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第三章 天界と食事の神編
第71話 フライデルの本音
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「フライデル、俺とフードファイトする気になったか?」
ずっと無視を決め込んでいたのに、煽られたわけでもなく自分の意思で俺たちの前まで近づいたのは、ただ文句を言いにきただけかもしれない。
それでも何度だって誘ってみよう。
お前を仲間にしたいって伝えよう。
そう考えていると意外にもフライデルは素直に頷いた。ただしその目元は穏やかとは言えない。
「……お前の強引さには呆れた。こんなに俺にしつこく構ってくる神は初めてだ」
「あはは、光栄だな」
「褒めてねぇっつの」
そう口角を下げたフライデルに俺はずっと気になっていたことを訊ねることにした。
イスから立ち上がり、不機嫌そうなフライデルの目を見ながら問う。
フライデルは目元からもわかるほど質問に向いたタイミングとは思えない顔をしていたが、問うなら今しかないと思った。
「お前はなんでそんなに他者と関わるのが嫌なんだ?」
「……」
「グータラだから、っていうのが理由の全てじゃないよな。そりゃ誰かと関わると面倒ごとが増えることもあるけど、お前はそんな理由がなくてもすべてを突っぱねてる気がする」
初めからこんな性格だったわけではないんじゃないか。
それは行動の端々から感じた疑問だった。
もちろんその性格に至った大きな理由や原因がない人も多い。
俺だって「なんでそんなに食べることが好きになったんだ?」と問われても「いつの間にか……」としか答えられないだろう。物心ついた頃には毎食楽しみにし、一日八食あればいいのにと願っていたものだ。
けれどフライデルに問い掛けてみる価値はあると思ったんだ。
俺の問いにフライデルは黙り込んだが、自らここまで来たからには何か言ってやらなきゃ気が済まないと思ったのか、随分と重そうな口を開いて言った。
「単純なことだ。無理やり働かされんのが嫌なんだよ。……みんなこの世界に風があって当たり前だと思ってやがる」
「風があって当たり前?」
「完全に無風の日が何年も続くとか想像もしたことねぇだろ? 俺と序列がそんなに変わらない火や水や土の神なんかは『それが普通』『当たり前と思ってもらえることが光栄』なんて言ってるが、俺は我慢できなかった」
フライデルは腕組みして視線を下げる。
なるほど、フライデルは自分の仕事にちゃんとした報酬が欲しいタイプなんだな。
この世界の神は仕事の報酬=自分の存在の保障という形式になっている。
それ以外は自分の仕事に価値を見出した第三者から与えられるもの頼りだ。
報酬が欲しいという気持ちは悪いものじゃない。
そしてきっとフライデルが望んでいるのは物理的なもの――金銭やお礼の品等ではなく、精神的なものだ。
要するに当たり前に存在するものだと蔑ろにされたくないわけだな。
「過度に崇めろ感謝しろなんて堅苦しいことを言うつもりはねぇ。けど存在してて当たり前、なんていくら何でも俺の仕事を甘く見すぎだろうがよ」
「職人タイプのプロだな……」
フライデルは簡単に風を操っているように見えるが、だからといって『簡単に風を起せるんだから価値が低くて当たり前のもの。だから出し惜しみするようなものじゃない』なんて扱いをしていいわけがない。
それに簡単に見えるのはそれだけブラッシュアップされているからだ。
フライデルの努力の賜物なんだろう。
……相手の内面について話すのは心の中に土足で踏み込むような不躾な行為だということは理解していたが、これから一緒にやっていく『仲間』にしたい相手のことはできるだけ多く知りたかった。それが俺にとって良い情報とは限らなくても。
そのおかげでフライデルのことを少し知れた気がする。
でもまだすべてじゃない。
そう考えているとフライデルがこちらを睨みつけながら言った。
「お前らも俺の力目当てなだけで、俺自身にゃなんの興味もないんだろ」
「――そうだな、俺はお前を見ずに力押しで勧誘してた」
まだすべては知れていない。
だから。
「よし、お前の好物だけでフードファイトしよう、フライデル!」
「なんでそうなる!? そもそも俺の好物なんか知らな……」
「いちごミルク、好きなんじゃないか?」
そう訊ねるとフライデルは動きを止めた。
唯一動いている目が明らかに戸惑っていたが、すぐに取り繕おうと口を開く。
「そんなはずねぇだろ」
「ロールキャベツも好きだろ。特にくたくたに煮たやつ」
「……」
「サイコロステーキ串焼きも好きそうだったけど、ああいうのは鶏肉の方が好みか? 肉はまだあるから焼き鳥も作れるぞ」
「……」
「あと焼き柿も食べたことないから興味津々って感じが――」
「……な……なんでそう言いきれるんだよ」
フライデルはそう問い掛けた後、俺の答えを待つ間に余計なことを言うつもりはないのか口を引き結んだ。
ぶっきらぼうだが聞く耳を持ってくれている。
ならその気持ちに応えて、しっかりと回答しなきゃいけないな。
「俺がさっき挙げたものを食べてる時にフライデルが見せる表情や視線でわかったんだ。たまにヤバいくらい見てたろ?」
「おい、おかしいだろ。お前を睨んでただけかもしれない。食いモンへの好意や好奇心だってなんでわかるんだ」
「え、俺が食べるのが好きだから……?」
フライデルはきょとんとする。
そこは食事の神だからじゃないんですね……、とパーシモンが呟くのが聞こえた。
「いや、だって神様であろうがなかろうがわかっただろうし」
前世でも他人の好物当ては得意な方だった。差し入れが必要な場面でも困ったことはない。
相手をよく見ていれば反応からなんとなく察せるのだ。
フライデルは眉根を寄せると俺を見た。めちゃくちゃ怖い顔になっているが、視線の圧が少し和らいだ気がする。
「――少しは見る目あるみてぇだが……その見る目、随分と偏ってんな」
そしてテーブルの上のフォークを鷲掴みにし、眉間のしわを解いて口角を上げた。
「お前のフードファイト、この風の神フライデルが受けてやるよ」
***
――人間に得手不得手があるように、神様にも得手不得手がある。
大きな派閥を纏める夜の女神スイハがフードファイトを得意としていないように、フライデルもそのタイプだったらしい。
先ほど俺が挙げたメニューを一周しただけで腹を抱えて仰向けになっているフライデルを見下ろす。演技ではなく本当に満腹のようだ。
いや、一般人の食事量から考えれば腹いっぱいでもおかしくはないんだが、ここまでなるか……? と思っていると、俺の疑問を察したらしいフライデルが忌々しげな顔をした。
「しばらく食事をおろそかにしてた奴が突然一気食いしたらこうなるだろ……」
「あー……ああ、うん……」
「ピンと来ねぇって顔すんな健啖家」
のろのろと上半身を起こしたフライデルは頬を掻く。
「まあ負けは負けだ。好きにしろ」
「……思ったんだが、戦う前からこうなることはわかってたわけだよな。もしかしてフードファイトを受けた時から俺の仲間になるって決めてたんじゃ……」
「おい野暮なこと言うなマジで」
気が変わるかもしれないだろ、とフライデルは威嚇するように歯を見せた。
俺は「ごめんごめん」と笑いながら手を差し出す。
「フライデル、お前はたしかに食事をおろそかにしてたが、好物があった。食べることそのものは嫌いじゃなかったんだろ。そういう奴が俺は嫌いじゃない」
「そうかよ」
「俺はお前個人を見るし、お前の力……風も当たり前だとは思わない。ちゃんと評価する。報酬も俺が用意できるものに限るが、なにか欲しいものがあったら言ってくれ。――仲間になってくれるか?」
報酬は物理的なものだが、そこに目一杯心が籠っているならフライデルは認めてくれるかもしれない。
フライデルは俺の手をじっと見た後、やれやれといった様子でそれを握った。
「……さっきの食事をもうちょいセーブした量にして、週一回。あと風のよく通る寛げる場所。他は思いついたら言う。それをちゃんと聞いてくれ」
「! もちろん!」
「なら」
そう言いながら立ち上がったフライデルは三白眼を細めて言う。
「風の神は、食事の神の傘下に入る」
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それでも何度だって誘ってみよう。
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「あはは、光栄だな」
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そう口角を下げたフライデルに俺はずっと気になっていたことを訊ねることにした。
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「お前はなんでそんなに他者と関わるのが嫌なんだ?」
「……」
「グータラだから、っていうのが理由の全てじゃないよな。そりゃ誰かと関わると面倒ごとが増えることもあるけど、お前はそんな理由がなくてもすべてを突っぱねてる気がする」
初めからこんな性格だったわけではないんじゃないか。
それは行動の端々から感じた疑問だった。
もちろんその性格に至った大きな理由や原因がない人も多い。
俺だって「なんでそんなに食べることが好きになったんだ?」と問われても「いつの間にか……」としか答えられないだろう。物心ついた頃には毎食楽しみにし、一日八食あればいいのにと願っていたものだ。
けれどフライデルに問い掛けてみる価値はあると思ったんだ。
俺の問いにフライデルは黙り込んだが、自らここまで来たからには何か言ってやらなきゃ気が済まないと思ったのか、随分と重そうな口を開いて言った。
「単純なことだ。無理やり働かされんのが嫌なんだよ。……みんなこの世界に風があって当たり前だと思ってやがる」
「風があって当たり前?」
「完全に無風の日が何年も続くとか想像もしたことねぇだろ? 俺と序列がそんなに変わらない火や水や土の神なんかは『それが普通』『当たり前と思ってもらえることが光栄』なんて言ってるが、俺は我慢できなかった」
フライデルは腕組みして視線を下げる。
なるほど、フライデルは自分の仕事にちゃんとした報酬が欲しいタイプなんだな。
この世界の神は仕事の報酬=自分の存在の保障という形式になっている。
それ以外は自分の仕事に価値を見出した第三者から与えられるもの頼りだ。
報酬が欲しいという気持ちは悪いものじゃない。
そしてきっとフライデルが望んでいるのは物理的なもの――金銭やお礼の品等ではなく、精神的なものだ。
要するに当たり前に存在するものだと蔑ろにされたくないわけだな。
「過度に崇めろ感謝しろなんて堅苦しいことを言うつもりはねぇ。けど存在してて当たり前、なんていくら何でも俺の仕事を甘く見すぎだろうがよ」
「職人タイプのプロだな……」
フライデルは簡単に風を操っているように見えるが、だからといって『簡単に風を起せるんだから価値が低くて当たり前のもの。だから出し惜しみするようなものじゃない』なんて扱いをしていいわけがない。
それに簡単に見えるのはそれだけブラッシュアップされているからだ。
フライデルの努力の賜物なんだろう。
……相手の内面について話すのは心の中に土足で踏み込むような不躾な行為だということは理解していたが、これから一緒にやっていく『仲間』にしたい相手のことはできるだけ多く知りたかった。それが俺にとって良い情報とは限らなくても。
そのおかげでフライデルのことを少し知れた気がする。
でもまだすべてじゃない。
そう考えているとフライデルがこちらを睨みつけながら言った。
「お前らも俺の力目当てなだけで、俺自身にゃなんの興味もないんだろ」
「――そうだな、俺はお前を見ずに力押しで勧誘してた」
まだすべては知れていない。
だから。
「よし、お前の好物だけでフードファイトしよう、フライデル!」
