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第2章 成長
ガルドの準備
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風呂を出た俺達は部屋に戻って寛いでいた。
バラムは風呂から上がっても起きなかったのでタオルで拭いて、ベッドに寝かせている。ガルドはテーブルを挟んで向かいに座っている。
俺とガルドはテーブルの上で手を繋ぎ、念話で色々と話しあっていた。
「(じゃあ、ガルドの食事は俺と同じ物でいいな?)」
「(うむ、我らは雑食故肉でも葉でも、同族でも食す。)」
「(それなら頼めば作ってくれるかもな。ちょっと行ってくる。)」
俺は部屋を出ると入り口のカウンターに向かう。
「おや、何かありましたか?」
カウンターには相変わらず人の良さそうな男性がいた。
「食事なんですが、オークの分として追加料金でもう1人前用意してもらえませんか?内容は俺の分と全く同じで良いので。」
「かしこまりました。お客様の分と全く同じ内容でよろしければご用意致します。夕食が銅貨10枚、朝食が銅貨5枚になります。」
「じゃあ俺の宿泊にあわせて2泊分をこれで。」
俺は収納から硬貨入れを取り出して、銅貨10枚の山を3つ積んだ。
「確かに承りました。お食事は部屋までお持ちしますが、すぐに用意してよろしいですか?」
「えぇ、お願いします。」
俺は食事を頼み、部屋に戻ると食事はすぐに用意された。
仲居さんが部屋に食事を運び込み、テーブルに料理を並べると部屋を出ていく。
「(それじゃあ食べようか)」
俺は椅子を引いてガルドを座らせると俺は対面に座る。
ガルドは肉をつまみ、一口食べると夢中になって鷲掴みにして口に運ぶ。
「ブフゥー!」
俺はそのオークらしい食べ方を見て、微笑んで食事を始める。
フォークを持って、肉にさして、口に運ぶ。
ガルドはそんな俺の食べ方を見て、手を止めると俺に手を伸ばす。
「(むぅ……すまない。オークの食べ方は見苦し食べ方だった。)」
「(気にすることはないよ。それだけ美味しくて夢中になったんだろ。)」
「(そうだが、お主の夫として相応しい振る舞いがしたい。)」
ガルドは俺の食べ方を見て、添えられているフォークを手に取る。ガルドの手には小さいフォークで肉を取ると覚束ない手つきで口に運ぶ。
「ブフゥー。」
俺はガルドに合わせゆっくりと食事を終えるをタオルを手に取ってガルドの手と口元を拭いてあげた。
「(すまない。)」
ガルドのしょぼんとした様子に俺は思わずクスリと笑う。
「(ガルドは夫として相応しい振る舞いをしようとしてくれたんだろ。それなら夫の身だしなみを整えるのは妻である俺の役目だろ。)」
「(そうか、ありがとう。)」
ガルドは俺の頭に手をおいて優しく撫でてくれる。
「(少し、明日の話をしようか?)」
「(うむ。)」
「(明日はまず、ガルドの装備を揃える。使ってる剣は刃が欠けてるし、防具も必要だな。)」
「(む、そこまで揃えてよいのか?)」
「(あぁ。武器もショートソードにこだわらないで、いくつか持ってみてしっくりきたものを買おう。)」
「(わかった。お主を守るため今回は甘えよう。)」
その後、中居さんに食器を下げてもらい、朝食は朝1番の鐘の頃にお願いすると俺達はバラムを真ん中にしてベッドに潜って眠りに着いた。
翌朝はガルドの朝立を俺が飢えから乗って咥え込むところから始まった。ガルドの精を受け止めながら俺は俺のモノにまとわりつくバラムに精を吐き出す。
バラムの朝食のため今まではバラムだけを相手にしていたのにガルドが加わったのだ。
今回は中に出されたガルドの愛を余韻を楽しむことなくスキルで素早く吸収すると朝食を手早く済ませる。朝食はパンに野菜と肉を挟んだバーガーの様なものとスープだったのでガルドも手で食べられて楽な様子だった。
そして、俺達はまず武器屋に向かった。
「いらっしゃい!どんな武器をお探しですか?」
「従魔に持たせる武器を探してるんですが、いくつか気になった物を持たせて見ても構いませんか?」
「従魔に武器ですか?持たせるのは構いませんが、扱えるんですか?」
「えぇ、こいつはオークナイトなので剣術スキルがあるんです。」
「上位種でしたか。それならどうぞ。試し切りはできませんが、素振りのスペースはあるので気になるものがあれば言ってください。」
「わかりました。ありがとうございます。」
俺はガルドの手を引いて剣を見ていく。
「(昨日はショートソードにこだわらないって言ったけど、剣術スキルがあるから剣に分類される物がいいと思うんだけどどうかな?)」
「(うむ、我も棍棒や槍よりも剣の方が好みだ。)」
「(それじゃあ、ショートソードを使ってる時に不便だったり気になることはあったか?)」
「(ふむ、小さい事と軽いことか。)」
ガルドが目の前のショートソードを手に取ると、持ち手が完全にガルドの手に収まっていた。
「(オークの手では持ち手の長さが足りないようだ。それと軽すぎて振ってる実感がない。)」
「(なるほど。)」
俺はガルドからショートソードを受け取って元に戻すと隣の棚に目を向ける。
「(持ち手が大きくて、重量感があるものならこっちはどうだ?)」
目を向けた棚には両手剣が飾られている。
「(両手剣だけど、これなんかどうだ?)」
俺は棚の大剣から一番大きな、刃の部分だけで俺の身長ほどある片刃の大剣を1本を取り出すとガルドに手渡した。形状からするとバスターソードだろうか。某ゲームの主人公が使っている剣に似ている
ガルドは最初に片手で持とうとするがバランスを崩しそうになり慌てて両手で持ち直す。
「(流石に我でも片手では扱えんな。だが、良い重量感だ。振ってみたいのだか。)」
「(わかった。ちょっと待ってくれ。)」
俺は店員に話をして、素振りスペースに案内してもらう。
「どうぞ、こちらをお使いください。」
店の裏に通されるとすぐに階段を降り、広いスペースに出る。
「店の地下にこんなスペースがあるとは。」
俺はガルドを連れて壁に当たらないように適当な位置に移動させる。
「ブフゥー!」
ガルドが大剣を水平に構えると太い腕が筋肉でさらに盛り上がる。
「フゥッ!フゥッ!ブフゥ!」
荒い息づかいと共に凪ぎ払い、振り下ろし、かち上げと流れるように大剣が振るわれる。
「いやぁ~、オークなのにやるもんですね。あの特大の剣を振り回されることなく、しっかり振るってますよ。」
「ありがとうございます。自慢の従魔ですから。」
ひとしきり振り終わるとガルドは戻ってくる。
「(お疲れ様。どうだった。)」
「(実に良い。我はこれが気に入ったぞ。)」
「(じゃあこれを買っていこう。)」
俺は店員にこの剣の購入を伝え、背負うためのベルトも用意してもらった。
ちなみに背負ってちゃんと抜けるのかと思ったが、特殊な機構を仕込んだ部分的な鞘で軽く引き抜くと前面が開いて取り出せるのだとか。
これから鎧も買うので少し余裕を持たせてベルトを調整してもらうとバスターソードを背負う。
「(似合ってるよ。)」
「(む、ありがとう。)」
ガルドは顔を赤らめて耳がピコピコしきりに動いている。
「ありがとうございました。」
「いえいえ、メンテナンスもうちでお願いします。」
俺達は武器屋を出てそばの防具屋に向かった。
鎧はバスターソードの重量と合わせて動けなくなると困るためロックリザードの皮を使った鎧にした。
というより、鉄製でガルドの体型で着れる鎧がなかったのだ。そこで軽く、継ぎ足しで簡単にサイズ調整が出来る皮鎧の中から一番丈夫なロックリザードを選んだのだ。
そして、ガルド用ではなく、自分用にそこで見た盾に目を引かれた。
「この盾扱い難くないですか?」
その盾は円形で中央には3本のスパイクが突き出ていた。
「あぁ、それは純粋な盾じゃなくて、相手にタックルするときに使うもんだ。盾の方がオマケみたいなもんだ。」
「なるほど。面白い物を見せてもらった。ありがとう。」
確かにこのままじゃ盾がオマケだ。だが俺には手甲になってるバラムがいる。
俺達はガルドの鎧だけ買って防具屋を出た。
「(バラム、そのまま体を薄く伸ばして盾は作れるか?)」
「(えっと……こうかな?)」
バラムは腕の外側を円形に伸ばしてスパイクはないが先ほどの盾のようになった。
「(いいぞ。そのまま真ん中にスパイク、トゲを出せるかな?)」
「(ごめんなさい……。もう、体が足りないの……)」
バラムはプルプルと体を震わせて悲しそうな感じが伝わってくる。
「(そうか、気にしなくていい。無理させてごめんな。)」
盾になった部分を撫でてやると先ほどとは違う震え方をする。
「(じゃあ、お昼を食べたら近くの草原で雑魚相手に試し切りしようか。)」
「(うむ、すぐにでも行きたい位だ。)」
「(バラムも頑張る!)」
バラムは風呂から上がっても起きなかったのでタオルで拭いて、ベッドに寝かせている。ガルドはテーブルを挟んで向かいに座っている。
俺とガルドはテーブルの上で手を繋ぎ、念話で色々と話しあっていた。
「(じゃあ、ガルドの食事は俺と同じ物でいいな?)」
「(うむ、我らは雑食故肉でも葉でも、同族でも食す。)」
「(それなら頼めば作ってくれるかもな。ちょっと行ってくる。)」
俺は部屋を出ると入り口のカウンターに向かう。
「おや、何かありましたか?」
カウンターには相変わらず人の良さそうな男性がいた。
「食事なんですが、オークの分として追加料金でもう1人前用意してもらえませんか?内容は俺の分と全く同じで良いので。」
「かしこまりました。お客様の分と全く同じ内容でよろしければご用意致します。夕食が銅貨10枚、朝食が銅貨5枚になります。」
「じゃあ俺の宿泊にあわせて2泊分をこれで。」
俺は収納から硬貨入れを取り出して、銅貨10枚の山を3つ積んだ。
「確かに承りました。お食事は部屋までお持ちしますが、すぐに用意してよろしいですか?」
「えぇ、お願いします。」
俺は食事を頼み、部屋に戻ると食事はすぐに用意された。
仲居さんが部屋に食事を運び込み、テーブルに料理を並べると部屋を出ていく。
「(それじゃあ食べようか)」
俺は椅子を引いてガルドを座らせると俺は対面に座る。
ガルドは肉をつまみ、一口食べると夢中になって鷲掴みにして口に運ぶ。
「ブフゥー!」
俺はそのオークらしい食べ方を見て、微笑んで食事を始める。
フォークを持って、肉にさして、口に運ぶ。
ガルドはそんな俺の食べ方を見て、手を止めると俺に手を伸ばす。
「(むぅ……すまない。オークの食べ方は見苦し食べ方だった。)」
「(気にすることはないよ。それだけ美味しくて夢中になったんだろ。)」
「(そうだが、お主の夫として相応しい振る舞いがしたい。)」
ガルドは俺の食べ方を見て、添えられているフォークを手に取る。ガルドの手には小さいフォークで肉を取ると覚束ない手つきで口に運ぶ。
「ブフゥー。」
俺はガルドに合わせゆっくりと食事を終えるをタオルを手に取ってガルドの手と口元を拭いてあげた。
「(すまない。)」
ガルドのしょぼんとした様子に俺は思わずクスリと笑う。
「(ガルドは夫として相応しい振る舞いをしようとしてくれたんだろ。それなら夫の身だしなみを整えるのは妻である俺の役目だろ。)」
「(そうか、ありがとう。)」
ガルドは俺の頭に手をおいて優しく撫でてくれる。
「(少し、明日の話をしようか?)」
「(うむ。)」
「(明日はまず、ガルドの装備を揃える。使ってる剣は刃が欠けてるし、防具も必要だな。)」
「(む、そこまで揃えてよいのか?)」
「(あぁ。武器もショートソードにこだわらないで、いくつか持ってみてしっくりきたものを買おう。)」
「(わかった。お主を守るため今回は甘えよう。)」
その後、中居さんに食器を下げてもらい、朝食は朝1番の鐘の頃にお願いすると俺達はバラムを真ん中にしてベッドに潜って眠りに着いた。
翌朝はガルドの朝立を俺が飢えから乗って咥え込むところから始まった。ガルドの精を受け止めながら俺は俺のモノにまとわりつくバラムに精を吐き出す。
バラムの朝食のため今まではバラムだけを相手にしていたのにガルドが加わったのだ。
今回は中に出されたガルドの愛を余韻を楽しむことなくスキルで素早く吸収すると朝食を手早く済ませる。朝食はパンに野菜と肉を挟んだバーガーの様なものとスープだったのでガルドも手で食べられて楽な様子だった。
そして、俺達はまず武器屋に向かった。
「いらっしゃい!どんな武器をお探しですか?」
「従魔に持たせる武器を探してるんですが、いくつか気になった物を持たせて見ても構いませんか?」
「従魔に武器ですか?持たせるのは構いませんが、扱えるんですか?」
「えぇ、こいつはオークナイトなので剣術スキルがあるんです。」
「上位種でしたか。それならどうぞ。試し切りはできませんが、素振りのスペースはあるので気になるものがあれば言ってください。」
「わかりました。ありがとうございます。」
俺はガルドの手を引いて剣を見ていく。
「(昨日はショートソードにこだわらないって言ったけど、剣術スキルがあるから剣に分類される物がいいと思うんだけどどうかな?)」
「(うむ、我も棍棒や槍よりも剣の方が好みだ。)」
「(それじゃあ、ショートソードを使ってる時に不便だったり気になることはあったか?)」
「(ふむ、小さい事と軽いことか。)」
ガルドが目の前のショートソードを手に取ると、持ち手が完全にガルドの手に収まっていた。
「(オークの手では持ち手の長さが足りないようだ。それと軽すぎて振ってる実感がない。)」
「(なるほど。)」
俺はガルドからショートソードを受け取って元に戻すと隣の棚に目を向ける。
「(持ち手が大きくて、重量感があるものならこっちはどうだ?)」
目を向けた棚には両手剣が飾られている。
「(両手剣だけど、これなんかどうだ?)」
俺は棚の大剣から一番大きな、刃の部分だけで俺の身長ほどある片刃の大剣を1本を取り出すとガルドに手渡した。形状からするとバスターソードだろうか。某ゲームの主人公が使っている剣に似ている
ガルドは最初に片手で持とうとするがバランスを崩しそうになり慌てて両手で持ち直す。
「(流石に我でも片手では扱えんな。だが、良い重量感だ。振ってみたいのだか。)」
「(わかった。ちょっと待ってくれ。)」
俺は店員に話をして、素振りスペースに案内してもらう。
「どうぞ、こちらをお使いください。」
店の裏に通されるとすぐに階段を降り、広いスペースに出る。
「店の地下にこんなスペースがあるとは。」
俺はガルドを連れて壁に当たらないように適当な位置に移動させる。
「ブフゥー!」
ガルドが大剣を水平に構えると太い腕が筋肉でさらに盛り上がる。
「フゥッ!フゥッ!ブフゥ!」
荒い息づかいと共に凪ぎ払い、振り下ろし、かち上げと流れるように大剣が振るわれる。
「いやぁ~、オークなのにやるもんですね。あの特大の剣を振り回されることなく、しっかり振るってますよ。」
「ありがとうございます。自慢の従魔ですから。」
ひとしきり振り終わるとガルドは戻ってくる。
「(お疲れ様。どうだった。)」
「(実に良い。我はこれが気に入ったぞ。)」
「(じゃあこれを買っていこう。)」
俺は店員にこの剣の購入を伝え、背負うためのベルトも用意してもらった。
ちなみに背負ってちゃんと抜けるのかと思ったが、特殊な機構を仕込んだ部分的な鞘で軽く引き抜くと前面が開いて取り出せるのだとか。
これから鎧も買うので少し余裕を持たせてベルトを調整してもらうとバスターソードを背負う。
「(似合ってるよ。)」
「(む、ありがとう。)」
ガルドは顔を赤らめて耳がピコピコしきりに動いている。
「ありがとうございました。」
「いえいえ、メンテナンスもうちでお願いします。」
俺達は武器屋を出てそばの防具屋に向かった。
鎧はバスターソードの重量と合わせて動けなくなると困るためロックリザードの皮を使った鎧にした。
というより、鉄製でガルドの体型で着れる鎧がなかったのだ。そこで軽く、継ぎ足しで簡単にサイズ調整が出来る皮鎧の中から一番丈夫なロックリザードを選んだのだ。
そして、ガルド用ではなく、自分用にそこで見た盾に目を引かれた。
「この盾扱い難くないですか?」
その盾は円形で中央には3本のスパイクが突き出ていた。
「あぁ、それは純粋な盾じゃなくて、相手にタックルするときに使うもんだ。盾の方がオマケみたいなもんだ。」
「なるほど。面白い物を見せてもらった。ありがとう。」
確かにこのままじゃ盾がオマケだ。だが俺には手甲になってるバラムがいる。
俺達はガルドの鎧だけ買って防具屋を出た。
「(バラム、そのまま体を薄く伸ばして盾は作れるか?)」
「(えっと……こうかな?)」
バラムは腕の外側を円形に伸ばしてスパイクはないが先ほどの盾のようになった。
「(いいぞ。そのまま真ん中にスパイク、トゲを出せるかな?)」
「(ごめんなさい……。もう、体が足りないの……)」
バラムはプルプルと体を震わせて悲しそうな感じが伝わってくる。
「(そうか、気にしなくていい。無理させてごめんな。)」
盾になった部分を撫でてやると先ほどとは違う震え方をする。
「(じゃあ、お昼を食べたら近くの草原で雑魚相手に試し切りしようか。)」
「(うむ、すぐにでも行きたい位だ。)」
「(バラムも頑張る!)」
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