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032・油断と決壊と氾濫(奥田美奈その2)
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梨沙のお漏らしによって、生徒たちの脳裏に「お漏らし」という言葉がよぎり、はっきりとその言葉を意識してしまう生徒も多くなってしまったバス車内。少女たちがなんとか崩壊を免れ、あるいは先延ばしにしようとする中で、次に限界を迎えてしまう少女が現れてしまう。
(……私も、もうおしっこ我慢できないよぉっ……! お、おトイレ、はやく、おトイレ行きたい……っ……)
斜め後ろから響いた梨沙の排泄音に、美奈の尿意は急激に高まっていた。元々、過去のお漏らしが原因でおむつを履くほどの心因性の頻尿になってしまった彼女にとって、すぐそばで実際に「お漏らし」が起きてしまった今、自分の「お漏らし」の不安はもう拭い去れない物になってしまっていた。
(ううぅっ……だめ、だめ……もう、おしっこ出ちゃうぅっ……はやくっ、早くおトイレ行きたいっ……おトイレで、じょおおおおっ、って、おしっこしたいよおっ……)
我慢の限界が刻一刻と迫り、美奈はあとどれだけあれば辿り着けるのかも分からないトイレを想像し、そこに辿り着けることを願う。
しかし、美奈の膀胱は、彼女自身の願いに反して、危険水位を超えてしまうという信号を送り続ける。
(んうぅっ、だめ、だめっ……おむつにお漏らししちゃったら、梨沙ちゃんにだけ恥ずかしい思いをさせちゃう……)
下半身、美奈自身の大事な部分を包むもこもことした下着──おむつの感触に、美奈はそこに出してしまう想像をしてしまう。そして、それでは自分だけ「お漏らし」の恥ずかしさを回避してしまうことを、美奈は理解している。先におしっこを漏らしてしまった梨沙の前で、同じ「お漏らし」をしておきながら、自分だけおむつのおかげで周りにバレないというのは、彼女の中でとても申し訳なく感じてしまうことだった。
しかし、既に臨界点すれすれまで尿意が達し、危険水位に達してしまった美奈の膀胱は、ついにその水門をわずかに開いてしまう。
じゅじゅっ、しゅうぅぅぅぅぅぅっ……じゅうっ
(あっあっ!? だめっ! 出ちゃだめぇっ!)
ついに限界を超え、彼女の大事な部分からおしっこが噴き出してしまう。しかし、その恥ずかしい液体を、美奈のおむつはしっかりと受け止めた。
(……初めておむつにおしっこ出ちゃったけど、ちゃんと吸ってくれてる……っ!)
しょわわわっ、しょわわっ
(……また出ちゃった……っ……、もう、我慢できないし、我慢するのがつらい……っ……)
おむつがおしっこを吸ってくれるという事実に、美奈の心が大きく揺れる。
(……もう、おトイレまでなんて絶対我慢できないし、いっそ、もう……)
おむつの効果に安心し、我慢の意志が揺らいでしまったその一瞬を、美奈の大事な部分に押し寄せていた黄色い濁流は見逃さなかった。
(いや、我慢しなきゃ……あ、あっ!)
じょわわっ、じょわわわっ! じょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
(あっあっ! だ、だめっ……! もう、おしっこ、止められないぃっ……!)
じゅうぅぅぅぅぅぅっ!!! ぶじゅうぅぅぅっ!!!
ついに、美奈の膀胱のダムは決壊してしまった。美奈が油断した一瞬の隙に、彼女の意思では水門を閉じられないほどの水流が、水門を通って身体の外へと噴き出していく。
(あぁぁぁ……おしっこ、どんどん出る……おむつ、どんどん膨らんでく……)
美奈のお漏らしを受け止めるおむつは、おしっこを吸収して一気に膨らむ。おしっこを受け止め、スカートや座席を汚さず守ってくれるおむつに、美奈は完全に安心しきっていた。
しかし、そんな美奈を、彼女にとって不測の事態が襲う。お漏らしが始まってから30秒程が経ち、膀胱の半分ほどのおしっこが出たところで、美奈は違和感を覚えた。
(あ、あれ……? おしっこ、おむつの中に溜まっちゃってる……? 吸ってくれてない……?)
