21 / 26
CASE19 向井 真央の場合
しおりを挟む
(うわぁ、トイレめちゃくちゃ混んでる……、美紀ちゃんも結構辛そうだし……)
バスを降りてすぐに、私はトイレの列を見て驚いた。けれど、それ以上に、隣にいる幼馴染みの美紀ちゃんのことが心配だった。
(美紀ちゃん、動けないくらいおしっこ我慢してる……、っと、そうだ)
私はあることを思いついて、辺りを見渡した。すると、すぐ近くにちょうどいい茂みを見つけた。
(あそこならできそうかな?)
私は”それ”をすることを決めて、美紀ちゃんに話しかけた。
「美紀ちゃん、もしかして、もう我慢限界そう?」
「……もう、おしっこ出ちゃいそう……。おトイレまで、我慢できない……」
美紀ちゃんは辛そうにそう言った。
(美紀ちゃんももう限界みたいだし、一緒にしちゃおうかな)
「それじゃあ、他にもおしっこできるところ見つけたから、そこ行こう? 美紀ちゃん、動ける?」
私がそう聞くと、美紀ちゃんは小さくうなずいて私についてきた。
◇ ◇ ◇
「ほら、着いたよ。一緒におしっこしよ?」
茂みまで来て、私がそう言うと、
「えっ⁉ ここおトイレじゃないよ⁉」
と美紀ちゃんは驚いていた。
そう、私がしようとしていたのは、いわゆる”野ション”だった。
(私はいつも我慢できないときは外でしてるけど、そういえば美紀ちゃんと一緒にしたことはなかったな……)
「いいのいいの。もう我慢できないんでしょ? 私、どうしても我慢できないときは結構外でしてるし、今日は一緒におしっこしよ?」
美紀ちゃんにそう言いながら、私はパンツを脱いでおしっこをする体勢になった。
「う、うん……」
美紀ちゃんはここでおしっこをする決意を固めたみたいで、パンツを下ろして私の隣にしゃがんだ。
「ほら、もうおしっこしちゃっていいんだよ?」
私がそう言うと、美紀ちゃんのおしっこの出口からものすごい勢いでおしっこが噴き出し始めた。
(うわぁ……すごい勢い……美紀ちゃん、ずっと我慢してたもんね……)
「美紀ちゃん、すっごい勢いだね」
私がそう言うと、美紀ちゃんは元々赤くなっていた顔をより赤らめた。
一方で私の方はと言うと、そんなに勢いの強くないおしっこが長く出続けた。美紀ちゃんの方が先におしっこを出し終わってて、
「ごめん美紀ちゃん、私、もうちょっとおしっこ出るから」
と言うしかなかった。
やがて私もおしっこを出し終わって、私と美紀ちゃんは揃って立ち上がった。
「お漏らししちゃわなくてよかったね、美紀ちゃん」
「……うん。ありがとう、真央ちゃん」
そうして私たちは一緒にバスに戻った。
バスを降りてすぐに、私はトイレの列を見て驚いた。けれど、それ以上に、隣にいる幼馴染みの美紀ちゃんのことが心配だった。
(美紀ちゃん、動けないくらいおしっこ我慢してる……、っと、そうだ)
私はあることを思いついて、辺りを見渡した。すると、すぐ近くにちょうどいい茂みを見つけた。
(あそこならできそうかな?)
私は”それ”をすることを決めて、美紀ちゃんに話しかけた。
「美紀ちゃん、もしかして、もう我慢限界そう?」
「……もう、おしっこ出ちゃいそう……。おトイレまで、我慢できない……」
美紀ちゃんは辛そうにそう言った。
(美紀ちゃんももう限界みたいだし、一緒にしちゃおうかな)
「それじゃあ、他にもおしっこできるところ見つけたから、そこ行こう? 美紀ちゃん、動ける?」
私がそう聞くと、美紀ちゃんは小さくうなずいて私についてきた。
◇ ◇ ◇
「ほら、着いたよ。一緒におしっこしよ?」
茂みまで来て、私がそう言うと、
「えっ⁉ ここおトイレじゃないよ⁉」
と美紀ちゃんは驚いていた。
そう、私がしようとしていたのは、いわゆる”野ション”だった。
(私はいつも我慢できないときは外でしてるけど、そういえば美紀ちゃんと一緒にしたことはなかったな……)
「いいのいいの。もう我慢できないんでしょ? 私、どうしても我慢できないときは結構外でしてるし、今日は一緒におしっこしよ?」
美紀ちゃんにそう言いながら、私はパンツを脱いでおしっこをする体勢になった。
「う、うん……」
美紀ちゃんはここでおしっこをする決意を固めたみたいで、パンツを下ろして私の隣にしゃがんだ。
「ほら、もうおしっこしちゃっていいんだよ?」
私がそう言うと、美紀ちゃんのおしっこの出口からものすごい勢いでおしっこが噴き出し始めた。
(うわぁ……すごい勢い……美紀ちゃん、ずっと我慢してたもんね……)
「美紀ちゃん、すっごい勢いだね」
私がそう言うと、美紀ちゃんは元々赤くなっていた顔をより赤らめた。
一方で私の方はと言うと、そんなに勢いの強くないおしっこが長く出続けた。美紀ちゃんの方が先におしっこを出し終わってて、
「ごめん美紀ちゃん、私、もうちょっとおしっこ出るから」
と言うしかなかった。
やがて私もおしっこを出し終わって、私と美紀ちゃんは揃って立ち上がった。
「お漏らししちゃわなくてよかったね、美紀ちゃん」
「……うん。ありがとう、真央ちゃん」
そうして私たちは一緒にバスに戻った。
11
あなたにおすすめの小説
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる