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12.仲間の選択
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小学校の運用をどうするかということを話し合うために会議を開いた。僕一人では考えられないから。みんなで協力して考えてもらおう。
食料をもって戻ると、みんなから歓声が上がった。お腹が空いていたみたいだね。そりゃそうだよね。昨日の夜から何も食べてないんだから。
ここにはHRTを含めると二十人ほどの人がいる。僕たちは出ていくからいいけど、ここに残る人は物資の調達が生き残りの鍵になる。
先にみんなへ食料を配ることにした。おにぎり、パン、お惣菜。色々と持ってきたけど、それぞれ好きな物を持っていった。僕はコーラが飲みたくてもらっていた。
「ゴクッゴクッゴクッ……プハァァ! あぁぁ美味しい」
「いい飲みっぷりっすね! ガイさん!」
「僕、コーラ好きなんだよねぇ」
もう一口飲むとゲップをしてしまった。そんな僕を微笑ましそうに見ながらパンを食べるショウくん。それだけで足りるとは思えない。僕もコーラだけでは足りないけど、水分と糖分は摂取できたからよしとしよう。
「食べながら話し合いましょっか。ガイさん、お願いします」
ショウくんが頭を下げて僕に話をさせようとしている。こういうの苦手なんだけどなぁ。ちょっと恥ずかしくなり、頬を掻きながらみんなへと視線を巡らせた。
「みなさん、食べながら聞いてください」
教室は食材の匂いが充満していた。空腹の成果、話しながらも自分のお腹が鳴らないかとビクビクしてしまう。
「ボクたちは、ここを出てから駅の方面へ歩き、五百メートルくらい歩いたところにあるコンビニへ行ってみました」
「モンスターはでたんですか?」
避難してきたであろう眼鏡をかけた細身の男性から質問された。
「襲われました。ただ、僕達HRTはモンスターに屈しませんので、大丈夫です」
「おぉ」
男性は歓声を上げる。笑顔で頷いているところを見ると、僕達の戦力に感心しているみたいだ。
「これからのここの運営なんですが、そのコンビニにいた青年グループと取引をして、物資を取得できることになりました」
「取りに行くということでしょうか?」
手を上げたのは、先生と思われる最初にいた女性。
「そうです。外に出る人員は……」
一応考えていることはあるけど、ショウくんへ視線を巡らせる。僕の考えを汲んでくれているみたいで、頷いてくれた。もう、僕がどうしようとしているかがわかっているみたい。
「HRTのなかから選抜します」
後ろに控えていた面々へ視線を向ける。僕がこの人どうかなぁと思っている人を見ると、横やりが入った。
「おれぁ残んねぇよ?」
「おい! きさまぁ!」
残らないと言ったのは、ナイフ使いのカズトさん。スキンヘッドのダンさんがその物言いにまた目くじらを立てている。
別にいいよ。僕がお願いしようとしているのは別の人だから。
「ダンさん。残って貰えますか?」
目を見開いて僕の目を見つめる。自分に指を指した。「オレっすか?」といっているけど、それに対しては頷いた。
「オレがいなくて大丈夫っすか?」
「はっ! めでたい頭だねぇ。何をどう考えたら、あんたがいないとHRTが回らねぇの? 回るから残していくんだっつの。いなくてもいい人なんだよぉ」
カズトさんが心無いことをいう。僕は決してそんなことを思ってはいない。むしろ、ここは重要だと思うから信頼できる人に任せようとしているんだ。
「そんなことないよ。僕は、この小学校の拠点は、周りの人が生き残るのに必要な場所だと思うんだよね。だから、信頼できるダンさんに残って欲しいって思っていたんだ。ダメかな?」
ダンさんは腕を組んだまま目を瞑り、一筋の涙を流していた。
「うぅぅ。そんなに、オレのことを信用してくれているなんて……感動です」