美奈がそう感じている間にも、吸収されずにおむつの中に溜まってしまっているおしっこは増えていき、そして。
(嘘っ、なんで!? 太もも、熱いっ……おしっこ、おむつから溢れちゃってる!?)
おむつから溢れたおしっこが、スカートと美奈の座席を濡らし、太ももを熱く包み込んでしまう。
家族にすらおむつを履くことをバレたくなかった美奈は、自分のおしっこの量を計ることもせず、バレにくそうという理由で薄型の吸収量が少なめのおむつを履いていた。
そして、美奈のおしっこの限界量は、そのおむつの吸収量の倍近いものだったのだ。
(だめっ!? 早く、おしっこ止めなきゃっ!?)
慌てて下半身に力を込めようとする美奈。しかし、すっかり緩んでしまった彼女のダムは、黄色い濁流の勢いを止めることはおろか、弱めることすらままならなかった。
しゅうぅぅぅぅぅ……、びちちちちちちちっ……
勢いなく床におしっこが溢れ始め、梨沙のお漏らしで騒がしくなっていたバスの車内に弱々しく水音を響かせる。
しゅうぅぅぅ……ぴちょん、ぴちょん……
(……やっ、ちゃった……おむつ履いてたのに、結局、おしっこ、漏らしちゃって……びしょびしょに、なっちゃった……)
水音が鳴り止むのと少し遅れて、美奈の啜り泣く声がかすかにバスの中に響く。
「美奈ちゃん、大丈夫?」
美奈のお漏らしに気付いた早紀が、美奈を慰めるように背中をさすりながら声をかける。
「……せん、せぇ……わたし……」
そんな早紀の前で、美奈は恥ずかしそうに顔を赤くしながら啜り泣くことしかできなかった。
静かに2人目の犠牲者が出てしまったバス車内。決壊の連鎖は、確実に刻一刻と迫っていた。
(……私も、もうおしっこ我慢できないよぉっ……! お、おトイレ、はやく、おトイレ行きたい……っ……)
斜め後ろから響いた梨沙の排泄音に、美奈の尿意は急激に高まっていた。元々、過去のお漏らしが原因でおむつを履くほどの心因性の頻尿になってしまった彼女にとって、すぐそばで実際に「お漏らし」が起きてしまった今、自分の「お漏らし」の不安はもう拭い去れない物になってしまっていた。
(ううぅっ……だめ、だめ……もう、おしっこ出ちゃうぅっ……はやくっ、早くおトイレ行きたいっ……おトイレで、じょおおおおっ、って、おしっこしたいよおっ……)
我慢の限界が刻一刻と迫り、美奈はあとどれだけあれば辿り着けるのかも分からないトイレを想像し、そこに辿り着けることを願う。
しかし、美奈の膀胱は、彼女自身の願いに反して、危険水位を超えてしまうという信号を送り続ける。
(んうぅっ、だめ、だめっ……おむつにお漏らししちゃったら、梨沙ちゃんにだけ恥ずかしい思いをさせちゃう……)
下半身、美奈自身の大事な部分を包むもこもことした下着──おむつの感触に、美奈はそこに出してしまう想像をしてしまう。そして、それでは自分だけ「お漏らし」の恥ずかしさを回避してしまうことを、美奈は理解している。先におしっこを漏らしてしまった梨沙の前で、同じ「お漏らし」をしておきながら、自分だけおむつのおかげで周りにバレないというのは、彼女の中でとても申し訳なく感じてしまうことだった。
しかし、既に臨界点すれすれまで尿意が達し、危険水位に達してしまった美奈の膀胱は、ついにその水門をわずかに開いてしまう。
じゅじゅっ、しゅうぅぅぅぅぅぅっ……じゅうっ
(あっあっ!? だめっ! 出ちゃだめぇっ!)
