13 / 117
第02話 世界一平和な逆襲(後)
01.ミサイルの行方
しおりを挟む
***
────時間は少し遡る。
「ミサイルが飛んできてるんだよ。このウィルクトリアの首都めがけてね」
ウィルクトリア国、総理大臣執務室。アシュノット総理からの報告を受け、ヴァンは即座に分身してウィルクトリア上空にテレポートする。執務室に残った分身から交信魔法で随時総理の発言を聞き取った。
ミサイルを放ったとされるのはネイルド共和国。孤立した島国であるウィルクトリアとは相当な距離があり、到達するとしてもまだしばらくかかるはず。厄介なことにレーダーでは感知できないらしい。さらに、国民には知られずに処理したいため、国土をバリアで覆うという手段は使えない。
「……ドーム状に分身を配置して網を張るか」
ヴァンは半分、また半分と自身を分割していき、二の十八乗である二十六万二千百四十四人となる。できるだけ等間隔に配置し、国土のおよそ倍である直径百六十キロほどのドームを構築した。
ただ、気掛かりなのは本当にネイルド共和国はミサイルを放ったのかどうかだ。
確かに他の国々と同じくウィルクトリアとの関係は良くない。だが、ウィルクトリアを攻撃するとも思えない。かつて”終末の雨”と呼ばれる全世界合同ミサイル攻撃をたった十二歳のヴァンに防ぎ切られてしまったのだから。
あるとすれば、アシュノット総理が攻撃を強いた可能性。「やらなきゃ滅ぼすぞ」と脅せばネイルド共和国は従うしかないだろう。……完全に国際問題だし、国家反逆、外患誘致だ。だがあの総理はやりかねない。ヴァンに後継を作らせるためならばどんな手でも使う。
「調べるか……」
ヴァンは分身を一人派遣して衛星の情報を確認する。だが、件のミサイル基地を写した映像は不自然にカットされていた。ヴァンにヒントを与えないための工作だろう。
「現地にも行けってことですね、総理……」
ヴァンはネイルド共和国にも分身を派遣する。まったく、大忙しだ。
分身を多用させて弱体化させたのはその隙に妻を誘拐するためだろう。事前にそれを察知できた以上確実に阻止はできるが、物足りない。この機に乗じてこちらからも何か仕掛け、あっと言わせてやりたいところだ。
ヴァンは策を練る。しかし数十万の脳を以ってしても効果的な案が出てこなかった。
「!」
その時第四夫人・フラムと過ごしているヴァン[フラム]から有効策が提案された。さすが、妻はヴァンに力をくれる。……まあフラムはそんなつもりはなかっただろうが。
あえて誘拐事件を起こして注目を集め、全国民にウィルクトリア軍の実力を見せつけ、民意をヴァン寄りに誘導する。我ながら上策だ。軍にも総理にも同時に勝利できる。
となるとこのミサイル包囲網はあえてしっかり取り組み、衛星を通じて総理に確認させておこう。彼には予定通り自分の作戦を進めてもらいたい。最終的にはこれだけの数の分身を繰り広げようがヴァンは強いと示してやる。少なくとも大量分身させる手口はもう使ってこないはずだ。数十万単位ともなると疲れはするのでもう勘弁していただきたい。
方針が決まり、ホッと息を吐く。難しいステップもない。ヴァンは勝利を確信した。
だが────、
(こちらヴァン[ネイルド共和国]。緊急事態だ!)
ミサイルの動向を確認しに行った分身から交信魔法が届く。
(総理め……! 厄介なことを!)
(お、落ち着け。状況を)
ヴァン[ネイルド共和国]は憤っていた。嫌な予感がする。
(ネイルド共和国はミサイルを発射していない! だがいっそ撃ってくれた方がマシだった!)
(どういうことだ?)