ガタイもいいし、戦えるし頼りになると思うんだよね。あと、連れて行きたい人もいるんだけど、どうかなぁ。
「あと、ゲーマーの彼氏さん」
「自分、ウルトっていいます。あっ、なんかキラキラネームだということはわかっているので、触れないでください」
手を出して僕の言葉を遮っている。別にいい名前だと思うけどなぁ。ウルトなんてカッコいいのに。
カロリーメイトのチョコ味を頬張りながら話をどうぞと手で促された。
「ウルトさん、僕達とついてきてくれませんか? 彼女さんもいると思いますけど……」
「やっぱり……強い人だけ、安全な場所へ行くんだ……」
小学生の高学年くらいの少女が小声で不満を口にした。
確かに、そういう考え方もあるかもしれない。でも、ここは重要な拠点だと思っているから強化したと思う。だから人を残していこうと思ったんだから。
カズトさんが睨んでいるけど、手で制する。
「たしかにね。そういう意見もあるかもしれない。でも、僕は真剣にここが重要拠点になると考えているよ。考えがあるんだ。まず、一階を食事処とか人が集まる場所にするんだ。そうすることで守りにもなる」
「ウチらは、どうすればいいの?」
少女が切実に質問を口にした。
「二階と三階を居住区にして、それぞれの教室を部屋のように使えばプライベートは守られると思う。どうかな?」
「凄い広い部屋。でも、本当にここにいて大丈夫なのかな……?」
少女は少し目を輝かせた。不安でいっぱいなんだもんな。ここを見捨てて先に行くと思われたのかもしれない。
「大丈夫だよ。ここは、君達が生きる為に守って見せるよ」
少女は、不審がりながらも頷いた。
なんだか、アカリさんからの視線が強い気がする。何したんだろう?
他の人たちにも視線を巡らせながら、口を開く。
「裏口の鍵が壊れていたから、頑丈なバリケード作っておくから。敵は正面からしか入ってこないようにしておくからね。そうすれば、HRTの人たちが倒してくれるから」
その言葉に少女は納得してくれたように、頷いた。
「あのー。言いにくいんですけど。私、スキルに目覚めたみたいなんです。スキルが料理だったので、ここで料理を作って。戦えないけど、ここを支えていけたらいいなぁって思ってます」
その答えにはウルトさんも目を見開いて固まっている。まさか、自分は残るなんて言わないと思ったのかもしれない。
彼女の想いを聞いてあげたいなぁ。
「わかったよ。サヤカはいいだしたら聞かないからなぁ。わかった。自分は、この人たちとこの国を救うために動くよ」
なんだか話がまとまったようでよかった。HRTからはダンさん。もう一人くらいいてもいいかなって思うけど……。
「アキト。残って貰っていいか? ダンとなら相性いいだろ?」
ショウくんが指示を出してくれた。昔からの相性とかはショウくんの方がわかっているから、意見を出してくれて助かったよ。
「いいですよ。ただ、中二病要素が必要だったら、連絡くださいよ?」
そう言って、アキトはニヤリと笑いサムズアップした。
別に、アキトさんはそれだけじゃなく、戦いもスピードを生かした戦いだそうで、パワー系のダンさんと非常にいい相性なんだとか。
「おう。頼んだぞ」
「うーっす」
ここにあまり長居はできない。人が多いということは、それだけ食料が必要だということだからだ。コンビニ青年とも話をつけたし、心配事はないと思う。
だから、もう前へ進もう。
「僕達は、進もうと思います」
「行っちゃうんですか⁉」
先生が驚いたように声を上げる。
「僕達、国会議事堂で日本の拠点を作れたらいいなと思っているんです」
「スケールが大きいですね」
「はい。そうでないと、この国を救えませんから」
「頑張ってくださいね」
「はい。必ず、日本を救います」
そんなやり取りをしていると、アカリさんがなぜか不機嫌で。どす黒いオーラを出していた。
「さ、さぁ、行きましょう?」
