124 / 150
vsアルモ
しおりを挟む
「戦う前に良いかな?」
「何だ」
「敵である僕が言うのも何だけど、その娘、そのままで良いの?」
「うん? って、エリエアル!?」
ディレクが振り返ると、ディレク達より後方の少し離れた場所で、エリエアルが血を吹いて倒れていた。
「エリエアル様! 大丈夫ですの!?」
「うっ、良いドヤ顔頂きました……」
「……何を仰ってるのか分かりませんが?」
サムズアップするエリエアルに、アメリアは困惑しか無かった。どうもアーチボルドの割と考えなしだけど男らしい一言を放った際、誇らしげなアメリアの様子に我慢できなかったらしい。
「何か気配が感じられないと思ったら、意味不明な理由で鼻血噴いて倒れてるとか。なんつーか、転生組は何処か変だよなぁ……」
「うーん、何とも言えない」
アーチボルドが思ったままを口にし、エリオットは配慮を見せて肯定もしなかった。そこにアルモが口を挟む。
「……うーん、僕はその意見に賛成できる立場じゃないなぁ」
「お前の所にも居たんだったな」
「そこは隠しても仕方ないしね。ああ、こちらにも転生者は居るよ。誰、とまでは教える気は無いけどね」
「どうでも良い。知った所で戦況が好転するわけでもないからな。どうせ聞くなら、シークレット枠とやらを聞かせてもらいたいものだ」
「あはは、無理に決まってる」
「だろうな。(ベティ嬢! 感覚共有だ!)」
『ほいほい、基本はディレク様、後はアメリア様かな?』
「(他三人は慣れてないからな)アーチボルド! エル兄! まずは俺が出る!」
「おう!」「ああ!」
「へーえ、皇子様から直々に相手してくれるんだ。おっと、中々鋭いねっ」
飛び出したディレクの斬撃を事も無げに躱すと、逆に打って出ようとするアルモだが、
「せいっ!」
「うわっ!? っとと、連携も上手いねぇ」
そのまま打っていたら逆に討ち取られていたであろう、アーチボルドの痛烈な切り払いを危うく避けたアルモ。しかし、その避けた先にはディレクの刃が迫っていて、
「ぐぅっっ!?」
「これも避けるか!」
「まるで僕の動きを全部捉えてるかのようだね!?」
「かもねっ!」
ガッギィィンッ!
アーチボルドが体勢を崩し、畳み掛けるように迫るディレクの攻撃を飛んで躱したアルモを、遂にエリオットの斬撃が捉えた……のだが、
「っつっつー、痛いなぁもぅ……」
「そんな軽い感想を述べれられるような一撃じゃなかっただろう? なるほど鉄壁とは言い得て妙だね」
「お褒めに預かり光栄です、なんてね」
アルモが首に受けたはずの斬撃は、傷一つ付けられていなかった。何てこと無いかの様に振る舞うアルモに、3人の表情が引き締まる。
「エリエアル様、ピック・ソーアクス・ウォーハンマー・ウッドハンマーの生成を」
「分かったわ」
アメリアがエリエアルに指示を出し、武具創成の光魔法によって武器の変更を指示。エリエアルは3人の手元に光を集め、それぞれの武器を生成する。
「おおっ!? 何か物騒な武器だね!」
「是非切断されて貰いたい!」
ソー、つまりのこぎりの様な刃を持つ斧を手に、エリオットがアルモに迫る!
「うわっ! 流石にそれは怖い!」
大仰に飛び退いたアルモを、重量と遠心力でもって相手の装甲を貫通させる機構をもつピックをもったアーチボルドが襲う。
「それも痛そうだ!」
身を反らして避けたアルモの頭めがけ、ウォーハンマーを構えたディレクがコンパクトに振り抜く。
ガインッ!
「ぐっ!?」
軽く跳躍して威力を半減させたものの、ハンマーはしっかりアルモの頭部を捉えた! 地面を転がるアルモに追いついたのは、アーチボルドであった。
「おおおおおっっ!」
「ごうっふ!」
アーチボルドのピックは正確にアルモの胸部に突き立てられた! ……は、突き刺さってはいなかった。『鉄壁』の二つ名の面目躍如であろうか?
「ぐぅっ、残念だった……」
「ぜあああっっ!」
「がっ、ああああああ!?」
バキンッ! ビシビシビシビシビシィッッ!
