10 / 117
第01話 世界一平和な逆襲(前)
10.ヴァン最大の秘密
しおりを挟む
***
「ヴァン! かかってこい!」
ドレイク大将が叫ぶ。ウィルクトリア軍演習地。三万人に分かれたヴァンと三万の兵が戦闘を繰り広げていた。とはいえ、攻撃しているのは兵だけだ。
「俺を倒してみろヴァン! いつまで様子見している気だ⁉︎」
ドレイクの声にはやや焦りが見えた。ヴァンに傷一つでも付ければ勝利というこの戦い。こっそり仕込まれていた兵が傷ついてもヴァンの負けという罠に、ヴァンは妻のおかげで気づいている。そしてヴァンが気づいていることに兵たちも気づき始めているようだった。
だが兵たちは決して落胆はしていなかった。彼らにとってヴァンとの対決はあくまでサブプランである。本当の目的はできるだけ長い間ヴァンを大量に分身させておくことなのだろうし、ヴァンが攻撃してこないのはかえって好都合と見える。
「そちらこそもっと本気で攻撃してきたらどうですか?」
「クッ……! 調子に乗るなよヴァン!」
ドレイクと戦っているヴァン[ドレイク]は彼を挑発する。この勝負のルールからすると、ヴァンには兵たちに魔力を使い果たさせる以外に勝ち筋がない。
しかしヴァンにも計画がある。実はヴァンとしても彼らにまだ消耗してほしくなかった。彼らにはこの後大仕事に取り組んでもらわねばならないからだ。あえて挑発したのは、「挑発に乗ってはいけない」と心を引き締めさせるためだ。ヴァンと軍の利害が一致したことで、参加人数の割には穏やかな戦闘となっていた。
ただ一人、ドレイクだけが気を吐いていた。恐らく彼だけは「ヴァンに傷をつける」という勝利条件を狙っている。
「食らえ!」
ドレイクは顔が血の気で染まるほどの力を込めて砲撃魔法を放つ。ヴァンはそれをデコピンで打ち消した。
「ヴァン! いい加減目を覚ませ!」
ドレイクは威力が足りないのであれば手数だとばかりに、火炎魔法と雷撃魔法を織り交ぜて連打する。彼は若くして大将まで上り詰めた男。ヴァンを除けば世界最強である。
「今のお前を見て、初代スナキア家当主ルーダス様はさぞ嘆いているだろうな!」
ヴァンは彼の攻撃にピッタリ同じ威力の魔法をぶつけ、一つ一つ丁寧に撃ち落とす。
「三百年前の方ですよ?」
「あの方の意志は今もお前の中にある! お前が宿すルーダス・コアにな!」
──ルーダス・コア。
スナキア家当主が一子相伝で受け継いできた膨大な魔力源。それがヴァンの逸脱した魔力の正体だ。
持ち主の魔力を数百倍に増幅する効果を持ち、スナキア家当主を他のファクターと比較にならないくらい強くする。ひいてはウィルクトリアを覇権国家足らしめる根拠であり、国家の秘宝である。
「まったく不公平だ……! そのコアが俺にあれば……!」
ドレイクは恐らく全兵が抱いてあるであろう希望を口にした。だがそれは叶わない。
「コアを継承できるのはコアを持った俺の実子だけです。それと────」
言いかけた言葉を飲み込む。
……ヴァンは国民に大きな隠し事をしていた。
ルーダス・コアの真の継承条件は、コア保持者と愛する人との実子。愛妻家だったと伝えられる初代ルーダスの気質が反映されているのか、配偶者を本当に愛していなければ彼の力を受け継がせることができない。
しかし、ヴァンは異常性癖のせいでビースティアしか愛せない。愛する妻とは子どもを作れず、愛していない相手と子どもを成しても力は渡せない。
つまり、────ヴァンには後継が絶対にできない。
国民がどれだけ熱望しようと、どんな計略を仕掛けてこようと、どの道ヴァンには何もできないのだ。こんな事実がウィルクトリアに知られてしまえば、彼らは即座に他国を殲滅しようとするだろう。殺される前に殺さなければと、凄惨な戦争に踏み切ってしまう。
(このままじゃ俺の性癖のせいで世界が滅んでしまうんだ……! 俺の目が黒い内にウィルクトリアを立て直さなければ……!)
国家改革はヴァンが絶対にやり遂げなければならない使命だ。真実を隠したまま、どれだけ国民が抵抗しようと、自分の代で完遂する必要がある。ヴァンも必死なのだ。
「ルーダス様はこの国の救世主だった! ただの人間だった彼が突如として魔力に目覚め最初のファクターとなった! そして世界大戦で滅亡寸前に追い詰められたこの国を救ってくださった!」
砲撃戦で有効打は難しい。そう判断したらしいドレイクはテレポートでヴァンの背後を取り、魔力を込めた肘鉄を打った。
「その子孫であるお前がやっていることはなんだ⁉︎ この国を終わらせるつもりか⁉︎」
しかしヴァンはテレポートで背後を取り返す。反撃を警戒したドレイクがテレポートと高速飛行を織り交ぜてヴァンと距離を取る。隙だらけの背中。だが、やはりヴァンは攻撃を加えない。
「確かにルーダス様はこの国に平和をもたらしました。ですが時代は変わったんです! 俺はこの国の姿を変え、世界を平和にしたい!」
「ぬかせ! お前はこの国一つすら守れず混乱に陥れているだけだ!」
「この国だって守っています! “終末の雨”をお忘れですか⁉︎」
「このままお前が後継を作らなければあの悲劇は繰り返される! それを防げと言っている!」
「国民が力を合わせれば防げます! 俺一人に全てを託しているのが諸悪の根源だ!」
いつの間にか二人は対峙して叫び合うだけになっていた。だが意見は真っ向から対立し、このまま話していても埒が開かない。
「……!」
────その時、首都アラム上空にいるヴァン[誘拐犯]から交信が届く。「セットアップ完了」と。
いよいよヴァンは計画を実行に移す。三万のヴァンが一斉に飛行魔法を使い、上空へと昇っていった。そして全ての兵に向けて声を張り上げる。
「空中戦だ! ついてこれるか?」
ヴァンは不敵に微笑んだ。ただでさえ硬いヴァンのバリアは遠距離攻撃ではビクともしない。兵たちは否応なしに空中戦を強いられる。彼らはヴァンを追従せざるを得ない。
やがて三万の兵全てが飛行する。ヴァンはそれを確認し、狙い通りとほくそ笑んだ。そして三万のヴァンは一斉にそれぞれの対戦相手の背後へとテレポートし、
「死にたくなかったらそのまま飛んでおけ」
風の中で小さく呟いた。そして彼らの肩に触れ、さらにテレポートする。
「「「⁉︎」」」
兵たちを連れ去った先は、首都アラム上空。現在、世界中のメディアがカメラを向けている場所だ。
「な、なんの真似だヴァン!」
ドレイクは声を荒げる。ヴァン[ドレイク]が兵の群れの中からさらに上空に抜け出し、兵たちを見下ろした。
「お望み通り、そろそろこちらからも攻撃をしようと思いまして」
真っ赤な空を背負って微笑むヴァンは、きっと兵からは悪魔のように見えたことだろう。
「ヴァン! かかってこい!」
ドレイク大将が叫ぶ。ウィルクトリア軍演習地。三万人に分かれたヴァンと三万の兵が戦闘を繰り広げていた。とはいえ、攻撃しているのは兵だけだ。
「俺を倒してみろヴァン! いつまで様子見している気だ⁉︎」
ドレイクの声にはやや焦りが見えた。ヴァンに傷一つでも付ければ勝利というこの戦い。こっそり仕込まれていた兵が傷ついてもヴァンの負けという罠に、ヴァンは妻のおかげで気づいている。そしてヴァンが気づいていることに兵たちも気づき始めているようだった。
だが兵たちは決して落胆はしていなかった。彼らにとってヴァンとの対決はあくまでサブプランである。本当の目的はできるだけ長い間ヴァンを大量に分身させておくことなのだろうし、ヴァンが攻撃してこないのはかえって好都合と見える。
「そちらこそもっと本気で攻撃してきたらどうですか?」
「クッ……! 調子に乗るなよヴァン!」
ドレイクと戦っているヴァン[ドレイク]は彼を挑発する。この勝負のルールからすると、ヴァンには兵たちに魔力を使い果たさせる以外に勝ち筋がない。
しかしヴァンにも計画がある。実はヴァンとしても彼らにまだ消耗してほしくなかった。彼らにはこの後大仕事に取り組んでもらわねばならないからだ。あえて挑発したのは、「挑発に乗ってはいけない」と心を引き締めさせるためだ。ヴァンと軍の利害が一致したことで、参加人数の割には穏やかな戦闘となっていた。
ただ一人、ドレイクだけが気を吐いていた。恐らく彼だけは「ヴァンに傷をつける」という勝利条件を狙っている。
「食らえ!」
ドレイクは顔が血の気で染まるほどの力を込めて砲撃魔法を放つ。ヴァンはそれをデコピンで打ち消した。
「ヴァン! いい加減目を覚ませ!」
ドレイクは威力が足りないのであれば手数だとばかりに、火炎魔法と雷撃魔法を織り交ぜて連打する。彼は若くして大将まで上り詰めた男。ヴァンを除けば世界最強である。
「今のお前を見て、初代スナキア家当主ルーダス様はさぞ嘆いているだろうな!」
ヴァンは彼の攻撃にピッタリ同じ威力の魔法をぶつけ、一つ一つ丁寧に撃ち落とす。
「三百年前の方ですよ?」
「あの方の意志は今もお前の中にある! お前が宿すルーダス・コアにな!」
──ルーダス・コア。
スナキア家当主が一子相伝で受け継いできた膨大な魔力源。それがヴァンの逸脱した魔力の正体だ。
持ち主の魔力を数百倍に増幅する効果を持ち、スナキア家当主を他のファクターと比較にならないくらい強くする。ひいてはウィルクトリアを覇権国家足らしめる根拠であり、国家の秘宝である。
「まったく不公平だ……! そのコアが俺にあれば……!」
ドレイクは恐らく全兵が抱いてあるであろう希望を口にした。だがそれは叶わない。
「コアを継承できるのはコアを持った俺の実子だけです。それと────」
言いかけた言葉を飲み込む。
……ヴァンは国民に大きな隠し事をしていた。
ルーダス・コアの真の継承条件は、コア保持者と愛する人との実子。愛妻家だったと伝えられる初代ルーダスの気質が反映されているのか、配偶者を本当に愛していなければ彼の力を受け継がせることができない。
しかし、ヴァンは異常性癖のせいでビースティアしか愛せない。愛する妻とは子どもを作れず、愛していない相手と子どもを成しても力は渡せない。
つまり、────ヴァンには後継が絶対にできない。
国民がどれだけ熱望しようと、どんな計略を仕掛けてこようと、どの道ヴァンには何もできないのだ。こんな事実がウィルクトリアに知られてしまえば、彼らは即座に他国を殲滅しようとするだろう。殺される前に殺さなければと、凄惨な戦争に踏み切ってしまう。
(このままじゃ俺の性癖のせいで世界が滅んでしまうんだ……! 俺の目が黒い内にウィルクトリアを立て直さなければ……!)
国家改革はヴァンが絶対にやり遂げなければならない使命だ。真実を隠したまま、どれだけ国民が抵抗しようと、自分の代で完遂する必要がある。ヴァンも必死なのだ。
「ルーダス様はこの国の救世主だった! ただの人間だった彼が突如として魔力に目覚め最初のファクターとなった! そして世界大戦で滅亡寸前に追い詰められたこの国を救ってくださった!」
砲撃戦で有効打は難しい。そう判断したらしいドレイクはテレポートでヴァンの背後を取り、魔力を込めた肘鉄を打った。
「その子孫であるお前がやっていることはなんだ⁉︎ この国を終わらせるつもりか⁉︎」
しかしヴァンはテレポートで背後を取り返す。反撃を警戒したドレイクがテレポートと高速飛行を織り交ぜてヴァンと距離を取る。隙だらけの背中。だが、やはりヴァンは攻撃を加えない。
「確かにルーダス様はこの国に平和をもたらしました。ですが時代は変わったんです! 俺はこの国の姿を変え、世界を平和にしたい!」
「ぬかせ! お前はこの国一つすら守れず混乱に陥れているだけだ!」
「この国だって守っています! “終末の雨”をお忘れですか⁉︎」
「このままお前が後継を作らなければあの悲劇は繰り返される! それを防げと言っている!」
「国民が力を合わせれば防げます! 俺一人に全てを託しているのが諸悪の根源だ!」
いつの間にか二人は対峙して叫び合うだけになっていた。だが意見は真っ向から対立し、このまま話していても埒が開かない。
「……!」
────その時、首都アラム上空にいるヴァン[誘拐犯]から交信が届く。「セットアップ完了」と。
いよいよヴァンは計画を実行に移す。三万のヴァンが一斉に飛行魔法を使い、上空へと昇っていった。そして全ての兵に向けて声を張り上げる。
「空中戦だ! ついてこれるか?」
ヴァンは不敵に微笑んだ。ただでさえ硬いヴァンのバリアは遠距離攻撃ではビクともしない。兵たちは否応なしに空中戦を強いられる。彼らはヴァンを追従せざるを得ない。
やがて三万の兵全てが飛行する。ヴァンはそれを確認し、狙い通りとほくそ笑んだ。そして三万のヴァンは一斉にそれぞれの対戦相手の背後へとテレポートし、
「死にたくなかったらそのまま飛んでおけ」
風の中で小さく呟いた。そして彼らの肩に触れ、さらにテレポートする。
「「「⁉︎」」」
兵たちを連れ去った先は、首都アラム上空。現在、世界中のメディアがカメラを向けている場所だ。
「な、なんの真似だヴァン!」
ドレイクは声を荒げる。ヴァン[ドレイク]が兵の群れの中からさらに上空に抜け出し、兵たちを見下ろした。
「お望み通り、そろそろこちらからも攻撃をしようと思いまして」
真っ赤な空を背負って微笑むヴァンは、きっと兵からは悪魔のように見えたことだろう。
13
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる