ダウト、ダウト。 偽りの家族ゲームには絆を。

早乙女かおる

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第二部、第一章 高校生?

2 昼休み

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 アレから3日間が過ぎた。友達は出来ていない。だから、俺はボッチと言うやつになっていた。

 警戒は怠らないが、学校の授業は適当に流して良いらしい。
 
 まあ、仕事がなんにせよ。終われば・・・・、どうせこの町から消えるのだから。だから、この学校での仕事は早く終わらせて、自分の記憶を取り戻さなければいけない。

 「陸君、お昼一緒に食べよ」
 冴子は………女子二人を連れて、俺をお昼に誘った。

 「ありがとう。一緒に行こう」


 出たのは中庭の芝生。ランチョンマットを敷いて、俺を座らせた。だが、ここでは狙撃も警戒しないといけない。そして、この間の雇われた・・・・の言葉が気になっていたから更に困る。

 「冴子さん、何時もここでお昼を食べているの?」
 「そうよ。三人で食べているわ」
 「冴ちゃんは優しいからあたし好きなの」
 この彼女は三苫 良子。冴子とは幼稚園からの幼なじみらしい。
 「そうよね。あたくしも、冴子さんは好きよ」
 コッチの黒髪の長い女は、高校に入ってからの友達で。名前は石神 静。

 石神グループの会長の娘だ。犯人も彼女を狙うなら分かるし、護 衛エスコートも楽なんだがな。何で冴子なんだ?
 そこで、俺は辺りを見ると窓が反射した!?
 
 ―――狙撃!?

 俺は冴子の前に立った。驚く3人を尻目に冴子を抱き寄せて、すぐに押し倒した!

 ―――壁に穴が!

「ど、どうしたの!?」

「冴子さん、すぐに校舎の中に入るんだ!?」

 それに、静が良子の手を掴み校舎に向かった。俺は冴子を連れて行く。

 奴は完全に狙っている!

「静さん………どうしたの?」
「そうだよ、どうしたの?」

 冴子と良子は俺と静に言うが、静は馴れているのか、コッソリと。

「狙撃よ」
 二人は驚くが………すぐに身を隠した。やっぱり、二人も何かを知っているようだ。

「狙われているわね。陸君、貴方は冴子さんを狙っている方?」
 静の鋭い目………俺は首を無言で横に振る。
 それで納得してくれるかどうか?
 でも、静は納得してくれた。やっぱり、知らないフリは無理のようだな。

「いや、逆だ。守りに来た」
「信用しますわ」
「何で信用する?」
「悪意が無いからよ」

 きっと、俺に記憶が無いからかもしれないな。だから、殺意も悪意も感じないのだろう。厳密には無垢に感じるのかもな。でも、早く連絡を入れないと。桜を呼び出して、護衛を任せてから、俺が調べるか。

 桜を呼び出すと………先生と一緒に来た。
 この教師―――偽名らしいが、今は「久保田 八重子」らしい。その八重子は震えている冴子の肩を抱き締めた。だが、メンタル面は兵隊その物と言った感じだ。

 彼女は冴子を連れて保健室に向かった。

 さあ、ここからは俺達の出番だな。
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