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第6話ー②「彼女と俺だけの秘密のお漏らし」後編
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(前編の続き)
俺は泣きそうな顔でトイレに行きたいと言う山田さんに、
「大丈夫?立てる?」
と聞いた。すると彼女は、小さく頷いて、ゆっくりと椅子から立ち上がり始めた。もちろん、彼女の膀胱はとっくに限界を迎えていて、彼女は小さな声で、
「……んっ……んんっ……」
と喘ぎながら俺の視界に映る彼女のパンツにどんどんおしっこの染みを広げてしまっていた。
それでもなんとか片手で強く前押さえをしながら椅子から立ち上がった山田さんは、そのままゆっくりと教室の入口に向かっていたが、その途中もおしっこが絶えず山田さんの体から噴き出してしまっていて、床に点々と小さな黄色い水溜まりができてしまっていた。
(どうしよう……このままじゃ杉本くんの目の前でおしっこ漏らしちゃう……もう我慢できない……っ……もう……中学3年生なのに……っ……)
そんな彼女の心の声が俺の中に響き、教室の中には彼女の喘ぎ声と足音だけが響いている状態が数十秒続いた後、
「あっ……!」
と突然山田さんがその場でうずくまってしまった。
「大丈夫!?」
俺がそう声をかけると同時に、山田さんの足元からぴちゃぴちゃと水の音がし始めた。
「……杉本……くん……見な……いで……っ(どうしよう……杉本くんの目の前で……おしっこ……漏らしちゃった……うぅ……全然止まらない……)」
山田さんは恥ずかしそうに泣きながらおしっこを止めようと必死で前押さえしていたが、もちろんそんなので止まるわけもなく、彼女の足元にはあっという間に黄色い水溜まりが広がった。
山田さんのお漏らしは3分ほど続き、彼女の体がおしっこを出し終えて大きく震えた時にはものすごい大きさの水溜まりが床に広がってしまっていた。
恥ずかしさからか水溜まりの上にしゃがみこんだまま呆然としていた山田さんに、
「大丈夫?とりあえず、保健室行った方が……」
と俺が言うと、
「……うん……(お漏らししちゃった……それも同じクラスの男の子の前で……明日からどうしよう……)」
と、うつむいたまま山田さんが小さな声で言い、ゆっくりと立ち上がった。スカートの裾からはぽたぽたとおしっこが滴っていて、彼女の白い靴下もおしっこで薄い黄色に染まってしまっていた。
「1人で行ける?」
俺がそう言うと、彼女は小さく頷いて、スカートの汚れた部分を手で隠すようにしながら、1人で教室から出ていった。上履きの中にもおしっこが注ぎ込まれてしまっていたようで、彼女が歩く度上履きがぐじゅぐじゅと音を立てた。
彼女が教室から出ていった後、教室に1人残された俺はとりあえず彼女のお漏らしの後始末をすることにした。教室の端に干されていた雑巾をいくつか手に取り、彼女のおしっこでできた水溜まりに近づくと、彼女のおしっこの強い匂いが俺の鼻を刺した。
20分ほど経って、ようやく俺が山田さんのお漏らしの後始末を終えた頃、山田さんがジャージ姿で汚れたスカートとパンツの入ったビニール袋を持って教室に戻ってきた。保健室で恥ずかしさのあまり泣いてしまったのだろう。彼女の目の周りは少し赤くなっていた。
「ごめん……私がトイレに行ったら迷惑かなって思って……余計に迷惑なことしちゃった……」
「そんなことないよ。僕も気付いてあげられなくてごめん。この事は誰にも言わないから……」
恥ずかしそうにしながら謝る彼女に、俺も謝ることしかできなかった。その後、俺は山田さんと教室の片付けをして家に帰った。
翌日、朝学校に行くと、山田さんが、
「おはよう杉本くん。昨日は本当にごめんね」
と話しかけてきた。
「大丈夫だよ。山田さんこそ、昨日は大丈夫だった?」
「うん……」
「どうしたの?」
「実は私、今までおしっこ漏らしちゃったことほとんどなかったから……まさか中学3年生にもなってお漏らししちゃうなんて思わなくて……」
「それなら大丈夫だよ。妹も去年学校帰りにお漏らししちゃってたから」
俺は山田さんをなんとか励まそうと遥香のお漏らしのことを話した。
──まあその遥香のお漏らしも今回の山田さんのお漏らしも裏で俺が仕組んだ訳だけれども──
そんな俺と山田さんの会話を周りも見ていたようで、その日は休憩時間になる度に、
「昨日教室に2人きりだったって聞いたけどお前何か山田さんにしたのかよww」
「2人きりにしたら散々イジれるって思ってたのになんでそんないい感じになってるんだよww」
と友人からイジられまくった。
その日の放課後、俺が帰ろうとしていると、
「杉本くん、今から、時間ある?」
と山田さんに聞かれた。俺が頷くと、山田さんは俺を人気のない階段の踊り場に連れていき、
「えっと……実は……昨日、お漏らししちゃった後、杉本くんが優しくしてくれて……それで、杉本くんのことが好きになって……だから……もしよかったら……私と付き合ってください……!」
……まさか、俺が告白されるとは。それも学年の男子の1/3ほどが爆死した山田さんに告白されるとは。
俺は少し考えた後、笑顔で頷いた。
────────────
これにて第6話は終了です!(多分)
ちなみに彼女を作ることでデート中というシチュエーションでも書けるようになったので書いてほしいシチュエーションがあったらコメントでください!
もちろん感想もたくさん頂けるとありがたいです!
本編は次回から修学旅行編に入ります!(これは宣言)
もしかすると番外編を入れるかもしれません(言ってる時点でもう書くやろって思ってる方、多分書くのでお楽しみに!)
