側妃としての役割

しゃーりん

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出産から一か月後、医者の許可を得て閨を再開することにした。

フェリシアは入浴前に息子に母乳を与え、入浴中にも出来る限り母乳を絞り出した。
フェリシアが触って欲しくなくても、おそらく国王は胸にも触りたがるだろう。
息子に取られた乳首を羨まし気に見ていたのだ。
決して母乳を飲む息子を微笑ましく見ていたわけではない。
その姿をフェリシアも侍女も知っている。
なので、侍女の指示に従い絞り出した。

夫婦の寝室には既に国王が待っていた。いや待ち構えていた。

「シア。あぁ、君に触れられるこの日を待っていたよ。」

毎日抱きしめて寝ているのは触れるうちに入らないのだ。
フェリシアを抱き上げ、ベッドに横たえた。

「シアの中に入りたくて、もう固くなってしまった。
 シアが受け入れてくれるようにちゃんとほぐれるまで待つから安心して。」

そう言い、キスをして愛撫を始めた。
フェリシアの頭の中に、あのねちっこかった初夜が思い浮かんだ。…気が遠くなりそうだった。

「あの、母乳は出してきましたが、胸を刺激されるとまた溜まって出てしまうかも…」

刺激してほしくなくて一応言ってみた。しかし、想像通りの答えが返ってきた。

「サイラスに奪われたこの乳首は、今は私のものだ。
 母乳が出ても構わないし俺も飲みたい。気にせずに感じたらいい。」

胸を揉みながら目線は今にも乳首に咬みつきそうだった。
柔らかさを堪能した後、いよいよ乳首に狙いを定め…舐めてきた。
揉みながら両方の乳首を舐めまわす。なかなか吸い付かない国王にフェリシアが焦れた。

「ウィル様ぁ、吸ってぇ!」

待ってましたと思いっきり吸い付く。
母乳も出たので飲む。…ちょっと甘いが微妙な味。これが我が子の栄養か。
一方、フェリシアは息子に吸われても全く感じないのに、国王に吸われて快感を感じている自分の体が不思議だった。

胸を堪能しながら、手はどんどん下がり、少し柔らかい下腹を撫でまわして秘部に触れた。
既に濡れており、フェリシアの脚の間に体を入れて両太腿を持って左右に広げる。
濡れてテカっている秘部を指で開いた。ヒクヒクしており、粒も舐めてほしそうに待ってる。

「ウィル様、ジッと見ないで?恥ずかしいわ。」

「キレイで美味しそうなんだ。いただくよ。」

その言葉通り、舌全体を使って下から上へと何度も舐め上げる。
そして、舌先で粒の周囲をグルっと舐めてから吸い付いた。
その刺激でフェリシアは達した。吸い付かれたまま腰が浮く。
中から愛液が流れ出たのを感じる。国王は嬉しそうだ。

「すごく濡れてる。入れて欲しくて待ってるんだな。
 でも久しぶりだから、中をよくほぐすよ。もうちょっと待って。」

指を一本入れる。

「ヌルヌルで温かい。…ヒクヒクしてる。」

指を二本入れる。

「…ここが気持ちいいとこだったね。また達しそう?いいよ?…まだ嫌?」

指を三本入れる。

「大分ほぐれたな。そんなに締め付けて…指が嫌なのか?気持ちいい?」

「お願い、ウィル様。指じゃないの。欲しいの。ウィル様が…」

「これ?」

すごく大きく太くなったモノに手を添えてフェリシアに見せつけた。
先っぽは既に濡れて光っている。
フェリシアの中に入れていた指を抜くと、フェリシアは自分で脚を広げて待っていた。

「それが欲しいの。奥でウィル様を感じたいの。」

その言葉で国王はフェリシアの中に己を突き立てた。

「あぁっ!」

先端が奥を突き、フェリシアは達した。
その締め付けで子種も出る。
しかし、まだまだ固さを保ったままで、ゆっくりと動き始めた。

「ようやくここに帰ってこれた。シア、愛してる。あぁ、気持ちいいか?」

段々と動きを速める国王に答えたいのに声に出ない。頷きながらまた達しそうになる。
胸を吸われ、唇に戻って舌を絡めると限界が来てフェリシアが達すると中が温かくなった。

「ごめん。まだ足りない。」

中が再び圧迫されていくのがわかる。
長い長い夜はまだまだ終わりそうになかった……


そして次の子を懐妊するまで、毎夜抱かれ続ける日々となった………









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