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勇者のママは環の婚礼を魔王様と≪婚約編≫
一ノ環・婚礼を控えて2
「イスラ、私とお話しをしませんか?」
「おはなし?」
「はい、大切な話しがあるんです。どうしてもイスラに聞いてほしい話しが」
「オレに……」
イスラの眉間に小さな皺が寄りました。
その反応に思わず笑みが零れます。私はイスラの前に膝をついて目線を合わし、「大丈夫ですよ」と笑いかける。
「難しい話しではありません」
「ほんとか?」
「ほんとです。だから力を抜いてください、ほら」
もみもみ。眉間の皺を指でもみもみしてあげます。
するとイスラは照れ臭そうにはにかんで、私の口元も綻ぶ。お陰で私の緊張も解れてくれました。
「イスラ」
名を呼び、イスラの小さな手を取って両手で重ねるように握り締めました。
紫色の大きな瞳をじっと見つめる。そして。
「私、ハウストと結婚しようと思うんです」
「…………けっこん?」
イスラが目をぱちくりさせました。
きょとんとしたまま「けっこんってなんだ?」と首を傾げます。
イスラは結婚がどういうものか分からないのです。そうですよね、イスラは勇者とはいえまだ五歳ほどの子どもです。知らなくても当然でした。
そんなイスラに目を細め、私はイスラの手を握ったまま結婚について教えます。
「結婚とは、好き合っている二人がずっと一緒にいようと皆の前で約束することです」
「ハウストとブレイラはすきとすきだから、けっこんするのか?」
「そうですよ」
「えほんにかいてあるのと、いっしょ?」
お伽話や童話を例に挙げてくれたイスラに私の顔がパッと輝く。
さすがイスラ、私の子ども。秀逸な例えです。
「そう、それです。物語の最後に『二人はいつまでも仲良くお城で暮らしました』で終わるでしょう? そのままずっと二人でいますよね? それをハウストと私もしようと約束したのです」
「それがけっこん……。わかった。ハウストとブレイラはけっこんするんだな」
イスラはこくりと頷きました。
良かった。納得してくれたようです。
「オレは? オレもブレイラがすきだから、けっこん?」
思わぬ質問に目を丸めました。
だってとても可愛いくて嬉しい質問です。
「ふふふ、ありがとうございます。でもイスラは私の子どもなので結婚はできないのですよ」
「オレとブレイラは、……けっこん……できない?」
「そうなんです。私とあなたは親子ですから」
「そんな……」
イスラがショックで固まってしまいました。
純粋に大好きだと思ってくれる気持ちは嬉しいですが、こればかりは仕方ありません。
今は子どもなので仕方ありませんが、一般常識や教養などイスラには教えなければいけないことがたくさんありますね。
「親子は結婚できないのですよ」
「そう……なのか……。オレとブレイラはけっこん、できない……」
イスラは視線を落としてしまいました。でも少しして小さな手でぎゅっとグーをつくる。まるでなにか重大な決意をしたかのような小さなグー。
不思議に思ってイスラに聞こうとしましたが、その前にイスラが私に問いかけてきます。
「ブレイラはハウストとけっこんするの、うれしいのか?」
いつになく真剣な様子で聞かれました。
それが移って、私も緊張しながらも頷きます。
「はい。嬉しいです」
「ハウストのこと、すき?」
「好きです」
「…………そうか。ならいい。ブレイラはハウストとけっこんしろ」
「ありがとうございます。イスラにそう言ってもらえて嬉しいです。あなたが認めてくれなかったら、どうしようかと思っていました」
「ブレイラがうれしいなら……いいんだ」
「イスラ、ありがとうございます」
涙が込み上げてきました。
突然の話しでイスラもいろいろ思うことはあるのでしょうが、それでも認めてくれたことに感謝しかありません。
「ブレイラ。ぅっ、……うぅっ」
なぜかイスラの大きな瞳にもじわじわと涙が滲む。
そして大粒の涙をぽろぽろ零しながら抱きついてきました。
「ブレイラっ、ブレイラ~!!」
うええ~ん!! 子供特有の甲高い泣き声が甲板に響く。
イスラがこんなに子どもらしい大声で泣くなんて珍しいことです。
泣くほど喜んでくれている、……んですよね?
ハンカチを取りだしてそっと涙を拭いてあげます。ついでに鼻水も。
「イスラ、泣かないでください。ほら、チーンは?」
「うぅっ、チーン!」
「上手ですね」
鼻水と涙を拭いてもう一度イスラと向きあいます。
今度はイスラも涙を我慢して、じっと私を見つめてきました。
「……だいじょうぶ、もうなかない。なくの、おしまいにする」
「えらいですね」
いい子いい子といつものように褒めると、またしてもイスラの瞳がうるっと潤む。
でも今度は泣くのをぐっと我慢したようでした。
――――以前のことを思い出しても、やっぱり首を傾げてしまいます。
甲板で結婚を打ち明けて以降、イスラは何かと我慢するようになってしまったのです。
どれだけ考えてもイスラの様子がおかしくなった理由が分かりません。
イスラは結婚を認めてくれたと思いましたが違うのでしょうか。いえそんな筈はありませんよね。もし認めていなければイスラははっきり意思表示するはず。
無愛想で言葉数の少ない子ですが、思ったことや考えたことは明確に意思表示できる子です。
それなのにイスラは私にも話してくれません。それどころか私を避けているようなのです。
婚礼前の今、心配事や不安なことは多くありますが、これが一番の気がかりになっていました。
原因不明の事態にハウストと頭を悩ませていると、フェリクトールがこちらに歩いて来ます。
「ここにいたのか」
「フェリクトール様、こんにちは」
お辞儀して迎えた私にフェリクトールは頷き、そして隣のハウストにはため息をつきました。
「……執務室からいなくなったと思ったら、こんな所にいたとは」
「えっ、執務中だったんですか?」
驚く私にハウストは苦虫を噛み潰したような顔になり、フェリクトールをじろりと睨む。
「余計なことを言うな。妃のワルツの相手をするのは当然の役目だろう」
「浮かれたことを言うじゃないか。ブレイラはまだ妃ではない」
「婚約者だ。妃になることに変わりはない」
目の前で低温の応酬が飛び交いますが、執務中だと知ってこれ以上練習に付き合わせるわけにはいきません。
私は魔界の人々に認めてもらいたいのに、その人々のために仕事をするハウストの邪魔をしては本末転倒ではないですか。
「執務中だったのに練習相手をしてもらってすみません」
「構わない、丁度休憩したいと思っていたんだ。いつでも声を掛けてくれ」
そう言ってハウストが私の手を取って指先に口付けました。
たったそれだけで私の頬が熱くなる。彼にとっては挨拶に近い愛情表現かもしれませんが私はまだ慣れることができません。
ハウストの視線を感じて俯いてしまいましたが、別方向からも視線を感じてハッとしました。そうです、ここにはフェリクトールもいるのです。
「すみません、フェリクトール様!」
「悪いと思っているなら、目の前の魔王を執務室へ送り返してくれると助かるんだがね。ついでに君へはこれを持ってきた、確認したまえ」
「はい」
フェリクトールから書類を受け取り、その内容に緊張しました。
そこには王妃外交において必要な情報や報告が纏められていたのです。
王妃外交。それは魔界の王妃になる私の政務でした。
魔界を統治する魔王の妃になるということは、魔王を公私ともに支える立場になるということです。なかでも外交分野では多くの役割が課せられ、魔界内はもちろん精霊界や人間界では魔王の妃に相応しい振る舞いが求められます。
それは私が即急に身に着けなければならないことで、王妃になってから学んでいては遅いのです。
そのこともあって明日から三日間、私はハウストとともに魔界の西都へ視察に行くことになっていました。といっても政務で視察をするのはハウストだけで、私は王妃外交の練習を兼ねて付いていくだけです。
「おはなし?」
「はい、大切な話しがあるんです。どうしてもイスラに聞いてほしい話しが」
「オレに……」
