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勇者と冥王のママは暁を魔王様と
第二章・勇者と冥王のママは酒場で魔王様と……2
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「この前、庭園でイスラ様をお見掛けしたんだけど、すっかり凛々しくなられたわよね」
「ほんと、ステキよね~。剣術の訓練では精鋭部隊の兵士を百人抜きされたそうよ」
「すごーいっ、さすが勇者様。御顔立ちもとても綺麗で、男らしくて、強くて、賢くて、かっこよくて……。ほう、ステキっ……」
侍女たちがうっとりしながらイスラのことを話します。
気分がいいです。もっと聞いていたいくらい気分がいいです。
「コレット、聞きましたか? イスラが強くて、賢くて、かっこよくて、素敵だそうですよ」
「はい、聞いてます。聞いていますが、冥王様だけでなく勇者様の話題まで。この不敬についてはしっかり咎めなければ」
「まあまあ、怒らないでください。咎められるべきかもしれませんが彼女たちが話している内容は真実です。偽りごとならともかく真実なのですから叱るなら優しくですよ、優しく」
「はあ、優しく……」
「そう、真実なので優しく」
コレットは今にも隣室に突撃しそうですが、でもまだ待って。まだ侍女たちの話しを聞いていたい。それに真実を語る彼女たちをきつく叱ってはいけませんよ。
そう、語られている内容は真実。
イスラは強くて、賢くて、かっこよくて、とても素敵なんです。
「親の私が言うのもなんですが、たしかにイスラは素敵に成長しましたよね。しかも小さな時からとてもお利口でいい子なんですよ」
「それは存じておりますが……」
そう、イスラはとてもいい子です。優しくて、お利口で、どこへ行くにも私の後をついて来て、『ブレイラ、ブレイラ』と私の名を呼んで。ああ、イスラが幼かった頃の思い出が蘇る。
こうして回想に浸りながらも、耳はしっかり侍女たちの会話を拾います。
だってイスラが褒められているんですから聞きたいです。当然ですよね。
「ねえねえ、ここだけの話しなんだけど、イスラ様のことで友達から大変なこと聞いちゃったんだよね」
「大変なこと?」
「うん。噂なんだけど、イスラ様を酒場でお見かけしたんだって。最初は見間違いかと思ったみたいだけど、何度もお見掛けしたから間違いないらしいわよ」
「えええっ、意外っ。あのイスラ様が酒場に通ってるなんて……」
「……………………イスラが、酒場?」
「ブ、ブレイラ様っ……」
コレットの焦った声がします。
でも私の耳には届かない。
『イスラ』と『酒場』の単語が繋がらなくて、ちょっと待って、上手く理解できません。
こうしている間にも、侍女たちの会話は続いてしまう。
「しかもね、酒場では何人も綺麗な男の子や可愛い女の子をはべらせて、まるでハーレムみたいだったって」
「あ~ん、私も勇者様にはべりた~い!」
「いいよね~っ! 私も勇者様とご一緒したい~!」
侍女たちの口調が興奮したものになっていく。
でも、キャーキャーと騒ぐ声が遠くに聞こえます。
「イ、イスラが酒場? はべらせて、ハーレムみたいで……。……酒場でハーレム、イスラが、イスラが……」
「ブレイラ様、お気をたしかにっ……!」
コレットの声まで遠いです。
上手く情報が処理できません。だってイスラが酒場とかなんとか。そんな馬鹿な。イスラが酒場なんて行くはずがありません。だってイスラは、イスラは。
『ブレイラ、ブレイラ』
私の名を呼ぶイスラの声が蘇る。
イスラが幼かった頃、どこへ行くにも私の後をついて来て、私の名を呼んで。とても可愛くて、優しくて、いい子で、お利口で、賢くて、強くて。手を繋ぐととても嬉しそうな笑顔になって。
幼い頃のイスラを思い出しながら、信じたくない情報から逃避しようとしましたが。
「それだけじゃないのっ。気に入った子がいたら口説いて、そのままどこかに行っちゃうこともあるそうよ!」
「キャ~ッ! 私も勇者様にお持ち帰りされたーい!」
「私も私も~!」
「イ、イ、イイスラが、口説いて、お持ち帰りでっ……、イスラがっ……」
「ブレイラ様、しっかりっ。しっかりしてくださいっ!」
今にも卒倒しそうな私をコレットが支えてくれる。
遠くなる意識の中で、脳裏で幼い頃のイスラが手を振っている。その姿が可愛くて可愛くて、今すぐ私も意識なんか放りだして駆けよりたくなったけれどっ。
「――――し、信じませんっ! 私は信じませんから!」
「わッ、ブレイラ様!」
「イスラが酒場に出入りしている筈がありませんっ。そんな訳ないです!」
遠くなりかけた意識をむんずと掴んで蘇ってやりました。
そう、私は信じません。そんな訳ないです。
酒場とは風紀が乱れた場所だと聞いています。私は山暮らしで生活に余裕がなかったので、もちろん酒場に行ったことはありません。そもそもそんないかがわしい場所に興味もありません。行きたいとも思いません。行ったことも、近寄ったこともないけれど、それでも酒場が風紀の乱れた危険な場所だという事くらい知っています。
それなのに、そんな場所にあのイスラが出入りしているなんてっ……!