ついに限界を超え、彼女の大事な部分からおしっこが噴き出してしまう。しかし、その恥ずかしい液体を、美奈のおむつはしっかりと受け止めた。
(……初めておむつにおしっこ出ちゃったけど、ちゃんと吸ってくれてる……っ!)
しょわわわっ、しょわわっ
(……また出ちゃった……っ……、もう、我慢できないし、我慢するのがつらい……っ……)
おむつがおしっこを吸ってくれるという事実に、美奈の心が大きく揺れる。
(……もう、おトイレまでなんて絶対我慢できないし、いっそ、もう……)
おむつの効果に安心し、我慢の意志が揺らいでしまったその一瞬を、美奈の大事な部分に押し寄せていた黄色い濁流は見逃さなかった。
(いや、我慢しなきゃ……あ、あっ!)
じょわわっ、じょわわわっ! じょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
(あっあっ! だ、だめっ……! もう、おしっこ、止められないぃっ……!)
じゅうぅぅぅぅぅぅっ!!! ぶじゅうぅぅぅっ!!!
ついに、美奈の膀胱のダムは決壊してしまった。美奈が油断した一瞬の隙に、彼女の意思では水門を閉じられないほどの水流が、水門を通って身体の外へと噴き出していく。
(あぁぁぁ……おしっこ、どんどん出る……おむつ、どんどん膨らんでく……)
美奈のお漏らしを受け止めるおむつは、おしっこを吸収して一気に膨らむ。おしっこを受け止め、スカートや座席を汚さず守ってくれるおむつに、美奈は完全に安心しきっていた。
しかし、そんな美奈を、彼女にとって不測の事態が襲う。お漏らしが始まってから30秒程が経ち、膀胱の半分ほどのおしっこが出たところで、美奈は違和感を覚えた。
(あ、あれ……? おしっこ、おむつの中に溜まっちゃってる……? 吸ってくれてない……?)
美奈がそう感じている間にも、吸収されずにおむつの中に溜まってしまっているおしっこは増えていき、そして。
(嘘っ、なんで!? 太もも、熱いっ……おしっこ、おむつから溢れちゃってる!?)
おむつから溢れたおしっこが、スカートと美奈の座席を濡らし、太ももを熱く包み込んでしまう。
家族にすらおむつを履くことをバレたくなかった美奈は、自分のおしっこの量を計ることもせず、バレにくそうという理由で薄型の吸収量が少なめのおむつを履いていた。
そして、美奈のおしっこの限界量は、そのおむつの吸収量の倍近いものだったのだ。
(だめっ!? 早く、おしっこ止めなきゃっ!?)
慌てて下半身に力を込めようとする美奈。しかし、すっかり緩んでしまった彼女のダムは、黄色い濁流の勢いを止めることはおろか、弱めることすらままならなかった。
しゅうぅぅぅぅぅ……、びちちちちちちちっ……
勢いなく床におしっこが溢れ始め、梨沙のお漏らしで騒がしくなっていたバスの車内に弱々しく水音を響かせる。
しゅうぅぅぅ……ぴちょん、ぴちょん……
(……やっ、ちゃった……おむつ履いてたのに、結局、おしっこ、漏らしちゃって……びしょびしょに、なっちゃった……)
水音が鳴り止むのと少し遅れて、美奈の啜り泣く声がかすかにバスの中に響く。
「美奈ちゃん、大丈夫?」
美奈のお漏らしに気付いた早紀が、美奈を慰めるように背中をさすりながら声をかける。
「……せん、せぇ……わたし……」
そんな早紀の前で、美奈は恥ずかしそうに顔を赤くしながら啜り泣くことしかできなかった。
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