(ネイルド共和国は設備トラブルを口実に発射を中止した! だが発射基地が稼働していたことを隣国のギリザナが察知! ネイルド共和国がギリザナへの攻撃を企てていたと誤解し、国境付近に軍隊を派遣しているようだ!)
(何だって……⁉︎)
確かにこれは緊急事態だ。ネイルド共和国とギリザナが戦争を始めようとしている……!
おそらく、総理がネイルド共和国を脅したという推測が正しい。ネイルド共和国は従わざるを得なかったが、「撃ったら撃ったで報復を受けるかもしれない」と恐れたのだろう。「指示に従おうとしたがやむを得ず中止した」と演出するため、ミサイルを撃つそぶりを見せた。
その動きは事情を知らない隣国のギリザナにとっては不穏。ネイルド共和国とギリザナはかねてより関係が非常に悪く、お互いが軍設備の動向を常に注視しているはず。開戦のきっかけには充分なり得る。このままでは総理のせいで他国民同士が殺し合いをしてしまう。
(絶対に阻止するぞ……! 何か手伝えることはあるか?)
総理がこんな無茶をした原因はヴァンの結婚である。放ってはおけない。できる限りの対応をしなくては。
(できるだけこっちに魔力を配分してくれ。この先何にどれだけ使うか分からない)
(そうだな。ミサイル包囲網の俺はもう飛行魔法と透化魔法さえ使えればいい。できる限り集めてそちらに送る)
(助かる! お互いやるべきことを!)
慌ただしく交信は終了した。
ヴァンは自軍と三万対一の戦いを繰り広げながら、二十六万二千百四十四人で空を監視するフリをしながら、八人で妻を守りながら、三百人で誘拐犯を待ち構えながら、もはや何人になるかも分からない人数で戦争を防がなければならなくなった。……頭がパンクしそうだ。
総理め。とんでもないことをしてくれたものだ。必ずや総理の狙いを打ち砕き、逆転の一手を叩きつけてやる。ヴァンはそう胸に誓いながら周囲の分身から魔力を集め、ネイルド共和国の分身と合流する。
────時間は少し遡る。
「ミサイルが飛んできてるんだよ。このウィルクトリアの首都めがけてね」
ウィルクトリア国、総理大臣執務室。アシュノット総理からの報告を受け、ヴァンは即座に分身してウィルクトリア上空にテレポートする。執務室に残った分身から交信魔法で随時総理の発言を聞き取った。
ミサイルを放ったとされるのはネイルド共和国。孤立した島国であるウィルクトリアとは相当な距離があり、到達するとしてもまだしばらくかかるはず。厄介なことにレーダーでは感知できないらしい。さらに、国民には知られずに処理したいため、国土をバリアで覆うという手段は使えない。
「……ドーム状に分身を配置して網を張るか」
ヴァンは半分、また半分と自身を分割していき、二の十八乗である二十六万二千百四十四人となる。できるだけ等間隔に配置し、国土のおよそ倍である直径百六十キロほどのドームを構築した。
ただ、気掛かりなのは本当にネイルド共和国はミサイルを放ったのかどうかだ。
確かに他の国々と同じくウィルクトリアとの関係は良くない。だが、ウィルクトリアを攻撃するとも思えない。かつて”終末の雨”と呼ばれる全世界合同ミサイル攻撃をたった十二歳のヴァンに防ぎ切られてしまったのだから。
あるとすれば、アシュノット総理が攻撃を強いた可能性。「やらなきゃ滅ぼすぞ」と脅せばネイルド共和国は従うしかないだろう。……完全に国際問題だし、国家反逆、外患誘致だ。だがあの総理はやりかねない。ヴァンに後継を作らせるためならばどんな手でも使う。
「調べるか……」
ヴァンは分身を一人派遣して衛星の情報を確認する。だが、件のミサイル基地を写した映像は不自然にカットされていた。ヴァンにヒントを与えないための工作だろう。
「現地にも行けってことですね、総理……」
ヴァンはネイルド共和国にも分身を派遣する。まったく、大忙しだ。
分身を多用させて弱体化させたのはその隙に妻を誘拐するためだろう。事前にそれを察知できた以上確実に阻止はできるが、物足りない。この機に乗じてこちらからも何か仕掛け、あっと言わせてやりたいところだ。
ヴァンは策を練る。しかし数十万の脳を以ってしても効果的な案が出てこなかった。
「!」
その時第四夫人・フラムと過ごしているヴァン[フラム]から有効策が提案された。さすが、妻はヴァンに力をくれる。……まあフラムはそんなつもりはなかっただろうが。
あえて誘拐事件を起こして注目を集め、全国民にウィルクトリア軍の実力を見せつけ、民意をヴァン寄りに誘導する。我ながら上策だ。軍にも総理にも同時に勝利できる。
となるとこのミサイル包囲網はあえてしっかり取り組み、衛星を通じて総理に確認させておこう。彼には予定通り自分の作戦を進めてもらいたい。最終的にはこれだけの数の分身を繰り広げようがヴァンは強いと示してやる。少なくとも大量分身させる手口はもう使ってこないはずだ。数十万単位ともなると疲れはするのでもう勘弁していただきたい。
方針が決まり、ホッと息を吐く。難しいステップもない。ヴァンは勝利を確信した。
だが────、
(こちらヴァン[ネイルド共和国]。緊急事態だ!)
ミサイルの動向を確認しに行った分身から交信魔法が届く。
(総理め……! 厄介なことを!)
(お、落ち着け。状況を)
ヴァン[ネイルド共和国]は憤っていた。嫌な予感がする。
(ネイルド共和国はミサイルを発射していない! だがいっそ撃ってくれた方がマシだった!)
(どういうことだ?)
(ネイルド共和国は設備トラブルを口実に発射を中止した! だが発射基地が稼働していたことを隣国のギリザナが察知! ネイルド共和国がギリザナへの攻撃を企てていたと誤解し、国境付近に軍隊を派遣しているようだ!)
(何だって……⁉︎)
確かにこれは緊急事態だ。ネイルド共和国とギリザナが戦争を始めようとしている……!
おそらく、総理がネイルド共和国を脅したという推測が正しい。ネイルド共和国は従わざるを得なかったが、「撃ったら撃ったで報復を受けるかもしれない」と恐れたのだろう。「指示に従おうとしたがやむを得ず中止した」と演出するため、ミサイルを撃つそぶりを見せた。
その動きは事情を知らない隣国のギリザナにとっては不穏。ネイルド共和国とギリザナはかねてより関係が非常に悪く、お互いが軍設備の動向を常に注視しているはず。開戦のきっかけには充分なり得る。このままでは総理のせいで他国民同士が殺し合いをしてしまう。
(絶対に阻止するぞ……! 何か手伝えることはあるか?)
総理がこんな無茶をした原因はヴァンの結婚である。放ってはおけない。できる限りの対応をしなくては。
(できるだけこっちに魔力を配分してくれ。この先何にどれだけ使うか分からない)
(そうだな。ミサイル包囲網の俺はもう飛行魔法と透化魔法さえ使えればいい。できる限り集めてそちらに送る)
(助かる! お互いやるべきことを!)
慌ただしく交信は終了した。
ヴァンは自軍と三万対一の戦いを繰り広げながら、二十六万二千百四十四人で空を監視するフリをしながら、八人で妻を守りながら、三百人で誘拐犯を待ち構えながら、もはや何人になるかも分からない人数で戦争を防がなければならなくなった。……頭がパンクしそうだ。
総理め。とんでもないことをしてくれたものだ。必ずや総理の狙いを打ち砕き、逆転の一手を叩きつけてやる。ヴァンはそう胸に誓いながら周囲の分身から魔力を集め、ネイルド共和国の分身と合流する。
11
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2025.11.25)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる