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序章 自称女神との出会い
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夏休みが明けて1ヶ月ほどが経ったある日、俺は学校に向かう途中で突然後ろから声をかけられた。
「あなたが杉本 翔ね。思ってたよりも普通っていうか、まあなんていうか、まあ普通すぎる感じね」
俺が声のした方を向くと、そこには同い年くらいの整った顔をした──というか少し神々しい感じの女性が立っていた。
「あの……あなたは?」
「特に決まった名前はないわ。いわゆる女神ってやつだから」
俺は初め何を言っているかよく分からなかったが、彼女の神々しい雰囲気である程度納得した。
「何で女神が俺の所に?」
「あなた、特殊な趣味を持ってるみたいじゃない」
「何故それを?」
「だから女神だって言ってるでしょ?私にはあなたのことは全てお見通しだから」
確かに俺は特殊な趣味──女子のお漏らしの動画をスマホで見るという趣味を持っている。相手が女神ということで、俺は祟られるのではないかと身構えていたが、彼女は俺が想像していたことの斜め上を行くことを言った。
「あなたさえよければ、あなたにとある能力を与えてもいいのよ?」
「……何故突然そんな話に?」
「神の気まぐれってやつね。それで、能力はいるの?いらないの?」
「まずその能力とやらの詳細を教えてもらおうか」
「まあ簡単に言うと、自分の尿を周りの女子に転送できる能力って感じ。言葉で説明するより実際に能力を使った方が分かりやすいと思うんだけど」
「なるほど、早い話、現実で女子のお漏らしを見れるようになるわけか」
「そういうこと。で、能力を受け取るの?」
俺が頷くと、彼女は、
「それじゃあ、目を閉じて」と言って、俺の肩に手を置き、呪文のような言葉を唱え始めた。
しばらくして、
「もう目を開けてもいいわよ」と言われ、目を開けると、彼女の頭の上に、2つの数字が浮かび上がった。俺がその数字に注目すると、
「それは下が私の膀胱の最大容量で上が現在の内容量。視界の端の方にもうひとつ数字が見えるでしょ。それが今のあなたの膀胱の内容量。この能力においてはいわゆるMPみたいなものね」
「神にも膀胱ってあるんだな」
「人の姿をしてる時だけよ。それで、ここからこの能力の大事な所なんだけど、相手に尿を送り込む時は、相手の方に目線を向けて、後は頭の中で、送り込むことを考えるだけでいいの。慣れれば簡単だと思うわ」
「なるほど。意図せず発動することはないのか?」
「そこは自分の思考が絡んでくるから、あなた次第ね。言わなくても分かると思うけど、あなたの膀胱に溜まっている量を超えて送り込むことはできないから注意してね」
俺が頷くと、彼女は、
「最後に、あなたがこの能力を何回も使うと、能力が強化されることがあるの。その時はまた伝えに来るわね。あと、たくさん人が集まってる時とか、表示が鬱陶しかったら、自分で消しなさい」と言って、姿を消した。
こうして、俺の能力者としての人生が始まった。
───────────
このシリーズが初めての投稿になるので、文章が雑に見えるかもしれないですが許してください(笑)
「あなたが杉本 翔ね。思ってたよりも普通っていうか、まあなんていうか、まあ普通すぎる感じね」
俺が声のした方を向くと、そこには同い年くらいの整った顔をした──というか少し神々しい感じの女性が立っていた。
「あの……あなたは?」
「特に決まった名前はないわ。いわゆる女神ってやつだから」
俺は初め何を言っているかよく分からなかったが、彼女の神々しい雰囲気である程度納得した。
「何で女神が俺の所に?」
「あなた、特殊な趣味を持ってるみたいじゃない」
「何故それを?」
「だから女神だって言ってるでしょ?私にはあなたのことは全てお見通しだから」
確かに俺は特殊な趣味──女子のお漏らしの動画をスマホで見るという趣味を持っている。相手が女神ということで、俺は祟られるのではないかと身構えていたが、彼女は俺が想像していたことの斜め上を行くことを言った。
「あなたさえよければ、あなたにとある能力を与えてもいいのよ?」
「……何故突然そんな話に?」
「神の気まぐれってやつね。それで、能力はいるの?いらないの?」
「まずその能力とやらの詳細を教えてもらおうか」
「まあ簡単に言うと、自分の尿を周りの女子に転送できる能力って感じ。言葉で説明するより実際に能力を使った方が分かりやすいと思うんだけど」
「なるほど、早い話、現実で女子のお漏らしを見れるようになるわけか」
「そういうこと。で、能力を受け取るの?」
俺が頷くと、彼女は、
「それじゃあ、目を閉じて」と言って、俺の肩に手を置き、呪文のような言葉を唱え始めた。
しばらくして、
「もう目を開けてもいいわよ」と言われ、目を開けると、彼女の頭の上に、2つの数字が浮かび上がった。俺がその数字に注目すると、
「それは下が私の膀胱の最大容量で上が現在の内容量。視界の端の方にもうひとつ数字が見えるでしょ。それが今のあなたの膀胱の内容量。この能力においてはいわゆるMPみたいなものね」
「神にも膀胱ってあるんだな」
「人の姿をしてる時だけよ。それで、ここからこの能力の大事な所なんだけど、相手に尿を送り込む時は、相手の方に目線を向けて、後は頭の中で、送り込むことを考えるだけでいいの。慣れれば簡単だと思うわ」
「なるほど。意図せず発動することはないのか?」
「そこは自分の思考が絡んでくるから、あなた次第ね。言わなくても分かると思うけど、あなたの膀胱に溜まっている量を超えて送り込むことはできないから注意してね」
俺が頷くと、彼女は、
「最後に、あなたがこの能力を何回も使うと、能力が強化されることがあるの。その時はまた伝えに来るわね。あと、たくさん人が集まってる時とか、表示が鬱陶しかったら、自分で消しなさい」と言って、姿を消した。
こうして、俺の能力者としての人生が始まった。
───────────
このシリーズが初めての投稿になるので、文章が雑に見えるかもしれないですが許してください(笑)
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