身近にいた最愛に気づくまで

しゃーりん

文字の大きさ
13 / 20

13.

しおりを挟む
 
 
さっさと終わらせたいのか、セレスティーナは言われた通りにうつぶせになって尻を上げた。

ヴェントスは潤滑剤を手に取り、セレスティーナの秘部へと触れた。


「…………は?どういうことだ?」
 

セレスティーナのナカは、まるで昨日も性行為をしたかのように柔らかく解れた。
護衛の男と最後に交わってから3か月、セレスティーナは男を咥え込んでいないはずなのに。

ジュディが月のもので5~6日触れないでいたら、いつも入口は慎ましく閉じているぞ?
 
確かめるように指を2本にして奥まで入れた。セレスティーナは嬌声を上げたがどうでもいい。


「なんでこんなに柔らかい?まさか、自分で慰めていたのか?」


それにしては、なんというかナカが緩すぎる。

 
「まさか、張り形か?」


男根を模した物で体を慰めていたのか?体が寂しい未亡人に密かに売れているらしいが。


「っそうよ。悪い?初めてが薬のせいで気持ち良すぎたのよ。だから護衛を誘ったの。
だけどあの時と同じ男なのに、快感が違って。そう言ったらソコに塗って気持ちよくなる薬を持ってきてくれたわ。だから、あの男がいなくなってからは薬を塗って張り形を入れたら最高にイイの。」


普通の快感で満足できないなんてもう終わってるな。


「その張り形はいつ手に入れたんだ?」


すぐに公爵家の侍女が側についたはずなのに、購入した話は知らないぞ?


「ふふ。王家にはいろんな物があるのよ。その中でも一番太い物を選んだの。最高よ。
だから、あなたのモノじゃ満足できないと思うわ。」


選べるほどあるなんて、王が側妃や愛妾を多く囲っていた時代のものかもな。


「別に構わないさ。張り形に勝とうが負けようがどうでもいい。子種を放って孕むのを待つ。それだけだ。」


セレスティーナのナカは潤滑剤の手伝いもあって、いつでも入れられる状態になった。
俺のモノもセレスティーナの痴態で興奮したわけではないが、固くなっている。


「入れるぞ。」


ゆっくりとナカに入れたが緩い。いったいどんな大きさのものを入れているんだ?というか、入れっぱなしで寝てないだろうな?
物足りないが、ひたすら腰を振って出そうになるのを待つしかない。

奥にあたると気持ちいいのか、セレスティーナは喘ぎ声を出す。低くて獣の声みたいだ。

あぁ、ジュディの可愛い喘ぎ声が聞きたい。

目をつぶってジュディを思い出しながらひたすら突き続けるとセレスティーナがイってナカが締まり、耐えることなくすぐに子種を奥に出した。
 

「あの護衛よりも奥にあたって気持ちよかったわ。体位を変えてもう一度どう?」

「お断りだ。これで孕むといいんだがな。」


セレスティーナに濡れタオルを渡して部屋から出た。どうせ彼女はこの後張り形で慰めるだろう。 

俺は自分の部屋に戻り、風呂に入った。

早くジュディを抱きたい。



ジュディはいつものように寝室で待ってくれていた。


「ジュディ。」


上から覆いかぶさり、口づけをした。


「……初夜は?」

「終わった。ジュディを抱きたい。」

「ひどい人。コレ、さっきまで違う人に入れていたのに。」


ジュディが俺のモノに触れながら言った。


「ただ、入れて、擦って、出すという作業をしただけだ。」

「口づけは?」

「してないよ。」


相手が誰だろうと相手に興奮しなくても体はいつでも勃起できる。だから突っ込んで子種を放つことはできるが、口づけはしたくない。舌を絡めるなんて想像しただけで吐き気がする。不思議だけどな。 

そんなことを思いながら、ジュディの体を愛撫してゆっくりと交わった。

どんな女でも同じように抱けると思っていたけれど、そうでもなかったな。

 
 

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お飾り妻は天井裏から覗いています。

七辻ゆゆ
恋愛
サヘルはお飾りの妻で、夫とは式で顔を合わせたきり。 何もさせてもらえず、退屈な彼女の趣味は、天井裏から夫と愛人の様子を覗くこと。そのうち、彼らの小説を書いてみようと思い立って……?

嘘をありがとう

七辻ゆゆ
恋愛
「まあ、なんて図々しいのでしょう」 おっとりとしていたはずの妻は、辛辣に言った。 「要するにあなた、貴族でいるために政略結婚はする。けれど女とは別れられない、ということですのね?」 妻は言う。女と別れなくてもいい、仕事と嘘をついて会いに行ってもいい。けれど。 「必ず私のところに帰ってきて、子どもをつくり、よい夫、よい父として振る舞いなさい。神に嘘をついたのだから、覚悟を決めて、その嘘を突き通しなさいませ」

王妃様は死にました~今さら後悔しても遅いです~

由良
恋愛
クリスティーナは四歳の頃、王子だったラファエルと婚約を結んだ。 両親が事故に遭い亡くなったあとも、国王が大病を患い隠居したときも、ラファエルはクリスティーナだけが自分の妻になるのだと言って、彼女を守ってきた。 そんなラファエルをクリスティーナは愛し、生涯を共にすると誓った。 王妃となったあとも、ただラファエルのためだけに生きていた。 ――彼が愛する女性を連れてくるまでは。

すべてはあなたの為だった~狂愛~

矢野りと
恋愛
膨大な魔力を有する魔術師アレクサンダーは政略結婚で娶った妻をいつしか愛するようになっていた。だが三年経っても子に恵まれない夫妻に周りは離縁するようにと圧力を掛けてくる。 愛しているのは君だけ…。 大切なのも君だけ…。 『何があってもどんなことをしても君だけは離さない』 ※設定はゆるいです。 ※お話が合わないときは、そっと閉じてくださいませ。

【完結】旦那は堂々と不倫行為をするようになったのですが離婚もさせてくれないので、王子とお父様を味方につけました

よどら文鳥
恋愛
 ルーンブレイス国の国家予算に匹敵するほどの資産を持つハイマーネ家のソフィア令嬢は、サーヴィン=アウトロ男爵と恋愛結婚をした。  ソフィアは幸せな人生を送っていけると思っていたのだが、とある日サーヴィンの不倫行為が発覚した。それも一度や二度ではなかった。  ソフィアの気持ちは既に冷めていたため離婚を切り出すも、サーヴィンは立場を理由に認めようとしない。  更にサーヴィンは第二夫妻候補としてラランカという愛人を連れてくる。  再度離婚を申し立てようとするが、ソフィアの財閥と金だけを理由にして一向に離婚を認めようとしなかった。  ソフィアは家から飛び出しピンチになるが、救世主が現れる。  後に全ての成り行きを話し、ロミオ=ルーンブレイス第一王子を味方につけ、更にソフィアの父をも味方につけた。  ソフィアが想定していなかったほどの制裁が始まる。

わたしのことがお嫌いなら、離縁してください~冷遇された妻は、過小評価されている~

絹乃
恋愛
伯爵夫人のフロレンシアは、夫からもメイドからも使用人以下の扱いを受けていた。どんなに離婚してほしいと夫に訴えても、認めてもらえない。夫は自分の愛人を屋敷に迎え、生まれてくる子供の世話すらもフロレンシアに押しつけようと画策する。地味で目立たないフロレンシアに、どんな価値があるか夫もメイドも知らずに。彼女を正しく理解しているのは騎士団の副団長エミリオと、王女のモニカだけだった。※番外編が別にあります。

ねえ、テレジア。君も愛人を囲って構わない。

夏目
恋愛
愛している王子が愛人を連れてきた。私も愛人をつくっていいと言われた。私は、あなたが好きなのに。 (小説家になろう様にも投稿しています)

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

処理中です...