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家族のおうちがあるのです
しおりを挟む数日間をのーんびりと暮らして、子猫さんからの「しゃー!!」が減ってきたころ。
新しいご主人が柴犬さんに言いました。
「あのなぁ~、子猫さん、お外に出てしまって帰ってこなくてなぁ。においとかで、探せるかぁ?」
なんと子猫さん、ご主人が窓を開けていたら、隙間からピャッと逃げてしまったのだそうです。
「わふ!」
わかったぁ!
フンフンと臭いをかぐと、いろんな匂いがします。
泥のにおい、飼い葉の匂い、人間が落としたタバコの吸い殻のにおい、お花のにおい、……子猫さんのにおい!
「わんっ!!」
見つけたで~~!
ドヤ顔で道案内して、たどり着いたのは放牧中の牛さんたちの群れの中。
もーう、もーう、と鳴く大きな牛さんたちの鼻先でつつかれて、プルプル震える子猫さんを見て、芝犬さんはわふわふ鳴きました。
お迎えにきたよ、と。
すると、子猫さんはピャーッと走って、芝犬さんの体に身を隠すようにしたのです。
「わふ、わふ!」
子猫さん、怖くないで。
「みゃーぅ……」
子猫さんの幼い瞳が、明るい陽射しの中でキラキラして、とても綺麗です。
「よしゃ、つかまえた。帰ろうな」
新しいご主人が優しく子猫さんを抱っこして、芝犬さんを褒めてくれます。
「いい子、いい子」
ご主人は子猫さんを抱えつつ、器用にわっしゃわっしゃと柴犬さんを撫でてくれるので、芝犬さんは嬉しくなって尻尾をピコピコさせました。
「――わんっ!」
撫でてもらうの、大好き!
もっと褒めて! もっと撫でて~っ!
「ははっ、よーしよし!」
ひとりと二匹は、ゆっくりゆっくりおうちに向かいます。
太陽が優しく輝いて、空は青々として澄み渡り。
たくさんの生き物が過ごす世界の片隅で、家族のおうちがあるのです。
「わぅ、わぅ~」
子猫さん、一緒に新しいおうち、帰ろうな。
芝犬さんはハフハフしながら子猫さんを見ました。
「……ぅ~にゃ」
子猫さんのお返事の声は、とても可愛い!
芝犬さんは、ほっこりしました。
ボクたち、家族になるんやで。
新しいおうち、あったかで、のんびりで、ええとこやで。
怖いこと、なーんもあらへん。
ボクが守ってあげる。
その日から、芝犬さんと子猫さんは一緒にお散歩したり、ひっついてスヤスヤと眠るようになりました。
二匹は、優しいご主人のおうちで仲良し家族になったのです。
――めでたし、めでたし!
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ウフフ
こういうハートフル物語大好きです( ꈍᴗꈍ)
兄ちゃんワンコ、妹ニャンコしっかり面倒見てあげてね(◍•ᴗ•◍)❤
お兄ちゃんワンコ!頼りにしてまっせ∠( ゚д゚)/
お兄ちゃんワンコ、前の飼い主さんもまた会えるといいね。
家族がいっぱい💕
わぁい💓
あにまるハートフルいいですよね(*'▽'*)
ありがとうございます!