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モテていた……だと! フッ、気のせいだ。
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主要メンバーたる上位貴族のお誘いをのらりくらりとなんとか躱し、ようやく教室へとやってきたフローラさんだったが、なにやら雰囲気がおかしい。
(何この雰囲気?)
「フローラ」
「あらバモン君、おはよう」
「ああ……その、体調はどうだ?」
「あー、ごめんね心配かけて。色々考えすぎてパンク……じゃない、混乱しただけだから。ありがと」
「お、おう……そうか、大丈夫なら良ぃぇっ!?」
「はいはい、どいてどいて。うん、フローラ元気ね。よしよし」
「おいベティ! 急に押しのけるな!」
「ふふふ。フローラさん、元気で良かった」
「メイリアもベティも心配かけてゴメンねぇ。もう訳分かんなくなっちゃってさ」
バモンはオレンジ髪の短髪ガキ大将君。これでフローラさんに股間蹴られてんだぜ?
(やめて!? あれは不幸な事故だったのよ!?)
メイリアはふわっとした可愛らしい女の子でバモン君が気になってるけど、ある理由で少し疎遠になってる。まぁ風呂オラさんとの絡みで少し近付けては居る。
エリザベスことベティは、小さな女の子だけど家が武家だからか、特に魔法を使わない戦闘オタク。魔法がキライなわけではないらしい。後強い人大好きで、目の前にするとキャラが変わる。今の所グレイスとアーチボルドの前でおかしくなってる。
我らが喪女さんの実家も辺境伯の下、小さな領地を預かる男爵なので武闘派である。母方の祖父は元々父の主で鬼将軍と呼ばれる超武闘派で、ベティとの出会いははちょっとばかり打算があったように思う。今は普通に仲良しだ。
この4人は辺境伯を主家に持つという共通点で結ばれたズッ友である。
(おい。胡散臭く言うのヤメロ)
そして他の男爵家の令息令嬢方はというと……。
(遠巻きに避けてるなぁ)
避けてると言うか、距離を測りかねてるんだろうな。仲良くして取り入るべきか、危険人物とみなして離れるか。上位別格貴族とお近づきになりたいと思う者も多いだろうが、不興を買うことを恐れる普通の感性の持ち主が多いんだと思う。
(下位貴族ってのはその辺りのバランスが大事だからね)
………
……
…
「ではフローラ、さん? 今日も居残りですわ、ね?」
「は、はひ」
教養の授業担当のオレンジ髪の美女メアラ先生から、まるでいつものように残るように言いつかる。ちなみにバモン君の姉にして超重度のブラコンである。メアラ先生だけが特別ブラコンではなく、一族で、であるが。
我らが喪女さんは全ての授業に置いて、やや落第点を下回っており、悪目立ちしてしまっている。
特に魔法は壊滅的で、それというのも最も得意な光魔法を、ゲーム開始のフラグを立てないがために抑えようとしていたからである。バレちまった今となっては抑える必要はないのだが、光魔法の授業というのは基本的にない。光魔法はほんのひと握りの選ばれし人間……と仕方なく選ばれてしまった人間の限られた数しか居ないからだ。
(おいまてこら。仕方なくって私のことか……私のことかー!?)
ちょいちょいネタ入れるなぁ。選ばれたくなかったんじゃないのかよ?
(うっ……。それもそうね。ってそれとあんたが私を馬鹿にするのは別の話だわ!)
チッ、気付きやがった。
(舌打ち!?)
それよりほれ、楽しい居残りだぞぉ?
(はぅ……どなどなどなどな)
とぼとぼをどなどなにすり替えんなよ……。
………
……
…
「であるから、お前の勉強は更に厳しく行くことになったのである」
「……何故に」
orz の形で項垂れる喪女さん。
この死刑宣告をしたのは魔法の授業担当のクライン先生で、隠し攻略キャラの一人だったりする。
「そう嘆かないでフローラさん。私がついてますよ」
「ジュール先生……!」
ジュール先生は座学専門。座学もダメダメなフローラにとって、唯一の甘やかし要員だが……。
「ジュール、先……生? 甘やかさないで頂けま、すぅ?」
言葉を区切る度に、コキン、コキン、と小気味良い音を立てて無表情のまま首を傾げるメアラ先生。正直怖い。ジュール先生もその圧には逆らい難いものがあったのか、すーっと後ろに下がる。
(オー・マイ・ジュール!)