声をかけたが、アカリさんはムッとしている様子で何も言わなかった。
疑問に思いながらも、皆に見送られながら外へ出た。
僕たちは、小学校を後にする。次こそ目指すのは日本を取り戻すための国会議事堂だ。
食料をもって戻ると、みんなから歓声が上がった。お腹が空いていたみたいだね。そりゃそうだよね。昨日の夜から何も食べてないんだから。
ここにはHRTを含めると二十人ほどの人がいる。僕たちは出ていくからいいけど、ここに残る人は物資の調達が生き残りの鍵になる。
先にみんなへ食料を配ることにした。おにぎり、パン、お惣菜。色々と持ってきたけど、それぞれ好きな物を持っていった。僕はコーラが飲みたくてもらっていた。
「ゴクッゴクッゴクッ……プハァァ! あぁぁ美味しい」
「いい飲みっぷりっすね! ガイさん!」
「僕、コーラ好きなんだよねぇ」
もう一口飲むとゲップをしてしまった。そんな僕を微笑ましそうに見ながらパンを食べるショウくん。それだけで足りるとは思えない。僕もコーラだけでは足りないけど、水分と糖分は摂取できたからよしとしよう。
「食べながら話し合いましょっか。ガイさん、お願いします」
ショウくんが頭を下げて僕に話をさせようとしている。こういうの苦手なんだけどなぁ。ちょっと恥ずかしくなり、頬を掻きながらみんなへと視線を巡らせた。
「みなさん、食べながら聞いてください」
教室は食材の匂いが充満していた。空腹の成果、話しながらも自分のお腹が鳴らないかとビクビクしてしまう。
「ボクたちは、ここを出てから駅の方面へ歩き、五百メートルくらい歩いたところにあるコンビニへ行ってみました」
「モンスターはでたんですか?」
避難してきたであろう眼鏡をかけた細身の男性から質問された。
「襲われました。ただ、僕達HRTはモンスターに屈しませんので、大丈夫です」
「おぉ」
男性は歓声を上げる。笑顔で頷いているところを見ると、僕達の戦力に感心しているみたいだ。
「これからのここの運営なんですが、そのコンビニにいた青年グループと取引をして、物資を取得できることになりました」
「取りに行くということでしょうか?」
手を上げたのは、先生と思われる最初にいた女性。
「そうです。外に出る人員は……」
一応考えていることはあるけど、ショウくんへ視線を巡らせる。僕の考えを汲んでくれているみたいで、頷いてくれた。もう、僕がどうしようとしているかがわかっているみたい。
「HRTのなかから選抜します」
後ろに控えていた面々へ視線を向ける。僕がこの人どうかなぁと思っている人を見ると、横やりが入った。
「おれぁ残んねぇよ?」
「おい! きさまぁ!」
残らないと言ったのは、ナイフ使いのカズトさん。スキンヘッドのダンさんがその物言いにまた目くじらを立てている。
別にいいよ。僕がお願いしようとしているのは別の人だから。
「ダンさん。残って貰えますか?」
目を見開いて僕の目を見つめる。自分に指を指した。「オレっすか?」といっているけど、それに対しては頷いた。
「オレがいなくて大丈夫っすか?」
「はっ! めでたい頭だねぇ。何をどう考えたら、あんたがいないとHRTが回らねぇの? 回るから残していくんだっつの。いなくてもいい人なんだよぉ」
カズトさんが心無いことをいう。僕は決してそんなことを思ってはいない。むしろ、ここは重要だと思うから信頼できる人に任せようとしているんだ。
「そんなことないよ。僕は、この小学校の拠点は、周りの人が生き残るのに必要な場所だと思うんだよね。だから、信頼できるダンさんに残って欲しいって思っていたんだ。ダメかな?」
ダンさんは腕を組んだまま目を瞑り、一筋の涙を流していた。
「うぅぅ。そんなに、オレのことを信用してくれているなんて……感動です」
ガタイもいいし、戦えるし頼りになると思うんだよね。あと、連れて行きたい人もいるんだけど、どうかなぁ。
「あと、ゲーマーの彼氏さん」
「自分、ウルトっていいます。あっ、なんかキラキラネームだということはわかっているので、触れないでください」
手を出して僕の言葉を遮っている。別にいい名前だと思うけどなぁ。ウルトなんてカッコいいのに。
カロリーメイトのチョコ味を頬張りながら話をどうぞと手で促された。
「ウルトさん、僕達とついてきてくれませんか? 彼女さんもいると思いますけど……」
「やっぱり……強い人だけ、安全な場所へ行くんだ……」
小学生の高学年くらいの少女が小声で不満を口にした。
確かに、そういう考え方もあるかもしれない。でも、ここは重要な拠点だと思っているから強化したと思う。だから人を残していこうと思ったんだから。
カズトさんが睨んでいるけど、手で制する。
「たしかにね。そういう意見もあるかもしれない。でも、僕は真剣にここが重要拠点になると考えているよ。考えがあるんだ。まず、一階を食事処とか人が集まる場所にするんだ。そうすることで守りにもなる」
「ウチらは、どうすればいいの?」
少女が切実に質問を口にした。
「二階と三階を居住区にして、それぞれの教室を部屋のように使えばプライベートは守られると思う。どうかな?」
「凄い広い部屋。でも、本当にここにいて大丈夫なのかな……?」
少女は少し目を輝かせた。不安でいっぱいなんだもんな。ここを見捨てて先に行くと思われたのかもしれない。
「大丈夫だよ。ここは、君達が生きる為に守って見せるよ」
少女は、不審がりながらも頷いた。
なんだか、アカリさんからの視線が強い気がする。何したんだろう?
他の人たちにも視線を巡らせながら、口を開く。
「裏口の鍵が壊れていたから、頑丈なバリケード作っておくから。敵は正面からしか入ってこないようにしておくからね。そうすれば、HRTの人たちが倒してくれるから」
その言葉に少女は納得してくれたように、頷いた。
「あのー。言いにくいんですけど。私、スキルに目覚めたみたいなんです。スキルが料理だったので、ここで料理を作って。戦えないけど、ここを支えていけたらいいなぁって思ってます」
その答えにはウルトさんも目を見開いて固まっている。まさか、自分は残るなんて言わないと思ったのかもしれない。
彼女の想いを聞いてあげたいなぁ。
「わかったよ。サヤカはいいだしたら聞かないからなぁ。わかった。自分は、この人たちとこの国を救うために動くよ」
なんだか話がまとまったようでよかった。HRTからはダンさん。もう一人くらいいてもいいかなって思うけど……。
「アキト。残って貰っていいか? ダンとなら相性いいだろ?」
ショウくんが指示を出してくれた。昔からの相性とかはショウくんの方がわかっているから、意見を出してくれて助かったよ。
「いいですよ。ただ、中二病要素が必要だったら、連絡くださいよ?」
そう言って、アキトはニヤリと笑いサムズアップした。
別に、アキトさんはそれだけじゃなく、戦いもスピードを生かした戦いだそうで、パワー系のダンさんと非常にいい相性なんだとか。
「おう。頼んだぞ」
「うーっす」
ここにあまり長居はできない。人が多いということは、それだけ食料が必要だということだからだ。コンビニ青年とも話をつけたし、心配事はないと思う。
だから、もう前へ進もう。
「僕達は、進もうと思います」
「行っちゃうんですか⁉」
先生が驚いたように声を上げる。
「僕達、国会議事堂で日本の拠点を作れたらいいなと思っているんです」
「スケールが大きいですね」
「はい。そうでないと、この国を救えませんから」
「頑張ってくださいね」
「はい。必ず、日本を救います」
そんなやり取りをしていると、アカリさんがなぜか不機嫌で。どす黒いオーラを出していた。
「さ、さぁ、行きましょう?」
声をかけたが、アカリさんはムッとしている様子で何も言わなかった。
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