売られた先は潔癖侯爵とその弟でした

しゃーりん

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とうとう初夜を行う日が来た。
早めに夕食を食べ、入浴して体を磨かれる。

夜着を着せられガウンを着て、一度も開けたことのなかった夫婦の寝室に案内された。
ベッドに座り、エドワードが来るのを待った。

(潔癖症なのにどうするのかしら?)

閨の知識は、裸になり体中を触れられ気持ち良くなると秘部が潤み男根を受け入れられる状態になる。
受け入れると破瓜し、純潔を失う。
体の奥で子種を受け取ると子供が出来やすいが必ず出来るわけではない。

(私に触れないのにどうやって???)

何か方法があるのだろうかと考えていると、扉が開いた。
エドワードが姿を見せたがニコラスも一緒だ。

「ルビーナ、これを飲んでくれ。」

液体が少しだけグラスに入っている。

「これは?」

「初夜を円滑に進めるための軽い媚薬みたいなものだ。痛み止めにもなる。」
 
初夜の常識なんだろうか?と思い飲んだ。
すると、今飲んだ量の3倍くらいの量をエドワードも口にした。
なるほど。媚薬の勢いで行うのかとぼんやりと考えていた。
しかし、エドワードはソファの方に座った。
手には知らないものを持っている。
まだ始めないのか?というかニコラスはいつ出ていく?
思わずニコラスを見た。

「兄上、説明は?」

「お前に任せる。」

「はぁー。ルビーナ、君も知っての通り兄は君に触れない。
 だが、子供は産んでもらわないといけない。
 端的に言うと、俺が君の体に触れて快感を得る姿を見て兄があの手に持っている入れ物の中に子種を出す。
 その後、中の子種を君の中に入れるんだ。」

「どうやって?」

「あの入れ物を君の秘部に入れて反対側から押すと中身が押し出される。」

「なるほど?」

(え?エド様に見られながらニック様に触れられるの?)

「いいかい?」

「ちょっと待って下さい。エド様は見てないといけないんですか?別室で出してもらうわけには?」

「いろいろ確かめたんだが、あの媚薬を飲んで営みを見ながら出す。これしかないんだ。
 そろそろ君も媚薬が効いてきたんじゃないか?
 正常な意識だと見られながらなんて恥ずかしいだろ?
 だから媚薬を飲ませたんだ。」

確かに火照ってきた。思わず頬に手を当てる。

「兄がいることは気にしないでいい。」

そう言うと、ルビーナのガウンの紐をほどき、脱がせた。

「綺麗だな。ルビーナ、俺を見て?」

ルビーナが少しボーッと放心している間に声をかけられ、ニコラスを見ると、額に口づけをされる。
思わず目をつむると、唇にも触れられた。
何度も重ね、唇の間から舌が入ってきた。
ビックリして目を開けると、ニコラスと目が合った。
宥めるような仕草に目を閉じ、舌を受け入れる。
上顎や歯列、舌の上下のあらゆるところを舐め回され舌を吸われる。…気持ち良い…
首の後ろと背中に回っていた手は一方は腰に巻き付いて体を支え、もう一方は脇から腰に手を滑らせてから胸を下から持ち上げるように揉まれていた。

「胸、大きくて柔らかいね。…口づけはどう?気持ち良い?」

コクンと頷き、「もっと…」と強請ると舌を絡ませて唾液が流れてきたので飲み込む。

ニコラスは嬉しそうに笑い、横抱きに抱えてベッドの上に寝かせた。

…既に媚薬の影響で頭がちゃんと働いていなかったのだろう。後になって思った。







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