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-12月25日- サンタさんとルー
しおりを挟むルーは目を覚ますと自分のベッドで寝ていました。
自分が無事雪島に帰れたことを実感するとルーは一目散にベッドを出て、サンタを探しました。
「サンタさん!!」
「おはよう、ルー。
さあ、朝ごはんを食べたら準備を始めてくれ。
今日は大忙しだぞ!」
「こっちだよ、ルー!」
サンタさんはいくつもの白い袋をソリに乗せていて、仲間たちがルーを呼んでいます。
ルーは涙が出る程嬉しくなりました。
朝ごはんを食べ、毛づくろいを仲間たちと行い、年に一度の衣装に袖を通します。
赤いふわふわの衣装を着ると身が引き締まる思いです。
太陽が月とバトンタッチをして夜がきました。
準備万端のサンタとトナカイ達は夜空に駆けていきました。
「ねえねえ、サンタさん、サンタさんはどうしてプレゼントを配るの?」
「ルー、私は一度もプレゼントを配ったことはないよ。
ただ夜の空から星をもらって、それをあちこちに降らせているだけだ。
もし理由があるとしたら、この光景をまた見たいと毎年思うからかもしれない。
ほら、ごらん。
まるで天国みたいな美しさだろう。」
サンタは白い袋にたくさん詰めた星々を地上に向かって降ろします。
星達が自由に飛び回り、人々の家を照らしました。
それは言葉に出来ないほど眩い光景です。
「Merry X’mas!!」
サンタは高らかに笑い、トナカイ達のベルがシャンシャンと夜空に鳴り響きました。
勿論、ルーの首元にもベルがあります。
ルーは皆の幸せを祈って一生懸命夜空を飛びました。
おしまい。
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