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第2章 成長
媒体製作案
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「ふぅ~。」
俺は大きく一息着くとベッドに倒れこんだ。テーブルに目を向けると箱の半分程を精練したミスリルインゴットが置かれている。
しかし、消費した鉱石に対してミスリルの量が妙に少ない。
「まさかあれだけの鉱石とMPでこれだけしか精練できないとは。」
ステータスを開いてMPを確認すると残り50を切っていた。盗賊討伐もあってそれなりにステータスも上がっているのにだ。
名前 :タカシ(Lv12)
職業 :テイマー(Lv10)
HP :3200/2500
MP :35/1050
STR :110
VIT :125
DEX :70
INT :105
MEN :70
AGL :70
スキル :
体力増加(Lv5) 精力増加(Lv5) 超回復(Lv5) 超再生(Lv5) 適応(Lv5) 痛覚変換(快)(Lv5) 射精量増加(Lv5) 鑑定(Lv5) 空間魔法(Lv3) 魔物魅了(雄・無)(Lv5) 精液吸収変換(Lv5) 妊娠(Lv5) 剣術(Lv3) 魔力操作(Lv3) MP回復量上昇(Lv2) MP上昇(Lv1)
職業スキル :
テイム 感覚共有(現在共有可能な感覚:基本的な五感(同時共有可能感覚数:4)
) 念話(有効距離:3m) モンスターヒール
「問題はこれで何を作るかだな。この量だと剣1本分にはならないから武器をコーティングするか魔法発動補助媒体か。」
剣に補助媒体としての機能を乗せようかと思っていたが打ち合う物だし壊れたらへこむので別する事にした。
「……とりあえずは今使ってる剣で間に合ってるしな。補助媒体にするか。」
俺は横になったままスキルから知識を引き出していく。
「……汎用媒体と特化媒体か。」
汎用媒体は一般的に店売りするような、どの属性魔法に対しても程々の効果を持つ媒体であり、特化媒体は主に特注で属性を1つに絞る代わりに強力な増幅効果を生み出すようだ。
「どうせ使えるのは空間魔法だけだし作るのは特化媒体だな。デザインはどうするかな。」
剣を持つから杖は論外。魔石も埋め込む必要があるようなので腕輪がベストだろう。
俺は横になったままMPの回復を待ちつつ、スキルから魔法発動補助媒体として必要な要素を引き出しながらデザインを練っていった。
「こんな感じか?」
MPが回復してきた俺は紙とペンを収納から取り出し、練っていたデザイン案を書き起こしては修正、加筆していく。
ようやくできた案は腕輪は2cm幅のバングル型だ。中央に魔石を横に3つ並べて埋め込み、媒体として必要な術式が模様のようなデザインにしてある。魔石はそれぞれ空間魔法特化媒体、魔力増加、MP回復量増加を付与する予定だ。
「これなら見た目も悪くないし、性能も無駄なく出せるな。ただ魔石が必要となると魔物を狩ってこないとな。ギルドで売ってないかな?術式を刻むから彫刻刀みたいなのもほしいな。」
術式を刻むのも完全にMP任せでもいいが精練だけで大量のMPを使った事を考えると少しでも節約した方がいいだろう。
俺は窓の外を見ると日が落ちるまでまだ2時間程ありそうだった。
「よし、まだ時間はあるな。急いで行ってこよう。」
俺は席を立つとディメンジョンルームの入り口に近づいた。
すでにガルドは素振りを終えて横になっていた。
「(悪い。ちょっと買い物行ってくるから、ここ閉めるぞ。)」
「(むっ、買い物か。それならついていこう。)」
「(いや、たいした物は買わないぞ。)」
ガルドは立ち上がると足音を立てないようにゆっくりとこちらにやっときた。
「(なに、妻と少し歩きたいだけだ。今ならバラム殿もロア殿も寝ているからな。)」
