプを送信しました。

「ふざけないで、天外」
「ごめんごめん」

 15:28 文彰さん?
 15:28 文彰さん?
 15:28 返事して
 15:29 どこいるの?
 15:29 ねぇ
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。
 15:30 スタンプを送信しました。

「今日なんて、山梨の屋敷に愛人連れ込んでるって、あり得ないでしょう?!」

 電話口で、姉が悪態をついていた。天外は将来の結婚相手と引き離されて、出張を命じられているというのに。父親は愛人を連れて、別荘に行った?

 電話口の薫子よりも、天外はイラついていた。文彰がメッセージを読まない――結婚相手として、これ以上、不誠実な態度があるか。

「ごめん、姉さん。仕事先からメール」
「ちょっとぉ、待ちなさいよ。お父さんどうするの――」
「じゃあね」

 電話を切ると、天外はEメールから文彰にメッセージを送る。次はショートメール、そして電話。

 おかけになった電話は……機械的なアナウンスに苛立ち、通話を切る。次はソノザキ食品に電話をかけた。

「はい、ソノザキ食品株式会――」
「大変お世話になっております。わたくし、ソノザキグループホールディングスの香園と申します。情報整理課の沖倉さん、いらっしゃいますでしょうか」
「あっ……少々お待ち下さい」

 相手は少し躊躇ったように、保留に切り替わる。軽やかなメロディを聞きながら、出ろ、出ろ、早く出ろと、天外は念じていた。

「大変お待たせ致しました。沖倉ですが、えー、大変申し訳ありません。出張でして、戻るのは来週になりますが、こちらからご」
「――出張?」

 まだ新卒らしい、拙い口調の相手が「はい……」と怯えた声を出した。スマホを持つ手が、ぶるぶると震え始める。出張?追い出し部屋にいる文彰が?本人から一度も聞いていなかった。

「あの、ご連絡を」
「――すいません。折り返しは結構です。香園から連絡があったということも伝えなくて結構です。ありがとうございました」

 堪え切れず、天外はスマホを車内に叩き付けた。足元に端末が、パタリと倒れる。ロック画面には、いつか撮った、文彰と頬を寄せ合うツーショット。拳を作った指が、ぎりぎりと皮膚に食い込んだ。

「お客さん?!」
「――すいません、今から言う住所、行って貰えますか」

 天外は文彰との愛の巣に戻ろうと、タクシーに住所を伝えた。

 何が起きている。

 胸騒ぎを覚えながら、PCを開く。取引先に素早くメールを打つと、シャットダウン。会社支給のスマホも電源を落とした。

 ……

 バタバタと足音を立てながらアパートに戻ると、テーブルに書置きが残されていた。かちかちと震える歯を噛み締め、テーブルのルーズリーフを手に取る。天外へ、と始める書置きは、文彰の文字だった。

 天外へ
 これを君が読んでいる時は、シンガポールの出張から帰ってきた時だと思う。こんな逃げる形になって申し訳ない――――

「……っっっ」

 ルーズリーフの書置きは、三行に一度、謝罪が書かれていた。別れようといったのは冗談ではなく、本当。これから先、二人の未来を考え、別れる選択をしたい。どうか自分のことは忘れて、新しい人生を送って欲しい。君が平和に、健やかな人生を送ってくれることを願っている――

「ふみあきっっっ!!!」

 しんとした室内で、天外は書置きを破り捨てた。これからの未来、新しい人生……ネットからコピペしてきた、薄っぺらい言葉の数々。表面だけそれらしく整えられた、文彰そのものだった。

「ふみあきぃぃぃぃぃ――――――――!!!」

 紙吹雪が舞うリビングを飛び出し、天外は咆哮を上げた。寝室、洗面台、脱衣所、トイレ……部屋中の引き戸からキャビネット、全てをひっくり返していく。

「ふみあきぃぃぃ!ふみあきぃっっっ!!!」

 ガチャンッ、ガチャンッと派手な音が鳴る中、天外は室内の異変に気が付いた。荷物が少なくなっている気がする。家具に変わりはないが……文彰が集めていたクーポン券、レシート類が無くなっている。
 ぐるりと首を動かし、コルクボードを見ると、期日の近いレシートがない。ない、ない、全てない!!!

「ふみあきぃぃぃ!!!」

 最初から逃げる気だったのだ、あの男は。怒り過ぎて、頭痛が出てきた天外は、コルクボードを床に叩き付けた。

 天外が買った家具や服は残され、クーポン券は全て持ち出されていた事実に――天外は決心をした。

 華やかなライトブルーのネクタイを解き、両手で引っ張る。エルメネジルド・ゼニアのシルクネクタイは、触り心地も良いが、頑丈だった。手に巻き付け、ぐっと両手で引っ張っては、ネクタイの感触を二、三度確かめる。

「ふみあき……」

 見つけ次第、首を絞める。その時、ネクタイを首に巻き付けて絞め殺そうと、決心した。

「ふみあきさん……」

 文彰は天外の全てだ。あの男がいない人生を生き続けるなど、それこそ生きる屍――父親と同じような生き方だけはしたくない。

 ふらふらと、タンポポの綿毛より頼りない男の全てを、天外は愛しているのだ。その場しのぎで誤魔化して、なんとなく生きている空っぽな男。それでも文彰は、天外に期待しないという――唯一の美点があった。