突き立てられていたピックめがけ、巨大なウッドハンマーに武器を持ち替えたディレクが振り下ろしたのだ。流石のアルモの装甲も貫き、完全に胴を貫通したのが分かった。
「やっ……たか?」
「酷いなあ。殺られるのって結構痛いんだよ?」
「うおわぁっ!?」
アルモの胴体貫通死体があるはずの背後から、当の本人からの声が掛かり、思わず飛びのくアーチボルドとディレク。エリオットは潰れてる方のアルモと、今声を掛けてきたアルモとを見比べている。アーチボルドもすぐ持ち直したのか、アメリアにアイコンタクトを取っている。
「しっかりと戦況を見ておりましたが、残念ながら一瞬で姿を表したので何処から、というのは確認できておりませんわ。そもそも潰された方のアルモさんにしても、ちゃんと生命反応ありましたし……」
「くっ、初めからやり直しか!」
「武器はこれで良さそうだなぁ!」
「じゃ、もいっちょ行くよー!」
「同じ手を食らうとでもぉっ!?」
連携の起点であったエリオットに注意が行ったのを見て取ったアーチボルドが、思い切り何かを引っ張っている!
「網ぃ!?」
気付かずに絡め取られた形のアルモは慌てるものの、身動きが取れず……
「もいっちょ!」「おおっ!」
「がぁっっあああ!!」
エリオットとディレクがピックとハンマーで息ぴったりに止めを刺す。
「それ凶悪過ぎないか!? すっごい痛い!」
「またか!?」
飛び退くディレクとエリオット、そしてアーチボルドはアメリアに目配せするが、アメリアは首を振る。
「どういう理屈か分かりませんが、またも突然現れました。私達の目に映ってない何かがあるのかも知れません」
「あー、くそ。どうすりゃ良いんだ?」
アーチボルドは苦虫を噛み潰した様な顔をしてアルモを睨む。
「そうは言うけどさぁ。君達だって大概おかしいよ? 僕の装甲は貫くし、まるで意識を共有してるみたいに連携してくるし。うちの脳筋共相手に死にそうな目に遭いながら特訓してきた僕の身にもなってほしいね」
アルモはそう言って、やれやれと言わんばかりに首を振りながら近づいてくる。
「モードR行きます!」
「え? 何? って、うおっ!? なにこれ!? ……椅子?」
アルモの足元に現れたのは大量の椅子。視線をディレク達に戻すと、彼等は一斉に距離を取るように走り去っていた。
「一体何……」
ズンッ!! ズンッ! ズンズンッ!
アルモが二の句を継げなかったのは、空から降ってきた鉄球が直撃したためだ。
ヒュー……ズンッ! ズズンッッ! ズンッ!
それからも鉄球は途切れること無く降り注ぎ、たまに復活するアルモも椅子や鉄球に進路を阻まれ、新たな鉄球の餌食になっていた。尚この椅子、所々固定されていたり、上に乗ると壊れたりとバリエーションに富んでいた。蘇っても記憶を受け継いでいるらしいアルモが、無視して蹴り飛ばそうとして引っかかったり、それなら踏み台にしようと、登ろうとした椅子が砕けてこけたりと、かなり酷い有様だった。
鉄球はエリエアルの力によって生成されているので、転がってきたり危ない軌道を描いた時にはすぐ消されている。
「……誰だよ、この酷い作戦思いついたのは」
「……フローラ様ですわ」
「……流石、なのかな? 僕はあの娘の事、ちょっと怖くなったよ」
「……エル兄、絶対に手を出しては行けない相手ですからね」
「出さないよ!?」
「……はぁっ、はぁっ、ちょっと、キツイです。ギブ……」
エリエアルの魔法も無尽蔵というわけではない。とはいえかなりの数の鉄球は降らせたし、アメリアの計測では30人以上のアルモを屠っているようだ。
「これで多少はあいつの力を削げたなら良いのだが……」
「何してくれてんの?」
「うっわぁああ!?」
すぐ背後からの声にディレクが飛び退く。他の面々もアルモから距離を取るが……
「エリエアル!?」
魔力切れで息の上がっていたエリエアルが、アルモに捕まってしまっていた。
「本当、無茶苦茶してくれるよね? 痛いって言ってんのに、何アレ? 人の思考にあるまじき方法を思いつくよねぇ?」
((((((それはフローラが……))))))
ベティを含めた6人の意見が揃った。
「そして身を持って思い知らされたのは……君。君の厄介さだね」
「は、離し……」
「だから……このままっっ!」
「えっ……キャアアアアア!?」
「エリエアルー!?」
アルモはエリエアルごと、天空闘技場から見を投げ出してしまったのだった。
「あいつ! 何て事を!」
