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過去に縛られる人
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「今から約60年後。人類は過去に戻れるタイムトラベルの仕組みを手に入れた。
残念ながら、私がいる2068年より先の未来には、まだ準備が整わず成功には いたっていないが、過去に戻るタイムトラベルで私は、いや私が働く部門は、過去に戻りその時代に起きた戦争、金融危機、異常気象がなぜ起きたのか調べていたんだ。
ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスの言葉で、【歴史は繰り返す】と言うことわざがある。
いつの時代も人間の本質に変わりないため、過去にあったことは、また後の時代にも繰り返して起きるということだ。でも繰り返してはいけないことがある…たとえば戦争。だが、タイムトラベルで戦争を回避できる手段を得たんだ。未来の我々は過去に戻り、その失敗を見て学び、良い方向へ未来を導くことができるようになった。
その一端が2068年7月、63年後。日本の総理大臣の松本信一郎が、リーダーシップをとって核廃棄を大国に促し、世界から核が無くなった。
ところがだ。いつものように、過去に戻って1990年代に起きたバブル崩壊を調べて戻れば…松本総理がいなくなっていた、いや、松本信一郎の存在自体がなかった事になっていたんだ。
タイムトラベルで、2068年にいなかったメンバーは、影響をうけなかったが、だがそれ以外の2068年の人類は…松本信一郎の偉大な業績どころか、この世に存在していたことさえ知らない人類になっていた。
誰が、松本信一郎の存在を消したのか、まだわからないが、彼には、存在してもらわなくてはならないんだ。なぜなら2068年は、第3次世界大戦が…核戦争が勃発する危機に今陥ってる。
あんなに平和だった2068年がこんなことになるなんて…つくづく思った。
2068年の平和は彼が存在していたからだと…。
松本総理は2068年当時52歳だった。調べてみると、松本総理の父親は、この2015年に存在している。だがこの時代に存在すべき母親が…6歳で誘拐殺人で死亡していたんだ。」
私は、息を飲んだ。
「り・ん・ちゃん…。」私の声は震えていた。
「あぁ…牧野 凛だ、彼女は…おそらく未来から来た、われわれのような人間から殺された。松本信一郎総理の存在を消す為に殺されたんだ。」
私には、篠崎さんの言うことが理解できなかった。
2068年からタイムトラベル?
篠崎さんは…未来から来た?
凛ちゃんの子供が…総理大臣?
誰かがその総理の存在を消す為に、凛ちゃんを殺した?
なにも、理解できなかった…いや、したくなかった。
残念ながら、私がいる2068年より先の未来には、まだ準備が整わず成功には いたっていないが、過去に戻るタイムトラベルで私は、いや私が働く部門は、過去に戻りその時代に起きた戦争、金融危機、異常気象がなぜ起きたのか調べていたんだ。
ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスの言葉で、【歴史は繰り返す】と言うことわざがある。
いつの時代も人間の本質に変わりないため、過去にあったことは、また後の時代にも繰り返して起きるということだ。でも繰り返してはいけないことがある…たとえば戦争。だが、タイムトラベルで戦争を回避できる手段を得たんだ。未来の我々は過去に戻り、その失敗を見て学び、良い方向へ未来を導くことができるようになった。
その一端が2068年7月、63年後。日本の総理大臣の松本信一郎が、リーダーシップをとって核廃棄を大国に促し、世界から核が無くなった。
ところがだ。いつものように、過去に戻って1990年代に起きたバブル崩壊を調べて戻れば…松本総理がいなくなっていた、いや、松本信一郎の存在自体がなかった事になっていたんだ。
タイムトラベルで、2068年にいなかったメンバーは、影響をうけなかったが、だがそれ以外の2068年の人類は…松本信一郎の偉大な業績どころか、この世に存在していたことさえ知らない人類になっていた。
誰が、松本信一郎の存在を消したのか、まだわからないが、彼には、存在してもらわなくてはならないんだ。なぜなら2068年は、第3次世界大戦が…核戦争が勃発する危機に今陥ってる。
あんなに平和だった2068年がこんなことになるなんて…つくづく思った。
2068年の平和は彼が存在していたからだと…。
松本総理は2068年当時52歳だった。調べてみると、松本総理の父親は、この2015年に存在している。だがこの時代に存在すべき母親が…6歳で誘拐殺人で死亡していたんだ。」
私は、息を飲んだ。
「り・ん・ちゃん…。」私の声は震えていた。
「あぁ…牧野 凛だ、彼女は…おそらく未来から来た、われわれのような人間から殺された。松本信一郎総理の存在を消す為に殺されたんだ。」
私には、篠崎さんの言うことが理解できなかった。
2068年からタイムトラベル?
篠崎さんは…未来から来た?
凛ちゃんの子供が…総理大臣?
誰かがその総理の存在を消す為に、凛ちゃんを殺した?
なにも、理解できなかった…いや、したくなかった。
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