十の現状

noroi46

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死のメール

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最近、そこら中で変な噂をよく耳にする。
名不明のメールを見ると、「死のカウントが始まる」という・・・
俺はそんなことを信じない・・・と決めていたが、
ついに名不明のメールが来たのだ。
だが、見るとだから見なければいいのだろう。
そしてそれを忘れた頃に・・・メールが一分ごとに届いてくる。
そのうるささのあまり、俺は携帯を手に取ってしまった。
そして携帯を開くと、名不明以外に一通、友達から来ていた。
そのメールを見てみると・・・
「名不明のメールが届いた。今すぐ空地に集まれ。他の奴らにも伝えた。

・・・と書いてあった。名不明だと?それを開いてしまったのかは書いていない。
しかもこのメールが届いた時刻は9月2日、午後7時28分。俺が寝る
準備をしている頃だ。今は7時半から少し時間がたっている。
ここは急いだ方がいいだろうと、俺はすぐに着替え、空地へ向かった。
すると皆がいた。6人とも皆名不明のメールが届いた奴らだった。
死のカウントからどうにか逃れるための作戦をたて、早速行動開始だ。
俺達はどんな危険が迫ってくるのかわかっていない。
なるべくみんなから離れないようにしないと俺達の中の誰かが死んでしまう
かもしれない。空地を離れ、何処か別の場所へ隠れながら移動する。

前を確認するのは青山 白和、後ろを確認するのが薄 洲だ。
残る4人は洲の後ろについて行く事になった・・・。
気づくともう一日が終わっていた。俺は誰もいないことに気づき、
あたりをみると目の前の角から血が流れてきていた。
それを見た俺は友達が皆殺されてしまったという事を知った。
俺一人になってからは、誰も乗っていないトラックが突っ込んでくるなど、
工事現場の近くでいろいろ落ちてくるなど、危険なことが起きるようになった。

本当に俺は死んでしまうのだろうか・・・?と、一人で呟く。
そのメールは誰が送っているのか、どうやって送っているのか、
不思議な事ばかり起きる。警察に通報したほうがいいか・・・?
俺は携帯を開いたがなぜか通信が届かない。
どうなっている・・・このまま危険から永遠に逃れろとでも?
そして俺は家に帰り、部屋にこもったきり一度も出て行かなくなった。
そして二日目に、俺も人間だ。最後に死んでしまうなら・・・
今死んでしまえばいいと俺は思った。そして台所から
ナイフを取り出し、自ら自分を傷つけていったのだ。
それから数時間たつと倒れてしまった。

気付くと、俺の部屋にいた。夢かと思って、携帯を開くと、
9月2日、午後7時28分のメールが届いていた。
しかも友達からも来ていた。夢じゃなかった。
それをずっと見ていると、電話がかかってきた。
こんな夜中に誰だろうかと、その名前を見てみると、
シクダレと書かれているだけのよく分からない人だった。

「やぁ、カイスケクン。楽しんでいるかい?」
「楽しくなんてねーよ!お前は誰だ!!」
「誰って君、ちゃんとシクダレって書いてあったじゃないか。君目おかしいんじゃない?」
「ちげーよ、お前の本名を聞いている!」
「何で君に言う必要がある?知っていても意味無いじゃないか。」
「っざけんな!!もしかして名不明のいたずらはお前がやったのか!?」
「・・・。」シクダレは黙って電話を切った。

次の日の朝、学校に行くとき掲示板を見ると、俺が指名手配として張られて
いた。一体俺が何をしたというのだろうか・・・
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