俺たちの恋事情

郗櫲乃

文字の大きさ
3 / 16

3

しおりを挟む
「あ......っ、せんぱ....んっ....はぅ....あっ....」

「すごい...もう前も後ろもびしょびしょ...」

「はっ...ダメっ...そこはっ...あっ、あぁっ」

全身を撫でられ、吸われ、肝心な所を触っていなくても、もう既に2回イかされている。

「両性は感度2倍だっていう話だもんね。体力大丈夫?」

「はぁはぁ....大丈夫.....もっと、触って?」

「分かった。指入れるね。解すよ。」

「あっ、あぁっ!」

孔に指がぬっと入っていく。しばらくぬちょぬちょと動くと、俺のイイところに指があたり、その拍子にまたイった。

「ちょっと緩んできたね。指増やすよ。」

「はぁっ...まっ...あっ....あぁっ...!!」

まだ少し敏感になっている所をさっきよりも強い刺激が襲う。

「....大丈夫?前、ずっと出てる...」

「らいじょーふ....あっ....あぅっ....せんぱい...もっと、ちょーらい....」

「っ....もう、君って子は....」

「あ、あぁっ、ああぁっ!!」

三本まで増えた指が俺の中で動き回り、快感が襲う。
次にイった時、指が抜かれ、質量のあるものが宛てがわれた。

「入るよ。」

「....っ!!んっ!!!」

「っ...すご....きっつ.....」

指の比じゃない物が俺を貫いていく。

「痛くない?奥まで入れて良いかい?」

その言葉に衝撃を受ける。まだ奥まで行ってなかったのか。でも、俺は先輩バカだから...

「来て。」

その一言の後、一気に奥まで貫かれた。
一瞬、息ができなかった。なんだこれ、狂っちゃいそうだ。変なこと口走りそう。快感とかいうレベルじゃない。

「はっ....あっ....!!あぁっ!!」

もう俺はずっとイキっぱなしだった。だんだんわけが分からなくなっていく。

徐々に抽挿が速くなる

「っ、ごめん、いくっ...うっ....」

じんわりとゴム越しでも体内で感じる温かさに幸せを感じながら、俺は気を失った。




朝目が覚めると、先輩の顔が隣にあった。

ああ、そっか、昨日そういえば先輩と....
ふふふ.....なんか、幸せだな。

「ん....?.......エル.....?」

「先輩....おはようございます」

「あ、エル...! 体大丈夫?一応綺麗にはしたけど....」

「え、ありがとうございます。あとすみません、俺、飛んじゃって....」

「いや、全面的に俺が悪い。初めてなのに俺ががっつきすぎた。次からはもっと優しくする。ごめん。」

次....良かった、次があるんだ。
あんな、気持ちいい事を....

「.....9時.....じゃあ、母さんたち帰ってきてるな。寝てるはずだから静かに起きてご飯食べよう。動ける?」

起き上がってベッドから降りようとすると全身に鈍い痛みがあった。

動けない程ではないが、これが噂に聞くアレか、と思った。

ふと自分を見ると、大きいTシャツを1枚のみ着ていた。これはもしや....彼シャツ.....

あ、この匂い....先輩の匂い....

俺が先輩のものになっていくみたいで嬉しい。

あ、いけない。あまりにも思考が変態すぎた。

ご両親寝ててよかった。こんな格好を見せる訳にはいかないっ

朝食の後、ご両親を起こさないために家から出た。


ブラブラと街デートを楽しむ。
公園で一休みしていると、先輩が耳元で囁いた。

「キスしていい?」

「え!?こ、ここ外....んっ....」

人目もはばからずキスする。恥ずかしいけど、それがより興奮させた

「しぇんぱぃ....」

「ほんと、君は可愛い。学生であることが恨めしいよ。愛してる、エル。これからもずっと愛してる。卒業したら、結婚しような。」

「せっ....はい、よろしくお願いしますっ」

流れるようなプロポーズ。
俺が卒業するまでは数年かかるけど、でも、ずっとこのままお互いを愛し続けていられる自信がある。

なんて幸せな日だろう。



先輩が卒業してから2年後、
俺の卒業式の日に俺らは結婚した。
その数ヶ月後、俺は第1子の長男を産んだ。









しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

貧乏Ωが御曹司αの将来のために逃げた話。

ミカン
BL
オメガバース

ヒートより厄介な恋をα後輩に教え込まれる

雪兎
BL
大学三年のΩ・篠宮湊は、何事も理屈で考えるタイプ。 ヒート管理も完璧で、恋愛とは距離を置いてきた。 「フェロモンに振り回されるのは非合理的」 そう思っていたのに――。 新学期、同じゼミに入ってきた後輩は、やたら距離の近いα・高瀬蒼。 人懐っこくて優秀、なのに湊にだけ妙に構ってくる。 「先輩って、恋したことないでしょ」 「……必要ないからな」 「じゃあ俺が教えますよ。ヒートより面倒なやつ」 余裕のあるα後輩と、恋に不慣れなΩ先輩。 からかわれているはずなのに、気づけば湊の心は少しずつ乱されていく。 これは、理屈ではどうにもならない “ヒートより厄介な恋”を教え込まれる物語。

ネガティブなΩがスパダリαから逃げる

ミカン
BL
オメガバース

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

処理中です...