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温泉を作る
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「事情はわかった、まずは王都に行くんだろ?今の季節だと祭りが開かれてるはずだよ」
セシルの兄のトランが言った。
大樹達は夕食を楽しく頂いているが、セシルだけはムスッとしていた。
食卓に並んでいる食事がパン1個皿に載っかっているだけだ……。
「なんで俺だけパン1個なんだよ!なんだよこの差別は!」
「あんたはそれだけで十分だよ!迷惑ばかりかけてるんだから!」
「セシルお兄ちゃん、メルの分けてあげるよ」
セシルはメルが女神に見え、手を出そうとしたら、「メルちゃんいいんだよあげなくて、メルちゃんはいっぱい食べなさい」
マチルダに止められた。
大樹はどうしてこんなに喧嘩ばかりするのか考えている。仲は悪くないはずだから、セシルがマチルダに喜ぶ事をすればきっと仲が良くなると思った。
夕食の後にセシルを呼び出し、状況を確認してみた。
「セシル、なんでいつも喧嘩ばかりするんだ?せっかくの帰郷なんだから仲良く出来ないのか?」
「別に俺だって喧嘩したくてしてる訳ではないんだぞ!母ちゃんも歳だし見た目は元気に見えるが兄貴に聞いたら最近腰を痛めたらしいんだ」
ふ~ん腰をね~
ん?腰痛?
俺も立ち仕事だったから腰痛の辛さが凄くわかる。あの時は温泉で湯治したなぁ~
温泉…風呂…!!
「セシルいい事思いついた!お前も手伝え!これが完成したら凄い親孝行になる!」
次の日俺達は、町からすぐの川岸の木に囲まれた開けた土地を探し、久しぶりに創造具現を使い温泉を探せるようなスキルを創った。
出来たのは熱源探知と水源探知だ。
「あるじさま、温泉とはなんですか?」
ミコやこの世界に住んでいる人は、風呂はわかるが温泉という物を知らない。基本、水かお湯で体を拭くぐらいしかしないからだ。
「温泉とは……」
みんなに温泉の良さを説明した。
「おぉ、それは凄いな、母ちゃんの腰痛も治るのはありがたいし、中々風呂に入る機会がないから入れるなら入りたい。」
皆温泉に興味津々だ。
良し、まずは熱源探知と水源探知を使い温泉がある場所を探す。
ん~何処にあるかな~……ん?ここが怪しい。
土魔法で穴を開けてみる。
すると、穴の中から勢い良く水が吹き出してきた。その水は湯気を出し、天高く吹き出し温泉の雨を降らせた。
「ダイキお兄ちゃん凄い!」
「おぉ、ダイキやるじゃないか!」
「あるじさま、これが温泉ですか?」
ふぅ~良かったすぐに見つけることができて。
そんな事より次に取り掛かるか。
次は温泉を貯める為に土魔法で貯水槽と浴槽を頑丈に作り、貯水槽から浴槽に流れる様な形を取った。
「ダイキ、何か手伝う事はないか?お前に全部やってもらうのはちょっと……」
確かに、俺が全部作ったらセシルの親孝行の意味がなくなるか……
「それならセシルは浴槽の周りに岩を置いていってくれ、見栄えも温泉には大事だからな!ミコとメルには……特にないから周りを警戒しといて」
「おう、任せろ!」
良し、俺は続きを作るか。
浴槽の上に東屋を作り雨をしのげる様にし、横には壁で仕切られた脱衣所を作った。
大分露天風呂らしくなってきた。