イスラの眉間に小さな皺が寄りました。
その反応に思わず笑みが零れます。私はイスラの前に膝をついて目線を合わし、「大丈夫ですよ」と笑いかける。
「難しい話しではありません」
「ほんとか?」
「ほんとです。だから力を抜いてください、ほら」
もみもみ。眉間の皺を指でもみもみしてあげます。
するとイスラは照れ臭そうにはにかんで、私の口元も綻ぶ。お陰で私の緊張も解れてくれました。
「イスラ」
名を呼び、イスラの小さな手を取って両手で重ねるように握り締めました。
紫色の大きな瞳をじっと見つめる。そして。
「私、ハウストと結婚しようと思うんです」
「…………けっこん?」
イスラが目をぱちくりさせました。
きょとんとしたまま「けっこんってなんだ?」と首を傾げます。
イスラは結婚がどういうものか分からないのです。そうですよね、イスラは勇者とはいえまだ五歳ほどの子どもです。知らなくても当然でした。
そんなイスラに目を細め、私はイスラの手を握ったまま結婚について教えます。
「結婚とは、好き合っている二人がずっと一緒にいようと皆の前で約束することです」
「ハウストとブレイラはすきとすきだから、けっこんするのか?」
「そうですよ」
「えほんにかいてあるのと、いっしょ?」
お伽話や童話を例に挙げてくれたイスラに私の顔がパッと輝く。
さすがイスラ、私の子ども。秀逸な例えです。
「そう、それです。物語の最後に『二人はいつまでも仲良くお城で暮らしました』で終わるでしょう? そのままずっと二人でいますよね? それをハウストと私もしようと約束したのです」
「それがけっこん……。わかった。ハウストとブレイラはけっこんするんだな」
イスラはこくりと頷きました。
良かった。納得してくれたようです。
「オレは? オレもブレイラがすきだから、けっこん?」
思わぬ質問に目を丸めました。
だってとても可愛いくて嬉しい質問です。
「ふふふ、ありがとうございます。でもイスラは私の子どもなので結婚はできないのですよ」
「オレとブレイラは、……けっこん……できない?」
「そうなんです。私とあなたは親子ですから」
「そんな……」
イスラがショックで固まってしまいました。
純粋に大好きだと思ってくれる気持ちは嬉しいですが、こればかりは仕方ありません。
今は子どもなので仕方ありませんが、一般常識や教養などイスラには教えなければいけないことがたくさんありますね。
「親子は結婚できないのですよ」
「そう……なのか……。オレとブレイラはけっこん、できない……」
イスラは視線を落としてしまいました。でも少しして小さな手でぎゅっとグーをつくる。まるでなにか重大な決意をしたかのような小さなグー。
不思議に思ってイスラに聞こうとしましたが、その前にイスラが私に問いかけてきます。
「ブレイラはハウストとけっこんするの、うれしいのか?」
いつになく真剣な様子で聞かれました。
それが移って、私も緊張しながらも頷きます。
「はい。嬉しいです」
「ハウストのこと、すき?」
「好きです」
「…………そうか。ならいい。ブレイラはハウストとけっこんしろ」
「ありがとうございます。イスラにそう言ってもらえて嬉しいです。あなたが認めてくれなかったら、どうしようかと思っていました」
「ブレイラがうれしいなら……いいんだ」
「イスラ、ありがとうございます」
涙が込み上げてきました。
突然の話しでイスラもいろいろ思うことはあるのでしょうが、それでも認めてくれたことに感謝しかありません。
「ブレイラ。ぅっ、……うぅっ」
なぜかイスラの大きな瞳にもじわじわと涙が滲む。
そして大粒の涙をぽろぽろ零しながら抱きついてきました。
「ブレイラっ、ブレイラ~!!」
うええ~ん!! 子供特有の甲高い泣き声が甲板に響く。
イスラがこんなに子どもらしい大声で泣くなんて珍しいことです。
泣くほど喜んでくれている、……んですよね?
