62 / 84
火に渦巻くは歴史の咎
ep.49 筋が通らないな
しおりを挟む
「遅れてすまないね。ちょっと邪魔が入ってしもうてな」
大臣はニヒルな笑みで挨拶をした。すると他のお客様たちは深く礼を返した。
そう。彼こそがこの娯楽会を仕切る首領。
「面白くなってきたじゃないか」
センリは楽しげに笑うと、魔術を使ってその場から姿を消した。
「あれ……?」
戻ってきたサンパツはセンリの姿を探して辺りをうろうろとしていた。
その後、消えた者を除いて順々で選ばれていく残りの参加者たち。中には目を見張るものもあったがサンパツに及ぶ芸はなく、とうとう最後の1人になった。
「それではいきます」
後方に転がる複数の生首を差し置いて、最後の挑戦者が終末を飾る芸を披露した。関節のやわらかさを活かした奇天烈な動きでお客様たちを魅了し、いくつかの革袋を獲得。無残な死は免れた。
これで全てが終わり。醜悪な娯楽のせいで、多くの者が傷つき、犠牲も払ったが、少なくともそれぞれがどうにか胸を張って帰れるだけの金を手にした。
かに思えたが、大臣が締めの言葉にこう言った。
「――さあて、最後のお遊びといこうじゃないか」
それを合図に他のお客様たちがそばから小型の弩を取り上げた。矢を発射するために弦が張られたそれには高い殺傷能力がある。
「それでは私から」
大臣は目に入った参加者に狙いを定めて矢を放った。
「えっ……?」
そう声を上げた時には遅く、矢は頭部を貫通して男の命を奪った。
周囲が動揺する中、他のお客様たちは各々屈強な護衛たちを従えて舞台から下りた。そして大臣と同じように丸腰の彼らを狙って次々と矢を放つ。参加者たちは声を上げて必死に逃げ惑った。高い柵に囲われたその中を。
「ど、どういうことだよ、これはッ!」
意を決した1人が舞台まで駆け寄ってまだ上に残っている大臣へと問いかける。
「このままお前たちに帰られては困るのだ。万が一のことがあれば我らの立場は危うくなる。だから片づけを兼ねて他のお客様には人間狩りの遊びを楽しんでもらう」
「じゃ、じゃあこれはなんなんだよッ! 俺たちは何のためにッ!」
男は獲得した革袋を見せつける。中には本物の金銭が詰められている。
「少しはいい夢を見られたか?」
「――ッ」
絶望した男の眉間に矢が打ち込まれる。ゆっくりとうしろへ倒れて持ち帰るはずだった革袋を手放した。
「フンッ。その金はこの会とこの施設の管理費に使われる。賎民にはもったいない」
弩を下ろして呟く大臣の背後。ずっと消えていた男が姿を現した。
「――それはちょっと話が違うんじゃないか?」
客人の残した葡萄をつまみ食いしながら歩み寄るセンリを見て大臣は驚愕した。
「おっ、おま、お前は……! どうしてここに……!」
「一発逆転の賭け事があると聞いたものでな。興味があったのさ」
「――ッ!」
目撃者を殺すべく大臣は素早くつがえて矢を発射した。しかしながらそれは人差し指だけで簡単に弾かれた。
「あの肥溜めで一生働いても得られない大金を高い代償を支払って手にした。そこまではいい。が、それを反故にするのは話が違うんじゃないか?」
「う、うるさいッ! どうせやつらは非正規民。金をくれてやる価値はない。言ってしまえば何匹死のうが誰も気にしない。だからこそこの娯楽が成立するのだ」
「筋が通らないな。配当のない賭博など成立しない。賭けたからにはちゃんと支払ってもらうぞ」
「ほざけッ! 勇者の末裔だかなんだか知らないが、貴様にはここで死んでもらうぞ」
大臣が言うと、その前に魔術師ふうの者が立ち塞がった。長い丈の服を着こなして目深に被った帽子を手でクイッと上げる。
「……勇者の末裔」低い男の声で仮面が喋った。
「誰だお前は」
言っているそばから仮面の魔術師は攻撃をしかけてきた。掌から火炎球を放って、その隙に大臣は逃亡を図る。
センリはその攻撃を手で受けて握り潰した。ジリッと痺れる他とは違う魔力の質。ただの雇われ魔術師ではないことが窺える。
「何者だ」
「名乗る名はもはやない」
覗く双眸に感情はなく男はいきなり近接戦をしかけてきた。魔術を織り交ぜたその格闘技はまさに達人技で通常なら一手目で首が飛ぶ。
センリは冷静にその動きを見切って、手先から風の刃を放った。しまったと肩を震わせる男をよそに、刃は今まさに舞台袖の扉を開けようとする大臣の首を捉えた。
線状に血飛沫が跳ねたあと、ずるりとその首が地面に落ちた。断面から黒い蒸気が噴き出して宙を舞い、虚空に飲み込まれた。
「優先順位が変わった」
仮面の魔術師はそう言い残して退いた。急速にその場から離脱していく。センリはその背に向かって追撃を加えようとしたが、途中で遠くのサンパツが目に入り、そちらへ風の刃を投げた。彼は足を打たれてその場に倒れ、お客様に向かって命乞いをしている。
「こ、殺さないでくれ……ッ! 俺には妻と子供が……ッ!」
「この感覚がたまらないのよね、ふふっ」
言って弩を構えた女のお客様の手が突如千切れて横に吹き飛んだ。その光景にうろたえる周囲の護衛たちは鎧ごと見えない刃によって無残に斬り刻まれていく。
「何をぐずぐずしている」
「セッ、センリ。今までいったいどこに!?」
目の前に現れたセンリにすがるサンパツ。
「そんなことはどうでもいい。帰るぞ」
「か、帰るって。みんなは……!」
センリの背後を覗くサンパツ。そこでは透明な風の流れが縦横無尽に駆け巡り、ところどころで血飛沫を上げていた。後に残されたのは護衛を失ったお客様たちだけ。
「あとは勝手にけりが付く」
本当に同じ人間なのかと思うほどに無慈悲な声で言うのでサンパツは図らずも身震いしてしまった。
さきほどまで逃げ惑っていた参加者たちは異変に気づく。もはやお客様を守る者はいない、と、死体のそばには彼らが携帯していた武器も落ちている。
1人が武器を手に取って仲間の仇を取るためにお客様に襲いかかった。その瞬間、たがが外れた他も武器を手に取り、一斉に反撃へ打って出た。
一転攻勢。狩る側が狩られる側へ。貴族は逃げ惑い、賎民はそれを追う。
「…………」
目と鼻の先に転がった弩。サンパツが物欲しげに見ていると、センリがそれを拾いにいって目の前に放り投げた。
「……え?」
「ほしいのはそれか?」
「…………」
欲望を見透かされたサンパツの視線、その先には手を失って錯乱する女のお客様がいた。
こいつらのせいで理不尽な苦しみを、生活を強いられている。サンパツは唇を噛み締めて足に突き刺さった矢を強引に引き抜く。弩を拾い上げ、その足で立ち上がって女のもとへ。
「こ、来ないでェッ!」
奇声に似た悲鳴を上げて後ずさる女。
「ふうー……」
サンパツは震える手で自分に突き刺さっていた矢をつがえる。
「…………」
成り行きを何も言わずに見守るセンリ。
「い、いやァッ! やめてッ! お願い、殺さないで……ッ!」
立場が逆転。今度は女のほうが命乞いをしている。
「分かってるよ。お前たちにとって俺たちは何の価値もないごみ屑だってこと。……けどな、こっちだって生きてるんだ。家族もいるんだ」
「おっ、お金ならいくらでもあげるからッ! ねえッ!?」
「金はもらっていく。芸の対価としてもらったぶんだけを」
「だったらどうすれば助けてくれるのよォッ!」
ろくに止血もできないまま朦朧とする意識の中で女は叫ぶ。
「もうこんなことが起きないように……」
サンパツは弩を構えた。この距離で頭部に当たればまず間違いなく即死。
「…………」
人差し指を引けば矢が飛ぶ。たったそれだけのことなのになかなか引き金を引くことができない。サンパツはそこに命の重さを感じていた。たとえそれが憎き相手だとしても。
女はもはや何も言えずにぼやける視界に男の影を捉えているだけだった。