おっと、そうだ温泉を鑑定しとかないと、もしかしたら身体に害があるかもしれないな。
鑑定をしたら、この温泉の効能がわかった。
効能は疲労回復、健康増進など怪我や病気にもいいらしく、温泉の温度も42度とちょうどいい。
セシルを見ると汗だくで岩を浴槽の周りに置いていっている。あまりセンスは良くはないが、セシルが一生懸命なのが凄く伝わる。
そして露天風呂は完成した。
「順番で入るとするか!」
「みんな一緒でいいだろ!時間もかかるし」
「あるじさま、あるじさまと一緒がいいです」
「メル、1人じゃ怖い……」
まぁ、そうなるとは何となく思っていたよ。
「わかった!みんなで入るか!」
元日本人としてはやっぱり湯船に浸かりたい。いくら魔法で清潔に保てるとはいえ物足りない。
大樹は皆にアイテムボックスからタオルを渡し、脱衣所で服を脱ぎ、出来たばかりの温泉に浸かった。
「つっ……うっ…ふぅ~はぁ~いいね~」
浴槽は軽く10人は入れるくらいの大きさで作ってあるからゆったり足を伸ばして入れる。
「ヒャッホー!」
セシルが風呂に飛び込んできた。
いるいる、こういう小中学生。
「セシル、人が入っている時はそういうのは良くないぞ」
「まあまあ、俺とダイキの仲だから大目に見てくれよ!しかし、気持ちが良いもんだな、これは母ちゃんも喜ぶはずだ」
ミコとメルはタオルで隠そうともせず入ってきた。
「!!」
「メルはいいとしてもミコは少しぐらいは隠せよ!」
セシルはミコをガン見していたのでセシルにお湯をかけた。
「ぶふぁ、何するんだよ!」
「何するんだよじゃない!これだから順番にしたかったんだよ!ミコも見られるのは嫌だろ?」
ミコは本当は狐だが人型になると凄い美少女になる。しかもスタイルも悪くはない……とても目のやり場に困る。
ミコは首を傾げて「何がですか?」
「はぁ~もう好きにして……」
「お兄ちゃん温泉楽しくて気持ちがいいね」
まぁみんな喜んでくれて良かった。
作った甲斐があったな!
後はセシルの母親のマチルダさんが喜べばいいが……
「セシル、マチルダさん呼びにいくぞ!」
「え~まだ入ってようぜ!」
セシルの兄のトランが言った。
大樹達は夕食を楽しく頂いているが、セシルだけはムスッとしていた。
食卓に並んでいる食事がパン1個皿に載っかっているだけだ……。
「なんで俺だけパン1個なんだよ!なんだよこの差別は!」
「あんたはそれだけで十分だよ!迷惑ばかりかけてるんだから!」
「セシルお兄ちゃん、メルの分けてあげるよ」
セシルはメルが女神に見え、手を出そうとしたら、「メルちゃんいいんだよあげなくて、メルちゃんはいっぱい食べなさい」
マチルダに止められた。
大樹はどうしてこんなに喧嘩ばかりするのか考えている。仲は悪くないはずだから、セシルがマチルダに喜ぶ事をすればきっと仲が良くなると思った。
夕食の後にセシルを呼び出し、状況を確認してみた。
「セシル、なんでいつも喧嘩ばかりするんだ?せっかくの帰郷なんだから仲良く出来ないのか?」
「別に俺だって喧嘩したくてしてる訳ではないんだぞ!母ちゃんも歳だし見た目は元気に見えるが兄貴に聞いたら最近腰を痛めたらしいんだ」
ふ~ん腰をね~
ん?腰痛?
俺も立ち仕事だったから腰痛の辛さが凄くわかる。あの時は温泉で湯治したなぁ~
温泉…風呂…!!
「セシルいい事思いついた!お前も手伝え!これが完成したら凄い親孝行になる!」
次の日俺達は、町からすぐの川岸の木に囲まれた開けた土地を探し、久しぶりに創造具現を使い温泉を探せるようなスキルを創った。
出来たのは熱源探知と水源探知だ。
「あるじさま、温泉とはなんですか?」
ミコやこの世界に住んでいる人は、風呂はわかるが温泉という物を知らない。基本、水かお湯で体を拭くぐらいしかしないからだ。
「温泉とは……」
みんなに温泉の良さを説明した。
「おぉ、それは凄いな、母ちゃんの腰痛も治るのはありがたいし、中々風呂に入る機会がないから入れるなら入りたい。」
皆温泉に興味津々だ。
良し、まずは熱源探知と水源探知を使い温泉がある場所を探す。
ん~何処にあるかな~……ん?ここが怪しい。
土魔法で穴を開けてみる。
すると、穴の中から勢い良く水が吹き出してきた。その水は湯気を出し、天高く吹き出し温泉の雨を降らせた。
「ダイキお兄ちゃん凄い!」
「おぉ、ダイキやるじゃないか!」
「あるじさま、これが温泉ですか?」
ふぅ~良かったすぐに見つけることができて。
そんな事より次に取り掛かるか。
次は温泉を貯める為に土魔法で貯水槽と浴槽を頑丈に作り、貯水槽から浴槽に流れる様な形を取った。
「ダイキ、何か手伝う事はないか?お前に全部やってもらうのはちょっと……」
確かに、俺が全部作ったらセシルの親孝行の意味がなくなるか……
「それならセシルは浴槽の周りに岩を置いていってくれ、見栄えも温泉には大事だからな!ミコとメルには……特にないから周りを警戒しといて」
「おう、任せろ!」
良し、俺は続きを作るか。
浴槽の上に東屋を作り雨をしのげる様にし、横には壁で仕切られた脱衣所を作った。
大分露天風呂らしくなってきた。
おっと、そうだ温泉を鑑定しとかないと、もしかしたら身体に害があるかもしれないな。
鑑定をしたら、この温泉の効能がわかった。
効能は疲労回復、健康増進など怪我や病気にもいいらしく、温泉の温度も42度とちょうどいい。
セシルを見ると汗だくで岩を浴槽の周りに置いていっている。あまりセンスは良くはないが、セシルが一生懸命なのが凄く伝わる。
そして露天風呂は完成した。
「順番で入るとするか!」
「みんな一緒でいいだろ!時間もかかるし」
「あるじさま、あるじさまと一緒がいいです」
「メル、1人じゃ怖い……」
まぁ、そうなるとは何となく思っていたよ。
「わかった!みんなで入るか!」
元日本人としてはやっぱり湯船に浸かりたい。いくら魔法で清潔に保てるとはいえ物足りない。
大樹は皆にアイテムボックスからタオルを渡し、脱衣所で服を脱ぎ、出来たばかりの温泉に浸かった。
「つっ……うっ…ふぅ~はぁ~いいね~」
浴槽は軽く10人は入れるくらいの大きさで作ってあるからゆったり足を伸ばして入れる。
「ヒャッホー!」
セシルが風呂に飛び込んできた。
いるいる、こういう小中学生。
「セシル、人が入っている時はそういうのは良くないぞ」
「まあまあ、俺とダイキの仲だから大目に見てくれよ!しかし、気持ちが良いもんだな、これは母ちゃんも喜ぶはずだ」
ミコとメルはタオルで隠そうともせず入ってきた。
「!!」
「メルはいいとしてもミコは少しぐらいは隠せよ!」
セシルはミコをガン見していたのでセシルにお湯をかけた。
「ぶふぁ、何するんだよ!」
「何するんだよじゃない!これだから順番にしたかったんだよ!ミコも見られるのは嫌だろ?」
ミコは本当は狐だが人型になると凄い美少女になる。しかもスタイルも悪くはない……とても目のやり場に困る。
ミコは首を傾げて「何がですか?」
「はぁ~もう好きにして……」
「お兄ちゃん温泉楽しくて気持ちがいいね」
まぁみんな喜んでくれて良かった。
作った甲斐があったな!
後はセシルの母親のマチルダさんが喜べばいいが……
「セシル、マチルダさん呼びにいくぞ!」
「え~まだ入ってようぜ!」
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