ハンカチを取りだしてそっと涙を拭いてあげます。ついでに鼻水も。
「イスラ、泣かないでください。ほら、チーンは?」
「うぅっ、チーン!」
「上手ですね」
鼻水と涙を拭いてもう一度イスラと向きあいます。
今度はイスラも涙を我慢して、じっと私を見つめてきました。
「……だいじょうぶ、もうなかない。なくの、おしまいにする」
「えらいですね」
いい子いい子といつものように褒めると、またしてもイスラの瞳がうるっと潤む。
でも今度は泣くのをぐっと我慢したようでした。
――――以前のことを思い出しても、やっぱり首を傾げてしまいます。
甲板で結婚を打ち明けて以降、イスラは何かと我慢するようになってしまったのです。
どれだけ考えてもイスラの様子がおかしくなった理由が分かりません。
イスラは結婚を認めてくれたと思いましたが違うのでしょうか。いえそんな筈はありませんよね。もし認めていなければイスラははっきり意思表示するはず。
無愛想で言葉数の少ない子ですが、思ったことや考えたことは明確に意思表示できる子です。
それなのにイスラは私にも話してくれません。それどころか私を避けているようなのです。
婚礼前の今、心配事や不安なことは多くありますが、これが一番の気がかりになっていました。
原因不明の事態にハウストと頭を悩ませていると、フェリクトールがこちらに歩いて来ます。
「ここにいたのか」
「フェリクトール様、こんにちは」
お辞儀して迎えた私にフェリクトールは頷き、そして隣のハウストにはため息をつきました。
「……執務室からいなくなったと思ったら、こんな所にいたとは」
「えっ、執務中だったんですか?」
驚く私にハウストは苦虫を噛み潰したような顔になり、フェリクトールをじろりと睨む。
「余計なことを言うな。妃のワルツの相手をするのは当然の役目だろう」
「浮かれたことを言うじゃないか。ブレイラはまだ妃ではない」
「婚約者だ。妃になることに変わりはない」
目の前で低温の応酬が飛び交いますが、執務中だと知ってこれ以上練習に付き合わせるわけにはいきません。
私は魔界の人々に認めてもらいたいのに、その人々のために仕事をするハウストの邪魔をしては本末転倒ではないですか。
「執務中だったのに練習相手をしてもらってすみません」
「構わない、丁度休憩したいと思っていたんだ。いつでも声を掛けてくれ」
そう言ってハウストが私の手を取って指先に口付けました。
たったそれだけで私の頬が熱くなる。彼にとっては挨拶に近い愛情表現かもしれませんが私はまだ慣れることができません。
ハウストの視線を感じて俯いてしまいましたが、別方向からも視線を感じてハッとしました。そうです、ここにはフェリクトールもいるのです。
「すみません、フェリクトール様!」
「悪いと思っているなら、目の前の魔王を執務室へ送り返してくれると助かるんだがね。ついでに君へはこれを持ってきた、確認したまえ」
「はい」
フェリクトールから書類を受け取り、その内容に緊張しました。
そこには王妃外交において必要な情報や報告が纏められていたのです。
王妃外交。それは魔界の王妃になる私の政務でした。
魔界を統治する魔王の妃になるということは、魔王を公私ともに支える立場になるということです。なかでも外交分野では多くの役割が課せられ、魔界内はもちろん精霊界や人間界では魔王の妃に相応しい振る舞いが求められます。
それは私が即急に身に着けなければならないことで、王妃になってから学んでいては遅いのです。
そのこともあって明日から三日間、私はハウストとともに魔界の西都へ視察に行くことになっていました。といっても政務で視察をするのはハウストだけで、私は王妃外交の練習を兼ねて付いていくだけです。
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