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勇者と冥王のママは暁を魔王様と
第六章・世界に二人きり8
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「……決めたのですか?」
「ブレイラとの二人旅は楽しいけど、きっとハウストとゼロスも一緒ならもっと楽しい。俺は小さい頃、ブレイラと二人の生活がいいって思ってたけど、今はハウストやゼロスもいるともっと楽しいんだ。ブレイラ、そろそろ帰ろう。寂しくなってきただろ?」
ブレイラは独りが苦手だからとイスラが言いました。
私の視界が涙で滲んでいく。
切ない気持ちが込み上げて、胸が苦しい。
「……今までの生活に戻れば、あなたは王であることを求められます。それでも良いのですか?」
「ハウストは気に入らないこともあったけど、今は俺の父上だって思ってる。ブレイラもハウストといると幸せそうだ。ゼロスはワガママだし甘ったれだけど可愛い弟だ。もう少ししたら正式にクロードも俺の弟になるんだろ? まだどんな弟か分からないけど、ゼロスにしているみたいに構ってやるし武術の稽古もつけてやる」
「気が早い話しですね……」
本当に気が早い話しですよ。ふっと心が軽くなって、口元が微かに綻びました。
不思議ですね。今、音が聞こえます。
さっきまで夜の森は静寂に満ちて、まるで世界に私とイスラだけのようだったのに、今は虫音が、風音が、木々の揺れる音が、川が流れる音が聞こえるのです。
私こそが、呪縛から解き放たれたようでした。
「イスラ、……私は、私はあなたとやり直したかったのかもしれません」
「俺と?」
首を傾げたイスラにそっと笑いかける。
幼い頃から変わらない可愛いお顔ですね。
「私はあなたが幼かった頃、自分のことだけにせいいっぱいで、あなたに親らしいことをしてあげられませんでした。赤ちゃんだったあなたに、おもちゃの一つも与えてなくてっ……。それなのに、あなたはいつも私を救ってくれて、私は、わたしはっ、……ぅっ」
涙がこみあげて、鼻がツンと痛くなって、声が震えてしまう。
ゼロスを育てるようになってから、心の片隅でいつも思うことがありました。
魔界の城のふわふわのベッドで眠る時、子どもが好むような甘いお菓子を食べる時、赤ん坊の可愛らしい衣装を見た時、食卓のテーブルに豊かな食事が並ぶ時、子どもが喜ぶ調度品やおもちゃを見た時、ふっとイスラが赤ん坊だった頃のことを思い出すのです。
たしかに赤ん坊のイスラを育てた思い出があるのに、その時の私は自分のことしか考えていなくて、赤ん坊だったイスラになにも与えていない。
もっと抱っこしてあげれば良かった。もっと遊んであげれば良かった。もっとたくさん美味しいものを食べさせてあげて、もっとたくさん言葉を掛けて、もっとたくさん一緒に散歩をして、もっと、もっとっ、もっとたくさんっ……!
「イスラ、ごめ」
「楽しかったぞ」
謝ろうとして、イスラの声が覆い被さりました。
イスラが私をまっすぐに見つめて、懐かしそうに目を細めます。
「楽しかったぞ。二人でいた時、楽しかった。今はハウストやゼロスもいて、もっと楽しくなった。ブレイラがハウストと結婚するまで、ブレイラは俺だけのブレイラだったんだ。ゼロスにそれを話したらきっと怒って悔しがる。……いや、あいつのことだから泣いて拗ねるのか?」
楽しそうに笑いながらイスラが語りました。
この、こみあげてくる熱い感情はいったいなんでしょうか。苦しいほどの、息ができないほどの感情はっ。
目頭が熱くなって、ぽろぽろと大粒の涙が溢れて止まらない。
胸が苦しいほどいっぱいになって、それ以上なにも言えなくなる。
あなたが笑ってくれるから、だから私もハンカチで目元を押さえました。いけませんね、泣いたら鼻水まで出てしまいましたよ。グスッと鼻を啜ります。
ハンカチで鼻を押さえながらイスラを見ると、おかしそうに私を見ていました。
「大丈夫だ、鼻水が垂れててもブレイラが一番綺麗だ。人間界で一番、魔界で一番、精霊界で一番、冥界で一番、一番綺麗だ」
「なんですかそれ。ほんとに褒めていますか? 鼻水は拭きました」
私はわざと怒った顔をつくって言い返すと、イスラがまた笑ってくれます。
イスラの笑っている顔に私も自然と笑みが浮かびました。
「イスラ、ありがとうございます。あなたの言う通りです。ハウストとゼロスが増えてもっと楽しくなりました」
「騒がしいけどな」
「そんなこと言ってはゼロスが怒ってしまいますよ」
