十の現状

noroi46

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Chen of the Story

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これはとある町、ソラノヒューザでの出来事だ。
7月26日午後七時半に、イルの誕生日の会を開いていた。
そのイルの誕生日プレゼントはリボンのついた大きな箱の中に入っていた。
最後にイルが箱を開けると、入っていたのは猫のロボットだった。
しかもメスだ。これを見たイルはとても喜んだ。
だが、どうやって動かすのかわからないので、ぬいぐるみのように
かかえていた。そして次の日、朝イルが目を覚ますと、小さな
何かのフタが落ちていた。それはどうやら猫のロボから落ちたようだった。
イルは俺の知り合いのヴァルクから電池をいれてもらった。
すると突然動き出したのだ。ヴァルクが説明書をみると、
電池四つにつき、40年間続くようだ。
それはさすがにあり得ないと思った俺はイルの方をみて、
「まぁ、仲良くなってくれりゃあいいか。」と言った。

「ここはどこ・・・?きみは・・・?」と猫のロボットは突然しゃべり出した。
イルはすぐに自己紹介をすると、猫のロボットは理解したようにうなずいた。
すると、猫のロボは「私はセステリア地帯で作られた、No2、5062の
レシミアです。」と紹介をした。名前は最初からあったようだ。
イルはロボだろうと関係なく家族とした。このレシミアの仲間が他に存在
しているのなら、心配する必要は無いだろう。・・・と、俺は思った。
次の日、イルが小学校に入学する日だった。そのときにレシミアは
「私も学校に行きたい」と言ったのだ。俺はレシミアが学校は楽しそうな
所だと思っているように感じた。どうしようかと迷ったが、
イルが一緒に学校に行きたいと言ったのでしょうがなく
イルと一緒に入学させた。それから二日目、女子友達がよく家に
来るようになった。その三日後に人の気配を感じた俺は、
玄関へ行くと、本当に来た。男子の三人組だった。
三人組は「上がるぞ!」と言って勝手に家に入った。
俺は「あのガキどもは誰に似たのか・・・?」と言って、
三人組を追った。その三人組はレシミアの部屋に入っていった。
レシミアと顔を合わせるとリーダーは「ほう、こいつか・・・新しく入った学生は。」
レシミアの顎に人差し指を上から降ろした。
カッコつけるなと女子達4人から言われているが、三人組は無視をしていた。
リーダーはゆっくり立ち上がり、レシミアの腕を掴んでそのまま窓を割って
外へ出たが、二階だったので着地に失敗していた。
とてもかっこわるい。というかすげぇ痛そうだ。
それでもリーダーは諦めずレシミアを自分の家に連れて行った。
レシミアは嫌がっているのにリーダーは構わず走った。

リーダーは家に着き、自分の部屋へ行った。
それを見た俺たちはレシミアを連れ戻しに武器を持って家を出た。
俺はハンマーを持って、イルはバットを持ってだ。
すると警察に見つかり、「何をしようとしている!」と言われた。
俺達は一斉にあったことを詳しくすべて言うと、警察はわかってくれた。
奴が何もしていないといいがと思いながら奴の家まで来たが、
部屋には鍵がかかっている。だがここで諦めるわけにはいかない。
すると、レシミアに似た猫が現れた。これも同じ種類なのか?
「あれ、君たちは?」と青い猫が言う。警察に言ったときと同じようにいうと、
猫は「またやったのかあいつは!!」と言い出した。
まただと?一回だけじゃないのか!?猫はもう一つの鍵を持っていた。
鍵を開ける前に猫は「僕はチェン。よろしく!」と自己紹介をし、鍵を開けた。
「くそっ!ここまで来やがったな!でも、これでどうだ!」と、

レシミアの首にナイフを近づけた。奴はレシミアを壊す気か?
よく考えたらレシミアの服がボロボロに刻まれていた。
このままではレシミアが壊される!と思った瞬間、なぜかネギが転がって来た。
イルと俺が不思議に思っていると、チェンが横笛を吹き始めた。
すると大きな地震が来て、俺達は立っていられず倒れ込んでしまった。

目を覚ますと、真っ暗で何もない丸い世界にいた。そこにいたのは
俺だけじゃなく、イル、レシミア、リーダー、チェンも一緒だった。
どうしてこんな世界にいるのか考えていると、また大地震が起きた。
しかもさっきのより大きい。地震が収まって前を見ると、巨大な竜がいた。
チェンに奴は何だと聞くとすぐに答えてくれた。あいつの名は
ソル・ウェザーリーという竜だそうだ。みんなが竜を見上げた時、
竜が「グギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!」と、吠えだした。
みんなは驚いていたのに、リーダーはびくともしなかった。
すると竜はリーダーの前まで顔を降ろした。するとリーダーは手を差し伸べた。
すると竜は顔をかたむけて口を大きく開けた。
リーダーは笑いながら泣いていた。俺はそれに気づき、まさかと思ったら、
竜はそのままリーダーをかみ砕いてしまったのだ。
それを見た俺は振り向いてチェンを見上げるといきなり殴られた。

・・・目を覚ますと、奴の家だった。起きあがると俺の横にはイルとレシミアが
倒れていた。レシミアの手をよく見ると血が付いていた。
殺してしまったのだろうかと奴の家を探し回ったが、どこにもいなかった。
イルは目を覚ましたが、レシミアはびくともしなかった。
イルは何も言わずに自分の部屋に入っていった。
俺は後ろを見るとリーダーについてきていた二人がいた。
外はもう真っ暗だったから俺が送って返した。
二人の名前はカーテルとキェルムソンだそうだ。

家に帰るとイルはすでに寝ていた。明日も学校があるからだろう・・・。
俺は本を読もうとしたが、腹が減ったからインスタントラーメンを
自分で作って寂しくすすり上げながら食べて一日が終わった。
次の日、目を覚ますと俺は本を開いた状態で寝てしまっていたようだ。
誰かが俺に布団をかけてくれていた。イルの部屋を見てみると
イルとレシミアが居なかった。時計をみると9時52分。「もう学校に行った
のか。」俺はそう言って一階に下りるとテーブルには赤い紋章があった。
まさかと思って鏡をみると… やはり俺の目に赤いセサンライのマークが
刻まれていた。これが刻まれたということは、まだ彼奴は生きているという
意味だった。これが現実ならイル達が帰ってきたときに会えるだろう…。
と、しばらく待ってみたが、なかなか帰ってこない。
すでに下校時間は過ぎているのに… なにかあったとか…?
テレビを見てみようとはしたが、電源が入らなかった。
壊れたとかじゃないだろうな…?
それから時間が過ぎて…夕方ぐらいになると、めまいがしてきた。
そしてその場で倒れてしまった俺は、一切動くことが出来なくなった。

それから俺は目を開けることが出来なくなった。つまり死んでしまったという事だ。
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