そう言われてロアの方を見ると横になったロアのお腹の辺りでバラムも寝ているようだった。
「(じゃあ2人で行くか。)」
「(うむ。)」
ガルドが空間から出たところで入り口を閉じるとはにかみながらスッと手を握ってきたので俺も微笑み返してそのまま部屋を出た。
俺はガルドと連れ立って金物屋でちょうどいい細工用の工具セットを買うとそのままギルドに向かった。
ギルドはちょうど報告にきた冒険者で溢れかえっていた。
「(しょうがない。受付の列に並ぶか。)」
最後尾に並ぶとガルドが何の用でギルドに来たのか訪ねてきた。
「(魔石が欲しいんだけど少しランクが高い魔物のが欲しくてな。ギルドで買えればいいんだけどダメなら売ってる所を紹介してもらえないかと思ってな。あと、魔石を買うときの相場も知りたいな。)」
「(ふむ、高ランクの魔石か。オークの魔石ではダメか?)」
「(ダメってことはないけど性能を考えるともう少し高い物がほしいな。)」
「(そうか。それではこの辺で狩りをして手に入れるのは難しいであろうな。)」
ガルドとそんな話をしているとようやく俺達の番がやって来た。
受付でガルドに説明したように高ランクの魔石が欲しい旨を伝えるとギルドで買えることがわかった。
「魔石はCランク金貨1枚、Bランクが金貨50枚、Aランクが金貨500枚、Sランクは現在在庫がありません。」
「高いですね……。」
Dランクのオークの魔石が睾丸とセットで銀貨1枚な事を考えるとギルドの取り分を考えても桁違いだ。Cならいくつか買えるがBには手が出ない。
「Cランクからは燃料として以外にも色々な使い道が出てきますからね。魔石の買い取り額もCとDでは全然違いますよ。それに高ランク魔石はこの辺りではほとんど取れないので他の街から回してもらってるんです。なので輸送コストもかかってますし。」
「わかりました。では、Cランクの魔石を6つください。」
高ランクの魔石は手に入り次第付け替えていくしかないな。
俺は金貨6枚と引き換えに魔石を受け取ると急いで宿戻った。
俺は大きく一息着くとベッドに倒れこんだ。テーブルに目を向けると箱の半分程を精練したミスリルインゴットが置かれている。
しかし、消費した鉱石に対してミスリルの量が妙に少ない。
「まさかあれだけの鉱石とMPでこれだけしか精練できないとは。」
ステータスを開いてMPを確認すると残り50を切っていた。盗賊討伐もあってそれなりにステータスも上がっているのにだ。
名前 :タカシ(Lv12)
職業 :テイマー(Lv10)
HP :3200/2500
MP :35/1050
STR :110
VIT :125
DEX :70
INT :105
MEN :70
AGL :70
スキル :
体力増加(Lv5) 精力増加(Lv5) 超回復(Lv5) 超再生(Lv5) 適応(Lv5) 痛覚変換(快)(Lv5) 射精量増加(Lv5) 鑑定(Lv5) 空間魔法(Lv3) 魔物魅了(雄・無)(Lv5) 精液吸収変換(Lv5) 妊娠(Lv5) 剣術(Lv3) 魔力操作(Lv3) MP回復量上昇(Lv2) MP上昇(Lv1)
職業スキル :
テイム 感覚共有(現在共有可能な感覚:基本的な五感(同時共有可能感覚数:4)
) 念話(有効距離:3m) モンスターヒール
「問題はこれで何を作るかだな。この量だと剣1本分にはならないから武器をコーティングするか魔法発動補助媒体か。」
剣に補助媒体としての機能を乗せようかと思っていたが打ち合う物だし壊れたらへこむので別する事にした。
「……とりあえずは今使ってる剣で間に合ってるしな。補助媒体にするか。」
俺は横になったままスキルから知識を引き出していく。
「……汎用媒体と特化媒体か。」
汎用媒体は一般的に店売りするような、どの属性魔法に対しても程々の効果を持つ媒体であり、特化媒体は主に特注で属性を1つに絞る代わりに強力な増幅効果を生み出すようだ。
