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84.友を取り戻す
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僕たちが、誰も学院には通さない。襲撃してきた三人組と睨み合っていると、真ん中の男は笑みを浮かべてこちらを指さした。
「俺が相手を──」
「──すまん。俺にやらしてくれねぇか?」
デームくんが名乗り出た。まさか自分で僕たちに立ち向かってくるとは。
「ほう? お前が引導を渡すのか?」
「あぁ。俺にやらせてくれ」
「しょうがねぇ。じゃあ、見ていてやる」
その真ん中の男は、偉そうにそう言い放つと後ろへと下がった。前へと出てきたデームくん。僕にはよくわからない。何がしたいのか。戻って来たくないの?
「デームくん? どういうこと?」
「うるせぇ! 俺が引導を渡すんだ!」
「言っても聞いてくれないみたいだね。仕方ない」
「リオン! 本気でこい!」
デームくんは剣を構えて飛びかかってきた。
それを呼び寄せた竜斬丸で受け止める。
僕が刀で受け止めたことで、火花が飛び散る。
金属同士の擦れ合う音がする。
デームくんは本気なのだろう。
手加減をする気はないが、力不足は否めない。
刀を振り払ってデームくんを吹き飛ばす。
「くっ! 俺がどうあがいても追いつけねぇってのか! ヘルフレイム!」
今度はオレンジの炎を放ってきた。
この程度の炎はカーラさんで慣れている。
魔力を乗せた斬撃で吹き飛ばす。
「くっそがぁぁぁ! ふざけんなよ! 何のために組織へ入ったと思ってる!」
デームくんは再び魔法を放ってきた。
今度は先ほどよりも魔力をのせている。
「これで終わりだ! くらえ! フレイムストームキャノン!」
こちらへ向かって炎の竜巻が向かってくる。
こんな魔法、以前は使えなかったと思う。
努力していたんだね。デームくん。
同じ学院で高めあえたら楽しい学院生活になっただろうに。
どうしてそっちの組織について行ってしまったの?
そんな奴ら、蹴散らしちゃえばよかったのに。
「ドラゴニックキャノン」
僕は手をかざし、自分の放てる低威力の魔法をぶつける。それだけで、デームくんの放った炎の渦を一気に消し去った。
デームくん。そんなんじゃ僕には届かないよ。その組織に入ったことは本当に正解だったの? 家族は本当に幸せに過ごせているの?
そんなことして稼いだお金で。それを喜んで家族が使っているの? デームくんがそんな悲痛な顔をして稼いだお金だって知っているのかな?
僕が紹介された警備の仕事をしていたデームくんの方がイキイキとした顔をしていたと思うんだけど? 今の顔を家族が見たらどう思うと思う?
ねぇ、デームくん。それでいいの?
「デームくん。なんでそんなに辛そうなの?」
「うるせぇ! 俺は辛くねぇ!」
デームくんは悲痛な顔を浮かべながら腕を振り払って、僕の言葉をなんとか跳ね除けようとしている。そんなことしたって無駄だよ。
「デームくん。もうおしまいにしよう? 戻っておいでよ?」
「うるせぇ! 今さら戻れるかよ! 戻れるわけねぇだろ! 家族には大金が入ってる! だから良いんだよ!」
そういいながら、顔を辛そうだ。
そこで、僕が休み中にしていたことを話そうと思う。
「デームくん。僕ね。家族の元へ行ってきたよ?」
「はっ? 何しに行ったんだよ!?」
「何も言っていないよ。ただ、デームくんの友達で、お世話になっているから家族にお礼を言いたくて来たっていったんだ」
「ふざけんな!」
「僕を丁重にもてなしてくれたよ。そしてね、何も出せなくてごめんねって言われた。僕は気にしないでくださいって言ったんだ」
「なんでだ? 家族が暮らせるのに十分な金は送ってる! 客にも何か出すぐらいの余裕はあるはずだ!」
「お母さん、なんていったと思う?」
「聞きたくねぇ」
「お母さんね、デームは何かよからぬことをしていると思う。だから、返すために送られたお金は使っていない。取ってあると言っていたよ」
それを伝えた瞬間、辛そうにしていた顔は歪み、目からは溢れる物があった。
「嘘だ! 家族は裕福に暮らしているはずだ! だって! 俺は十分な金を送ってたのに!」
「さすがは、お母さんだね。見抜いていたみたいだ」
「だって、兄弟の食費はどうしてるっていうんだ!」
「自分の働いたお金でなんとかまかなっているって言ってたよ」
「くっそぉ! ふざけんなクソババァ! せっかく送ってやってんのに使わねぇなんて! 何考えてやがる!」
剣を地面へと叩きつけ始めたデームくん。
目からは涙を流しながら悔しそうに地面を殴りつけている。
血が滲むのもかまわずに。
「ふざけんなよ! くそがぁぁ!」
殴りつけている手を受け止め。
僕はデームくんを見つめた。
「デームくんさ、もう終わりにしようって。戻っておいでよ?」
「俺はもうもどれねぇ。後には引けねぇんだ」
「そんなことないよ。僕がどうにかする。その組織も潰してあげる。戻っておいでよ?」
「リオン。俺はもう……」
「僕はさ、ずっと探していたし、戻ってきてほしいと思っていた。最初、人外魔境という組織にいると聞いた時、生きていてよかったと思ったんだ。もう一度、学院で一緒に授業を受けようよ」
「くっ。こんな俺を受け入れてくれるのか?」
「当たり前だよ」
僕はデームくんの目を見て、戻ってきてくれると確信した。学院長は僕が説得するし、担任も良しと言うだろう。何も問題なく元に戻れる。
バイトだって、まだデームくんの席は空いている。一緒にまた頑張って警備しようじゃないか。そうだよ。あの頃のようにやろうよ。
そんな思いを巡らせていた僕は油断していたようだ。
「リオンッ!」
突如、突き飛ばされた。
振り返った先のデームくんの胸からは薄い緑色の剣身が生えていた。
「デームくんっ!」
僕の目の前は赤に染まった。
「俺が相手を──」
「──すまん。俺にやらしてくれねぇか?」
デームくんが名乗り出た。まさか自分で僕たちに立ち向かってくるとは。
「ほう? お前が引導を渡すのか?」
「あぁ。俺にやらせてくれ」
「しょうがねぇ。じゃあ、見ていてやる」
その真ん中の男は、偉そうにそう言い放つと後ろへと下がった。前へと出てきたデームくん。僕にはよくわからない。何がしたいのか。戻って来たくないの?
「デームくん? どういうこと?」
「うるせぇ! 俺が引導を渡すんだ!」
「言っても聞いてくれないみたいだね。仕方ない」
「リオン! 本気でこい!」
デームくんは剣を構えて飛びかかってきた。
それを呼び寄せた竜斬丸で受け止める。
僕が刀で受け止めたことで、火花が飛び散る。
金属同士の擦れ合う音がする。
デームくんは本気なのだろう。
手加減をする気はないが、力不足は否めない。
刀を振り払ってデームくんを吹き飛ばす。
「くっ! 俺がどうあがいても追いつけねぇってのか! ヘルフレイム!」
今度はオレンジの炎を放ってきた。
この程度の炎はカーラさんで慣れている。
魔力を乗せた斬撃で吹き飛ばす。
「くっそがぁぁぁ! ふざけんなよ! 何のために組織へ入ったと思ってる!」
デームくんは再び魔法を放ってきた。
今度は先ほどよりも魔力をのせている。
「これで終わりだ! くらえ! フレイムストームキャノン!」
こちらへ向かって炎の竜巻が向かってくる。
こんな魔法、以前は使えなかったと思う。
努力していたんだね。デームくん。
同じ学院で高めあえたら楽しい学院生活になっただろうに。
どうしてそっちの組織について行ってしまったの?
そんな奴ら、蹴散らしちゃえばよかったのに。
「ドラゴニックキャノン」
僕は手をかざし、自分の放てる低威力の魔法をぶつける。それだけで、デームくんの放った炎の渦を一気に消し去った。
デームくん。そんなんじゃ僕には届かないよ。その組織に入ったことは本当に正解だったの? 家族は本当に幸せに過ごせているの?
そんなことして稼いだお金で。それを喜んで家族が使っているの? デームくんがそんな悲痛な顔をして稼いだお金だって知っているのかな?
僕が紹介された警備の仕事をしていたデームくんの方がイキイキとした顔をしていたと思うんだけど? 今の顔を家族が見たらどう思うと思う?
ねぇ、デームくん。それでいいの?
「デームくん。なんでそんなに辛そうなの?」
「うるせぇ! 俺は辛くねぇ!」
デームくんは悲痛な顔を浮かべながら腕を振り払って、僕の言葉をなんとか跳ね除けようとしている。そんなことしたって無駄だよ。
「デームくん。もうおしまいにしよう? 戻っておいでよ?」
「うるせぇ! 今さら戻れるかよ! 戻れるわけねぇだろ! 家族には大金が入ってる! だから良いんだよ!」
そういいながら、顔を辛そうだ。
そこで、僕が休み中にしていたことを話そうと思う。
「デームくん。僕ね。家族の元へ行ってきたよ?」
「はっ? 何しに行ったんだよ!?」
「何も言っていないよ。ただ、デームくんの友達で、お世話になっているから家族にお礼を言いたくて来たっていったんだ」
「ふざけんな!」
「僕を丁重にもてなしてくれたよ。そしてね、何も出せなくてごめんねって言われた。僕は気にしないでくださいって言ったんだ」
「なんでだ? 家族が暮らせるのに十分な金は送ってる! 客にも何か出すぐらいの余裕はあるはずだ!」
「お母さん、なんていったと思う?」
「聞きたくねぇ」
「お母さんね、デームは何かよからぬことをしていると思う。だから、返すために送られたお金は使っていない。取ってあると言っていたよ」
それを伝えた瞬間、辛そうにしていた顔は歪み、目からは溢れる物があった。
「嘘だ! 家族は裕福に暮らしているはずだ! だって! 俺は十分な金を送ってたのに!」
「さすがは、お母さんだね。見抜いていたみたいだ」
「だって、兄弟の食費はどうしてるっていうんだ!」
「自分の働いたお金でなんとかまかなっているって言ってたよ」
「くっそぉ! ふざけんなクソババァ! せっかく送ってやってんのに使わねぇなんて! 何考えてやがる!」
剣を地面へと叩きつけ始めたデームくん。
目からは涙を流しながら悔しそうに地面を殴りつけている。
血が滲むのもかまわずに。
「ふざけんなよ! くそがぁぁ!」
殴りつけている手を受け止め。
僕はデームくんを見つめた。
「デームくんさ、もう終わりにしようって。戻っておいでよ?」
「俺はもうもどれねぇ。後には引けねぇんだ」
「そんなことないよ。僕がどうにかする。その組織も潰してあげる。戻っておいでよ?」
「リオン。俺はもう……」
「僕はさ、ずっと探していたし、戻ってきてほしいと思っていた。最初、人外魔境という組織にいると聞いた時、生きていてよかったと思ったんだ。もう一度、学院で一緒に授業を受けようよ」
「くっ。こんな俺を受け入れてくれるのか?」
「当たり前だよ」
僕はデームくんの目を見て、戻ってきてくれると確信した。学院長は僕が説得するし、担任も良しと言うだろう。何も問題なく元に戻れる。
バイトだって、まだデームくんの席は空いている。一緒にまた頑張って警備しようじゃないか。そうだよ。あの頃のようにやろうよ。
そんな思いを巡らせていた僕は油断していたようだ。
「リオンッ!」
突如、突き飛ばされた。
振り返った先のデームくんの胸からは薄い緑色の剣身が生えていた。
「デームくんっ!」
僕の目の前は赤に染まった。
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