大臣はニヒルな笑みで挨拶をした。すると他のお客様たちは深く礼を返した。
そう。彼こそがこの娯楽会を仕切る首領。
「面白くなってきたじゃないか」
センリは楽しげに笑うと、魔術を使ってその場から姿を消した。
「あれ……?」
戻ってきたサンパツはセンリの姿を探して辺りをうろうろとしていた。
その後、消えた者を除いて順々で選ばれていく残りの参加者たち。中には目を見張るものもあったがサンパツに及ぶ芸はなく、とうとう最後の1人になった。
「それではいきます」
後方に転がる複数の生首を差し置いて、最後の挑戦者が終末を飾る芸を披露した。関節のやわらかさを活かした奇天烈な動きでお客様たちを魅了し、いくつかの革袋を獲得。無残な死は免れた。
これで全てが終わり。醜悪な娯楽のせいで、多くの者が傷つき、犠牲も払ったが、少なくともそれぞれがどうにか胸を張って帰れるだけの金を手にした。
かに思えたが、大臣が締めの言葉にこう言った。
「――さあて、最後のお遊びといこうじゃないか」
それを合図に他のお客様たちがそばから小型の弩を取り上げた。矢を発射するために弦が張られたそれには高い殺傷能力がある。
「それでは私から」
大臣は目に入った参加者に狙いを定めて矢を放った。
「えっ……?」
そう声を上げた時には遅く、矢は頭部を貫通して男の命を奪った。
周囲が動揺する中、他のお客様たちは各々屈強な護衛たちを従えて舞台から下りた。そして大臣と同じように丸腰の彼らを狙って次々と矢を放つ。参加者たちは声を上げて必死に逃げ惑った。高い柵に囲われたその中を。
「ど、どういうことだよ、これはッ!」
意を決した1人が舞台まで駆け寄ってまだ上に残っている大臣へと問いかける。
「このままお前たちに帰られては困るのだ。万が一のことがあれば我らの立場は危うくなる。だから片づけを兼ねて他のお客様には人間狩りの遊びを楽しんでもらう」
「じゃ、じゃあこれはなんなんだよッ! 俺たちは何のためにッ!」
男は獲得した革袋を見せつける。中には本物の金銭が詰められている。
「少しはいい夢を見られたか?」
「――ッ」
絶望した男の眉間に矢が打ち込まれる。ゆっくりとうしろへ倒れて持ち帰るはずだった革袋を手放した。
「フンッ。その金はこの会とこの施設の管理費に使われる。賎民にはもったいない」
弩を下ろして呟く大臣の背後。ずっと消えていた男が姿を現した。
「――それはちょっと話が違うんじゃないか?」
客人の残した葡萄をつまみ食いしながら歩み寄るセンリを見て大臣は驚愕した。
「おっ、おま、お前は……! どうしてここに……!」
「一発逆転の賭け事があると聞いたものでな。興味があったのさ」
「――ッ!」
目撃者を殺すべく大臣は素早くつがえて矢を発射した。しかしながらそれは人差し指だけで簡単に弾かれた。
「あの肥溜めで一生働いても得られない大金を高い代償を支払って手にした。そこまではいい。が、それを反故にするのは話が違うんじゃないか?」
「う、うるさいッ! どうせやつらは非正規民。金をくれてやる価値はない。言ってしまえば何匹死のうが誰も気にしない。だからこそこの娯楽が成立するのだ」
「筋が通らないな。配当のない賭博など成立しない。賭けたからにはちゃんと支払ってもらうぞ」
「ほざけッ! 勇者の末裔だかなんだか知らないが、貴様にはここで死んでもらうぞ」
大臣が言うと、その前に魔術師ふうの者が立ち塞がった。長い丈の服を着こなして目深に被った帽子を手でクイッと上げる。
「……勇者の末裔」低い男の声で仮面が喋った。
「誰だお前は」
言っているそばから仮面の魔術師は攻撃をしかけてきた。掌から火炎球を放って、その隙に大臣は逃亡を図る。
センリはその攻撃を手で受けて握り潰した。ジリッと痺れる他とは違う魔力の質。ただの雇われ魔術師ではないことが窺える。