「なんでそうなる!? そもそも俺の好物なんか知らな……」
「いちごミルク、好きなんじゃないか?」
そう訊ねるとフライデルは動きを止めた。
唯一動いている目が明らかに戸惑っていたが、すぐに取り繕おうと口を開く。
「そんなはずねぇだろ」
「ロールキャベツも好きだろ。特にくたくたに煮たやつ」
「……」
「サイコロステーキ串焼きも好きそうだったけど、ああいうのは鶏肉の方が好みか? 肉はまだあるから焼き鳥も作れるぞ」
「……」
「あと焼き柿も食べたことないから興味津々って感じが――」
「……な……なんでそう言いきれるんだよ」
フライデルはそう問い掛けた後、俺の答えを待つ間に余計なことを言うつもりはないのか口を引き結んだ。
ぶっきらぼうだが聞く耳を持ってくれている。
ならその気持ちに応えて、しっかりと回答しなきゃいけないな。
「俺がさっき挙げたものを食べてる時にフライデルが見せる表情や視線でわかったんだ。たまにヤバいくらい見てたろ?」
「おい、おかしいだろ。お前を睨んでただけかもしれない。食いモンへの好意や好奇心だってなんでわかるんだ」
「え、俺が食べるのが好きだから……?」
フライデルはきょとんとする。
そこは食事の神だからじゃないんですね……、とパーシモンが呟くのが聞こえた。
「いや、だって神様であろうがなかろうがわかっただろうし」
前世でも他人の好物当ては得意な方だった。差し入れが必要な場面でも困ったことはない。
相手をよく見ていれば反応からなんとなく察せるのだ。
フライデルは眉根を寄せると俺を見た。めちゃくちゃ怖い顔になっているが、視線の圧が少し和らいだ気がする。
「――少しは見る目あるみてぇだが……その見る目、随分と偏ってんな」
そしてテーブルの上のフォークを鷲掴みにし、眉間のしわを解いて口角を上げた。
「お前のフードファイト、この風の神フライデルが受けてやるよ」
***
――人間に得手不得手があるように、神様にも得手不得手がある。
大きな派閥を纏める夜の女神スイハがフードファイトを得意としていないように、フライデルもそのタイプだったらしい。
先ほど俺が挙げたメニューを一周しただけで腹を抱えて仰向けになっているフライデルを見下ろす。演技ではなく本当に満腹のようだ。
いや、一般人の食事量から考えれば腹いっぱいでもおかしくはないんだが、ここまでなるか……? と思っていると、俺の疑問を察したらしいフライデルが忌々しげな顔をした。
「しばらく食事をおろそかにしてた奴が突然一気食いしたらこうなるだろ……」
「あー……ああ、うん……」
「ピンと来ねぇって顔すんな健啖家」
のろのろと上半身を起こしたフライデルは頬を掻く。
「まあ負けは負けだ。好きにしろ」
「……思ったんだが、戦う前からこうなることはわかってたわけだよな。もしかしてフードファイトを受けた時から俺の仲間になるって決めてたんじゃ……」
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気が変わるかもしれないだろ、とフライデルは威嚇するように歯を見せた。
俺は「ごめんごめん」と笑いながら手を差し出す。
「フライデル、お前はたしかに食事をおろそかにしてたが、好物があった。食べることそのものは嫌いじゃなかったんだろ。そういう奴が俺は嫌いじゃない」
「そうかよ」
「俺はお前個人を見るし、お前の力……風も当たり前だとは思わない。ちゃんと評価する。報酬も俺が用意できるものに限るが、なにか欲しいものがあったら言ってくれ。――仲間になってくれるか?」
報酬は物理的なものだが、そこに目一杯心が籠っているならフライデルは認めてくれるかもしれない。
フライデルは俺の手をじっと見た後、やれやれといった様子でそれを握った。
「……さっきの食事をもうちょいセーブした量にして、週一回。あと風のよく通る寛げる場所。他は思いついたら言う。それをちゃんと聞いてくれ」
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