え? ゴメン、ネタが分かんない。あと、ジュール先生はお前のもんじゃねえ。
結局甘やかしを許さない他の二人の圧に負けて、何時も通り厳しい居残りとなったのであった。
(精神が死ぬる……)
それは興味深い減少だな。是非研究させてくれ。
まぁ先生方がこの駄目ん女さんに付きっきりになるのも分からなくはない。
(どこぞの3人組のお色気担当みたいな呼び方でディスらないで!?)
中身の何処に色気があんだか。戯言はほっといて
(ざれっ……!)
もうすぐ全校生徒対象の夜会が行われる。ゲームでもフラグ立てるチュートリアルみたいな位置づけで、ようやくゲームが動き出すって感じだった。
そういう意味では、この前の城見学で魔王が出てきたのは、イレギュラー中のイレギュラーと言える。ゲームじゃあんなシーンはなかったからな。風呂オラさんが光魔法使おうとしない事に危機感をつのらせた何者かが仕向けた補正かも知れないが……。
(……そうね)
テンション低いな。謎が解けていくのはなんかこう、ワクワクするもんだろ!?
(……しんじつはいつもひとつ)
……重症だな。
(だって! 私は! 目立たず! ひっそり行きたいのよ! 死にたくないの!
そもそも! 光魔法を! 必要とするのは! 対魔王だけじゃない!? その魔王がオカマ王で敵対心0ならもう私要らないよね!?)
問題はそのオカマ王の事を信じてもらえるかっつーとムリだからイエンコフなことよな。
(そんな名前のオカマ王は居た気がするけど、ちょっと違うわね!?)
何より笑えることがあるよな。
(そうね、今うちの部屋に居るもふもふ……)
ガチャ
(『あら? おかえりぃ。パルフェならお風呂行ってるわよー』)
(あれの器が隠し攻略対象ってのがどうにもね……)
(『ん? 何の話よ?』)
………
……
…
(『なるほどねぇ……魔王、ってか元勇者さん? が最後の攻略対象だったのねぇ』)
(よっぽど変なルート辿らないと開放されなかったからね。極少数の人しか知らなかったわ。あと勇者ってのはまだ知らなかった)
月単位でシナリオ開放されるタイプのゲームだったから、取り直しが効かなかったんだよな。ヘビーユーザーだと何アカウントも用意してたり……。喪女さんは?
(私はそこまで器用じゃないから、とにかく皆に好かれようと頑張ってただけで……)
しかも魔王の攻略対象化は別ゲームとのコラボだったんだろ?
(コラボ先はRPGだったなぁ。男の子向けの。だからそっちは諦めてたんだけど、通ってた美容院の美容師さんがやってたゲームだったので、お互いのコード交換したりしてたのよね)
え? 嘘だろ?
(ほんとほんと。アレは助かったわねぇ)
マジ……なのか? 美容院に行ってた、だと?
(うおい、そっちかコンチクショー! 美容院くらい行くわボケェ!)
で、その美容師さんとお近づきには?
(無い無い。たまに休みがかぶる時にお食事に誘われたりしたことあったけど、休みの日も色々やることあったしねぇ。ゲームとかゲームとか趣味とか……)
(『うわぁ……』)
うっわぁ……。
(え!? 何この言葉に詰まって無言になっちゃったのディス!?)
(『もしかしてその美容師、普段はゲームとかしてそうに無いタイプじゃないの?』)
(そうねぇ。花乙のコラボ先が大人気のRPGだったんだけど男の向けのゲームって苦手なのよね、って零したら、丁度最近プレイしてるからコードの交換しようか? だって。渡りに船よねー!)
(『うううっわぁ……。ねえノーコン、私、あんたが喪女喪女言ってた理由が分かった気がする』)
逆に俺はここまでとは思ってなかったんよ。ほんの枕詞のつもりだったんよ。リアルやと思わんかったんよ。
(何なのお!?)
(『あんたが残念で残念で残念で残念で残念な残念ってことが分かったのよ。あとその美容師? は可哀想ねぇ』)
ああ、割と頑張ったんだろう……。こんな喪女を狙うだなんて奇特な奴も居たもんだ。
(はぁ!? 狙ってる!? 誰が!? 彼が!? 私を!?
……無い無い無い! はっはっは! 無いわー。だって彼モテモテのイケメンだったのよ? 元同級生だからってそれはないわー)
(『元……同級生……!?』)
……だと!? 駄目ン女様、ダメ過ぎ。はぁ~ダメダメ。
(酷い!?)