「こ、この目で見るまでは、絶対信じませんっ。私は信じませんから……!」
イスラが酒場で綺麗な男性や女性をはべらし、挙げ句にお持ち帰りしているなんて、そんなの信じません。絶対信じてあげません。私は力強く宣言してやりました。
「ほんと、ステキよね~。剣術の訓練では精鋭部隊の兵士を百人抜きされたそうよ」
「すごーいっ、さすが勇者様。御顔立ちもとても綺麗で、男らしくて、強くて、賢くて、かっこよくて……。ほう、ステキっ……」
侍女たちがうっとりしながらイスラのことを話します。
気分がいいです。もっと聞いていたいくらい気分がいいです。
「コレット、聞きましたか? イスラが強くて、賢くて、かっこよくて、素敵だそうですよ」
「はい、聞いてます。聞いていますが、冥王様だけでなく勇者様の話題まで。この不敬についてはしっかり咎めなければ」
「まあまあ、怒らないでください。咎められるべきかもしれませんが彼女たちが話している内容は真実です。偽りごとならともかく真実なのですから叱るなら優しくですよ、優しく」
「はあ、優しく……」
「そう、真実なので優しく」
コレットは今にも隣室に突撃しそうですが、でもまだ待って。まだ侍女たちの話しを聞いていたい。それに真実を語る彼女たちをきつく叱ってはいけませんよ。
そう、語られている内容は真実。
イスラは強くて、賢くて、かっこよくて、とても素敵なんです。
「親の私が言うのもなんですが、たしかにイスラは素敵に成長しましたよね。しかも小さな時からとてもお利口でいい子なんですよ」
「それは存じておりますが……」
そう、イスラはとてもいい子です。優しくて、お利口で、どこへ行くにも私の後をついて来て、『ブレイラ、ブレイラ』と私の名を呼んで。ああ、イスラが幼かった頃の思い出が蘇る。
こうして回想に浸りながらも、耳はしっかり侍女たちの会話を拾います。
だってイスラが褒められているんですから聞きたいです。当然ですよね。
「ねえねえ、ここだけの話しなんだけど、イスラ様のことで友達から大変なこと聞いちゃったんだよね」
「大変なこと?」
「うん。噂なんだけど、イスラ様を酒場でお見かけしたんだって。最初は見間違いかと思ったみたいだけど、何度もお見掛けしたから間違いないらしいわよ」
「えええっ、意外っ。あのイスラ様が酒場に通ってるなんて……」
「……………………イスラが、酒場?」
「ブ、ブレイラ様っ……」
コレットの焦った声がします。
でも私の耳には届かない。
『イスラ』と『酒場』の単語が繋がらなくて、ちょっと待って、上手く理解できません。
こうしている間にも、侍女たちの会話は続いてしまう。
「しかもね、酒場では何人も綺麗な男の子や可愛い女の子をはべらせて、まるでハーレムみたいだったって」
「あ~ん、私も勇者様にはべりた~い!」
「いいよね~っ! 私も勇者様とご一緒したい~!」
侍女たちの口調が興奮したものになっていく。
でも、キャーキャーと騒ぐ声が遠くに聞こえます。
「イ、イスラが酒場? はべらせて、ハーレムみたいで……。……酒場でハーレム、イスラが、イスラが……」
「ブレイラ様、お気をたしかにっ……!」
コレットの声まで遠いです。
上手く情報が処理できません。だってイスラが酒場とかなんとか。そんな馬鹿な。イスラが酒場なんて行くはずがありません。だってイスラは、イスラは。
『ブレイラ、ブレイラ』
私の名を呼ぶイスラの声が蘇る。
イスラが幼かった頃、どこへ行くにも私の後をついて来て、私の名を呼んで。とても可愛くて、優しくて、いい子で、お利口で、賢くて、強くて。手を繋ぐととても嬉しそうな笑顔になって。
幼い頃のイスラを思い出しながら、信じたくない情報から逃避しようとしましたが。
「それだけじゃないのっ。気に入った子がいたら口説いて、そのままどこかに行っちゃうこともあるそうよ!」
「キャ~ッ! 私も勇者様にお持ち帰りされたーい!」
「私も私も~!」
「イ、イ、イイスラが、口説いて、お持ち帰りでっ……、イスラがっ……」
「ブレイラ様、しっかりっ。しっかりしてくださいっ!」
今にも卒倒しそうな私をコレットが支えてくれる。
遠くなる意識の中で、脳裏で幼い頃のイスラが手を振っている。その姿が可愛くて可愛くて、今すぐ私も意識なんか放りだして駆けよりたくなったけれどっ。
「――――し、信じませんっ! 私は信じませんから!」
「わッ、ブレイラ様!」
「イスラが酒場に出入りしている筈がありませんっ。そんな訳ないです!」
遠くなりかけた意識をむんずと掴んで蘇ってやりました。
そう、私は信じません。そんな訳ないです。
酒場とは風紀が乱れた場所だと聞いています。私は山暮らしで生活に余裕がなかったので、もちろん酒場に行ったことはありません。そもそもそんないかがわしい場所に興味もありません。行きたいとも思いません。行ったことも、近寄ったこともないけれど、それでも酒場が風紀の乱れた危険な場所だという事くらい知っています。
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「こ、この目で見るまでは、絶対信じませんっ。私は信じませんから……!」
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