「ん? 俺、ゼロスって言ってないけど」
「あっ……」
ぱっと手で口を覆うと、イスラがニヤリと笑います。
意地悪な顔をしています。あなた、時々ハウストみたいなこと言いますよね。
じろりと睨んでみるものの、相手は私が大好きなイスラです。目が合うと互いに笑みが浮かんでいました。
「イスラ、あなたは決めたのですね」
「ああ、俺は勇者だ。ブレイラがいるから俺は歴代最強の勇者になれる」
私は静かに頷きました。
そして腰を下ろしていた岩からゆっくりと立ち上がる。
イスラも立ち上がろうとしてくれましたが、首を横に振って、どうかあなたはそのままに。
「わっ、ブレイラ?!」
イスラが驚いた声をあげました。
驚くのも当然です。私はゆっくりとイスラの前に跪いたのですから。
「王が動じてはいけません。王の前で跪くのは当然のことです」
あなたは勇者で人間の王。目に見える象徴がないからこそ絶対的な王であらねばならない存在。
あなたが座る場所は、たとえなんの変哲もない岩であろうと石段であろうと、あなたが座した瞬間に玉座となるのです。
私は跪いたまま伏せて頭を垂れる。
「あなたは私の子どもで、勇者で、すべての人間の王です。あなたが王になると決めたなら、私をあなたの第一の民にしてください」
イスラが息を飲んだのが分かりました。
でも驚きながらも、次には厳かな緊張感を纏って受け答えてくれます。
「許す」
「光栄です。人間として、これ以上の喜びはありません」
「顔を上げろ、ブレイラ」
「はい」
ゆっくりと顔を上げるとイスラが真摯な面差しで私を見つめていました。
イスラに右手を差し出されます。だから私は両手を伸ばし、そっと包み込む。
「イスラ、このままでは西で大勢の人間が死んでしまいます。どうか人間界を救ってください」
「見てろ、必ず人間界に平穏を取り戻す」
イスラに手を強く握り返されます。
そして手を引かれ、ゆっくりと立たされました。
迷いを吹っ切ったイスラは紫の瞳に光を宿し、全身に闘気と威風を纏う。それは煌めく生命力に溢れた若木のよう。
「行くのですね」
「ああ、行ってくる」
イスラが力強く頷きました。
私は握っているイスラの手をゆっくりと持ち上げて、その指先に祈るように口付けます。
「ご武運を」
「心配するな、俺は強い」
「はい、信じています」
私はそう言うと、ちゅっ。今度はイスラの額に口付けを一つ。
不意打ちの口付けにイスラが目を丸めて、私は少しだけ勝った気分です。
「あなたは勇敢で優しくて何ものにも屈しない、私の自慢の子どもです。帰って来てくださいね、私の王様」
「分かった。行ってきます」
イスラは「まいったな、俺がブレイラの王様か……」と照れたように頬をかくと、荷物を背負って踵を返しました。
イスラは前だけを見て、振り返りません。良いのです、戦いに行く背中が後ろを振り返ってはいけません。
私はその姿が見えなくなるまで見送ります。
イスラの背中が小さくなって、夜の闇に紛れて見えなくなっていく。
小さな影さえ見えなくなるまで、ずっと、ずっとイスラが歩いていった方を見ていました。
今、瓦解する人間界を救うことができるのは勇者だけです。
勇者の号令は国境を越えて大地を馳せ、人間界全土に響き渡ることでしょう。勇者は人間界のすべてを従える人間の王なのですから。
でもイスラの姿が遠く見えなくなると、……駄目です、我慢できなくなって、イスラの前で耐えていたものが溢れてくる。
「うっ、うぅっ……、イスラ~……っ」
私は蹲って、両膝に顔を埋めて肩を震わせました。
イスラの前では我慢して強がってみましたが、イスラはもう見えなくなったので我慢しません。
次から次へと涙が込み上げてしまう。
イスラの意志を受け止めて、イスラが勇者であることを認めたけれど、こればかりは仕方ないのです。理屈ではありません。だって私はイスラの親なのですから。
こうして蹲って肩を震わせていると、ふいに頭上から声がかけられる。
「――――迎えに来たぞ」
頭上から降ってきたのは聞き慣れた声。
その声に胸がいっぱいになる。
「ハウストっ!」
そう、私の愛している方の声です。
堪らない気持ちがこみあげて、私は立ち上がりざまに背後のハウストに抱きつきました。
ぶつかるような勢いで抱きついた私を彼は危なげなく抱きとめてくれます。
「ハウストっ、ハウスト……!」
「最初に会ったら、まずガツンと言うつもりだったんだがな」
そう言いながらもハウストは私を抱きしめたままでいてくれます。
今回のことは魔界の王妃として許されないことです。彼が怒るのは当然で、彼は私を罰しなければいけません。だけど今は私を抱きしめたまま、「……戻って来て、良かった」と長いため息をつく。
「ブレイラとの二人旅は楽しいけど、きっとハウストとゼロスも一緒ならもっと楽しい。俺は小さい頃、ブレイラと二人の生活がいいって思ってたけど、今はハウストやゼロスもいるともっと楽しいんだ。ブレイラ、そろそろ帰ろう。寂しくなってきただろ?」
ブレイラは独りが苦手だからとイスラが言いました。
私の視界が涙で滲んでいく。
切ない気持ちが込み上げて、胸が苦しい。
「……今までの生活に戻れば、あなたは王であることを求められます。それでも良いのですか?」
「ハウストは気に入らないこともあったけど、今は俺の父上だって思ってる。ブレイラもハウストといると幸せそうだ。ゼロスはワガママだし甘ったれだけど可愛い弟だ。もう少ししたら正式にクロードも俺の弟になるんだろ? まだどんな弟か分からないけど、ゼロスにしているみたいに構ってやるし武術の稽古もつけてやる」
「気が早い話しですね……」
本当に気が早い話しですよ。ふっと心が軽くなって、口元が微かに綻びました。
不思議ですね。今、音が聞こえます。
さっきまで夜の森は静寂に満ちて、まるで世界に私とイスラだけのようだったのに、今は虫音が、風音が、木々の揺れる音が、川が流れる音が聞こえるのです。
私こそが、呪縛から解き放たれたようでした。
「イスラ、……私は、私はあなたとやり直したかったのかもしれません」
「俺と?」
首を傾げたイスラにそっと笑いかける。
幼い頃から変わらない可愛いお顔ですね。
「私はあなたが幼かった頃、自分のことだけにせいいっぱいで、あなたに親らしいことをしてあげられませんでした。赤ちゃんだったあなたに、おもちゃの一つも与えてなくてっ……。それなのに、あなたはいつも私を救ってくれて、私は、わたしはっ、……ぅっ」
涙がこみあげて、鼻がツンと痛くなって、声が震えてしまう。
ゼロスを育てるようになってから、心の片隅でいつも思うことがありました。
魔界の城のふわふわのベッドで眠る時、子どもが好むような甘いお菓子を食べる時、赤ん坊の可愛らしい衣装を見た時、食卓のテーブルに豊かな食事が並ぶ時、子どもが喜ぶ調度品やおもちゃを見た時、ふっとイスラが赤ん坊だった頃のことを思い出すのです。
たしかに赤ん坊のイスラを育てた思い出があるのに、その時の私は自分のことしか考えていなくて、赤ん坊だったイスラになにも与えていない。
もっと抱っこしてあげれば良かった。もっと遊んであげれば良かった。もっとたくさん美味しいものを食べさせてあげて、もっとたくさん言葉を掛けて、もっとたくさん一緒に散歩をして、もっと、もっとっ、もっとたくさんっ……!
「イスラ、ごめ」
「楽しかったぞ」
謝ろうとして、イスラの声が覆い被さりました。
イスラが私をまっすぐに見つめて、懐かしそうに目を細めます。
「楽しかったぞ。二人でいた時、楽しかった。今はハウストやゼロスもいて、もっと楽しくなった。ブレイラがハウストと結婚するまで、ブレイラは俺だけのブレイラだったんだ。ゼロスにそれを話したらきっと怒って悔しがる。……いや、あいつのことだから泣いて拗ねるのか?」
楽しそうに笑いながらイスラが語りました。
この、こみあげてくる熱い感情はいったいなんでしょうか。苦しいほどの、息ができないほどの感情はっ。
目頭が熱くなって、ぽろぽろと大粒の涙が溢れて止まらない。
胸が苦しいほどいっぱいになって、それ以上なにも言えなくなる。
あなたが笑ってくれるから、だから私もハンカチで目元を押さえました。いけませんね、泣いたら鼻水まで出てしまいましたよ。グスッと鼻を啜ります。
ハンカチで鼻を押さえながらイスラを見ると、おかしそうに私を見ていました。
「大丈夫だ、鼻水が垂れててもブレイラが一番綺麗だ。人間界で一番、魔界で一番、精霊界で一番、冥界で一番、一番綺麗だ」
「なんですかそれ。ほんとに褒めていますか? 鼻水は拭きました」
私はわざと怒った顔をつくって言い返すと、イスラがまた笑ってくれます。
イスラの笑っている顔に私も自然と笑みが浮かびました。
「イスラ、ありがとうございます。あなたの言う通りです。ハウストとゼロスが増えてもっと楽しくなりました」
「騒がしいけどな」
「そんなこと言ってはゼロスが怒ってしまいますよ」
「ん? 俺、ゼロスって言ってないけど」
「あっ……」
ぱっと手で口を覆うと、イスラがニヤリと笑います。
意地悪な顔をしています。あなた、時々ハウストみたいなこと言いますよね。
じろりと睨んでみるものの、相手は私が大好きなイスラです。目が合うと互いに笑みが浮かんでいました。
「イスラ、あなたは決めたのですね」
「ああ、俺は勇者だ。ブレイラがいるから俺は歴代最強の勇者になれる」
私は静かに頷きました。
そして腰を下ろしていた岩からゆっくりと立ち上がる。
イスラも立ち上がろうとしてくれましたが、首を横に振って、どうかあなたはそのままに。
「わっ、ブレイラ?!」
イスラが驚いた声をあげました。
驚くのも当然です。私はゆっくりとイスラの前に跪いたのですから。
「王が動じてはいけません。王の前で跪くのは当然のことです」
あなたは勇者で人間の王。目に見える象徴がないからこそ絶対的な王であらねばならない存在。
あなたが座る場所は、たとえなんの変哲もない岩であろうと石段であろうと、あなたが座した瞬間に玉座となるのです。
私は跪いたまま伏せて頭を垂れる。
「あなたは私の子どもで、勇者で、すべての人間の王です。あなたが王になると決めたなら、私をあなたの第一の民にしてください」
イスラが息を飲んだのが分かりました。
でも驚きながらも、次には厳かな緊張感を纏って受け答えてくれます。
「許す」
「光栄です。人間として、これ以上の喜びはありません」
「顔を上げろ、ブレイラ」
「はい」
ゆっくりと顔を上げるとイスラが真摯な面差しで私を見つめていました。
イスラに右手を差し出されます。だから私は両手を伸ばし、そっと包み込む。
「イスラ、このままでは西で大勢の人間が死んでしまいます。どうか人間界を救ってください」
「見てろ、必ず人間界に平穏を取り戻す」
イスラに手を強く握り返されます。
そして手を引かれ、ゆっくりと立たされました。
迷いを吹っ切ったイスラは紫の瞳に光を宿し、全身に闘気と威風を纏う。それは煌めく生命力に溢れた若木のよう。
「行くのですね」
「ああ、行ってくる」
イスラが力強く頷きました。
私は握っているイスラの手をゆっくりと持ち上げて、その指先に祈るように口付けます。
「ご武運を」
「心配するな、俺は強い」
「はい、信じています」
私はそう言うと、ちゅっ。今度はイスラの額に口付けを一つ。
不意打ちの口付けにイスラが目を丸めて、私は少しだけ勝った気分です。
「あなたは勇敢で優しくて何ものにも屈しない、私の自慢の子どもです。帰って来てくださいね、私の王様」
「分かった。行ってきます」
イスラは「まいったな、俺がブレイラの王様か……」と照れたように頬をかくと、荷物を背負って踵を返しました。
イスラは前だけを見て、振り返りません。良いのです、戦いに行く背中が後ろを振り返ってはいけません。
私はその姿が見えなくなるまで見送ります。
イスラの背中が小さくなって、夜の闇に紛れて見えなくなっていく。
小さな影さえ見えなくなるまで、ずっと、ずっとイスラが歩いていった方を見ていました。
今、瓦解する人間界を救うことができるのは勇者だけです。
勇者の号令は国境を越えて大地を馳せ、人間界全土に響き渡ることでしょう。勇者は人間界のすべてを従える人間の王なのですから。
でもイスラの姿が遠く見えなくなると、……駄目です、我慢できなくなって、イスラの前で耐えていたものが溢れてくる。
「うっ、うぅっ……、イスラ~……っ」
私は蹲って、両膝に顔を埋めて肩を震わせました。
イスラの前では我慢して強がってみましたが、イスラはもう見えなくなったので我慢しません。
次から次へと涙が込み上げてしまう。
イスラの意志を受け止めて、イスラが勇者であることを認めたけれど、こればかりは仕方ないのです。理屈ではありません。だって私はイスラの親なのですから。
こうして蹲って肩を震わせていると、ふいに頭上から声がかけられる。
「――――迎えに来たぞ」
頭上から降ってきたのは聞き慣れた声。
その声に胸がいっぱいになる。
「ハウストっ!」
そう、私の愛している方の声です。
堪らない気持ちがこみあげて、私は立ち上がりざまに背後のハウストに抱きつきました。
ぶつかるような勢いで抱きついた私を彼は危なげなく抱きとめてくれます。
「ハウストっ、ハウスト……!」
「最初に会ったら、まずガツンと言うつもりだったんだがな」
そう言いながらもハウストは私を抱きしめたままでいてくれます。
今回のことは魔界の王妃として許されないことです。彼が怒るのは当然で、彼は私を罰しなければいけません。だけど今は私を抱きしめたまま、「……戻って来て、良かった」と長いため息をつく。
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