愛しているフリはもうおしまい。

しゃーりん

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ある日、侯爵が熱を出して寝込んだ。

それを聞いたレーシアはお見舞いを兼ねて民間療法を教えてあげようと思ったのだ。
貴族は医者にかかり、薬を飲んで数日間ベッドで大人しくする。
しかし、平民は単なる熱くらいで寝込んでいる時間が勿体ない。
子供には無理だけど、大人の男ならではの民間療法だと教えて貰ったことがある。

扉をノックしても誰も返事をしない。レーシアはこっそりと寝室に入り込んだ。

使用人たちの前で民間療法を説明すると怒られそうだと思ったから、誰もいないのは丁度よかった。

 
「お義父様、眠ってますかー?」


侯爵はレーシアに気づくことなく眠っている。少し顔が赤いのでまだ熱があるのだろう。
口で説明するよりもレーシアが手伝った方がわかりやすいし楽だろうか。
民間療法をしている間に目が覚めるだろうと思い、レーシアは早速取り掛かった。

侯爵の下半身を露出させ、へにょっとしているモノに手を添えた。
軽く扱きながら、口に含んで先端を舐める。
喉の奥まで含みながら侯爵のモノを大きく育てていると目を覚ましたらしい。

「っは?レーシア、何を……」

「お義父様、熱を下げるのに効果のある民間療法です。
 こうして大きくすると熱くなってくるでしょ?
 熱を下げるためには、こうやって熱くして子種を出すのがよく効くそうです。」

レーシアは会話をしながらも扱いている。

「そんなばかな…聞いたことがない…放してくれ。」

急所を握られている侯爵は、レーシアにきつく言えない。

「知らないですか?平民では当たり前ですよ?汗をかくともっと効果があるそうです。
 それにしても、お義父様のモノってファルクのより太いし長いです。」

レーシアのその言葉で侯爵のモノは硬さを増し、出す以外に治まりがつかない状態になった。

「あ、すごい。そうだ。ファルクのお父様なんだから侯爵家の血筋です!
 いいこと思いついたわ!」

レーシアは侯爵のモノを更に硬くした後、下着を取り払い、上に跨った。
侯爵のモノに手を添えて、自分の中に納めていく。

「こ、っこら、レーシア、やめなさい。ううっ…」

奥までくわえ込んだレーシアは、体を揺するように動かす。
その動きに侯爵は堪らず、少しずつ腰を動かす。
やがて、レーシアが侯爵の腹に手を置いて上下に動き出すと、侯爵もレーシアの動きに合わせて突き上げる。

「ああ…すごい……硬くて気持ちいい…もっと…」

レーシアの言葉に煽られ、侯爵は出したいのを堪えながら必死に突き上げる。

「あ、あ、イク、は…ああ!」

レーシアが達した締め付けで、侯爵も子種を放った。


息が荒い状態の二人が落ち着いた頃、第三者の存在に気づいた。………侯爵夫人。


今にも倒れてしまいそうな顔色の彼女はいつからいたのだろうか。

どの道、レーシアがまだ跨っている状態なので言い逃れもできないのだが……




 

 

 
 
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