「何者だ」
「名乗る名はもはやない」
覗く双眸に感情はなく男はいきなり近接戦をしかけてきた。魔術を織り交ぜたその格闘技はまさに達人技で通常なら一手目で首が飛ぶ。
センリは冷静にその動きを見切って、手先から風の刃を放った。しまったと肩を震わせる男をよそに、刃は今まさに舞台袖の扉を開けようとする大臣の首を捉えた。
線状に血飛沫が跳ねたあと、ずるりとその首が地面に落ちた。断面から黒い蒸気が噴き出して宙を舞い、虚空に飲み込まれた。
「優先順位が変わった」
仮面の魔術師はそう言い残して退いた。急速にその場から離脱していく。センリはその背に向かって追撃を加えようとしたが、途中で遠くのサンパツが目に入り、そちらへ風の刃を投げた。彼は足を打たれてその場に倒れ、お客様に向かって命乞いをしている。
「こ、殺さないでくれ……ッ! 俺には妻と子供が……ッ!」
「この感覚がたまらないのよね、ふふっ」
言って弩を構えた女のお客様の手が突如千切れて横に吹き飛んだ。その光景にうろたえる周囲の護衛たちは鎧ごと見えない刃によって無残に斬り刻まれていく。
「何をぐずぐずしている」
「セッ、センリ。今までいったいどこに!?」
目の前に現れたセンリにすがるサンパツ。
「そんなことはどうでもいい。帰るぞ」
「か、帰るって。みんなは……!」
センリの背後を覗くサンパツ。そこでは透明な風の流れが縦横無尽に駆け巡り、ところどころで血飛沫を上げていた。後に残されたのは護衛を失ったお客様たちだけ。
「あとは勝手にけりが付く」
本当に同じ人間なのかと思うほどに無慈悲な声で言うのでサンパツは図らずも身震いしてしまった。
さきほどまで逃げ惑っていた参加者たちは異変に気づく。もはやお客様を守る者はいない、と、死体のそばには彼らが携帯していた武器も落ちている。
1人が武器を手に取って仲間の仇を取るためにお客様に襲いかかった。その瞬間、たがが外れた他も武器を手に取り、一斉に反撃へ打って出た。
一転攻勢。狩る側が狩られる側へ。貴族は逃げ惑い、賎民はそれを追う。
「…………」
目と鼻の先に転がった弩。サンパツが物欲しげに見ていると、センリがそれを拾いにいって目の前に放り投げた。
「……え?」
「ほしいのはそれか?」
「…………」
欲望を見透かされたサンパツの視線、その先には手を失って錯乱する女のお客様がいた。
こいつらのせいで理不尽な苦しみを、生活を強いられている。サンパツは唇を噛み締めて足に突き刺さった矢を強引に引き抜く。弩を拾い上げ、その足で立ち上がって女のもとへ。
「こ、来ないでェッ!」
奇声に似た悲鳴を上げて後ずさる女。
「ふうー……」
サンパツは震える手で自分に突き刺さっていた矢をつがえる。
「…………」
成り行きを何も言わずに見守るセンリ。
「い、いやァッ! やめてッ! お願い、殺さないで……ッ!」
立場が逆転。今度は女のほうが命乞いをしている。
「分かってるよ。お前たちにとって俺たちは何の価値もないごみ屑だってこと。……けどな、こっちだって生きてるんだ。家族もいるんだ」
「おっ、お金ならいくらでもあげるからッ! ねえッ!?」
「金はもらっていく。芸の対価としてもらったぶんだけを」
「だったらどうすれば助けてくれるのよォッ!」
ろくに止血もできないまま朦朧とする意識の中で女は叫ぶ。
「もうこんなことが起きないように……」
サンパツは弩を構えた。この距離で頭部に当たればまず間違いなく即死。
「…………」
人差し指を引けば矢が飛ぶ。たったそれだけのことなのになかなか引き金を引くことができない。サンパツはそこに命の重さを感じていた。たとえそれが憎き相手だとしても。
女はもはや何も言えずにぼやける視界に男の影を捉えているだけだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる