周りの女子に自分のおしっこを転送できる能力を得たので女子のお漏らしを堪能しようと思います

鏡居雨

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第6話ー①「彼女と俺だけの秘密のお漏らし」前編

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 3年生になると、すぐに修学旅行に向けた準備が始まった。クラスで実行委員を決める時、俺は友人に担ぎ上げられる形で修学旅行のしおりを作る係になった。そして、俺と一緒に修学旅行のしおりを作る係になったのが、うちの中学の女子の人気ツートップの1人である山田明里さんだった。彼女は身長こそあまり高くないものの、そのスタイルの良さと可愛らしいルックスで男子からの人気は高かった。そこに彼女の優しい性格と可愛らしい声が重なり、彼女が去年の夏休みに転校してきてから今までに学年の1/3ほどの男子生徒が彼女に魅せられて告白し、その全てが無事に爆死したというのはもはや学年全体が知る話だ。
 しかし、俺にとっては彼女にはもっと驚くべき点があった。
 係としての最初の活動日、俺は試しに山田さんに軽く能力を使ってみた。すると彼女の頭上には、
現在:60ml
最大:1020ml
と表示されていた。決して見間違いではない。確かに彼女の膀胱の最大容量は4ケタなのだ。考えてみれば、彼女が学校で休み時間にトイレに行っている所を見かけることはほとんど無く、授業中などにトイレを我慢している素振りを見たこともなかった。俺はそんな彼女のお漏らし歴に興味を持ち、新能力の1つ──名前を付けるならば「記録探査」とでもしておこうか。ダサいけど──を使い、彼女の情報を漁った。
 どうやら彼女の膀胱は生まれつき大きいらしく、最後のお漏らしは保育園の時まで遡るようだった。また、トイレに行く回数も平均で1日2~4回で、朝起きてすぐトイレを済ませてから夜寝る前にトイレに行くまで1度もトイレに行かないことも多いようだった。
 ──これは山田さんにお漏らしさせるのはなかなか難しいな──そう思っていたものの、(一応自称)女神の加護だろうか、千載一遇のチャンスが巡ってきた。
 修学旅行まで1ヶ月を切ったある日の放課後、教室には俺と山田さん、そして大きなダンボールのみが残されていた。今日は修学旅行のしおりの製本の日だ。本当は友人に手伝わせるつもりだったのだが、部活も最後の大会に向けて大事な時期だと言われて(絶対に何か別の理由──例えば俺と山田さんを2人きりにして翌日イジり倒そうとしてるとか──があると思うが)断られたせいで、クラスの40人分のしおりを俺と山田さんの2人で製本する羽目になったのだ。
「結局私たち2人だけでやることになっちゃったけど、とりあえず頑張ろう?」
 山田さんがほほえみながら俺に言った。こういうところが(俺を含む)男子に好かれる理由なんだろうなと思いながら、俺は山田さんのおしっこの量を確認した。すると、
現在:760ml
最大:1020ml
と、かなりの量のおしっこが溜まっていた。きっと一時間目の体育の後に、多めに水分補給をしたのだろう。これなら彼女にお漏らしをさせることができるだろう。しかし、なぜ彼女はトイレに行かないのだろうか。彼女の心の声を聞くと、すぐにその答えが分かった。
(……少し、トイレ行きたい、かも……でも……トイレ混んでたし……私がトイレに行ったら、その間杉本くんが1人でしおりを作ることになっちゃうし……迷惑だよね……我慢しなきゃ……)
 彼女は俺のことを気遣ってくれているのだった。そんな彼女にお漏らしさせるのは少し心が痛むが、俺は作業を進める傍ら、彼女におしっこを送り始めた。
 15分程が経ち、山田さんのおしっこは900ml程に到達した。山田さんは少しそわそわした様子で作業をしながら、時々時計を気にする様子を見せ、時々片手で前押さえをするような仕草を見せていた。
(トイレ……普段は学校でこんなにおしっこしたくなることないのに……体育の後、お茶飲み過ぎちゃったかな……)
(おしっこしたい……けど……私がトイレに行ったら杉本くん1人でやらなきゃいけなくなっちゃうし……我慢しなきゃ……)
 彼女の可愛らしい心の声を聞きながら、俺は山田さんに、
「大丈夫?体調悪い?」
と聞いてみた。すると、
「ううん、大丈夫……」(まだこんなに残ってるのに……私だけトイレに行きたいって理由で抜けたら迷惑……)
と、心の中で本音をこぼしながら彼女が言った。
 それから10分程が経つと、彼女のおしっこは950mlを超え、とうとう我慢ができなくなってきたらしく片手で常に前押さえをしていた山田さんが、
「杉本くん……私……座っててもいい……?」
と言った。もちろん、心の中では、
(座ってたらおしっこ我慢できるかも……なんとかして作り終わるまで我慢しないと……)
と、抜け出してトイレに行こうとはしていないようだった。
「本当に大丈夫?無理しなくていいから」
「うん……」(あともう少し……もう少しだから……我慢……しなきゃ……)
 そんな彼女の心の声を聞きながら、俺は残りのしおりのページを1枚ずつ重ね、山田さんに手渡し続けた。
 それから10分程が経ち、ようやくしおりを作る作業が終わった。それとほぼ同時に、山田さんのおしっこも限界量に達し、山田さんは座ったまま机で隠すようにしながら両手で前押さえをしていた。椅子の上でうずくまるようにしておしっこを我慢する山田さんに俺が声をかけようとすると、突然彼女の体が小さく震え、おしっこの量の数字が少し減った。すかさず俺はもう1つの新能力──「下着確認」──を使い、彼女のパンツを確認した。すると、クロッチの部分に少し大きめの黄色い染みができていた。俺が山田さんに、
「大丈夫!?」
と少しわざとらしく驚くようにして声をかけると、
「杉本くん……ごめん……私……トイレ……行きたい……」
と彼女は泣きそうな顔で言った。

─────────

後編に続きます!(唐突でごめんなさい)
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