「どうせ使えるのは空間魔法だけだし作るのは特化媒体だな。デザインはどうするかな。」
剣を持つから杖は論外。魔石も埋め込む必要があるようなので腕輪がベストだろう。
俺は横になったままMPの回復を待ちつつ、スキルから魔法発動補助媒体として必要な要素を引き出しながらデザインを練っていった。
「こんな感じか?」
MPが回復してきた俺は紙とペンを収納から取り出し、練っていたデザイン案を書き起こしては修正、加筆していく。
ようやくできた案は腕輪は2cm幅のバングル型だ。中央に魔石を横に3つ並べて埋め込み、媒体として必要な術式が模様のようなデザインにしてある。魔石はそれぞれ空間魔法特化媒体、魔力増加、MP回復量増加を付与する予定だ。
「これなら見た目も悪くないし、性能も無駄なく出せるな。ただ魔石が必要となると魔物を狩ってこないとな。ギルドで売ってないかな?術式を刻むから彫刻刀みたいなのもほしいな。」
術式を刻むのも完全にMP任せでもいいが精練だけで大量のMPを使った事を考えると少しでも節約した方がいいだろう。
俺は窓の外を見ると日が落ちるまでまだ2時間程ありそうだった。
「よし、まだ時間はあるな。急いで行ってこよう。」
俺は席を立つとディメンジョンルームの入り口に近づいた。
すでにガルドは素振りを終えて横になっていた。
「(悪い。ちょっと買い物行ってくるから、ここ閉めるぞ。)」
「(むっ、買い物か。それならついていこう。)」
「(いや、たいした物は買わないぞ。)」
ガルドは立ち上がると足音を立てないようにゆっくりとこちらにやっときた。
「(なに、妻と少し歩きたいだけだ。今ならバラム殿もロア殿も寝ているからな。)」
そう言われてロアの方を見ると横になったロアのお腹の辺りでバラムも寝ているようだった。
「(じゃあ2人で行くか。)」
「(うむ。)」
ガルドが空間から出たところで入り口を閉じるとはにかみながらスッと手を握ってきたので俺も微笑み返してそのまま部屋を出た。
俺はガルドと連れ立って金物屋でちょうどいい細工用の工具セットを買うとそのままギルドに向かった。
ギルドはちょうど報告にきた冒険者で溢れかえっていた。
「(しょうがない。受付の列に並ぶか。)」
最後尾に並ぶとガルドが何の用でギルドに来たのか訪ねてきた。
「(魔石が欲しいんだけど少しランクが高い魔物のが欲しくてな。ギルドで買えればいいんだけどダメなら売ってる所を紹介してもらえないかと思ってな。あと、魔石を買うときの相場も知りたいな。)」
「(ふむ、高ランクの魔石か。オークの魔石ではダメか?)」
「(ダメってことはないけど性能を考えるともう少し高い物がほしいな。)」
「(そうか。それではこの辺で狩りをして手に入れるのは難しいであろうな。)」
ガルドとそんな話をしているとようやく俺達の番がやって来た。
受付でガルドに説明したように高ランクの魔石が欲しい旨を伝えるとギルドで買えることがわかった。
「魔石はCランク金貨1枚、Bランクが金貨50枚、Aランクが金貨500枚、Sランクは現在在庫がありません。」
「高いですね……。」
Dランクのオークの魔石が睾丸とセットで銀貨1枚な事を考えるとギルドの取り分を考えても桁違いだ。Cならいくつか買えるがBには手が出ない。
「Cランクからは燃料として以外にも色々な使い道が出てきますからね。魔石の買い取り額もCとDでは全然違いますよ。それに高ランク魔石はこの辺りではほとんど取れないので他の街から回してもらってるんです。なので輸送コストもかかってますし。」
「わかりました。では、Cランクの魔石を6つください。」
高ランクの魔石は手に入り次第付け替えていくしかないな。
俺は金貨6枚と引き換えに魔石を受け取ると急いで宿戻った。
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