 生まれついてから、親に、他人に求められ、期待される人生を送り続けてきた。異性は天外を白馬に乗った王子だとでも勘違いしているのか、しなだれかかってくる。そして同性は、天外を踏み台にしようと、上目遣いで近寄ってくる。

 だが女は天外の不安定さに失望し、早々に去っていった。男は陰口を叩くが、それでもへばりついて――利用できると判断するのだ。
 全ての人間が煩わしい世の中で、文彰だけは違った。彼は天外に、そして自分自身にも期待しなければ、何かを求めてくることもなかった。

 この人しかいない。

 この人を逃がしたら、もう出会えない――天外は全力で文彰に寄り掛かった。テリトリーに踏み込み、彼の趣味嗜好にあれこれ口を出した。どこまでやれば、彼は自分に期待し、何を求めてくるか。

 侵食を進めたが、それでも文彰は、天外に何か対価を求めてくることはなかった。せっせとクーポン券を集めて、月に一度、天外から振り込まれる生活費に、頬を緩める。
 小さくて、つまらない男――天外にとって、替えの利かない、唯一無二の人。

「――っぅ」

 泣きながら天外は、ネクタイを引っ張った。できたら、文彰の首は自分の手で絞めたい。文彰の命尽きる瞬間を、大事にしたいからだ。

 文彰が死んだ後、すぐに首を吊って死のう。その時、文彰の体温が残るネクタイで、首をくくりたい。天外の切なる願いだった。

 リビングで首を絞めた時の、手に残った生々しい体温を思い出していると、スマホが振動した。画面を確かめると、父親の二文字。
 怒りから震える指で、通話ボタンを押した。

「……もしもし?」
「今どこにいる?会社から連絡があったぞ。飛行場に向かってないな?」
「……どうでもいいです」

 これから文彰を見つけ次第、死ぬ予定なのだ。仕事など、どうでもよくなっていた。父親の前では、反抗的な態度を取ってこなかった天外も、ぞんざいな態度があからさまになっていた。

「なにをっ……それは自分が何を言ってるのか、理解しての発言か」
「はい。どうでもいいです。もう全部、どうでもいいです。仕事も辞めます……生きていく意味がなくなったので」
「……」

 電話口の父親は、絶句しているようだった。愛人としけこんでいる癖に。感情のまま罵りたくなったが、残り時間が少ない。早く文彰を見つけ出さなくては。

「……おい、何を言って」
「もういいですか。仕事は辞めますから――切りますね」
「おいっ……ぁ」

 通話を切ろうと、親指を伸ばした時だった。衣擦れの音がして、乱れた息遣いが聞こえてきた。

「――っぁ、あぁ」

 がたがたと何かが揺れる音に、かすかな声。父親がどこで電話をかけてきているのか。瞬時に理解した天外は、怒りが倍増した――次の瞬間、吹き飛んだ。

「ごめんねぇ、ふみちゃぁん」
「あっ、あんっ!……しょぅたろうくんっ、いれてぇ、いれてぇっ」

 同一人物とは思えない、粘ついた声に、我を忘れた喘ぎ声。

「……っ」

 ごとんっとスマホが床に落ちる。血の気が引いた指で、ひっくり返ったスマホを持つ。呆然としながら、スピーカーに切り替えた。

「しょうたろぅくんっ、いれてっ、おちんち、いれてぇ、奥突いてぇっ!」
「ふみちゃんは食いしん坊だねぇ、さっきいれたばっかりでしょうぉ?」
「やぁっ!いれてぇ!しょうたろうくんっ、すきぃ、すきぃっ、大好き!大好きっ」

 吐き気がするような父親の声に、快楽だけを求める嬌声。荒れ狂った室内に、淫靡な声が響く。

「ふみちゃんはおちんちんだったら、誰でもいいんだよねぇ?」
「ちがうぅ、すきなのぉっ、しょうたろうくん!おちんちん!すきっ、すきっ!大好き、大好きぃ!」

 信じたくない

「じゃあ~、ふみちゃん、お尻振ってねぇ、いつもみたいに。ほらぁ、お膝に乗りなさい」
「すきっ、すきっ!しょうたろくん!大好きぃっ」

 信じられない

「ほぉら、ふみちゃぁん……なんて言うの?」
「あんっあんっ、あぁ――中いっぱい出してぇっ、しょーたろぅくんのせーしっ、いっぱい出してぇっ」

 マイクは衣擦れの音から、肉がぶつかりあう音まで拾っていた。文彰の喘ぎ声と一緒に、パンパンと激しい音がする。

 天外はぼんやりと、電話口の情交を聞いていた。体が縫い留められたように、動かない。タクシーで苛立った様子の姉は、言っていた。半年は続いている、父の愛人……天外は通話を切ると、ふらふらと外に出た。

 スマホからタクシーを呼び、腕時計を確かめた。都内から山梨まで、約2時間。別荘はさらに奥深い、入り組んだ場所にあるため、プラス1時間。

 よかった。見つかった。

 握りしめていたネクタイをたたみ、ポケットに忍ばせる。探す手間が省けたと、天外は喜んだ。
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