「しょうが無いじゃない。あの娘が居たら、僕はきつ過ぎるんだもの」
「「「「 !? 」」」」
「……お前、何でもありか?」
「ははっ、そうでも無いよ? 今の方法なんて、取られると思ったらもう引っかからないだろう? 苦肉の策って奴だけど、本当はあの娘に使う予定じゃ無かったんだよね」
「くっ、エリエアル……」
「さぁ……厄介な武具創成魔法使いはもう居ない。続きをやろう」
小さく愛らしくも不気味な『鉄壁』アルモがじわりと距離を詰めてくる……。
「何だ」
「敵である僕が言うのも何だけど、その娘、そのままで良いの?」
「うん? って、エリエアル!?」
ディレクが振り返ると、ディレク達より後方の少し離れた場所で、エリエアルが血を吹いて倒れていた。
「エリエアル様! 大丈夫ですの!?」
「うっ、良いドヤ顔頂きました……」
「……何を仰ってるのか分かりませんが?」
サムズアップするエリエアルに、アメリアは困惑しか無かった。どうもアーチボルドの割と考えなしだけど男らしい一言を放った際、誇らしげなアメリアの様子に我慢できなかったらしい。
「何か気配が感じられないと思ったら、意味不明な理由で鼻血噴いて倒れてるとか。なんつーか、転生組は何処か変だよなぁ……」
「うーん、何とも言えない」
アーチボルドが思ったままを口にし、エリオットは配慮を見せて肯定もしなかった。そこにアルモが口を挟む。
「……うーん、僕はその意見に賛成できる立場じゃないなぁ」
「お前の所にも居たんだったな」
「そこは隠しても仕方ないしね。ああ、こちらにも転生者は居るよ。誰、とまでは教える気は無いけどね」
「どうでも良い。知った所で戦況が好転するわけでもないからな。どうせ聞くなら、シークレット枠とやらを聞かせてもらいたいものだ」
「あはは、無理に決まってる」
「だろうな。(ベティ嬢! 感覚共有だ!)」
『ほいほい、基本はディレク様、後はアメリア様かな?』
「(他三人は慣れてないからな)アーチボルド! エル兄! まずは俺が出る!」
「おう!」「ああ!」
「へーえ、皇子様から直々に相手してくれるんだ。おっと、中々鋭いねっ」
飛び出したディレクの斬撃を事も無げに躱すと、逆に打って出ようとするアルモだが、
「せいっ!」
「うわっ!? っとと、連携も上手いねぇ」
そのまま打っていたら逆に討ち取られていたであろう、アーチボルドの痛烈な切り払いを危うく避けたアルモ。しかし、その避けた先にはディレクの刃が迫っていて、
「ぐぅっっ!?」
「これも避けるか!」
「まるで僕の動きを全部捉えてるかのようだね!?」
「かもねっ!」
ガッギィィンッ!
アーチボルドが体勢を崩し、畳み掛けるように迫るディレクの攻撃を飛んで躱したアルモを、遂にエリオットの斬撃が捉えた……のだが、
「っつっつー、痛いなぁもぅ……」
「そんな軽い感想を述べれられるような一撃じゃなかっただろう? なるほど鉄壁とは言い得て妙だね」
「お褒めに預かり光栄です、なんてね」
アルモが首に受けたはずの斬撃は、傷一つ付けられていなかった。何てこと無いかの様に振る舞うアルモに、3人の表情が引き締まる。
「エリエアル様、ピック・ソーアクス・ウォーハンマー・ウッドハンマーの生成を」
「分かったわ」
アメリアがエリエアルに指示を出し、武具創成の光魔法によって武器の変更を指示。エリエアルは3人の手元に光を集め、それぞれの武器を生成する。
「おおっ!? 何か物騒な武器だね!」
「是非切断されて貰いたい!」
ソー、つまりのこぎりの様な刃を持つ斧を手に、エリオットがアルモに迫る!
「うわっ! 流石にそれは怖い!」
大仰に飛び退いたアルモを、重量と遠心力でもって相手の装甲を貫通させる機構をもつピックをもったアーチボルドが襲う。
「それも痛そうだ!」
身を反らして避けたアルモの頭めがけ、ウォーハンマーを構えたディレクがコンパクトに振り抜く。
ガインッ!
「ぐっ!?」
軽く跳躍して威力を半減させたものの、ハンマーはしっかりアルモの頭部を捉えた! 地面を転がるアルモに追いついたのは、アーチボルドであった。
「おおおおおっっ!」
「ごうっふ!」
アーチボルドのピックは正確にアルモの胸部に突き立てられた! ……は、突き刺さってはいなかった。『鉄壁』の二つ名の面目躍如であろうか?
「ぐぅっ、残念だった……」
「ぜあああっっ!」
「がっ、ああああああ!?」
バキンッ! ビシビシビシビシビシィッッ!