(『酷いのはあんたの女子力よ』)
(何この雰囲気?)
「フローラ」
「あらバモン君、おはよう」
「ああ……その、体調はどうだ?」
「あー、ごめんね心配かけて。色々考えすぎてパンク……じゃない、混乱しただけだから。ありがと」
「お、おう……そうか、大丈夫なら良ぃぇっ!?」
「はいはい、どいてどいて。うん、フローラ元気ね。よしよし」
「おいベティ! 急に押しのけるな!」
「ふふふ。フローラさん、元気で良かった」
「メイリアもベティも心配かけてゴメンねぇ。もう訳分かんなくなっちゃってさ」
バモンはオレンジ髪の短髪ガキ大将君。これでフローラさんに股間蹴られてんだぜ?
(やめて!? あれは不幸な事故だったのよ!?)
メイリアはふわっとした可愛らしい女の子でバモン君が気になってるけど、ある理由で少し疎遠になってる。まぁ風呂オラさんとの絡みで少し近付けては居る。
エリザベスことベティは、小さな女の子だけど家が武家だからか、特に魔法を使わない戦闘オタク。魔法がキライなわけではないらしい。後強い人大好きで、目の前にするとキャラが変わる。今の所グレイスとアーチボルドの前でおかしくなってる。
我らが喪女さんの実家も辺境伯の下、小さな領地を預かる男爵なので武闘派である。母方の祖父は元々父の主で鬼将軍と呼ばれる超武闘派で、ベティとの出会いははちょっとばかり打算があったように思う。今は普通に仲良しだ。
この4人は辺境伯を主家に持つという共通点で結ばれたズッ友である。
(おい。胡散臭く言うのヤメロ)
そして他の男爵家の令息令嬢方はというと……。
(遠巻きに避けてるなぁ)
避けてると言うか、距離を測りかねてるんだろうな。仲良くして取り入るべきか、危険人物とみなして離れるか。上位別格貴族とお近づきになりたいと思う者も多いだろうが、不興を買うことを恐れる普通の感性の持ち主が多いんだと思う。
(下位貴族ってのはその辺りのバランスが大事だからね)
………
……
…
「ではフローラ、さん? 今日も居残りですわ、ね?」
「は、はひ」
教養の授業担当のオレンジ髪の美女メアラ先生から、まるでいつものように残るように言いつかる。ちなみにバモン君の姉にして超重度のブラコンである。メアラ先生だけが特別ブラコンではなく、一族で、であるが。
我らが喪女さんは全ての授業に置いて、やや落第点を下回っており、悪目立ちしてしまっている。
特に魔法は壊滅的で、それというのも最も得意な光魔法を、ゲーム開始のフラグを立てないがために抑えようとしていたからである。バレちまった今となっては抑える必要はないのだが、光魔法の授業というのは基本的にない。光魔法はほんのひと握りの選ばれし人間……と仕方なく選ばれてしまった人間の限られた数しか居ないからだ。
(おいまてこら。仕方なくって私のことか……私のことかー!?)
ちょいちょいネタ入れるなぁ。選ばれたくなかったんじゃないのかよ?
(うっ……。それもそうね。ってそれとあんたが私を馬鹿にするのは別の話だわ!)
チッ、気付きやがった。
(舌打ち!?)
それよりほれ、楽しい居残りだぞぉ?
(はぅ……どなどなどなどな)
とぼとぼをどなどなにすり替えんなよ……。
………
……
…
「であるから、お前の勉強は更に厳しく行くことになったのである」
「……何故に」
orz の形で項垂れる喪女さん。
この死刑宣告をしたのは魔法の授業担当のクライン先生で、隠し攻略キャラの一人だったりする。
「そう嘆かないでフローラさん。私がついてますよ」
「ジュール先生……!」
ジュール先生は座学専門。座学もダメダメなフローラにとって、唯一の甘やかし要員だが……。
「ジュール、先……生? 甘やかさないで頂けま、すぅ?」
言葉を区切る度に、コキン、コキン、と小気味良い音を立てて無表情のまま首を傾げるメアラ先生。正直怖い。ジュール先生もその圧には逆らい難いものがあったのか、すーっと後ろに下がる。
(オー・マイ・ジュール!)