ではまた次回!(いつになるだろうね)
俺は泣きそうな顔でトイレに行きたいと言う山田さんに、
「大丈夫?立てる?」
と聞いた。すると彼女は、小さく頷いて、ゆっくりと椅子から立ち上がり始めた。もちろん、彼女の膀胱はとっくに限界を迎えていて、彼女は小さな声で、
「……んっ……んんっ……」
と喘ぎながら俺の視界に映る彼女のパンツにどんどんおしっこの染みを広げてしまっていた。
それでもなんとか片手で強く前押さえをしながら椅子から立ち上がった山田さんは、そのままゆっくりと教室の入口に向かっていたが、その途中もおしっこが絶えず山田さんの体から噴き出してしまっていて、床に点々と小さな黄色い水溜まりができてしまっていた。
(どうしよう……このままじゃ杉本くんの目の前でおしっこ漏らしちゃう……もう我慢できない……っ……もう……中学3年生なのに……っ……)
そんな彼女の心の声が俺の中に響き、教室の中には彼女の喘ぎ声と足音だけが響いている状態が数十秒続いた後、
「あっ……!」
と突然山田さんがその場でうずくまってしまった。
「大丈夫!?」
俺がそう声をかけると同時に、山田さんの足元からぴちゃぴちゃと水の音がし始めた。
「……杉本……くん……見な……いで……っ(どうしよう……杉本くんの目の前で……おしっこ……漏らしちゃった……うぅ……全然止まらない……)」
山田さんは恥ずかしそうに泣きながらおしっこを止めようと必死で前押さえしていたが、もちろんそんなので止まるわけもなく、彼女の足元にはあっという間に黄色い水溜まりが広がった。
山田さんのお漏らしは3分ほど続き、彼女の体がおしっこを出し終えて大きく震えた時にはものすごい大きさの水溜まりが床に広がってしまっていた。
恥ずかしさからか水溜まりの上にしゃがみこんだまま呆然としていた山田さんに、
「大丈夫?とりあえず、保健室行った方が……」
と俺が言うと、
「……うん……(お漏らししちゃった……それも同じクラスの男の子の前で……明日からどうしよう……)」
と、うつむいたまま山田さんが小さな声で言い、ゆっくりと立ち上がった。スカートの裾からはぽたぽたとおしっこが滴っていて、彼女の白い靴下もおしっこで薄い黄色に染まってしまっていた。
「1人で行ける?」
俺がそう言うと、彼女は小さく頷いて、スカートの汚れた部分を手で隠すようにしながら、1人で教室から出ていった。上履きの中にもおしっこが注ぎ込まれてしまっていたようで、彼女が歩く度上履きがぐじゅぐじゅと音を立てた。
彼女が教室から出ていった後、教室に1人残された俺はとりあえず彼女のお漏らしの後始末をすることにした。教室の端に干されていた雑巾をいくつか手に取り、彼女のおしっこでできた水溜まりに近づくと、彼女のおしっこの強い匂いが俺の鼻を刺した。
20分ほど経って、ようやく俺が山田さんのお漏らしの後始末を終えた頃、山田さんがジャージ姿で汚れたスカートとパンツの入ったビニール袋を持って教室に戻ってきた。保健室で恥ずかしさのあまり泣いてしまったのだろう。彼女の目の周りは少し赤くなっていた。
「ごめん……私がトイレに行ったら迷惑かなって思って……余計に迷惑なことしちゃった……」
「そんなことないよ。僕も気付いてあげられなくてごめん。この事は誰にも言わないから……」
恥ずかしそうにしながら謝る彼女に、俺も謝ることしかできなかった。その後、俺は山田さんと教室の片付けをして家に帰った。
翌日、朝学校に行くと、山田さんが、
「おはよう杉本くん。昨日は本当にごめんね」
と話しかけてきた。
「大丈夫だよ。山田さんこそ、昨日は大丈夫だった?」
「うん……」
「どうしたの?」
「実は私、今までおしっこ漏らしちゃったことほとんどなかったから……まさか中学3年生にもなってお漏らししちゃうなんて思わなくて……」
「それなら大丈夫だよ。妹も去年学校帰りにお漏らししちゃってたから」
俺は山田さんをなんとか励まそうと遥香のお漏らしのことを話した。
──まあその遥香のお漏らしも今回の山田さんのお漏らしも裏で俺が仕組んだ訳だけれども──
そんな俺と山田さんの会話を周りも見ていたようで、その日は休憩時間になる度に、
「昨日教室に2人きりだったって聞いたけどお前何か山田さんにしたのかよww」
「2人きりにしたら散々イジれるって思ってたのになんでそんないい感じになってるんだよww」
と友人からイジられまくった。
その日の放課後、俺が帰ろうとしていると、
「杉本くん、今から、時間ある?」
と山田さんに聞かれた。俺が頷くと、山田さんは俺を人気のない階段の踊り場に連れていき、
「えっと……実は……昨日、お漏らししちゃった後、杉本くんが優しくしてくれて……それで、杉本くんのことが好きになって……だから……もしよかったら……私と付き合ってください……!」
……まさか、俺が告白されるとは。それも学年の男子の1/3ほどが爆死した山田さんに告白されるとは。
俺は少し考えた後、笑顔で頷いた。
────────────
これにて第6話は終了です!(多分)
ちなみに彼女を作ることでデート中というシチュエーションでも書けるようになったので書いてほしいシチュエーションがあったらコメントでください!
もちろん感想もたくさん頂けるとありがたいです!
本編は次回から修学旅行編に入ります!(これは宣言)
もしかすると番外編を入れるかもしれません(言ってる時点でもう書くやろって思ってる方、多分書くのでお楽しみに!)
ではまた次回!(いつになるだろうね)
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