突き立てられていたピックめがけ、巨大なウッドハンマーに武器を持ち替えたディレクが振り下ろしたのだ。流石のアルモの装甲も貫き、完全に胴を貫通したのが分かった。
「やっ……たか?」
「酷いなあ。殺られるのって結構痛いんだよ?」
「うおわぁっ!?」
アルモの胴体貫通死体があるはずの背後から、当の本人からの声が掛かり、思わず飛びのくアーチボルドとディレク。エリオットは潰れてる方のアルモと、今声を掛けてきたアルモとを見比べている。アーチボルドもすぐ持ち直したのか、アメリアにアイコンタクトを取っている。
「しっかりと戦況を見ておりましたが、残念ながら一瞬で姿を表したので何処から、というのは確認できておりませんわ。そもそも潰された方のアルモさんにしても、ちゃんと生命反応ありましたし……」
「くっ、初めからやり直しか!」
「武器はこれで良さそうだなぁ!」
「じゃ、もいっちょ行くよー!」
「同じ手を食らうとでもぉっ!?」
連携の起点であったエリオットに注意が行ったのを見て取ったアーチボルドが、思い切り何かを引っ張っている!
「網ぃ!?」
気付かずに絡め取られた形のアルモは慌てるものの、身動きが取れず……
「もいっちょ!」「おおっ!」
「がぁっっあああ!!」
エリオットとディレクがピックとハンマーで息ぴったりに止めを刺す。
「それ凶悪過ぎないか!? すっごい痛い!」
「またか!?」
飛び退くディレクとエリオット、そしてアーチボルドはアメリアに目配せするが、アメリアは首を振る。
「どういう理屈か分かりませんが、またも突然現れました。私達の目に映ってない何かがあるのかも知れません」
「あー、くそ。どうすりゃ良いんだ?」
アーチボルドは苦虫を噛み潰した様な顔をしてアルモを睨む。
「そうは言うけどさぁ。君達だって大概おかしいよ? 僕の装甲は貫くし、まるで意識を共有してるみたいに連携してくるし。うちの脳筋共相手に死にそうな目に遭いながら特訓してきた僕の身にもなってほしいね」
アルモはそう言って、やれやれと言わんばかりに首を振りながら近づいてくる。
「モードR行きます!」
「え? 何? って、うおっ!? なにこれ!? ……椅子?」
アルモの足元に現れたのは大量の椅子。視線をディレク達に戻すと、彼等は一斉に距離を取るように走り去っていた。
「一体何……」
ズンッ!! ズンッ! ズンズンッ!
アルモが二の句を継げなかったのは、空から降ってきた鉄球が直撃したためだ。
ヒュー……ズンッ! ズズンッッ! ズンッ!
それからも鉄球は途切れること無く降り注ぎ、たまに復活するアルモも椅子や鉄球に進路を阻まれ、新たな鉄球の餌食になっていた。尚この椅子、所々固定されていたり、上に乗ると壊れたりとバリエーションに富んでいた。蘇っても記憶を受け継いでいるらしいアルモが、無視して蹴り飛ばそうとして引っかかったり、それなら踏み台にしようと、登ろうとした椅子が砕けてこけたりと、かなり酷い有様だった。
鉄球はエリエアルの力によって生成されているので、転がってきたり危ない軌道を描いた時にはすぐ消されている。
「……誰だよ、この酷い作戦思いついたのは」
「……フローラ様ですわ」
「……流石、なのかな? 僕はあの娘の事、ちょっと怖くなったよ」
「……エル兄、絶対に手を出しては行けない相手ですからね」
「出さないよ!?」
「……はぁっ、はぁっ、ちょっと、キツイです。ギブ……」
エリエアルの魔法も無尽蔵というわけではない。とはいえかなりの数の鉄球は降らせたし、アメリアの計測では30人以上のアルモを屠っているようだ。
「これで多少はあいつの力を削げたなら良いのだが……」
「何してくれてんの?」
「うっわぁああ!?」
すぐ背後からの声にディレクが飛び退く。他の面々もアルモから距離を取るが……
「エリエアル!?」
魔力切れで息の上がっていたエリエアルが、アルモに捕まってしまっていた。
「本当、無茶苦茶してくれるよね? 痛いって言ってんのに、何アレ? 人の思考にあるまじき方法を思いつくよねぇ?」
((((((それはフローラが……))))))
ベティを含めた6人の意見が揃った。
「そして身を持って思い知らされたのは……君。君の厄介さだね」
「は、離し……」
「だから……このままっっ!」
「えっ……キャアアアアア!?」
「エリエアルー!?」
アルモはエリエアルごと、天空闘技場から見を投げ出してしまったのだった。
「あいつ! 何て事を!」
「しょうが無いじゃない。あの娘が居たら、僕はきつ過ぎるんだもの」
「「「「 !? 」」」」
「……お前、何でもありか?」
「ははっ、そうでも無いよ? 今の方法なんて、取られると思ったらもう引っかからないだろう? 苦肉の策って奴だけど、本当はあの娘に使う予定じゃ無かったんだよね」
「くっ、エリエアル……」
「さぁ……厄介な武具創成魔法使いはもう居ない。続きをやろう」
小さく愛らしくも不気味な『鉄壁』アルモがじわりと距離を詰めてくる……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる