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第五十二話:薫衣草
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「で、どこから探す?」
自分たちの仕事部屋に戻ってきたわたしと竜胆は、さっそく頭を抱えていた。
「さすがに化野や鳥辺野には無いと思うんです……、多分」
「最初はそこに捨てられたとしても、あとからまだ見分けがつくうちに菊宸が連れて帰ってそう」
「わたしもそう思います。お墓自体はあると思うんですけど……」
一つずつ、頭の中で整理していく。
今、わかっていないのは、主上の母親となった人間。
それと、花信がなぜ〈雪原〉の苗字を名乗ったのかということ。
「ん?」
「どうしたの?」
「あの亡者のおじさんが言ってましたけど、花信さんは宿下がりしていたんですよね。推理では、妊娠を偽って」
「まぁ、そうね」
「どこへ宿下がりしていたのでしょうか」
「……たしかに! 出産って血が出るから、たしか穢れって言って家族からもちょっと離れた場所で生活されられたのよね? 実家なら、離れとか」
「ええ、そうです。その後、幼少期の陛下たちは乳母に扮した花信と住んでいたと仮定しています。先帝の叔母で元大長公主の太皇太后の生家で……」
太皇太后が嫁いだ家の苗字は何だったか。
元大長公主は嫁いだ後、何と呼ばれていたか。
わたしは部屋を飛び出し、書庫へと向かった。
竜胆はわけがわからず、ただただ私の後ろを走ってついてくる。
書庫に入ると、わたしは真っ先に持ち出し禁止の書籍が並ぶ部屋に入った。
皇族の歴史や伝承などが収められている箱の前に立ち止まり、次々に開いていく。
(臣籍降嫁した皇族の家系図……。あった)
「……月草の君。たしか、雪原の分家は二つあって……、月草家と花山家……。あはは……。そういうことなの?」
すべては主上の周囲にあったのだ。何もかも、全部。
(知っているんだ。太皇太后陛下は。花信が何者で、主上が本当は誰の息子で、そして……)
「菊宸の居場所も、その父親の墓のありかも、きっと知っている」
理由はわからないが、太皇太后は花信と菊宸の、前皇帝家への復讐に力を貸している。
皇位が本流に戻ることに、力を貸したのだ。
「ねぇ、どうしたのか話してよ、翼禮」
「行きますよ」
「ど、どこへ?」
「太皇太后のところへです」
「……えええ!」
「飛びながら説明します。はやく、行きますよ!」
わたしは竜胆の手をとり、自分たちの仕事部屋まで走っていった。
そして窓から飛び出し、太皇太后が住む〈月草侯府〉へと向かった。
「ねぇ、それって……」
わたしから説明を聞いた竜胆は戸惑っていた。
「雪原家の分家だからって、全部知っているとは限らないじゃない?」
「でも、分家の人間じゃなければ、皇室をだますほどの家系図は作れないでしょう。おそらく、あの亡者の男に協力したのです、太皇太后陛下は」
「どうして? 何の関わりがあってそんなこと……」
「初代皇帝から皇位を簒奪した左大臣の苗字は雪原です」
「……じ、自分の家の本家が犯した罪を……、償うためだとでもいうの⁉」
「それは聞いてみなければわかりません」
彼女も、ずっと誰かに話したかったのかもしれない。
太皇太后は、まるでわたしたちが来ることがわかっていたとでもいう耀に、中庭に佇んでいた。
目が合う。
彼女は、口を動かし、「こちらへ」と言い、わたしと竜胆を家の中へと誘った。
降下し、中庭に降り立つと、わたしたちは太皇太后のあとをついて中へと入っていった。
かぐわしい薫香。最近異国から入ってきたという流行りの薫衣草の香り。
おだやかで、やさしくて、どこか物悲しい香り。
「いつか、誰かが突き止めるだろうと思っておりました」
「陛下……」
「恐れていました。こんな日が来るのではないか、と。それと同時に、どうか今の悪夢が終わりますようにと、何度も祈っていました。……届いたのですね、祈りが」
廊下を歩く衣擦れの音。
今この世界に、彼女の胸の苦しみをわかる人は誰一人として存在しない。
「ここならば、誰にも聞かれないでしょう。さぁ、楽にしてください」
わたしと竜胆は用意されていた座布団へと座った。
目の前には、老いてもなおその美しさは健在の、かつての月草の君が座っている。
「知りたいのは菊宸殿下の居場所と、そのお父上のお墓がある場所ですね?」
「はい。ですが、なぜ……」
「青犀に聞いたのです。あなた方が、地獄まで行く、と。会ったのでしょう? あの男に」
この世でただ一人、皇帝を名前で呼べるひと。
「会いました。花信様に持たせる家系図を作ったとか」
「花信公主……。公主は烏羽玉に連れていかれました。人質のようなものです。菊宸殿下は……」
太皇太后はわたしを見つめ、とても悲しそうな目で笑った。
「禍ツ鬼の王……、いえ、菊宸殿下にとっては最愛の妻が杏守家に封印された地に、共に眠っておられます」
「……亡くなったのですか?」
「いえ。青犀を皇位につけた後、自ら封印の中へ入ったのです。互いにかけた呪は引き合うもの。殿下は、入れば二度と出られぬと知りながら、禍ツ鬼の王の隣に眠ることをお選びになったのです。あとのことを、わたくしに託して……」
そう言って太皇太后が渡してきたのは、一枚の布だった。
「これに、殿下のお父上を埋葬した場所が書き記してあります。火鼠の皮で出来た布ですから、簡単に壊れることはないでしょう」
受け取り、そっと開いてみると、すべての線は血で描かれていた。
「なぜ、烏羽玉はこのことを知らないのでしょう」
「花信公主と菊宸殿下が必死に隠し続けてきたからです。いつか、いつか杏守家の誰かがすべてを終わらせてくれるだろうと、願いながら」
「……杏守家を恨んでおいでなのですね、殿下は」
「そうではないと思います。ただ、狂わされた運命に疲れてしまっただけなのです。両親を奪われ、家を奪われ、愛する人を奪われ……。作戦のためとはいえ、実の息子に父親だと名乗ることもできない。生きている意味を見出すには、辛すぎるのです」
太皇太后は、わたしに渡した布を見つめながら、涙を流した。
「どうか……」
太皇太后は、平伏して言った。
「どうか、この悲しい物語を幕引きしてください。もう二度と、引き裂かれる家族が無いよう、すべてを終わりに……。どうか、どうか……」
わたしはすぐに太皇太后に駆け寄ると、その身体を支え、泣き続けるかつての姫を抱きしめた。
「謹んで、拝命いたします」
竜胆は自分の右腕を抱きしめるように、静かに涙を流している。
身体に流れる血がそうさせるのだろう。
風が運んでくる薫衣草の香りのように、すべてが優しさで終わればいいのに、と、わたしは瞳から流れるものを拭った。
自分たちの仕事部屋に戻ってきたわたしと竜胆は、さっそく頭を抱えていた。
「さすがに化野や鳥辺野には無いと思うんです……、多分」
「最初はそこに捨てられたとしても、あとからまだ見分けがつくうちに菊宸が連れて帰ってそう」
「わたしもそう思います。お墓自体はあると思うんですけど……」
一つずつ、頭の中で整理していく。
今、わかっていないのは、主上の母親となった人間。
それと、花信がなぜ〈雪原〉の苗字を名乗ったのかということ。
「ん?」
「どうしたの?」
「あの亡者のおじさんが言ってましたけど、花信さんは宿下がりしていたんですよね。推理では、妊娠を偽って」
「まぁ、そうね」
「どこへ宿下がりしていたのでしょうか」
「……たしかに! 出産って血が出るから、たしか穢れって言って家族からもちょっと離れた場所で生活されられたのよね? 実家なら、離れとか」
「ええ、そうです。その後、幼少期の陛下たちは乳母に扮した花信と住んでいたと仮定しています。先帝の叔母で元大長公主の太皇太后の生家で……」
太皇太后が嫁いだ家の苗字は何だったか。
元大長公主は嫁いだ後、何と呼ばれていたか。
わたしは部屋を飛び出し、書庫へと向かった。
竜胆はわけがわからず、ただただ私の後ろを走ってついてくる。
書庫に入ると、わたしは真っ先に持ち出し禁止の書籍が並ぶ部屋に入った。
皇族の歴史や伝承などが収められている箱の前に立ち止まり、次々に開いていく。
(臣籍降嫁した皇族の家系図……。あった)
「……月草の君。たしか、雪原の分家は二つあって……、月草家と花山家……。あはは……。そういうことなの?」
すべては主上の周囲にあったのだ。何もかも、全部。
(知っているんだ。太皇太后陛下は。花信が何者で、主上が本当は誰の息子で、そして……)
「菊宸の居場所も、その父親の墓のありかも、きっと知っている」
理由はわからないが、太皇太后は花信と菊宸の、前皇帝家への復讐に力を貸している。
皇位が本流に戻ることに、力を貸したのだ。
「ねぇ、どうしたのか話してよ、翼禮」
「行きますよ」
「ど、どこへ?」
「太皇太后のところへです」
「……えええ!」
「飛びながら説明します。はやく、行きますよ!」
わたしは竜胆の手をとり、自分たちの仕事部屋まで走っていった。
そして窓から飛び出し、太皇太后が住む〈月草侯府〉へと向かった。
「ねぇ、それって……」
わたしから説明を聞いた竜胆は戸惑っていた。
「雪原家の分家だからって、全部知っているとは限らないじゃない?」
「でも、分家の人間じゃなければ、皇室をだますほどの家系図は作れないでしょう。おそらく、あの亡者の男に協力したのです、太皇太后陛下は」
「どうして? 何の関わりがあってそんなこと……」
「初代皇帝から皇位を簒奪した左大臣の苗字は雪原です」
「……じ、自分の家の本家が犯した罪を……、償うためだとでもいうの⁉」
「それは聞いてみなければわかりません」
彼女も、ずっと誰かに話したかったのかもしれない。
太皇太后は、まるでわたしたちが来ることがわかっていたとでもいう耀に、中庭に佇んでいた。
目が合う。
彼女は、口を動かし、「こちらへ」と言い、わたしと竜胆を家の中へと誘った。
降下し、中庭に降り立つと、わたしたちは太皇太后のあとをついて中へと入っていった。
かぐわしい薫香。最近異国から入ってきたという流行りの薫衣草の香り。
おだやかで、やさしくて、どこか物悲しい香り。
「いつか、誰かが突き止めるだろうと思っておりました」
「陛下……」
「恐れていました。こんな日が来るのではないか、と。それと同時に、どうか今の悪夢が終わりますようにと、何度も祈っていました。……届いたのですね、祈りが」
廊下を歩く衣擦れの音。
今この世界に、彼女の胸の苦しみをわかる人は誰一人として存在しない。
「ここならば、誰にも聞かれないでしょう。さぁ、楽にしてください」
わたしと竜胆は用意されていた座布団へと座った。
目の前には、老いてもなおその美しさは健在の、かつての月草の君が座っている。
「知りたいのは菊宸殿下の居場所と、そのお父上のお墓がある場所ですね?」
「はい。ですが、なぜ……」
「青犀に聞いたのです。あなた方が、地獄まで行く、と。会ったのでしょう? あの男に」
この世でただ一人、皇帝を名前で呼べるひと。
「会いました。花信様に持たせる家系図を作ったとか」
「花信公主……。公主は烏羽玉に連れていかれました。人質のようなものです。菊宸殿下は……」
太皇太后はわたしを見つめ、とても悲しそうな目で笑った。
「禍ツ鬼の王……、いえ、菊宸殿下にとっては最愛の妻が杏守家に封印された地に、共に眠っておられます」
「……亡くなったのですか?」
「いえ。青犀を皇位につけた後、自ら封印の中へ入ったのです。互いにかけた呪は引き合うもの。殿下は、入れば二度と出られぬと知りながら、禍ツ鬼の王の隣に眠ることをお選びになったのです。あとのことを、わたくしに託して……」
そう言って太皇太后が渡してきたのは、一枚の布だった。
「これに、殿下のお父上を埋葬した場所が書き記してあります。火鼠の皮で出来た布ですから、簡単に壊れることはないでしょう」
受け取り、そっと開いてみると、すべての線は血で描かれていた。
「なぜ、烏羽玉はこのことを知らないのでしょう」
「花信公主と菊宸殿下が必死に隠し続けてきたからです。いつか、いつか杏守家の誰かがすべてを終わらせてくれるだろうと、願いながら」
「……杏守家を恨んでおいでなのですね、殿下は」
「そうではないと思います。ただ、狂わされた運命に疲れてしまっただけなのです。両親を奪われ、家を奪われ、愛する人を奪われ……。作戦のためとはいえ、実の息子に父親だと名乗ることもできない。生きている意味を見出すには、辛すぎるのです」
太皇太后は、わたしに渡した布を見つめながら、涙を流した。
「どうか……」
太皇太后は、平伏して言った。
「どうか、この悲しい物語を幕引きしてください。もう二度と、引き裂かれる家族が無いよう、すべてを終わりに……。どうか、どうか……」
わたしはすぐに太皇太后に駆け寄ると、その身体を支え、泣き続けるかつての姫を抱きしめた。
「謹んで、拝命いたします」
竜胆は自分の右腕を抱きしめるように、静かに涙を流している。
身体に流れる血がそうさせるのだろう。
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