え? ゴメン、ネタが分かんない。あと、ジュール先生はお前のもんじゃねえ。
結局甘やかしを許さない他の二人の圧に負けて、何時も通り厳しい居残りとなったのであった。
(精神が死ぬる……)
それは興味深い減少だな。是非研究させてくれ。
まぁ先生方がこの駄目ん女さんに付きっきりになるのも分からなくはない。
(どこぞの3人組のお色気担当みたいな呼び方でディスらないで!?)
中身の何処に色気があんだか。戯言はほっといて
(ざれっ……!)
もうすぐ全校生徒対象の夜会が行われる。ゲームでもフラグ立てるチュートリアルみたいな位置づけで、ようやくゲームが動き出すって感じだった。
そういう意味では、この前の城見学で魔王が出てきたのは、イレギュラー中のイレギュラーと言える。ゲームじゃあんなシーンはなかったからな。風呂オラさんが光魔法使おうとしない事に危機感をつのらせた何者かが仕向けた補正かも知れないが……。
(……そうね)
テンション低いな。謎が解けていくのはなんかこう、ワクワクするもんだろ!?
(……しんじつはいつもひとつ)
……重症だな。
(だって! 私は! 目立たず! ひっそり行きたいのよ! 死にたくないの!
そもそも! 光魔法を! 必要とするのは! 対魔王だけじゃない!? その魔王がオカマ王で敵対心0ならもう私要らないよね!?)
問題はそのオカマ王の事を信じてもらえるかっつーとムリだからイエンコフなことよな。
(そんな名前のオカマ王は居た気がするけど、ちょっと違うわね!?)
何より笑えることがあるよな。
(そうね、今うちの部屋に居るもふもふ……)
ガチャ
(『あら? おかえりぃ。パルフェならお風呂行ってるわよー』)
(あれの器が隠し攻略対象ってのがどうにもね……)
(『ん? 何の話よ?』)
………
……
…
(『なるほどねぇ……魔王、ってか元勇者さん? が最後の攻略対象だったのねぇ』)
(よっぽど変なルート辿らないと開放されなかったからね。極少数の人しか知らなかったわ。あと勇者ってのはまだ知らなかった)
月単位でシナリオ開放されるタイプのゲームだったから、取り直しが効かなかったんだよな。ヘビーユーザーだと何アカウントも用意してたり……。喪女さんは?
(私はそこまで器用じゃないから、とにかく皆に好かれようと頑張ってただけで……)
しかも魔王の攻略対象化は別ゲームとのコラボだったんだろ?
(コラボ先はRPGだったなぁ。男の子向けの。だからそっちは諦めてたんだけど、通ってた美容院の美容師さんがやってたゲームだったので、お互いのコード交換したりしてたのよね)
え? 嘘だろ?
(ほんとほんと。アレは助かったわねぇ)
マジ……なのか? 美容院に行ってた、だと?
(うおい、そっちかコンチクショー! 美容院くらい行くわボケェ!)
で、その美容師さんとお近づきには?
(無い無い。たまに休みがかぶる時にお食事に誘われたりしたことあったけど、休みの日も色々やることあったしねぇ。ゲームとかゲームとか趣味とか……)
(『うわぁ……』)
うっわぁ……。
(え!? 何この言葉に詰まって無言になっちゃったのディス!?)
(『もしかしてその美容師、普段はゲームとかしてそうに無いタイプじゃないの?』)
(そうねぇ。花乙のコラボ先が大人気のRPGだったんだけど男の向けのゲームって苦手なのよね、って零したら、丁度最近プレイしてるからコードの交換しようか? だって。渡りに船よねー!)
(『うううっわぁ……。ねえノーコン、私、あんたが喪女喪女言ってた理由が分かった気がする』)
逆に俺はここまでとは思ってなかったんよ。ほんの枕詞のつもりだったんよ。リアルやと思わんかったんよ。
(何なのお!?)
(『あんたが残念で残念で残念で残念で残念な残念ってことが分かったのよ。あとその美容師? は可哀想ねぇ』)
ああ、割と頑張ったんだろう……。こんな喪女を狙うだなんて奇特な奴も居たもんだ。
(はぁ!? 狙ってる!? 誰が!? 彼が!? 私を!?
……無い無い無い! はっはっは! 無いわー。だって彼モテモテのイケメンだったのよ? 元同級生だからってそれはないわー)
(『元……同級生……!?』)
……だと!? 駄目ン女様、ダメ過ぎ。はぁ~ダメダメ。
(酷い!?)
(『酷いのはあんたの女子力よ』)
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